「店舗内での混入の可能性が高い」保健所が調査
運営元の天一食品商事株式会社に、混入経路について問い合わせると、次のような回答があった。
「当該店舗では、大津市内にあるフランチャイズ本部からスープの提供を受けております。保健所による調査の結果、店舗内での混入の可能性が高いとの見解をいただきました。
我々としては、保健所からの指導に基づき、店舗設備の徹底的な洗浄消毒、害虫駆除の実施、そして従業員への衛生管理教育を改めて徹底し、信頼回復に全力を尽くしてまいります」
現在、保健所は問題が起きたFC店以外の店舗にも調査対象を拡大。京都市内にある『天下一品』約20店舗を対象に立ち入り調査に入ったという。
今年の1月には牛丼チェーン大手『すき家』の鳥取県内の店舗で、味噌汁にネズミの死骸が混入する事態が発生し、全店舗で一時閉店措置が取られるなど、食の安全に対する消費者の目は、年々厳しさを増している。静まり返った「新京極三条店」に、再び活気が戻る日は来るのだろうか。