“ザ”がつくような陽キャラだったという
同級生の証言「“萌え系”アニメをバカに…」
「私たちの学校は中高一貫の男子校でした。自分で言うのもなんですが、神奈川県内でもなかなかの名門進学校です。小瀬村は当時から『こせ』とニックネームで呼ばれていました。
けっこう“お坊ちゃん”も多くて教育熱心な親が多い学校でしたが、彼の親は共働きでそれほど厳しくなさそうでした。根っからのサッカー少年で、口を開けばサッカーのことばかり。マンガを読むとしても『キャプテン翼』とか『アイシールド21』とかで、スポーツマンタイプ。 “ザ”がつくような陽キャラで、集合写真では必ず真ん中に写りたがっていた姿が印象に残っています。27歳の頃には結婚もして、順風満帆な人生を送っているなと思っていたのですが……」
6年間、部活動に勤しむ“サッカー少年”だったという小瀬村容疑者。児童の盗撮という犯行からは連想しがたい一面もあった。
「当時、『魔法先生ネギま!』や『ラブひな』が流行っていたんですけど、小瀬村はそういうちょっと“萌え系”のアニメを観ている、“オタクタイプ”を下に見ていたというか……。『カードキャプターさくら』を観ていた同級生に、『アニメなんか観てたら犯罪者になるぞ〜』なんて笑って酷い揶揄を飛ばしていたこともありました。
男子校なので、保健体育の授業中にちょっとふざけたりすることもあったんですけど、あいつは全くそういう話題には興味なさそうでした。下ネタNGというか、そういうのに若干潔癖っぽい感じさえあった。中高では彼女もいなかったんじゃないかな……。だから『いつからそういうのに興味をもつようになったんだろう』って、同級生はみんな思っているはずです。まあでも、実は隠していただけで当時からそういう“趣味”をもっていたのかもしれませんね……」
幼い子どもに対する異様な興味は、いつから芽生えたのか──。警察は、同様の手口で犯行に関与している教員がいないかどうかも含め、捜査を続けている。
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