癒し系の笑顔が魅力。混浴温泉の魅力を語った
「大学卒業後は大手コンピューター周辺機器メーカーで営業職をしていましたが、そこで過重労働によりうつ病になって退職し、介護系の一部資格を取って介護士として働いていました。
そんなとき、ある友人のカメラマンに『ゆっくり温泉に行こうよ』誘われて、連れて行かれたのが栃木県の奥鬼怒の山中に佇む温泉でした。滝が目前に迫る絶景のロケーションでカメラを向けられた時、初めてカメラの前で自然に楽しそうに笑えたんです」
その体験をもとに、自然の一部となって開放的な気分を楽しめる混浴温泉の魅力も知ったという。
「最初は本名でfacebookに温泉の写真を上げていたのですが、ある方から『本名で活動するのは危険だよ』とご指導いただいて、『しずかちゃん』という名前にしたんです。
当時は介護士の仕事をしながら休日には混浴に行き、とにかく巡る数を増やすことと、『しずかちゃん』の名を有名にすることに躍起になっていました。活動するうちに、一緒に入った男性に嫌な言葉をかけられることはあったけど、ほとんどは穏やかな会話を楽しむことができました」
都会の喧騒から離れたリラックスできる場所とはいえ、やはり混浴施設では一層マナーに心を配らなければいけない。しずかちゃんに、特に気をつけてほしいことを聞いた。
「これは男女ともに言えることですが、異性が着替える最中はなるべく近寄らないとか、脱衣所前に居座らないとか、異性に対し不用意に視線を送ったり、急に接近しないようにすることは大事です。混浴はお互いが無防備な状況だからこそ、こういった気遣いや心配りが人の温もりを感じさせてくれると思います。
当たり前ですけどあいさつは気持ちよくおこなって、適度な距離感と会話で、お湯を純粋に楽しむことを忘れないでほしいですね」
