ラブホテルから出てくる小川晶・市長(左)とX氏
小川晶・前橋市長(42)のラブホ通い騒動が今も波紋を広げている。部下である市幹部の既婚男性X氏と10回以上のラブホ通いを認めながら、「男女の関係はない」と釈明を繰り返した小川市長。そうした姿勢の彼女を擁護する声が出始める一方、取材班が入手した“証拠動画”の存在により、釈明内容の一部に疑義が呈される事態も生じている――。【前後編の後編。前編から読む】
「男女の関係が一切なかった」という釈明の真偽もそうだが、たとえば報道を受けての9月24日夜の会見で、報道のなかに「違う」という点はあるかと問われた小川市長は、こう答えている。
「私がたとえば公用車から降りる時に、メガネやマスクをしていたということについては違います。駐車場から職員の車に乗り込む時に職員がドアを開けて、私が乗り込んだというのも違う」
改めて取材班が掴んだ小川市長のラブホ通いについて振り返っておくと、取材で確認できたのは、今年7月から9月にかけて、平日夜や週末日中に10回以上、市幹部の既婚男性X氏と前橋市内のラブホテルに通う姿だった。
9月中旬、ホテルを出て車に乗り込んだ2人を取材班は直撃取材した。その場では運転席のX氏が窓を開けて応じるだけで、小川市長は後部座席に突っ伏したまま。後日、メールで2人に質問を送ると、それぞれから「男女としての一線は越えていない」「人目を避けて仕事に関する相談や打ち合わせをしていた」との釈明があったのだ。
記事では、当日の様子を詳しく報じた。
市役所でいったん公用車に乗った小川市長は、およそ500メートル進んだだけのところにあった薄暗い路地で車を降りており、〈メガネやマスクなどを身につけ、乗車時の雰囲気と変わっていた〉(9月24日配信、NEWSポストセブン記事より、以下〈〉内は同)。その後は市営の立体駐車場でX氏の高級外車に乗り込んだ。