「パレスチナ・アクション」を支持する紙を持つグレタさん(Instagramより)

「パレスチナ・アクション」を支持する紙を持つグレタさん(Instagramより)

 デモは大手損害保険会社のオフィス前で行われた。理由は同社がイスラエルに拠点を置く防衛関連企業エルビット・システムズにサービスを提供しているからだという。パレスチナ・アクションが取る直接行動の多くはイスラエル関連の軍需企業に対する器物損壊行為だ。

 グレタさんは取り調べの後にすでに保釈されているが、警察は2026年3月に出頭するよう命じているという。

 グレタさんは15歳のときにスウェーデンの首都ストックホルムにある国会議事堂前で「気候のための学校ストライキ」を1人で始め、注目を集めた。16歳のときには国連の気候変動サミットで演説し、「よくもそんなことを(How dare you)」と強い言葉遣いで気候変動問題に関する「怒りのスピーチ」を行った。

 グレタさんは10代の頃に“環境少女”として世界中から認知されるようになり、インスタグラムのフォロワー数は1600万人を超える。近年は活動の幅を広げてパレスチナ問題にも取り組むようになり、身柄を拘束されるケースも増えた。

「グレタさんは2025年に入って、パレスチナ自治区ガザに支援物資を海路で届ける『グローバル・スムード船団』に乗り込みましたが、10月に同船団はイスラエル軍に拿捕されました。

 結局、グレタさんはギリシャのアテネ国際空港に強制送還されましたが、拘束された活動家らはイスラエルで虐待を受けたと主張し、グレタさんも『拘束中の虐待や不当な取り扱いについてはいくらでも話せる』と述べています。

 パレスチナ問題などでグレタさんは活動家としてより直接的な行動に参加するようになっており、今後も注目を集めるでしょう」(前出・大手紙国際部記者)

 行動は過激化しているようだ。

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