市民に囲まれ、笑顔を見せる小川氏(写真/読者提供)
「冒頭で、報道・マスコミ関係者は入室禁止で、私たちもSNSなどに投稿するのを控えるように言われました。会の終盤でも支援者が『マスコミが狙っている』と、敵視していましたね。
今回のラブホ問題自体に、『小川さんを追い出したい勢力にはめられた』という思いが、支援者らの中には根強くある気がします。ホテルに行っていたのは事実なのではめられてはいないとは思いますがね(苦笑)」
約1時間半に及んだ支援集会では、まずこれまでの小川前市長の実績などが紹介されたようだ。その上で、「出馬をまだ悩んでいる」という前市長に対して、ある登壇者が「我々はもう一度立ち上がってほしいという思いを強く持っていて、本日の会を開かせていただきました」と説明していたという。
「彼女を支援する市議らが話したあと、マイクを渡された小川さんは『前回の市長選で多くの皆さんに期待をしていただいて市長に送り出していただいたのに、途中で辞めることになってしまって申し訳ない』と泣いていました。そして支援者らからの言葉を引き合いに出し、『政治家である以上、やはり皆さんからいただいた期待を終わりにするのではなくて、しっかりと形にしていく』と語っていました。再出馬は間違いないでしょうね。
また『権力のある方から小川さんには市長選に出る資格がないと絶対に当選させてはいけないと、そういったブログも毎日拝見をしています』とも話していました。激しく対立している山本一太知事のことなんだと思います。バッチバチにやる気満々でしたよ」(同前)
また、ある支持者はマイクを握り、辞職した兵庫県の斉藤元彦知事が再選したことを引き合いに出して、参加者らの士気を高めるような発言をしてもいたという。しかし、炎上前市長の再選挙と言えば斉藤知事ではなく”あの人”の記憶も新しい。
