加冠の儀を終え成年の装束「縫腋袍(ほうえきのほう)」と垂纓(すいえい)の付いた冠を着けた悠仁さま(時事通信フォト)
写真は6日の儀式を終えてから公開するというエンバーゴ(解禁日)のもと、宮内庁が報道各社に提供したものですが、フジが約束を反故にした。もちろん関係者の間で“なぜこの写真がいま放送されるんだ”と騒ぎになりました。スタッフ間の伝達ミスがあったと聞いていますが、皇室の一大行事であってはならない“事件”。これには宮内庁皇嗣職も怒り心頭で、10日の悠仁さまの成年を祝う公的な昼食会の前日にフジに“出禁”を言い渡したそうです」(同前)
新体制のもと再生・改革に取り組むフジテレビだが、またしても起きた問題について聞くと次のように回答。
「放送に至るまでの経緯や取材過程については、回答を差し控えさせていただきます」(企業広報部)
宮内庁は「悠仁親王殿下のお写真が放送されたことは承知していますが、その他についてのコメントは差し控えさせていただきます」(総務課報道室)と回答。
再生への道のりはまだ遠そうだ。