北海道日高町で店の壁の内側から20代の工藤日菜野さんの遺体が見つかり、松倉俊彦容疑者(49)が逮捕された(左・知人提供)
北海道日高町のバーで、壁の内側から常連客だった看護師の工藤日菜野さん(28)の遺体が見つかった衝撃的な事件。北海道警は死体遺棄容疑でこのバーの経営者、松倉俊彦容疑者(49)を逮捕した。
「遺体が見つかったのは1月10日未明です。松倉容疑者の供述に基づいて店舗を捜索した道警が発見しました。壁の内側に1畳ほどの空間があり、工藤さんの遺体はそこに横たわっていた。開口部は木の板で隠されていたといいます。司法解剖の結果、死因は窒息死と判明。首にはロープのようなもので絞められた痕が残っており、すでに死後10日ほど経った状態でした。
工藤さんは昨年の大晦日の夕方から連絡が取れない状況になっていました。午後4時ごろには、自宅付近の防犯カメラに映っていました。『彼氏と過ごす。1日は仕事に行く』と言い残していたという報道もあります。しかし年が明け1月1日に出勤せず、工藤さんの祖母が同日、門別署に行方不明届を提出していました」(地元事件担当記者)
工藤さんの遺体は1月2日ごろにはバーの壁内にあったとみられている。
「1月2日にバーの営業が始まりましたが、空気清浄機を複数台回すなか、たこ焼きパーティーをしていたことが分かっています。道警は1月3日には防犯カメラなどから松倉容疑者が関わっているとみて、任意聴取を開始。そして10日に工藤さんの遺体が見つかり逮捕したという経緯です」(前出・担当記者)
松倉容疑者はどのような人物なのだろうか。
#1(前回記事)ではバーを経営するかたわら、灯油を販売する仕事もしていたという容疑者の生活について報じた。話を聞いた飲食店オーナーの女性は、松倉容疑者が「コーラしか飲まなかった」と話していたが、さらに取材を進めると容疑者の違った側面も見えてきた。
事件現場となったバーから、100メートルほど離れた戸建て。松倉容疑者は妻と幼い子と3人で暮らしていたという。近隣の30代男性が明かす。
