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《トランプ大統領への仕草に賛否》高市首相、「媚びている」「恥ずかしい」と批判される米軍基地での“飛び跳ね” どう振る舞えば批判されなかったのか?臨床心理士が分析

日米首脳会談を行った、トランプ大統領と高市早苗首相(写真・左/Getty Images、右/時事通信フォト)

日米首脳会談を行った、トランプ大統領と高市早苗首相(写真・左/Getty Images、右/時事通信フォト)

 ドナルド・トランプ大統領が訪日することで実現した高市早苗首相との初めての日米首脳会談は、共同記者会見は開かれなかったものの、日本国民からは好意的に受け止められ成功と見られている。臨床心理士の岡村美奈さんが、トランプ大統領を迎えた高市首相のボディランゲージについて分析する。

 * * *
 外交力は乏しいとされていた高市早苗首相がみせた親密外交に、ドナルド・トランプ米大統領もご機嫌だったようで、”首脳会談は大成功””外交的に最高の滑り出し”など高評価が相次いだ。

 首相就任以来、外交で活躍する姿や人生が若い女性たちを惹きつけ、SNSでは「サナ活」という言葉が広がっているという。高市氏が愛用のバッグは全カラーが完売し、メモ用ボールペンも話題に。「サナかわいい!」という親しみから始まるというサナ活の女性たちに、米海軍横須賀基地訪問時のはしゃぎっぷりは”かわいすぎる””明るくていい””チャーミング”に見えたらしい。だが世間では賛否両論、物議をかもしている。日米首脳会談での高市首相のボディランゲージとはどんなものだったのか。

 28日、東京・元赤坂の迎賓館で、トランプ氏を待つ高市氏は緊張していた。自分の気持ちをなだめるように、光沢のあるオフホワイトにグレーの縁取りがあるジャケットの襟などを何度も触る。このジャケットにトレードマークの真珠のネックレスを合わせた装いは、彼女の顔色を明るく華やかに見せ、総裁選で着用していたブルーのスーツより似合っていた。

 トランプ氏が到着すると、タイミングを計るように近づいて手を差し出す。各国の男性首相との握手では、手首を返したり、もう一方の手で腕を掴んだりと、自らが優位に立つための握手をすることで知られたトランプ氏だが、高市首相にはまっすぐに手を差し出し、対等な形での握手を見せた。相手の手を力強く固く握って権力やパワーを誇示することで有名なトランプ氏が、写真撮影では高市氏の握手に「とても力強い握手だ」とコメント。トランプ氏の手を握る高市氏の指先が白くなっていることから、かなりの強さで握っていたものと思われる。緊張と会談へ向けての意気込みがそうさせたのだろう。

 並んで立つトランプ氏が、高市氏に向かって何かをささやくと、高市氏が満面の笑みを見せてトランプ氏の腕に肩をポンポンと当てた。外交辞令より個人的な関係構築が極めて重要といわれるトランプ氏との関係で、親密にやっていきたいというサインを先に送ったのは高市氏だ。男性同士にはできない女性ならではの仕草だろう。

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