横峯さくら一覧

【横峯さくら】に関するニュースを集めたページです。

妊娠中の横峯さくらに周囲の応対も様々だったという(写真/共同通信社)
横峯さくら妊娠7か月でツアー参戦 気遣い&ハラハラの現場
 持ち前の“オーバースイング”は健在だったが、中継を見たファンからは「あんなに体をねじって大丈夫か、ハラハラしてしまった」(65歳男性)といった声が聞こえてきた。妊娠7か月で「TOTOジャパンクラシック」(11月6~8日)に出場した横峯さくら(34)だ。「米ツアー参戦時に妊娠中も大会に出る選手を見て刺激を受け、挑戦を決めたそうです。予選落ちがない大会なので、精神的負担も軽かったのだろう」(ゴルフ雑誌記者) プレーへの影響はやはり大きく、77人中76位で大会を終えた後、横峯は「ドライバーの飛距離は20ヤードくらい落ちた」と振り返った。周囲の応対も様々だったようだ。「練習ラウンドでは新婚のイ・ボミ(32)が“私も赤ちゃんが欲しい”と声をかけていた。初日は出産経験のある若林舞衣子(32)が同組で、横峯は復帰のタイミングなどを熱心に聞いていました。 ラウンド中はディボット跡などでつまずいたりしないか、周囲は心配そうに見ていましたね。ただ、キャディの御主人がかなり気を遣っていた。横峯だけがゆっくり歩いて前組に遅れるとスロープレーでペナルティになるので、同組の選手もあまり急ぎ足にならないよう気遣っている様子でした」(ツアー関係者) 出産予定日は2月21日で、今回が出産前最後のラウンド。復帰は来年8~9月の予定だ。「今後は子育てと仕事の両立が目標だという。日本では出産後の優勝経験者が森口祐子はじめ5人いるが、2003年以来その例がない。ジュニア育成の発展で選手の低年齢化が進んだ影響は大きく、母になった横峯が好成績を残す道は険しい」(同前) そのハードルを越えて、新たな“さくら伝説”を作ってほしい。※週刊ポスト2020年11月27日・12月4日号
2020.11.16 16:00
週刊ポスト
女子プロゴルフ開幕、「中堅プロはつらいよ」というワケ
女子プロゴルフ開幕、「中堅プロはつらいよ」というワケ
 今季の女子ゴルフの日本ツアーは、本来なら17戦目のはずの「アース・モンダミンカップ」(6月25日~29日)が無観客での“開幕戦”となった。注目が集まるのはやはり、渋野日向子(21)、原英莉花(21)ら黄金世代と、安田祐香(19)、吉田優利(20)らプラチナ世代だ。「開幕戦の予選ラウンド(2日間)も人気選手同士の組み合わせとなった。渋野はプラチナ世代の西村優菜(19)、主催者推薦枠の横峯さくら(34)と同組。プラチナ世代の安田と吉田は、横峯の妹分の香妻琴乃(28)と同じ組だった」(担当記者) ただ、7~8月の大会は中止ないし開催の可否が未定となっており、約2か月は試合がない。その間のチャリティゴルフなども、出場者は黄金世代ばかり。苦しいのが、それ以外の中堅クラスだ。「女子の大会は、まず賞金ランク50位以内のシード選手に出場枠が与えられ、主催者推薦などの特別枠を除いた残りを前年のQT(予選会)ランキングが高い選手から割り当てられていく。QTランク70位以下になると、今後たまに試合があっても、出場さえ危うい。スポンサーの多くがコロナで本業の経営が厳しいこともあり、露出が少ない選手への支援はしぼられ、交通費の負担程度になっています」(同前) QTランク72位には藤田光里(25)、73位に原江里菜(32)、113位に金田久美子(30)といった有名選手もみられるが、今後は厳しい。「QT参戦の選手はシード選手の欠場が多い春先の大会で結果を出し、リランキング制度(21試合消化時点での見直し)を利用して後半戦の出場権を得ることを目指して頑張るが、今季はそもそも春先の大会がない。来年にかけての“1.5年シーズン”となるので、来年のリランキングまで前年のQTランキングで出場優先順が決まる。そうして時間が経つほどに、下の世代が突き上げてくる」(同前) 猛チャージで巻き返せない“格差”が生まれている。※週刊ポスト2020年7月10・17日号
2020.07.02 16:00
週刊ポスト
ライバルの人気に動じない不動裕理、鈴木愛らの強さ
ライバルの人気に動じない不動裕理、鈴木愛らの強さ
