香川県を訪問された紀子さまと佳子さま(2025年10月2日、撮影/JMPA)
10月2日から2日間にわたり香川県を訪問した秋篠宮妃紀子さまと次女・佳子さま。初日は「瀬戸内国際芸術祭2025」の会場を視察し、翌日にはハンセン病療養所「大島青松園」で元患者らの慰霊碑に拝礼した。
その香川訪問初日に、佳子さまが着用した赤い花をモチーフにしたデザインのイヤリングが注目を集めている。香川県高松市のデザイン制作会社「tao.」が運営するオンラインショップで販売されている商品とみられ、訪問直後には「売り切れ」と表示された。
佳子さまは、地方訪問のたびにその土地ゆかりの工芸品を着用することで知られる。鳥取県では日南町の寄木細工を用いたイヤリングとバレッタを、石川県では輪島塗のアクセサリーを、さらに岐阜県では美濃焼のイヤリングを選んだ。いずれも日本の伝統品を現代風にアレンジしたものだ。
佳子さまの着用をきっかけに商品が完売する“佳子さま売れ”は、ファッション業界にとって大きな励みとなっている。実際、着用後に販売メーカーの売り上げが急増するケースも少なくない。