ダコタは10歳で映画デビュー(時事通信フォト)
カンヌ映画祭では「ネイキッドドレス」が禁止に
ダコタの過激なドレスを専門家はどう見るのか。ファッション編集者の軍地彩弓さんが語る。
「大胆な透け感のある素材を使用したりする“ネイキッドドレス”は、ファッションショーやレッドカーペットなどでよく披露されるセレブの定番コーデ。肌の露出は、ある種“セレブの勲章”ともいえます。また近年では、『ありのままの自分の身体を愛そう』という“ボディ・ポジティブ”運動が広まりつつある背景もあり、自らの身体をさらけ出す装いは一種のファッションとして受け入れられています。
キャリア初期から、“セックスシンボル”としても輝き続けてきたダコタさんだからこそのチョイスでしょう」(軍地さん、以下同)
とはいえ、「ランウェイとオフランウェイ(ランウェイ以外の場)では、それぞれ異なる着こなしが求められるもの」と指摘する。
「実際、カンヌ映画祭では今年からネイキッドドレスが正式に禁止となりました。公の場では、ある程度公序良俗にふさわしい服装が大事という風潮も強まりつつあります」
ダコタは取材陣に対して、「カーペット用のドレスを選ぶ基準は、着ていて心地よさを感じられるかどうかですね」とコメントしている。今後も、ダコタのファッションに注目が集まるのだろう──。