「タダで行為できます」看板を持つブルー。8時間の行列に並んだ人も(本人のインスタグラムより)
騒動の後、ボニーは「私は大丈夫です」「傷もストレスもなく、(バスツアーの)ペースも落ちません」と声明を出した。大事に至らなかったとはいえ、ボニーとその制作チームにとって、セキュリティ面は悩みのタネとなったようだ。前出のジャーナリストが語る。
「ボニーの警備責任者が、イギリスのタブロイド紙『ザ・サン』の取材に答えています。ボニーがナイトクラブで顔面をビンタされたことについて、警備責任者は『ボニーはファンと何千枚も写真を撮るたびにリスクを負っています。彼女の安全を常に監視するわれわれにとって、それが常に最大の課題です』と述べていました。
ボニーは、“1日で1000人以上と寝る”パーティーなど、“素人参加型”の企画によって、成人向けジャンルのスターとなりました。人気を維持するためには、ある程度はファンと交流を続ける必要があるものの、安全をどのように確保すべきか、チーム全体で頭を悩ませていることでしょう」
なお、バスツアーは9月25日にロンドンで“千秋楽”を迎えた。なんとか完走はしたものの、ボニーの活動が破綻に直面しつつあることを垣間見せたイベントだったかもしれない。
(了。前編から読む)