表では「メンバー想いだった」ようだ
わいせつプロデューサーの“表の顔”
当時未成年のA子さんに対して卑劣な行為を働いた容疑者だが、ファンの前では「アイドル想いのプロデューサー」だったようだ。A子さんのアイドルグループを知る男性ファンが話す。
「ライブではお客さんにも親身で、好感をもつ人が多かったです。現場終わりには『いつもありがとうございます』などと言って、ファンと握手をしたりお辞儀をしたり。ご自身もアイドル好きだったのかお付き合いだったのかは分かりませんが、よく別のグループのライブにも足を運んでいました。“アイドル想いで律儀な人”だと思っていたのですが……。ショックですね」
容疑者はたびたび、Xでグループの情報や私生活について発信していた。『百鬼乙女(ひゃっきおとめ)』のメンバーと仲睦まじそうにしている投稿も多く、ことし3月29日には6人のメンバーの写真を投稿するとともにこう呟いている。
〈メンバーがサプライズで誕生日をお祝いしてくれました まったく求めてたわけでもないのに優しい愛すべきメンバーでとても幸せです! みんながより楽しく活動が出来るように頑張ります ファンの方々もメッセージありがとうございました!〉
その後も〈メンバーがみんなから愛されてて嬉しい〉などの発信を繰り返していたが、投稿は逮捕の4日前で途切れている。
また、あるメンバーのXを確認すると、容疑者が逮捕されたことを知らなかったのか、〈ひゃっきおとめ運営、鳥丸が入院状態であるため、連絡が取れません〉(9月16日)とファンや関係者に知らせている投稿も確認できた。
表では「メンバー想い」だった代表が、裏では蛮行を繰り返していた──。信頼していた代表の裏の顔を知り、A子さんを含む関係者たちはどんな思いを抱いているのか。捜査の進展が待たれる。
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