草間リチャード敬太容疑者が露出していた新宿の事件現場
逮捕まで“約30分の刹那”
「昨日は朝方まで働いていて、店を出たのは4時50分から5時の間くらい。そのとき現場のビルの方も見たけど、警察とか怪しい人はいませんでした。このあたりは週末になると、朝5時以降もやっている店はざらです。ただ、あそこのビルは人も住んでいなくてテナントだけだし、用事がなければ行かないと思いますけどね。(容疑者は)飲みすぎてフラフラとたどり着いたのかな」
捜査関係者によれば、草間容疑者が現場で取り押さえられたのは当日の5時半すぎ。ものの30分ほどの刹那に一体なにがあったというのか──。
現場となったビルにテナントとして入っている店の関係者が証言する。
「ああ、あのマスクの人ですね。昨日来ていましたが、入店を断っています。うちは6時までなんですよ。5時すぎから5時半くらいの間に来たんで、時間なんでお断りしたんです。一見酔っている様子はなくて、ごねたりもしなかったんですが……。入店はご遠慮してもらいました」
この関係者いわく、草間容疑者はこのあと“不可解行動”をとったという。さらにこう続けた。
「僕は見ていないんですが、このビルをタクシーで離れた後、また戻ってきて事件が起きたみたいです。酔っ払って混乱していたんですかね。
警察が4〜5人いたのを目撃したから、『一体なんだろう』とは思っていたんですが、まさかですよ」
今後、草間容疑者はどんな供述をするのだろうか。