お召しになったイヤリングが話題に(2025年10月2日、撮影/JMPA)
左胸に眞子さま、袖に紀子さまのお印が……
注目されるのはアクセサリーだけにとどまらない。8月22日、皇居で開かれた第9回アフリカ開発会議(TICAD9)の茶会で佳子さまが着用した振袖が話題を集めていた。一見、涼しげな夏振袖だが、紀子さまのお印・檜扇菖蒲、佳子さまのお印・ゆうな、そして眞子さんのお印・木香薔薇が描かれているように見える。
「お印」とは、各皇族方に定められている植物や花などのモチーフのことだ。もともとは身の回りの持ち物や調度品に使う目印として定められたもので、現在では、その皇族を象徴するシンボルとしても使われている。
佳子さまの振袖には夏草があしらわれ、左胸に眞子さんのお印である木香薔薇、裾に佳子さまのお印であるゆうな、そして袖に紀子さまのお印である檜扇菖蒲がさりげなく描かれているようなのだ。
佳子さまと眞子さんの姉妹仲の良さはよく知られている。眞子さんが小室圭さんとの結婚延期に揺れていた時、最も近くで支え続けたのが佳子さまだった。眞子さんが皇室を離れて以来、2人は一度も再会できていないが、佳子さまは眞子さんの“おさがりのドレス”を身につけて公務に臨むなど、今も変わらぬ姉妹の絆を感じさせる。この振袖にも、2人の“離れていても通じ合う思い”が映し出されているのかもしれない。
宮内庁は、佳子さまがこの振り袖を選んだ理由や「お印」について、「承知しておりません」(総務課報道室)と回答した。
今後も佳子さまのファッションから目が離せない。