 スポーツなら強くて勝つ選手が人気者になるのかというと、必ずしもそうではない。女子ゴルフではたびたび、アイドル的な人気を集めるゴルファーの勝利を阻む“ラスボス”的な存在が出現する。強さ故に記憶に残る、女子プロゴルファーたちだ。◆ト阿玉(とあぎょく、※トはさんずいに余) 1973年に台湾から来日すると国内ツアー通算71勝を挙げる。1982年からの5シーズンでは41勝し、その間は5年連続賞金女王に輝いた。「決勝ラウンドではピンクのウエアに身を包み、颯爽と優勝をさらっていく。当時流行った映画のキャラクターにかけて“ピンクパンサー”と恐れられた」(元ツアー記者) 外国人選手で唯一の永久シード選手で、国内ツアー71勝は69勝の樋口久子を凌ぐ歴代最多記録だが、公式記録ではLPGA会員となる以前の13勝がなぜかカウントされず、そのため「歴代2位」にランクされている。◆不動裕理 プロ4年目の2000年に6勝を挙げて賞金ランク1位になると、6年連続で賞金女王に輝く。この期間で37勝を挙げ、2003年には年間30試合のなかで10勝を挙げた。「人気プロの服部道子や古閑美保も歯が立たない。優勝者が不動ばかりで、ギャラリーも視聴率も伸びないといわれる時代が続いた。 2003年に宮里藍が高校生でツアー優勝すると、女子ゴルフ人気に火がついたが、2004年、2005年は賞金ランク2位になった宮里の女王戴冠を不動が阻止。横峯さくらも登場するなか、不動はヒール役の位置づけになった」(ゴルフ担当記者)◆鈴木愛 2019年の賞金女王は史上3人目となる年間7勝の快挙を挙げた鈴木愛だが、オフにバラエティ番組に引っ張りだこだったのは4勝で賞金ランク2位の渋野日向子だった。女王争いは最終戦までもつれた。「渋野人気は凄まじく、最終日は8580人のギャラリーの大半が渋野のパーティについて応援する異様な光景だった」(ゴルフ担当記者) 2017年にアン・ソンジュら韓国人選手を抑えて4年ぶりに日本人賞金女王となった時は鈴木に大声援が送られたが、今回は全英女子オープンを制したシンデレラガール・渋野の敵役となってしまった。※週刊ポスト2020年4月3日号
2020.03.26 07:00
週刊ポスト
渋野日向子は大丈夫なのか(Getty Images)
宮里藍も悩まされた女子ゴルフ界の「コース外トラブル」
 人気女子プロがゴルフ場で従業員に「死ね」と暴言を吐いたとされる前代未聞の騒動。その背景を追うと、テレビ中継には映らない複雑な人間関係が浮かび上がってくる。女子ゴルフの世界は選手同士や派閥・グループ同士での足の引っ張り合いが繰り返されてきた。スキャンダルの噂を流されたり、ルールに関して嫌がらせまがいの指摘をされたり、男性キャディの“略奪”をめぐって胸ぐらを掴まれて「泥棒猫」と罵られる騒動に発展……などなど。 渋野日向子(20)をはじめとする黄金世代の若手選手が台頭するなか、同じような悲劇が繰り返されないか心配になるが、近年になって、女子ゴルフ界の勢力図は塗り替えられてきているという。「かつては岡本綾子氏(68)を中心とする“岡本軍団”や清元登子氏(享年78)の清元教室など、有名プロを師匠に持つ選手がほとんどだった。古閑美保(37)も清元門下生。ただ、ジュニア世代の大会が盛んになってそうした例は減り、親子が師弟関係になる選手が増えた」(ベテラン記者) 宮里藍(34)、横峯さくら(33)が代表格だ。父親がコーチとしてツアーに同行し、家族単位で行動する。「さらに今はLPGAがアマチュアの出場枠を拡大し、ジュニア時代から参戦する選手たちの“同世代のつながり”が強くなってきた。小さい頃から親も含めて顔見知りで、プロ入り後も一緒に練習ラウンドをする。黄金世代と騒がれる1998年生まれが最も有名ですが、渋野に加え、日本女子オープンをすでに3度制した畑岡奈紗(20)、原英莉花(20)、小祝さくら(21)、新垣比菜(20)といった蒼々たるメンバー。なかでも渋野は大里桃子(21)と仲が良く、いつも一緒に練習ラウンドをしている」(同前) 全英女子オープン優勝で米ツアー参戦の権利がある渋野が来季は挑戦しないと公言したが、同期とのゴルフを日本で楽しみたいのが理由のひとつだとされる。「現役高校生でツアー優勝してプロになった宮里藍が、20歳で早々に米ツアーに転じたのは、日本の女子ゴルフ界の嫉妬渦巻くロッカールーム事情に嫌気がさしたのが一因といわれてきた。渋野も同様のことにならないか懸念されていたが、(同じ事務所に所属する)古閑という心強い味方もいるし、いまのところ心配はなさそう」(同前) 伸び盛りの若手が、コース外のトラブルに悩まされないことを願いたい。※週刊ポスト2019年11月22日号
2019.11.17 16:00
週刊ポスト
宮里藍、澤穂希、潮田玲子 女性アスリート達のライバルは今
宮里藍、澤穂希、潮田玲子 女性アスリート達のライバルは今
