焼酎とウイスキーはロックかストレートのみで飲むスタイル
一度見たら忘れないパンチパーマと強面の風貌から、「日大の田中、ボクシングの山根、テコンドーの金原」と、世間を騒がせた“ニッポン三大ボス”の一人として数えられた日本テコンドー協会元会長、金原昇氏(70)。
金原氏の名前が全国に知れ渡ったのは2019年、テコンドー強化選手の28人中26人という大多数が強化合宿をボイコットする異例の騒動がきっかけだ。さらに、金原氏個人の「反社疑惑」や「独裁疑惑」も報じられたことで騒動は拡大。
当時『バイキング』(フジテレビ系)では、タレントの薬丸裕英が「理事の方たちはクズの集まり」と発言して金原氏が反論するなど、泥試合と化していた。最終的に、同年12月に金原氏が協会会長を退任し、幕引きが図られた。
あれから6年。彼は今、どのような生活を送っているのか。
長野県松本市の駅前にあるビルを訪ねると、上下黒のジャージに身を包んだ金原氏が現れた。トレードマークのパンチパーマは健在で、70歳とは思えぬ筋骨隆々とした肉体は迫力満点だ。そしてこのビルは氏が所有しているという。
現在、金原氏は“松本の不動産王”と呼ばれているのだ──。