A子さんは1ヶ月くらい傷跡が残っていたという
「スマホ返せや、プライバシーやぞ」
前出・A子さんの友人が、当日、2人が半同棲状態にあった佐藤の自宅での生々しい状況を語る。
「あの日、2人で自宅にいた時に、佐藤さんの携帯に女性から着信があったそうなんです。不審に思ったA子が携帯を手に取り、彼を問い詰めたところ、『スマホ返せや。俺だって(携帯)見たことないやんけ。プライバシーやぞ』と言ってきて、揉み合いに。顔にあざができるほどの力で口や鼻を塞がれ、呼吸ができないほどの状態だった。そして、部屋の隅に押し付けられて、顔や左前腕などを殴打されたそうです。
A子はこの過程でとっさに、原因となった佐藤の携帯を投げつけ、その際に部屋に傷がついてしまったようです。A子の鼻の付け根あたりは、青タンができていて、赤く出血している箇所もありました。1ヶ月くらいは傷跡が残っていましたね。A子は『殺されるかと思った』と本当に怯えていました」
直後、110番通報を受け、警察が現場となった自宅に駆けつけたという。
「110番通報するまでも二人の間で押し問答があったといいます。佐藤さんがA子に『家から出てけ。携帯返さんかったら110番するぞ』と言ったらA子も『110番できるもんならしてみなよ。こっちが顔に傷負ってるんやから』みたいになった。結局、佐藤さんの携帯から110番通報されたそうで、部屋に大勢の警察官が入ってきたのをみて、相当焦っていたようです」(前出・A子さん友人)
取材班は警察が自宅に突入した際の緊迫の現場写真と、A子さんが全治2週間の怪我を負ったという診断書を入手。この診断書によればA子さんは顔面、左前腕、腰背部に打撲傷を負っており、《2025年3月6日に暴行事件あり。(中略)事件当日より約14日間の安静・加療が必要と判断される》とされている。
トラブルがあったのは3月6日。佐藤は、前日5日のヤクルトスワローズ戦には出場していたが、翌日7日から9日までZOZOマリンスタジアム(千葉)で行われた、千葉ロッテマリーンズ戦には出場していなかった。
その後、A子さんは被害届を提出。佐藤サイドも傷害、建造物損壊、器物損壊で被害届を提出しており、弁護士を立て、示談を含めて交渉を進めてきたという。ただ、現時点まで金額などを含めて双方折り合っておらず、A子さんは佐藤側に不信感を募らせているようだ。