 今年のドラフトでは、高校野球を沸かせた2人のライバル、佐々木朗希(大船渡)と奥川恭伸(星稜)に注目が集まった。スポーツ界の歴史はこのように、ライバルとして並び称された「ふたり」が何組もいた。しかし、勝負の世界では、その後のキャリアの中で明暗が分かれることもある。あの日輝いた「もうひとり」のその後──。 2010年に世界ランク1位になったプロゴルファーの宮里藍。彼女を脅かす存在として注目されたのが、同じ沖縄出身で1歳年下の諸見里しのぶだった。国内ツアー優勝は9回。メジャー大会も3度制している。2009年には横峯さくらと熾烈な賞金女王争いを繰り広げた。「諸見里の才能は、宮里以上とも言われました。14歳の時にはそれまで宮里がもっていた国内女子ツアー最年少予選通過記録を4か月更新。そのスイングの美しさは女子ゴルフ界随一とも呼ばれた」(ゴルフ誌記者) 宮里は2017年に現役を引退したが、諸見里は現在もツアーに参戦している。「2014年頃から完治不能と言われる肋軟骨痛に悩まされ、痛みと闘う日々が続いています。今年は8試合に出場したものの、予選通過はゼロ。10年間優勝から遠ざかり、メディア露出もほとんどなくなったが、本人は諦めていない。来年もツアー参戦の意向を示しています」(ツアー関係者) 2011年の女子サッカー・ワールドカップで優勝した「なでしこジャパン」を牽引したのが、澤穂希と宮間あやだ。ボランチの澤と、司令塔の宮間の抜群のコンビネーションが世界の強豪を撃破する原動力となった。「キャプテンの澤が同年のFIFAバロンドール(最優秀選手賞)を獲ったことで目立たないが、あのときの日本代表は澤ではなく宮間のチーム。世界屈指のキックの正確さとボールコントロールでチームを統率していた」(サッカージャーナリスト) W杯後、なでしこの主将は澤から宮間に引き継がれた。宮間はその後、代表のエースとして活躍したが、2016年に湯郷Belleを退団した。現在は新聞でのコラム執筆や講演会活動でサッカーに関わっている。 女子バドミントンで、「オグシオ」の呼び名で一世を風靡した美人ペアが潮田玲子と小椋久美子。2004年から全日本総合選手権大会を5連覇し、2008年には北京五輪で5位に入賞した。 ペア解消後、潮田は芸能事務所と契約、キャスター業を開始した。2012年にはJリーガーの増嶋竜也(現ジェフユナイテッド市原・千葉所属)との結婚を発表し、現在は2児の母として子育ての傍ら、情報番組のコメンテーターなど芸能活動を続けている。 一方の小椋はペア解消後も現役を続けたものの、持病の腰痛や右足首の故障に悩まされる。2010年1月に現役引退を発表。同年3月には所属していた三洋電機も退職した。 その後はスポーツインストラクターに転身し、2011年3月にラグビー選手の山本大介選手と結婚するも、わずか1年半で離婚。「現在は講演や子供たちへの指導を中心にバドミントンの楽しさを伝える啓蒙活動を各地で行なっている」(別のスポーツ紙記者)※週刊ポスト2019年11月8・15日号
2019.11.06 07:00
週刊ポスト
心筋梗塞は「冬の病気」ではない
「真夏の心筋梗塞」に注意 著名人も九死に一生の危機体験
 暖房の効いた室内から寒い屋外に出た瞬間、心臓に痛みが──そんな“冬の病”という印象が強い「心筋梗塞」。しかし、実際には暑い夏場に発症するケースも少なくない。 山梨医科大学第二内科の研究チームは、急性心筋梗塞の発症と当日の天候・気温などとの関係を調査し、2001年の日本心臓病学会学術集会で研究発表を行なっている。 それによれば、急性心筋梗塞で入院した男女998人(平均年齢66歳)について調査したところ、気温と発症患者数の間に相関関係はなかったという。冬に発症した患者が279人と最も多かったものの、夏の発症患者も225人いて、心筋梗塞が年間を通じて注意しなくてはならない疾患であることが明らかになっている。 実際、夏場の心筋梗塞で命を落とした著名人も少なくない。 2011年8月、サッカー元日本代表で松本山雅FCに所属していた松田直樹氏(当時34歳)が、急性心筋梗塞でこの世を去った。チーム練習でウォーミングアップのランニング後、突然激痛に襲われ、病院に搬送された時はすでに心肺停止状態だった。2014年5月には相撲協会の放駒元理事長(元大関・魁傑、当時66歳)が、ゴルフ練習場で心筋梗塞に倒れ、やはり搬送先の病院で死亡している。 いずれも「運動中」に発症したケースだが、このあたりに「夏の心筋梗塞」の危険を読み解くカギがありそうだ。慈恵医大循環器内科の川井真・准教授が解説する。「急性心筋梗塞の発症メカニズムを説明すると、まず、冠動脈の内壁に脂質などが蓄積され、プラークと呼ばれる“脂溜まり”が形成されます。