いよいよ表舞台に再登場(写真は2021年6月)
「2018年、山口さんが未成年に飲酒をさせた上でわいせつな行為をしたことが明らかになりTOKIOから脱退。2021年にはヴォーカルを務めていた長瀬さんが『裏方として新しい仕事に携わっていく』とジャニーズ事務所を離れました。同年に残った3人で株式会社TOKIO設立を発表しましたが、音楽活動は休止状態となりました」
TOKIOにとって大切な「音楽活動」で…
しかしTOKIOにとって音楽活動は特別なものだった。当時旧ジャニーズ事務所内では珍しいバンド編成のグループで、1994年から2017年まで24年連続で紅白歌合戦への出場も果たしている。
音楽への思い入れが強いこともあってか、2011年の紅白歌合戦のリハーサルで、TOKIOの“テレビでは見せない顔”が目撃されていた。当時リハーサルを取材していたメディア関係者がこう振り返る。
「紅白のリハーサルに姿を現わしたTOKIOの5人は、テレビで見せる表情とは違って笑顔は少なく、どちらかというと不愛想な感じでした。気に入らないことがあったのか、山口さんは明らかに険しい顔で、歩きながら舌打ちしてしゃがみこんでしまうこともあった」
その後、山口が舞台袖に消えた後、現場が騒然としたという。