元従業員が、ガールズバーの”独特ルール”を明かした(左・飲食店紹介サイトより)
女性従業員に“立ちんぼ”をさせたとして、ガールズバー店長の鈴木麻央耶容疑者(39)と、マネジャー・田野和彩容疑者(21)が売春防止法違反(管理売春)容疑で逮捕された事件。被害女性に3か月でおよそ400人と売春させ、600万円近く稼いだと見られている。管理売春の鬼畜な手口と、報道カメラに映った田野容疑者の容姿から、SNSを中心に大きく話題となっている。
NEWSポストセブンは彼女たちの素性を探るべく、この店の元従業員に取材。そこから見えてきたのは、店にあった独自の“ルール”だった。【前後編の前編】
全国紙社会部記者が話す。
「調べに対し鈴木容疑者は容疑を否認しており、一方の田野容疑者は『監視して売春させた』『店長といっしょに売春をしているか見張りに行ったこともある』など、おおむね疑いを認めています。
被害女性は昨年9月から鈴木容疑者が運営するバーで働いており、ことし4月に入ってから売春をさせられていたようです。日常的に殴る蹴るの暴行を加えられていたとみられ、体には20か所以上の打撲痕も確認された。警視庁保安課は、鈴木容疑者らがGPSなどで女性の行動を逐一監視して、指示に従わせていたとみています」
涙ながら、警察に身の上を話したという被害女性。悲劇はどのようにして引き起こされたのか──。
昨年、半年間ほどこのバーで働いていたという女性は「独特なスタイルで、“ルッキズム強め”のお店だった」と明かす。