スポーツ

米田哲也氏が振り返るバブル期の「スナック経営」 缶チューハイ万引きの困窮につながったとの報道に対し「儲かってましたよ。小遣いを100万抜いても潰れなかった」と反応

米田氏は1985年に阪神の一軍投手コーチに就任し、同年の日本一に貢献している

米田氏は1985年に阪神の一軍投手コーチに就任し、同年の日本一に貢献している

 歴代2位のプロ通算350勝など、投手として数々の大記録を持つ米田哲也氏(87)。今年3月に兵庫県尼崎市のスーパーで「缶チューハイ2本」を万引きした事件は衝撃をもって報じられた。その米田氏が、事件後初めてとなる取材に応じた。

 往年の名投手が起こした「缶チューハイ2本の万引き事件」は新聞やテレビ、週刊誌、ネットニュースなどで大きく報じられた。「家賃5万円のアパートの家賃を約10年滞納している」「万引きは今年になって3回目」「バブル時にスナック経営を失敗した」といった様々な記事が世間を賑わせた。

 一方で、米田氏本人が事件について語ることはこれまでなかったが、本誌・週刊ポストの取材に応じると、米田氏は「世間を騒がせて申し訳ないと思っている」としたうえで、「捕まったのは事実。ただ、こんなにあることないことを書かれるとは想像もしなかった」と話すのだった。

 取材のなかで米田氏は、家賃の滞納など報じられた内容を認めた点もあったが、「バブル時のスナック経営の失敗については、首を縦に振らなかった。

 米田氏は1977年の引退後、スポーツ紙や在阪放送局の解説者を務める傍ら、西宮市内でスナック「セナ350」を経営していた。その経営の失敗が現在の困窮にもつながったとの報道については、「そんな昔のことを……」と口にして、こう続けた。

「西宮のあの店(セナ350)は儲かってましたよ。失敗なんてみんなウソ。小遣いを月に100万円抜いていても(店は)潰れなかった」

関連記事

トピックス

ヴィクトリア皇太子と夫のダニエル王子を招かれた天皇皇后両陛下(2025年10月14日、時事通信フォト)
「同じシルバーのお召し物が素敵」皇后雅子さま、夕食会ファッションは“クール”で洗練されたセットアップコーデ
NEWSポストセブン
高校時代の青木被告(集合写真)
【長野立てこもり殺人事件判決】「絞首刑になるのは長く辛く苦しいので、そういう死に方は嫌だ」死刑を言い渡された犯人が逮捕前に語っていた極刑への思い
NEWSポストセブン
ラブホテルから出てくる小川晶・市長(左)とX氏
【前橋市・小川晶市長に問われる“市長の資質”】「高級外車のドアを既婚部下に開けさせ、後部座席に乗り込みラブホへ」証拠動画で浮かび上がった“釈明会見の矛盾”
週刊ポスト
米倉涼子を追い詰めたのはだれか(時事通信フォト)
《米倉涼子マトリガサ入れ報道の深層》ダンサー恋人だけではない「モラハラ疑惑」「覚醒剤で逮捕」「隠し子」…男性のトラブルに巻き込まれるパターンが多いその人生
週刊ポスト
問題は小川晶・市長に政治家としての資質が問われていること(時事通信フォト)
「ズバリ、彼女の魅力は顔だよ」前橋市・小川晶市長、“ラブホ通い”発覚後も熱烈支援者からは擁護の声、支援団体幹部「彼女を信じているよ」
週刊ポスト
新聞・テレビにとってなぜ「高市政権ができない」ほうが有り難いのか(時事通信フォト)
《自民党総裁選の予測も大外れ》解散風を煽り「自民苦戦」を書き立てる新聞・テレビから透けて見える“高市政権では政権中枢に食い込めない”メディアの事情
週刊ポスト
ソフトバンクの佐藤直樹(時事通信フォト)
【独自】ソフトバンクドラ1佐藤直樹が婚約者への顔面殴打で警察沙汰 女性は「殺されるかと思った」リーグ優勝に貢献した“鷹のスピードスター”が男女トラブル 双方被害届の泥沼
NEWSポストセブン
出廷した水原一平被告(共同通信フォト)
《水原一平を待ち続ける》最愛の妻・Aさんが“引っ越し”、夫婦で住んでいた「プール付きマンション」を解約…「一平さんしか家族がいない」明かされていた一途な思い
NEWSポストセブン
公務に臨まれるたびに、そのファッションが注目を集める秋篠宮家の次女・佳子さま(共同通信社)
「スタイリストはいないの?」秋篠宮家・佳子さまがお召しになった“クッキリ服”に賛否、世界各地のSNSやウェブサイトで反響広まる
NEWSポストセブン
司組長が到着した。傘をさすのは竹内照明・弘道会会長だ
「110年の山口組の歴史に汚点を残すのでは…」山口組・司忍組長、竹内照明若頭が狙う“総本部奪還作戦”【警察は「壊滅まで解除はない」と強硬姿勢】
NEWSポストセブン
「第72回日本伝統工芸展京都展」を視察された秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年10月10日、撮影/JMPA)
《京都ではんなりファッション》佳子さま、シンプルなアイボリーのセットアップに華やかさをプラス 和柄のスカーフは室町時代から続く京都の老舗ブランド
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 電撃解散なら「高市自民240議席の激勝」ほか
「週刊ポスト」本日発売! 電撃解散なら「高市自民240議席の激勝」ほか
NEWSポストセブン