並んで歩くノルウェー皇太子一家(dpa/時事通信フォト)
「2023年頃になると薬物疑惑もささやかれるようになり、2024年8月、ついに元交際相手に対する暴行容疑で逮捕されました。このとき、元交際相手のアパートに駆けつけた警察が、壁に突き刺さったナイフを発見。尋常ではない事態に、ホイビー氏のスマートフォンやPCを押収したそうです。これが彼の転落劇の決定打になりました」(同前)
警察が押収したホイビー氏のデバイスからは、複数の女性を盗撮したとみられる性的な画像などが見つかり、捜査は本格化した。2024年9月には前出の元交際相手に対する接近禁止命令違反で2度目の逮捕となり、同年11月にはついにレイプの疑いで再逮捕された。
記者はこう続ける。
いずれも眠っている女性に…
「3度目の逮捕では、ホイビー氏は意識を失い抵抗できない状態だった女性をレイプしたとされています。詳細な手口は明らかになっておらず、どのようにして女性を抵抗できない状態にしたかはわかりませんが、ホイビー氏の弁護人は『彼は無実だ』と主張しています。
結局、複数の女性が被害を訴え出る結果となり、ノルウェーの検察当局は押収した証拠画像などと照らし合わせて計32件の罪でホイビー氏を今年8月、起訴しました。
4件のレイプはいずれも眠っている女性に対して行われたとされ、そのうちの3件はレイプとみなされている行為の前に合意の上での性行為があったようです。また、ホイビー氏は犯行時の様子を盗撮してもいました」