その後、何らかの原因でこの脂溜まりを覆っている膜が破れると、血管内に血栓ができ、冠動脈を詰まらせてしまう。 脂溜まりを覆う膜が破れる直接の原因が何かは解明されていませんが、よくいわれるように冬場は室内と屋外の温度差が大きく、寒い場所に出た時に体温を逃がさないよう、自律神経が血管を収縮させる。そうした物理的な力で脂溜まりが破裂している可能性があります。 一方、夏場は高温のなかで汗をかくことで、脱水症状に陥りやすい。そうすると血液中の水分が少なくなって血栓ができやすくなり、心筋梗塞のリスクにつながっていることが考えられます」 夏場に体を動かす時は、十分な水分補給が欠かせないということだ。また、運動中と並んで、とくに夏場は「睡眠中」も発汗によって失われる水分が多くなることが知られている。 今年7月には、元プロ野球選手の金田正一氏(86)が自宅で倒れて心筋梗塞で入院したが、胸に痛みを感じたのは“寝起き”のタイミングだったという。同様の体験をしているのが、プロゴルファー・横峯さくらの父で元参院議員の横峯良郎氏(59)だ。横峯氏は政界を引退した1年後の2014年8月、やはり急性心筋梗塞で入院している。「翌日のゴルフのイベントのために広島のホテルに泊まっていたのですが、朝方に胸の痛みを感じて、脂汗が止まらなくなった。前夜は、翌日が早いから酒もほとんど飲んでいなかったから、絶対にこれはおかしいと思いました。 それで病院が開く時間まで待ってホテル近くの個人病院に行くと、ろくに診察もしないですぐに大病院を紹介された。とにかく心筋梗塞は時間との闘いだそうで、検査をすると3本の冠動脈のうち1本が詰まりかけていた。2週間くらい入院し、いまもバイアスピリンという血液をサラサラにする薬を常用しています」 前出の川井准教授はこう解説する。「心筋梗塞は早朝に起きやすいといわれます。睡眠から覚醒へと移る際に自律神経系のバランスが入れ替わるため、血圧や脈拍が上がり、それに応じて血管の緊張度が変わって心筋梗塞の発症に至っている可能性はありますが、細かくはまだ解明されていません。 ただ、夏場は就寝前を含めたこまめな水分補給が予防の観点から重要なのは間違いないでしょう。喉が渇いたと感じた時はすでに脱水が進んでいる状態なので、喉が渇く前に、時間を決めて少しずつ水分を摂るようにしてください」 2001年6月に心筋梗塞で入院したフリーアナウンサーの徳光和夫氏(78)のケースでも、「都内のホテルに滞在中、徳光さんが激しい胃の痛みを感じて大量の汗をかいていたので、奥さんがとにかく水を飲むように薦めたそうです。翌日、病院にかかって心筋梗塞だと診断されていますが、医師からは水を大量に飲んだことで辛うじて命がつながったといわれたそうです」(在京キー局関係者) というエピソードもあり、やはり水分補給の死活的な重要性を示唆している。◆3割が病院搬送までに死亡 心筋梗塞は、高血圧、脂質異常症、糖尿病といった生活習慣病を抱える人のリスクが高いとされる。前出・川井准教授はこういう。「他にも、家族が心筋梗塞になったことがある、喫煙している、過剰なストレスを抱えている、といったこともリスク因子となります。 ただ、事前の検査で急性心筋梗塞になりそうかを判断するのは難しい。心電図や心エコーはリアルタイムの心臓の機能を見る検査なので、事前に心筋梗塞のリスクを炙り出すことはできない。冠動脈CTだと脂溜まりがあるかは検知できますが、それが破裂しそうな危険な状態かまでは通常、判別できません」 もちろん、肥満や高血圧といったリスク因子を取り除くための生活習慣の改善は重要だが、川井氏は「とにかく心臓に異変を感じたらすぐに医療機関に行くことが重要」と強調する。「急性心筋梗塞は、冠動脈が詰まった瞬間から病院に搬送されるまでに3割の患者が亡くなるとされる、死亡率の非常に高い病気です。突然、前胸部やその周辺に締め付けられるような激しい痛みを感じたら、速やかに救急車を要請して医療機関に向かってください。 痛みを感じる部位は前胸だけでなく、胸全体、頸部、背部、左腕など広範囲にわたることもありますし、胃などの消化器官に痛みが出ることもある。痛みとともに冷や汗、嘔吐、吐き気、呼吸困難を伴うこともあります。 もちろん、受診した結果、心筋梗塞ではない可能性もありますが、それでも違和感があれば医療機関に行くことを強く推奨します。適切なタイミングで、血栓を除去しながら狭くなった血管をバルーンで広げて血管の幅を十分に確保するカテーテル治療を受けることができれば、命が助かる可能性は十分にあります」 図らずも、前出の金田氏が取った対応は、まさに川井氏が推奨する方法に合致していた。「心筋梗塞は冬の病気」という先入観を捨て、速やかで適切な対処を心がけることが、命の危機を救うことにつながる。※週刊ポスト2019年8月30日号
