再選を果たした小川晶氏(時事通信フォト)
1月12日投開票の前橋市長選で、出直し選に挑んだ小川晶氏(43)が当選を果たした。昨年9月にNEWSポストセブンが、部下の既婚男性とラブホテルで面会していた問題をスクープしたことを受けての辞職だったが、小川氏は2度目の当選を果たした後、支援者の前で「これからの行動で信頼をまた積み重ねていきたい」と話したという。
当選翌日に小川氏の支援団体幹部の松村健助氏に話を聞くと、選挙の過程をこう明かした。
「足で稼いだことが成果になった。昨年の12月半ばから小川は一日も休まず、お詫び行脚と挨拶を続けてきた。1月2日には私の地元の自治会の新年会で参加者に挨拶と握手をさせ、その後は私と小川の2人で地元を回って1日で100人に挨拶しました。
群馬は義理人情に厚い県民性がある。叩かれると同情心が湧くんです。小川自身、選挙には自信があったと思いますよ」
その今後にも注目が集まる。今回の選挙戦では自民が支援する候補に1万票の大差をつけた。県政関係者はこう言う。
「自民は群馬から総理を4人も輩出し、衆参の議席も独占する“自民王国”です。野党は長くその牙城を崩せずにきた。それが今回の市長選では小川氏を立憲民主と国民民主の市議が支援して自民系候補に圧勝。その知名度と人気からすれば今後、両党から国政進出の声がかかってもおかしくない。
市長の残り任期は2028年2月までで、ちょうどその年の夏に次の参院選があるという巡り合わせもある。前回参院選の群馬選挙区では、自民現職を参政党の女性候補があと一歩のところまで追い込むなど綻びが見える状況だけに、自民王国が今後も続くのかを左右する最大のキーパーソンが小川氏となることは間違いないのではないか」
まだまだ小川氏の動向から目が離せない。
※週刊ポスト2026年1月30日号
