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《地元秘話》横綱昇進の“怪物”大の里は唯一無二の愛されキャラ「トイレにひとりで行けないくらい怖がり」「友達も多くてニコニコしてかわいい子だったわ」

新横綱・大の里(時事通信フォト))

新横綱・大の里(時事通信フォト)

 2場所連続優勝を果たした大の里(24)が、横綱に昇進。8年ぶりの日本出身横綱の誕生に、角界はもちろん、故郷の人々も沸いている。大の里が育った石川県河北郡津幡町で女性セブンプラスが取材をする中で見えてきたのは、彼の“愛されっぷり”だった──。

 大の里の本名は、中村泰輝。身長192センチ、体重191キロという体躯と圧倒的な強さで“怪物”の異名で呼ばれるが、地元の人々からすると、彼は今でもかわいい「泰ちゃん」だ。地元住民が、子ども時代の大の里について回想する。

「みんなが『泰ちゃん、泰ちゃん』と呼んでね。小学校の友達も多くて、『おばちゃん』と気さくに声をかけてくれたりして、かわいい子だったわね。

 地元のお祭りで、山車を一番前で一生懸命に引っ張っていた姿が、今でも印象に残っていますね。小学生の頃から同級生よりも体が一回り大きくて、ニコニコしていてかわいかったわ」(地元住民)

 子どもの頃は、野球選手に憧れていたようだ。別の地元住民は、“父の里”として話題の父・中村知幸さんと大の里の微笑ましいエピソードを明かす。

「子どものころは野球をやりたかったみたいで、家の前でキャッチボールしていましたよ。

小さいときからよく食べるから、息子に相撲をやらせたいお父さんが『お相撲さんにならないんだったら、飯を食うな!』と言ったっていう笑い話を聞きました。それで本人をどんどんその気にさせて、相撲の方向に進めていったんだろうね(笑)」

 飛び抜けて体の大きな子どもだったが、人一倍、怖がりな性格だった。幼少期の臆病さを知っている近隣住民としては、“怪物”への成長を少々意外に感じているようだ。

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