2019.08.21 07:00
週刊ポスト
諸見里しのぶ 1打差決着「平成の名勝負」女王争いを述懐
諸見里しのぶ 1打差決着「平成の名勝負」女王争いを述懐
 トップに立つ者にかかるプレッシャーは、体験した者にしかわからぬ重さだろう。平成21年(2009年)11月29日、女子プロゴルフで横峯さくらと諸見里しのぶが熾烈な賞金女王戦いを繰り広げた。獲得賞金の差はわずか975万円だった。諸見里がそのシーズンを述懐する。 * * * ゴルフ技術だけでなく、人として精神的にも大きく成長できた貴重なシーズンでした。 6月までは横峯さくらさんが賞金女王争いを引っ張り、8月以降は4勝した私がトップに立ちました。そこで感じたのは、主催者やファンは常に賞金ランク1位のゴルフに期待していること。私もそれに応えたいから頑張り、34試合すべてに出場、一度も予選落ちしませんでした。終盤はトップの選手にしかわからないプレッシャーの連続でしたね。独特な緊張感のなか、最終戦の「LPGツアーチャンピオンシップリコーカップ」を迎えました。 2位の横峯さんとは540万円差でしたが、ともに1億5000万円超えの争いでした。私が賞金女王になる条件は、優勝か、2~3位の場合は横峯さんのV逸。逆に横峯さんは優勝か、2位でも私が4位以下なら逆転賞金女王でした。私はグランドスラム達成(*)もかかっていたので、最後は勝って賞金女王になりたい気持ちが強かった。【*日本ツアーの4つの公式戦である「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ(2019年からLPGAウィメンズチャンピオンシップに改称)」、「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」、「日本女子オープンゴルフ選手権競技」、「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」をすべて勝つこと】 最終日を迎えてトップとは4打差の3位タイ。5位タイの横峯さんには1打リードしていました。 15番グリーン横のリーダーボードで2組前の横峯さんがトップ、私が1打差であることを確認した途端、ボギー。直後の16番で長いパーパットが残り諦めかけましたが、打った瞬間、ギャラリーの「入れ!」という声とともにスローモーションのようにボールがカップに沈んだのです。鳥肌が立ちました。「応援の声が力になる。弱気になってはダメ。あと2ホールで絶対にバーディを取る」と自分に言い聞かせました。 17番はバーディ。1打差で迎えた最終ホールの段越え10メートル、上りフックラインのバーディパット。決まれば追いつけましたがラインが少し違ってパー。この瞬間に賞金女王の夢は潰えました。悔しくて、キャディさんの手を握ってグリーン上で泣いてしまったのを覚えています。 ただグリーン周りには両親や先輩プロなど、一緒に戦ったメンバーがみんないたので、悔しさ以上に「やっと終わった」という気持ちでしたね。それぐらい終盤の試合は精神的に苦しかったです。横峯さんの苦しさもわかっていたので、心から祝福できました。この時に経験した「諦めてはいけない」は、今のゴルフにも生き続けています。※週刊ポスト2019年2月1日号
2019.01.24 07:00
週刊ポスト
紀平梨花、幼稚園で毎日2km走る英才教育と「ヨコミネ式」
紀平梨花、幼稚園で毎日2km走る英才教育と「ヨコミネ式」
「ザギトワが王位を失った。素晴らしい日本の女性が王位を奪い去っていった」 ライバル選手の地元・ロシアの現地紙が脱帽するほどの圧巻の演技だった。フィギュアスケートのGPファイナルで優勝した紀平梨花選手(16才)。シニアデビューでのGPファイナル制覇は2005年の浅田真央(28才)以来の快挙だ。 2018年の平昌五輪金メダリストのロシア代表、アリーナ・ザギトワ選手(16才)を上回り、宮原知子選手(20才)や坂本花織選手(18才)ら先輩を抑えての完勝。2022年北京五輪に向けた現在地を「10%ぐらい。まだまだなので」と言い、大きな成長の可能性を秘めている。「紀平選手の最大の武器はプログラムに3回折り込んでいるトリプルアクセルですが、軽々と跳べるのは驚異の身体能力の持ち主だからです」(フィギュア関係者)◆逆立ち歩き、片手で側転 体脂肪率は6%と男子アスリート並み。