解散を発表したTOKIO(HPより)
6月20日、国分太一(50)にコンプライアンス違反があったとして、無期限活動休止が発表され、同25日をもって国民的グループTOKIOが解散した。多くのファンが悲しむ中、その動向に熱い視線が注がれている場所がある。2021年に福島県庁内に設置された、その名も「TOKIO課」だ。
TOKIOとの固い絆
TOKIOといえば、テレビ番組の企画で福島県内につくった「DASH村」を通じ、2000年から農業に取り組んでいた。県との関わりの深さについて芸能関係者が語る。
「東日本大震災の後、TOKIOのメンバーは深刻な風評被害に苦しむ福島県を応援するため、県産の農産物をPRなどを積極的に行ってきました。彼らが真摯に農産物の美味しさや安全性を自身の言葉で伝える姿は、多くの人々の心を打ち、復興への大きな力となったのです。
その絆として、2021年4月、城島さん、国分さん、松岡さんの3人で設立された『株式会社TOKIO』との連携を強化すべく、業務の窓口として福島県庁企画調整課内に『TOKIO課』を設置しました」
今回、グループ解散という大きな節目を迎え、「TOKIO課」は今、どうなっているのだろうか──。福島県庁の担当者に現在の状況を尋ねると、意外な答えが返ってきた。