『感謝祭』初出演と同時期に初写真集をリリースした(撮影/木村晴)

有望株として認めている“あのちゃん”

 そんな島崎が“有望株”として認めている若手について聞いてみた。

「私は元々『あのちゃんねる』(テレビ朝日系)が大好きでずっと見ていて、面白い子がいるもんだなと思っていたんです。それが初めて『~感謝祭』に出てくれたとき、終了後、私がMC台で資料とか台本の片付けをしていたら、『和歌子さん、長時間お疲れ様でした。ありがとうございました』って言いに来てくれて……、驚きました。年齢がここまで離れている私をわざわざ労ってくれるなんて、なかなかできないと思うんですよ。いい子だな~って……。この間、初めて飲みに行ってきました。改めて話してみると頭のいい子でした。人をよく見ているし、色々なことがわかっている子でしたね」

 もう一人、島崎が挙げたのはヒコロヒーの名前だった。

「ありがたいことに、すごく慕ってくれるし、私のことを『芸能界で一番憧れる先輩』と言ってくれるんです。私、芸人じゃないんだけどって思わずツッコミました(笑い)。

 でも、こうして若い子たちと関われるのは嬉しいですね。私はまだガラケーでLINEとかもやっていないんで、電話番号を書いて渡しているんですが、若い子からすると連絡の仕方が面倒くさいみたいですね。だけど、こうして慕ってくれる子たちに教えるって言ったらおこがましいですけれど、道しるべとして誤った道に行かないようにしてあげないとなって思いますね。やっぱりこの世界は自分一人でやっていけないですから」

 お酒好きとしても知られる島崎だが、「私、飲んでいてもシラフでも永遠に起きていられるんですよ(笑い)。さすがに年齢的なこともあって、そんなに無茶はしていませんよ。でも、今ってどこへ行ってもQRコードでのオーダーでしょ? 出来ないですよ、お願いだから紙のメニューを持って来てって思います。だってサラダが3つも出てきちゃったりするんですから(爆笑)。コロナ禍以降は“一人飲み”も多いんですよ。推し活とか結婚とかも、そんなにいいもんだと思えなくて……(笑)。普段は番組で芸人ばかりに囲まれている私が年に2回だけイケメンと会える『~感謝祭』だけが“お楽しみ”かもしれません」

『オールスター感謝祭’25秋』での島崎和歌子の仕切りとトークに期待したい。

取材・文/山田美保子

【プロフィール】
島崎和歌子(しまざき・わかこ)/1973年3月2日生まれ、高知県出身。1989年に『弱っちゃうんだ』で歌手デビュー。1991年に放送開始した『オールスター感謝祭』の総合司会に抜擢されると、バラエティ番組を中心に活躍。

※週刊ポスト2025年10月10日号

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