国枝栄調教師と愛馬を撮影した作品が、「動物」部門で入選(撮影:小倉雄一郎)
「新聞の写真は勝負のシーンをとらえるのが大事だし、レースを控えたインタビューでは馬券を買う人への呼びかけになる。でも雑誌の場合はなにげない日常をとらえることもあるわけで、こちらもおだやかな気持ちになっているのかもしれないな」
写真展が始まって45年になるが、ホースマンが被写体になった写真が入選するのは初めてだ。
「今年は初めてダートのGIにも挑戦したしね。来年定年を迎えるのに“初”があるというのはいいだろう」
この作品をはじめ、会員および関係団体などの投票により選出された「最優秀賞/NHK党の立花党首 暴漢に襲撃される」「編集委員長賞/光と影の未来体験 愛子さまとめぐる大阪・関西万博」などの受賞作品を展示する【2025年日本雑誌写真記者会写真展】が、《富士フイルムフォトサロン 東京 スペース2》(東京都港区赤坂9‐7‐3 フジフイルムスクエア内)で12月26日(金)まで開催中(10時~19時、入場無料)。今年1年間の事件や世相を写真で振り返ることができるイベントだ。
