大分市立中学校の校内で生徒が暴行を受けている動画が、SNS上で拡散された(Xより)
「『大変遺憾に思います』とか何度も言っていたけど、『遺憾っち何なん?』って思う」──そう憤りをあらわにするのは、大分市立中学校の関係者だ。この学校をめぐっては、校内で生徒が暴行を受けている動画がSNS上で拡散され、学内外を巻き込んだ大問題となっている。
1月10日、大分市教育委員会は記者会見を開き、粟井明彦教育長は深々と頭を下げて「被害に遭われた生徒、関係者の皆さまに対して深くおわび申し上げます」と謝罪。そしてその同日に渦中の中学校で行われていたのが、冒頭の関係者も出席した「緊急保護者会」だ。
保護者会では「録音・録画の禁止」が告げられたという。しかしこの関係者はこう語るのだ。
「いじめは重大な社会問題です。これまでの学校側の対応の甘さから、保護者会で何が語られるのか記録する必要があると思い、録音しました。いじめにどう対応していくべきなのかを社会全体で考えるために、録音テープを提供します」(同前)
土曜15時から行われた保護者会には、多くの保護者が詰めかけたという。関係者が提供した当日の録音データには、学校側の杜撰な管理体制と、我が子の身を案じる保護者たちの悲痛な叫びが記録されていた──。
※保護者会での発言は、主旨を変えない範囲で一部補足・編集しています
