20代位からパンチパーマだという
──現在はどんな生活ですか?
「朝起きて食事をして会社行って、帰ってくるという普通の生活ですよ。仕事はしているけど、協会にいた頃より、本当に時間に余裕ができました。週一回はゴルフに行けるしね。でもスコアは気にしない、楽しいゴルフ。山にボールが入っても取りに行かないから。気ままにやっている時が一番楽しいね」
──全日本テコンドー協会は立ち上げから関わっています。当時はかなり忙しかったと思いますが、会長時代で印象に残っていることはありますか?
「全日本テコンドー協会が正式にJOCに加盟を認められた時かな。正式に加盟団体となったのが、2007年6月26日。今でもはっきりと覚えているね。
その日から私と事務員一人でJOCが当時借りていた、渋谷の岸記念体育館の一室の窓際に机一つと電話一つで始めたというのが、全日本テコンドー協会の事務局の始まりなんですよ。
その後、部屋を移動して、JOCが借りた10畳ほどの部屋を旅行会社と半分に分けた。四畳半くらいの部屋だったかな……、でもやっぱり狭かったから、2つあった部屋の仕切りの衝立を毎日少しずつ気づかれない様に足でずらしてね、結局20センチくらい広くしたんだよ(笑)」