人気のない駐車場で不自然に揺れるバス(SNSより)
約2週間のツアーでかかった費用について、本人が明かしているという。前出のジャーナリストが続ける。
「ボニーは、『ザ・タブ』で、ツアーに10万ポンド(日本円にして約2000万円)を費やしたことも話しています。その内訳も明らかにしており、警備費だけで3万7000ポンド(約750万円)に達し、そこに特製ラッピングバスを用意する費用や燃料代、食事代、宿泊代などが加わっているそうです。
ボニーは、『イギリスの学生は授業では賢いのに、夜になると下品』と満足げに“獲物”を品評しており、『お金をかける価値は十分あった』としています」
内訳の3分の1以上を警備費が占めている。大量のアンチを抱えるボニーは、いまや身の安全を守るのも一苦労のようだ。
「今年7月にイギリスで放送されたドキュメンタリー番組『1000人の男と私:ボニー・ブルーの物語』では、ボニーが大量の脅迫を受けていること、ひとりで外出できない状況であることが明かされていました。
多額の警備費をかけたにもかかわらず、バスツアー中も深刻なトラブルが発生しました。イングランド中部にあるシェフィールドという街で、バスツアーの一環としてナイトクラブでパーティーを開催したところ、参加者の女性から『あなたがフェミニズムを後退させている』と殴られたようです。
なお、このパーティー自体は、性的な行為の禁止を打ち出したものだったといいます」
深刻なトラブルもあったが、ボニーは海外メディアで、バスツアーの次回開催にも意欲を示している。自身の身を危険に晒しながらも、彼女は止まらないのか、もはや止まれないのか──。