腹筋が割れ、50m走は7秒台という紀平。彼女が体を鍛え始めたのは、1才からだというから驚きだ。「両親共に教育熱心で、お母さんは早期教育の大切さを知ると、娘をどの幼稚園に入れるかずいぶん調べたそうです。最終的に選んだのが、地元の兵庫県西宮市にある『ヨコミネ式』という教育法を実践する幼稚園でした」(近隣住民) ヨコミネ式教育法とは、女子プロゴルファーの横峯さくら(33才)の伯父・横峯吉文氏が提唱する幼児教育法。北海道から沖縄まで全国約360の施設や学習塾に導入されている。そのモットーは「すべての子供が天才である」ことだという。「子供のやる気を起こし、才能を開花させるために、『読み・書き・計算・体操・音楽』など幅広く指導。幼児期に足し算や引き算、九九に挑戦したり、大量の読書をすすめたりします。子供たちがけんかをしても、なるべく口は挟まない。自分たちで解決させ、正義感や道徳観といった心の成長を育むことを目指しているそうです」(教育関係者) ヨコミネ式では、筋力や柔軟性を鍛えるために逆立ち歩きや片手での側転などを教えて運動神経を鍛える。紀平はその幼稚園でめきめきと身体能力を伸ばした。「毎日幼稚園の園庭を2km走り、年長組の時には跳び箱9段をクリアしていました。家の前ではよく逆立ちで歩いてましたね。今思えば、あの体幹のよさが演技に生かされているんでしょうね」(前出・近隣住民) 数年前、「ヨコミネ式」がテレビで紹介されると大きな話題に。失敗を重ねて成長する経験を得るため、「少し難しそうに思えること」も挑戦させる。その難しさから、一部には「やりすぎだ」「ウチの子はもっと普通に育ってくれればいい」と否定的な声もあるが、紀平の場合、ヨコミネ式教育法が才能開花につながったのは確かだろう。※女性セブン2019年1月1日号
2018.12.13 16:00
女性セブン
イ・ボミは?「熱愛で弱くなるor強くなる」女子プロジンクス
イ・ボミは?「熱愛で弱くなるor強くなる」女子プロジンクス
 今季終了と同時に女子ゴルフ界でニュースとなったのが、2015、2016年と2年連続で賞金女王に輝いたイ・ボミ(30)の熱愛交際だった。お相手は韓国のイケメン俳優、イ・ワン(34)。日本のドラマや映画に出演する人気者だ。どちらも敬虔なカトリックで、今年の初めに神父の紹介で知り合い、順調に交際を深めていると公表した。 気になるのは、今季のイ・ボミの“絶不調”との関係だ。出場した24試合で予選落ち9回に、棄権1。賞金ランクは83位に沈んだ。 女子プロの場合、パートナーの存在と成績が関連づけて語られることが少なくない。 最近の例では、2013年に4勝を挙げて賞金女王に輝いた森田理香子(28)。2014年秋に14歳年上の専属トレーナーとの半同棲が発覚して以降、勝利はなく今季も低迷。来季から休養に追い込まれた。「表向きはフォームと肉体改造に失敗したといいますが、恋愛に厳しい師匠の岡本綾子と、交際宣言以降にすれ違いがあったことも一因といわれています。女子プロはコースと宿舎の往復で交際範囲が狭いため、恋愛対象もトレーナーやキャディ、メーカー担当者など同業者が多くなってしまう。ストレスの多い生活の中で、心の隙間を埋めてくれる男性にのめりこんでしまいがちになる」(ゴルフ誌記者) 他にも「キャディとデキているのでは」と噂された女子プロは数多く、同じオトコを巡ってロッカールームでつかみ合いを演じた女傑もいた。「メンタルトレーナーと結婚した横峯さくら(32)が米ツアーで結果を残せないなど、“オトコ”の存在と成績は不思議なほど連動する」(同前) ただ、パートナーを得てさらに活躍する例もある。今季5勝で4度目の賞金女王の座についたアン・ソンジュ(31)だ。2014年末に男子プロのキム・ソンホと結婚。翌年は勝てない試合が続いていたが7月に優勝すると、「結婚して弱くなったと言われ、彼がつらかったと思う。早く優勝したかった」と涙ぐんだ。「結婚や交際発覚は必ず成績と結びつけて語られる。それをはね返せる反骨精神があるかで、結果は大きく分かれる」(同前) イ・ボミには、プラスの“熱愛効果”で見事なリカバリーを決めてもらいたい。※週刊ポスト2018年12月14日号
2018.12.04 16:00
週刊ポスト
フィギュア新ヒロイン紀平梨花 ヨコミネ式で運動神経磨く
フィギュア新ヒロイン紀平梨花 ヨコミネ式で運動神経磨く
