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《テレビ関係者が熱視線》『世界陸上』再登板で変わる織田裕二、バラエティで見せる“嘘がないリアクション” 『踊る』続編も控え、再注目の存在に 

『東京2025世界陸上』でスペシャルアンバサダーを務める織田裕二

「キター!」が再び見られるのか──。『東京2025世界陸上』(TBS系)が13日に開幕、“スペシャルアンバサダー”を務める織田裕二(57才)に注目が集まっている。開幕前に放送された番宣などで見せた、これまでにない姿にテレビマンから熱視線が送られているのだ。俳優としても『踊る大捜査線』続編の出演を控える織田の“変化”について、コラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんが解説する。 

* * * 

 13日、34年ぶりとなる東京での『東京2025世界陸上』(TBS系)が開幕します。9日間にわたる今大会の生中継で“スペシャルアンバサダー”を務めるのは織田裕二さん。 

 織田さんは1997年から2022年までの13大会連続・25年間にわたって“メインキャスター”を務めたあと番組を卒業。2023年大会の中継には出演しなかったものの、地元開催の今回は“スペシャルアンバサダー”という新たなポジションで復活することになりました。連日長時間の生放送に出演するだけに、いつもながらのハイテンションでSNSをにぎわせることが期待されています。 

 そんな織田さんは開幕前の段階で、すでにSNSをにぎわせていました。9月6日に国立競技場から生放送された『開幕まで7日!世界陸上×S☆1スペシャル 織田裕二&今田美桜が日本代表を直撃』などの陸上競技に絞った番宣だけでなく、数多くのバラエティへ積極出演したのです。 

 8月26日の『マツコの知らない世界』、同31日の『日曜日の初耳学』、9月6日の『ジョブチューン』、同7日の『バナナマンのせっかくグルメ!!』、同10日の『まさかの一丁目一番地』、同12日の『この歌詞が刺さった!グッとフレーズ』にメインゲストとして出演し、そのたびにコメントがネットニュースで報じられ、SNSでつぶやかれていました。 

 さらにさかのぼると、開幕5か月前にあたる3月29日放送の『オールスター感謝祭’25春』、開幕8か月前にあたる1月3日放送の『マツコの知らない世界 新春SP』にも出演。早い段階から『世界陸上』をアピールし、健在ぶりを見せていました。 

 これらの番宣出演で目立っていたのが、「あれ?織田裕二って陸上以外でこんなに楽しそうに笑う人だったっけ」「あまりバラエティで番宣する人じゃなかった気がするけど」という驚きの声。これらの番宣出演で織田さんにどんな変化が見られるのか。また、それは今後にどのような影響を及ぼしていくのか。 

特筆すべき「番宣を楽しもうとする」姿 

 今回のバラエティ出演で織田さんが見せていたのは、誰よりも番組を楽しもうとする姿。俳優、芸人、アイドルなど番宣出演する芸能人は多くても、今回の織田さんほど楽しそうな姿を見せる人はなかなかいないでしょう。 

 たとえば『バナナマンのせっかくグルメ!!』では、「グルメロケをスタジオで見守る」という役回りのため、「見るだけか~」「レバー食いたい……」「甘いもの、食べます食べます。アイスも大好き」「お魚も大好き。寿司屋だったら毎日行けます」「これシンドイ番組だねえ……」などと本音を連発。 

 さらに、北海道旭川で名物グルメを食べるバナナマン・日村勇紀さんに「ムカつく~。何1人で食っちゃってるんだろう」「ずりーな。ちょっと裏へ」と怒ったフリしたり、クイズに正解してプリンを獲得すると立ち上がって喜んだり、MCへのカンペを先に読んでフライングで「お!おお~!」と拍手したりなどの大きなリアクションで番組を盛り上げました。 

 なかでも反響が大きかったのは、最後に千葉県銚子の極上さば漬丼がスタジオに登場した際の食べる姿。織田さんは「う~ん」「涙出てきた」と満面の笑みを見せ、「すいません。もうない」といち早く食べ終わり、笑わせてオチをつけました。 

 この番組を見た複数の知人のテレビマンは「どんな言葉よりも説得力があるリアクションだった」「できればウチの番組でも食リポのオファーをしたい」などと絶賛していましたし、グルメな一面を見せたことで織田さんさえ望めば食リポのオファーは増えそうです。 

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