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《⼥⼦レスラー役の⼥優さんを泣かせてしまった…》バイプレーヤー・黒田大輔に出演依頼が絶えない理由、明かした俳優人生で「一番悩んだ役」

バイプレーヤーとして存在感を増している俳優・黒田大輔さん

 昨年配信され大ヒットしたNetflixドラマ『極悪女王』や、今年配信のNetflix映画『新幹線大爆破』などに出演し、バイプレーヤーとして存在感を増している俳優・黒田大輔さん(47)。『新幹線大爆破』は世界的ヒットを受け、10月3日から東京、大阪の劇場で2週間限定公開されることが決まった。

 まさに注目を集めている役者だが、この春には14歳年下のダンサーの菅原小春さん(33)と電撃結婚。「俳優・黒田大輔」とは、どんな人なのか。知られざる学生時代から芝居を始めたきっかけ、経歴や出演作の舞台裏などについて聞き、魅力を探ってみた。【前後編の前編】


『極悪女王』では「全日本女子プロレス」の兄弟経営者のうちの、寡黙だが厳しい4男・松永国松役、『新幹線大爆破』では尾野真千子扮する衆議院議員のちょっとミーハーな秘書・林広大役を演じた。「あーあの人!」と思う読者も少なくないのではないか。

「『極悪⼥王』では⼥⼦レスラー役の⼥優さんの方々を実際に殴ったり追い詰めたり。もちろんケガをさせないように。その撮影の現場に⼊ったときから信頼関係を築いたうえでの芝居ですが、泣かせてしまったこともありました。作品には台本があり、すべてのシーンに意味があるんだということを、丁寧にみんなで共有し合いながら撮影に挑んでいました。

『新幹線大爆破』は日本より海外で観られているみたいですね。樋口(真嗣)監督も、喜んでいるでしょう。僕のインスタには、海外からのメッセージが増えました。でも、何て書いてあるかわからないし、詐欺かもしれないと思うと怖くて、あまり見ないようにしています(笑)」

 出演作の大ヒットで、先々までスケジュールが埋まるようになった黒田さんだが、これまでの出演作も豪華だ。2013年には第56回ブルーリボン賞作品賞などを受賞した映画『横道世之介』(沖田修一監督)に出演。2015年には橋口亮輔監督の映画『恋人たち』で主人公の傷ついた心に寄り添う先輩を演じ、第30回高崎映画祭最優秀助演男優賞を受賞し頭角を現した。『恋人たち』は10月31日からテアトル新宿でリバイバル上映される。

「『恋人たち』は周りから『おいしい役でしたね』と言われましたが、当時はそういうことは考えませんでした。役名が“黒田大輔”という自分自身だったので、自分って何なんだろう、とただ一生懸命、これまでで一番悩んで演じた役でしたね」

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