 曲がやむ前から、観客はスタンディングオベーション。得点を見るまでもなく、誰もが「超新星」の誕生を確信した瞬間だった。 11月9~11日に行われたフィギュアスケートGPシリーズ・NHK杯で、16才の紀平梨花が優勝を遂げた。シニアデビュー戦でのGPシリーズ優勝は、日本人初の偉業。 ショートプログラムではトリプルアクセルで転倒し、5位と出遅れたが、すぐに気持ちを切り替えた。その日の夜に過去のジャンプ映像を何度も見返して復習。翌朝はタイミングを修正するため、16回も跳んで確認した。執念で挑んだフリーは、コンビネーションを含む2度のトリプルアクセルを成功させ、見事に逆転。ジャンプのGOE(出来栄え点)は+3.09を叩き出し、織田信成(31才)はツイッターで《梨花ちゃん3A(トリプルアクセル)の加点男子やん!笑》と絶賛した。 浅田真央(28才)に憧れ、優勝後のインタビューでも「真央さんに近づきたい」と語った紀平。しかし、その偉業は早くも「目標の人」を超えてしまった。 衝撃的なデビューを飾ったシンデレラガール。そのルーツは約13年前にさかのぼる。 紀平は兵庫県西宮市出身で、父親がサラリーマン、母親が事務職員というごく普通の家庭に生まれた。両親は教育熱心で、紀平と4才年上の姉のために“投資”を惜しまなかった。「お母さんは早期教育が大切だと知り、娘2人をどの幼稚園に入れるかずいぶん調べて考えたようです。梨花ちゃんはプロゴルファー・横峯さくらさん(32才)の伯父さんが提唱する『ヨコミネ式』という、運動をメインとした子育て法を取り入れた幼稚園に1才9か月の時から通っていました。その甲斐あってか、本当に梨花ちゃんは運動神経がよかった。年長組の時には毎朝園庭を2km走り、跳び箱の9段もクリア。家の前でよく逆立ちをして歩いて遊んでいたのも見ました。小中と進学した後もずば抜けていましたよ」(近隣住民) スケートとの出合いは3才の時。母と姉と一緒に神戸のリンクに遊びに行くと、転んでも転んでも夢中になって滑り、家族の「帰ろうよ」の声にも耳を貸さず、リンクを離れようとしなかったという。スケート教室に通い始めたのは5才。成長は群を抜いていた。「両親は子供が本気で“やりたい”と言うことは、とことんやらせてあげていた。紀平選手はスケートだけでなく、バレエや体操、エレクトーンなど8つも習い事をしていました。でも決して甘やかしていたわけではない。リンクでは、お母さんが“やる気がないならやらんでええよ!”と厳しく叱りつける姿もあったそうです」(フィギュア関係者) 小学1年生の冬からは個人レッスンを受け、平日は2時間、土日は6時間もの練習に両親も共に奔走した。「お父さんはより高いレベルの指導を受けさせるために、大会ごとに“どこのチームの子が表彰されているか”をチェックし、情報を収集。その結果、現在指導を仰いでいる濱田美栄コーチや、先輩の宮原知子さん(20才)も在籍するフィギュアスケートクラブ『関西大学KFSC』にたどり着いたそうです。 お母さんは大学時代に栄養学を学んでいたそうで、栄養バランスを考えた“太らせない食事”を作ってサポート。さらに自宅の西宮から練習場のある大阪・高槻市へ毎日送迎するために、フルタイムの事務職員を辞め、時間の都合がつきやすいデパートの販売員に転職したそうです」(スポーツ紙記者)※女性セブン2018年11月29日・12月6日号
2018.11.15 11:00
女性セブン
イ・ボミvs横峯さくら他 史上最も豪華なシード権争い
イ・ボミvs横峯さくら他 史上最も豪華なシード権争い
 残り5試合となり佳境を迎えている女子ゴルフ日本ツアー。例年なら賞金女王争いが盛り上がる季節だが、今季はむしろ、“史上最も豪華なシード権争い”が関係者の注目を集めている。 来季のシード権を得られる賞金ランク50位の当落線上にいる面々を見ると、数年前の女王争いと見紛うような名前が並ぶ。「48位にいるのが昨年の賞金ランク4位のキム・ハヌル(29、順位は18日時点。以下同)、45位には一昨年の賞金ランク3位だった笠りつ子(30)がいる。昨年、ルーキーイヤーでの優勝を果たした川岸史果(24)も今季は棄権を含めて10戦連続予選落ちを経験するなどして55位と苦しんでいるし、他にもツアー屈指の飛距離を誇る渡辺彩香(25、51位)や木戸愛(28、49位)、原江里菜(30、54位)、金田久美子(29、56位)といった人気女子プロが50位前後にひしめいている」(ゴルフ誌記者) 理由ははっきりしている。20歳前後の“黄金世代”の躍進だ。新垣比菜(19)、勝みなみ(20)らノーシード参戦組が躍進して上位を占め、中堅・ベテラン勢を押し出した格好である。とくに注目されているのが2人の元賞金女王だ。 2009年賞金女王で生涯獲得賞金10億円超を誇る横峯さくら(32)が69位に、15、16年の2年連続賞金女王で通算21勝のイ・ボミ(30)が86位に沈んでいる。