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《明日死ぬなら山ほど入れる》ラーメン二郎の全店舗を“3周”した新チトセ氏、ニンニクとの付き合い方を激白「欲求には抗えない…」

ラーメン二郎・全45店舗を3周達成した新チトセさん

ラーメン二郎・全45店舗を3周達成した新チトセさん

〈ラーメン二郎 全45店舗を3周達成しました(祝)〉──北は北海道、南は福岡県まで、全国各地に45店舗を出店している「ラーメン二郎」。提供前に「ニンニク入れますか?」と聞かれ、客が「ヤサイ、ニンニク、アブラ、カラメ」などと呪文のようなコールでトッピングを伝えるのが特徴的なラーメン店だ。全店舗を“3周”したことがあるという画家・新チトセさん、前回は“底知れぬ二郎愛”を存分に語り尽くした彼女だが、なんと好きが高じて油絵ならぬ“脂絵”の制作まで始めたという。そのキッカケは、コロナ禍に味わった“喪失感”だったという──。【前後編の後編。前編から読む

 * * *
「コロナ禍で飲食店の休業が相次ぐなか、『ラーメン二郎』も例に漏れず、ほぼ全店舗が休業となりました。私が愛してやまない『京急川崎店』も営業しておらず、二郎がなくなるとほかに食べたいものがなくて、体重が5キロくらい減ってしまったんです」

 当時、周囲の友人たちから心配されるぐらい痩せてしまったという新チトセさん。一日中二郎のことを考えていたが、実際のラーメンにはありつけない。その時に頭に浮かんだのが、幼い頃から好きだった“絵画”だった。

「子供の頃から絵を描くのが好きで、学生時代も美大に通っていました。当時は、たとえば古びたゴミだとか時間の流れを感じるモチーフを主に描いていたのですが、ある時『そうだ! この二郎が食べられない鬱屈とした思いを絵にぶつければいいんだ!』と思い立ったんです」

 そこから、新チトセさんの“脂絵”を描く生活が始まった。

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