伊豆急下田駅に到着された両陛下と愛子さま(時事通信フォト)
8月1日 、天皇皇后両陛下と愛子内親王が静岡県下田市・須崎御用邸でご静養されるため、JR東京駅からへ伊豆急下田駅に向けて出発された。その際、特別車両「JR東日本E655系電車(なごみ)」が運行された。
E655系は、皇族の専用車両「お召し列車」としての使用を目的のひとつ に製造された特別車両。皇族専用の特別車両であるTR車を連結した6両編成での運行は、令和に入ってから2019年9月28日の一度のみ 。
その珍しい車両を一目見ようと、東京駅のホームには多くの愛好家たちが詰めかけたという。大手紙皇室担当記者が語る。
「E655系は基本的にグリーン車のみ5両編成の団体専用車として運行されますが、皇族の方が乗車される『お召し列車』として運行される際は、特別車両であるTR車を連結した6両編成となり、日章旗や菊花紋章が掲出されることが通例となっています。
今回はご静養のためのご移動なので、通常通り、5両編成での運行 となりました。それでも電車を撮影するために訪れたファン、いわゆる“撮り鉄”の方々がホームに殺到。XなどのSNSでは当日のホームの様子 が投稿され、物議を醸しています」(大手紙皇室担当記者)
ネット上では、当日の警備体制や混雑状況、両陛下の安全面を懸念する声が噴出。拡散されている動画には、一部〈(前列の人に)しゃがめよ! しゃがめってマジで!〉〈しゃがめおい、年金生活!〉 など愛好家が声を荒らげる様子が収められており、議論を呼んでいる。