地区シリーズ・フィリーズ戦での先発が予定されている大谷翔平(地区シリーズ・フィリーズ戦での先発が予定されている大谷翔平(写真/AP/アフロ)
世界一連覇を狙うドジャースは、日本時間10月5日(日)から地区シリーズでフィリーズ戦に臨む。大谷翔平は初戦で先発予定だ。ワイルドカードシリーズでのレッズ戦では、大谷は2本のホームランで打者としての存在感を示したが、クローザーを含む短期決戦ならではの起用方法で、大谷の二刀流の威力が最大限発揮される期待も高まっている。
ドジャースの先発陣は山本、スネル、大谷、グラスノーの4枚。崩壊状態の救援陣に先発のシーハンとカーショーを回したが、スポーツジャーナリストの友成那智氏は「投手陣のキーマンは12勝のエース・山本由伸ではなく投打に貢献している二刀流の大谷」だという。
「大谷はポストシーズンで100%の状態になるように調整してきた。6月に投手復帰した直後は打撃に影響したが、8月には打撃成績も回復。本塁打10本を放った9月には3試合に先発登板して自責点0と二刀流が完全復調した。9月中旬に『PSではリリーフで使う』と発言していたロバーツ監督だが、『先発で起用する』と訂正するまでに信頼を得た」