浅香容疑者にプレゼントされたという香水
「彼女からプレゼントしてもらったナイキのスニーカーを嬉しそうに見せてくれたこともあったし、事件の日も履いて彼女に会いに行きました。彼女からは香水ももらったようで、ベッドの下のタンスに大事そうにしまっていた。だからこそ、私にはなぜ、こんなことになったのか、まったくわからない。彼女に会ってなんでこんなことをしたんだと直接話を聞きたいと思っています」(同前)
10月5日、119番をして消防に「バダルさんが自分でナイフで刺した」などと通報した浅香容疑者。そしてその日のうちに、事件の2日前に千葉市稲毛区の量販店で刃物2本を万引きした疑いで逮捕された。当時の取り調べでは「付き合っている彼氏と一緒に死のうと思い、どうせ死ぬなら盗んでもよいと思った」と供述していたという。
今回の殺人の容疑については当初、「間違いです」と否認していたが、その後は黙秘を続けている。警察は、犯行の経緯や動機についてさらに詳しく調べを進めている。
(了。第1回から読む)

 
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
            