バックで駐車する広末(2023年12月撮影)
「撮影は“一時中断”といった状況のままです。広末さんサイドとも話し合いは進めていますが、続投か降板か結論が出ていない。撮影途中だったため、続投となれば広末さんの復帰を待たなければならない。降板となると、代役探しから始まり、大幅な撮り直しに伴う費用負担などを含めて、違約金についても話す必要がでてくる。
実は、この作品は『日本骨髄バンク』のほか、さまざまな方々の協力や支援があって撮影が進んでいたため、簡単に“お蔵入り”にすることができないといった事情があります。これらのことから、関係者の間でも、『早く広末の代役を決めて撮り直すべきでは』という声が強いのも事実です。
困惑している共演者の事務所からも『作品はどうなるのか』と聞かれていますが、何も答えられない状況が続いているのです」
日本骨髄バンクに話を聞くと、「我々はお応えする立場にはないのですが」と前置きした上で、こう回答した。
「映画に協力する形になっていたのは事実です。金銭的な協力ではなく、脚本などの事実関係の確認などでお手伝いするといったものです。“日本骨髄バンク”とクレジットが出る形での協力ではないと認識しています」(広報担当)
今後の映画への協力については明確な回答を得られなかった。制作現場の混乱は続く──。