東京21区〜30区は中道が優勢な選挙区も(時事通信フォト)
人には、一度ある対象や情報が気になりだすと、急にそれらを頻繁に目にするようになるという「注目バイアス」という傾向がある。高市氏が気になりだすと、彼女に関する情報ばかりが目につくようになる。彼女に注目が集まり、人気が出るほど、活躍するほど、自分も応援したいと思うようになる。情報をオールドメディアではなくSNSで集める世代は、このバイアスだけでなく、ネット上のシステムにより興味ある情報だけを見て、自分と似たように意見や価値観に触れることが多い。そこで繰り返される情報により、自分の考えは正しいと思うようになるという。高市氏に関するポジティブな情報だけでなく、衆院選で自民党が大勝しそうだという分析結果を見れば、やっぱり自民党だと自分の選択の正しさを確信するだろう。
そうなると、選挙日までオールドメディアがどのような情報を流そうと、ネット世代の耳には入らない。閲覧履歴から好みを分析しネガティブ情報や異なる意見は遮断するというネットの”フィルターバブル”のおかげで、見たい情報しか目に入らない。外部からの雑音(?)が入らない彼らは、候補者や党にとって強固な支持者になりうる。ネット戦を展開する参政党やチームみらいがどんどん支持者を広げ、勢いを増しているのも、ネット世代の心理や行動傾向をしっかりつかみ、SNSをうまく活用しているためだろう。
与党は本当に300議席を超えるのか。自民党の勝利は、ネット世代を取り込み始めた高市人気にかかっているのは間違いない。
学生時代からバイクに夢中だった(HPより)
大学時代は4組のバンドを掛け持ち(HPより)


