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「週刊ポスト」本日発売! プロ野球「給料ドロボー」ランキングほか

 12月15日発売の「週刊ポスト」は、日中激突の緊迫した内幕から、お金の悩み、老後の悩み、プロ野球のタブー、皇室問題まで、読者の「どうなってるの?」にすべて答える深掘り特集号。暴走する中国の反日扇動には毅然と対処したいところだが、仮に本当に軍事的危機が起きればどうなるのか。「尖閣有事」をシミュレーションした結果、日本には厳しい現実が明らかになった。70歳からは飲んではいけない薬、80歳をすぎたら受けてはいけない手術など、医療の常識にも物申す。そして大人気企画、プロ野球の「成績のわりに年俸もらいすぎ選手」を完全ランキングした。これもスポーツ紙やテレビではやれません(笑)。

今週の見どころ読みどころ

◆陸海の自衛隊元幹部が徹底検証「日中激突! 尖閣有事シミュレーション」
自衛隊機へのレーダー照射は、日中政府が言った言わないの小競り合いをしているように見えるが、実際には中国の空母打撃軍が「第一列島線」を越えて進出、大型の武装海警船が初めて4隻同時に尖閣諸島の接続海域に現れるなど、まるで開戦前夜のような威嚇行動があったなかで起きていた。自衛隊の元幹部によれば、いわゆる「台湾有事」が起きるとすれば、中国軍は戦略上、まず尖閣諸島の奪取に動く可能性が高いのだという。両国の戦力を分析したうえで、「その時」何が起きるのか詳細にシミュレーションした。

◆2025年版プロ野球「給料ドロボー」投手&野手&MLB完全ランキング
今年もやります! 投手は「1アウトあたりの給料」、打者は「1塁打あたりの給料」で今季出場全選手を検証した。ワーストに挙がったなかには今年引退したベテランも多かったが、現役続行を表明している高給取りたちには来季、厳しい目が向けられることになる。逆にベストに挙がったのは今年ブレイクした若手が多いが、中堅、主力にも高コスパの優等生がいた。ちなみに年俸が桁違いのメジャー選手たちは、“日本基準”ではワーストランキングの上位独占になることもわかった。

◆インテリジェンスの巨人・佐藤優が明かす「陰謀論の嘘と真実」
作家で元外務省主任分析官の佐藤氏が、日本と世界を揺り動かす陰謀論の正体を解き明かす。実は自らもディープステート(闇の政府のこと。トランプ支持者らが信じている陰謀論の代表格)に参画したことがあると衝撃事実を告白し、一方で“でたらめの陰謀論”こそが“真の陰謀”を覆い隠す役割を果たしていると分析した。「反ワクチン」でのし上がった参政党の神谷宗幣・代表を「実に能力の高い政治家」と評するのはなぜか。陰謀を操る者が国を操るという情報社会の矛盾を鋭く突く。

◆「愛子さまを天皇に!」署名運動を先導した女性団体「皇室典範改正」の主張
主にネット上で活動する「ゴヨウツツジの会」が「愛子さまを天皇に!」と訴える署名活動を先導し、すでに4万9000人の署名が集まった。同会は女性にも皇位継承権を与えるべきと考える女性たちがネットで出会って発足したという。かつては「悠仁さま東大進学反対」の署名集めをしたこともあり、その活動は注目されている。一方で、同会が使用する署名プラットフォームは1人が複数回投票できることもあり、社会的影響力を持つものではないとされてきた。「愛子さまに立太子していただきたい」という同会の主張を聞いた。

◆鈴木エイトが見た山上徹也・被告の「狂気と正気の狭間」
安倍元首相を銃撃した山上被告の本人尋問と証人証言を傍聴した鈴木エイト氏が緊急リポート。旧統一教会に家庭を壊された被告が、教会と政治をどう見て、自分の罪にどう向き合ってきたか。家族や安倍氏に対する率直な気持ちを語る姿と、凶悪事件を起こすまでの固い決意には大きな隔たりがあった。それは何を意味するのか。

◆トリプルボギー不倫の川崎春花が危機一髪で「会いたくない人と同ツアー」回避
春先から不倫騒動で欠場、不調に見舞われ、ついにシード落ちした川崎だったが、来季の出場権をかけたQTファイナルで15位に入り、なんとかトップツアーに踏みとどまった。もし下部ツアーに落ちていたら、不倫相手の妻と顔を合わせて戦うところだった。が、トリプルボギー騒動はやはり来年も尾を引きそうで……。

◆格闘技フリークのビートたけしが期待をよせる「井上尚弥vs中谷潤人」
たけしのスポーツ好き、格闘技好きはつとに知られる。最近はビッグマッチほどテレビでは観られないことにぼやきつつ、那須川天心が敗れたいま、ボクシング界に期待するのはモンスターこと井上尚弥と、ビッグバンこと中谷潤人の対戦だ。ともに31戦全勝、かたや27KO、かたや24KOという天才同士。これはディープなファンならずとも胸躍る対戦だが、実現するなら誰もが観られる地上波で放送してほしいものだ。

◆<ピンピンコロリ大特集1>70歳すぎたら飲んではいけない薬75品目リスト
どんな薬にも副作用がある。また、その効き方は個人差が大きいし、年齢差も大きい。それは多くの人が自覚していることだが、医者から「この薬を飲んでください。良くなりますよ」と言われれば、なかなか拒否できないものだ。本誌が作成したリストは日本老年医学会の公表資料と老年医療の専門医の意見に基づく。薬が体を弱らせる、最悪の場合は死に至るリスクがあることを知り、医者と正しいコミュニケーションを取る助けになるはずだ。

◆<ピンピンコロリ大特集2>80歳すぎたら受けてはいけない手術16リスト
これも医者から勧められたら断ることが難しい。人生の最終章に至れば、目の前の症状に対処することより、治療後のQOL(生活の質)が高まるか、低くなるかで判断するほうがいい。専門医ですら「本当はやっちゃいけない」と告白する手術は多くある。前立腺がんは切らないという人や医者は増えたが、それ以外にも関節手術から視力矯正まで、高齢者には慎重な判断が求められるケースはこんなにあった。

◆<ピンピンコロリ大特集3>2000人を看取った名医が教える「棺桶まで自分で歩く」
在宅ケアを専門にする萬田緑平・医師は、数多くの看取り経験をもとに、「自分で歩ける」ことに徹底的にこだわって患者と向き合っている。同氏によれば、いくつになっても歩ける限りはピンピンコロリが望めるという。しかし、実際そうなる人は1割もいない。最後まで歩くためのメソッドは多岐にわたるが(本誌参照)、とにかく大事なのは「気力」と「根性」、そして「脳の若さ」なのだという。

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