暗闇の部屋で悪戦苦闘する高野正成(きしたかの)とみなみかわ
すべての部屋を現場で体験したという藤井氏に最も「入りたくない部屋」を挙げてもらうと、迷わず「暗い部屋」を選んだ。
「お題としてはカラオケがいちばんしんどいとは思いますが、真っ暗で何も見えないのはすごくストレスなんです。狭いし、蒸し暑いし、いやですねぇ、あれ(笑)。ちなみに、暗闇の中でふたりが見つけて、飲んだら“ウエッ”と悶えた謎の液体、あの中身を醤油にするという案もありましたが、暗闇で一気にいっちゃったら怖いので、体に害のない飲み物にしてあります。
“傾く部屋”は中にいるとホントに気持ち悪くなるんですよね。仕組みがわかっているのに、感覚がおかしくなる。乗り物酔いのひどい人だったら、それだけで相当厳しいと思いますし、チームによっては相当長くいることになったので、やらせておいてなんですけど(苦笑)、中にいた人たちは大変だろうなって」
テレビ局員として外部番組を手掛ける心境
手探りで見つけたタバコを巡って嫌煙家のみなみかわと愛煙家の高野が小競り合いするなど、なにげない小道具もスパイスとして意味がある。さらば青春の光のふたりが挑戦した射的部屋のクイズ賞金には約4000万円の“現ナマ”を用意した。「偽物だと冷めません?」と藤井氏が話す通り、さらばのふたりが札束の山に麻痺していく様も生々しい。