弁護士の資格を持つ(Facebookより)
「今回の件を見ると、前橋市長が既婚者の男性と、既婚者であることを知りながら、2か月で9回もラブホテルに行っており、基本的には不貞行為があったことが強く推認され、不貞行為があったと認定される可能性は非常に高いものと言えます。
一方で、前橋市長自身は、人目を気にせず仕事に関する相談や打ち合わせに乗ってもらうためにラブホテルを利用していたと主張しています。ただ、このような主張が認められるためには、ラブホテルを利用する理由や、実際に行なっていた相談や打ち合わせの具体的な内容に関する合理的な説明、その説明を裏付ける具体的な証拠が必要となります。
なので、今回の件で、慰謝料を支払う義務が生じるか否かは、前橋市長の主張の合理性と、それを裏付ける証拠の有無によることになります」
過去には、既婚男性と独身女性が複数回ラブホに滞在したにもかかわらず、双方のLINEのやり取りなどから、“アダルトチルドレンの仲間同士による相互学習”だったとして、“不貞行為に及んだ事実を認めることはできない”とされた判例もある。
もしも市長とX氏の間に、あくまで仕事の打ち合わせだったことを示すメッセージが残っていれば、不貞行為はなかったと見なされるのだろうか。