「横峯は米ツアー参戦中とはいえ、日本ツアーではシードを失っており、招待枠と過去の優勝大会への出場資格を使って参加している苦しい状況。一方のイ・ボミは、来年まで賞金女王の3年シード権が使えるものの、日本ツアー参戦以降、年間ランクで50位以下になったことはないから、このまま終われば精神的ショックは大きい。韓国ツアーで永久シードを獲得しており、復活できなければ2年後は日本撤退の噂もある。2人とも、残り試合で上位進出を狙おうと躍起だ」(同前) この2人には、不思議な因縁がある。もともとイ・ボミが日本ツアー参戦を目指したきっかけが、横峯の存在だった。「ゴルフの国際中継で見た横峯の豪快なスイングや笑顔でギャラリーに囲まれる様子に憧れ、“この人と一緒にプレーしたい”という思いがあって、イ・ボミは日本にやってきた。ただ、2人とも年間賞金ランク上位の常連だったにもかかわらず、一方が女王争いに絡むと、もう一方はそれほど伸びず、同じ年に賞金女王を競ったことはない。イ・ボミが初めて賞金女王になった2015年以降は、横峯が米ツアーに拠点を移してしまった。すれ違いが続いていた2人の間で、まさかこんなかたちで“直接対決”が実現するとは……」(ツアー関係者) ツアー生き残りを懸けたオンナの戦い、最終戦まであと1か月。※週刊ポスト2018年11月2日号
2018.10.23 16:00
週刊ポスト
女子ゴルフの新星・大里桃子 今後を左右するパパとの関係
女子ゴルフの新星・大里桃子 今後を左右するパパとの関係
 プロテスト合格からわずか23日後のツアー初優勝(CATレディース、8月17~19日)という史上最短記録を打ち立てた20歳の女子プロゴルファー・大里桃子。同学年には、今年、米ツアー初優勝を果たした畑岡奈紗(19)、史上最年少の15歳で日本ツアーでの優勝を果たした勝みなみ(20)をはじめ、新垣比菜(19)、小祝さくら(20)、三浦桃香(19)といった逸材が揃う。 高校時代は無名だった大里だが、ここにきて同学年の“黄金世代”に追いつこうとしている。そんな大躍進をキャディとして支えたのが、元体育教師の父・充さんだ。「ハンデ0」の腕前の持ち主で、その父に勧められて、大里は8歳からクラブを握ったという。「この充さんが、なかなか独特なキャラで、報道陣の間でも話題になっていました。囲み取材で大里の『桃子』という名前の由来について質問が出ると、『女優の菊池桃子』と答えるのです。 充さんいわく、“プロゴルファーになれなくとも、その奥さんにでもなってくれれば”と考えて名付けたとのこと。たしかに菊池桃子はプロゴルファーの西川哲と結婚していたが、2012年に離婚している。その場には“わざわざ言わなくてもいいんじゃ”という微妙な空気が流れましたが、充さんは全く気にしていなかった」(担当記者) そんな父親の“勝っても負けてもゴルフ場で泣くな”という教え通り、大里は初優勝にも涙は見せなかった。女子ゴルフの世界では、ジュニア時代から娘を手塩に掛けて育てた父がバッグを担ぐというケースは珍しくない。ただ、「うまくいかない事例も多い」とツアー関係者は眉をひそめる。「本当はラウンド中もずっと一緒にいるキャディより、コーチとしてサポートするくらいがちょうどいい。宮里藍さんのところがそうでした。大里父娘も、過去にラウンド中にケンカになったことがあるそうですが、中継の最中にカメラの前で言い合いを始めていた横峯さくら・良郎の父娘のようになると、結局、集中が削がれてしまうので心配です」 大里がさらなる躍進を目指すなかで“父娘仲”はどう変わっていくだろうか。※週刊ポスト2018年9月7日号
2018.08.29 16:00
週刊ポスト
ファンも悲鳴? 絶不調イ・ボミの“寿帰国”はあるのか
ファンも悲鳴? 絶不調イ・ボミの“寿帰国”はあるのか
 ついに「シード落ち」が現実味を帯びてきた。ゴルフの日本女子ツアーで2015年に7勝、2016年に5勝をあげて2年連続で賞金女王に輝いたイ・ボミ(29)。昨季は1勝で賞金ランク23位に沈み、さらに今季も極度の不振に陥っている。「すでに今季ツアーも折り返し手前だが、賞金ランクは81位。かつての安定感は見る影もない。しかも首と肩を痛めて7月下旬まで5試合連続での欠場を決めている。賞金ランク上昇はおろか、復調の兆しさえ見えない」(専門誌記者) オフにテコ入れして臨んだはずの今季だが、すべてが裏目に出ている状況だ。「スイング改造に取り組んだが、平昌五輪で広報大使や聖火ランナーを務めるなど満足な練習ができなかった」(同前) 女子ツアーのシードは年間獲得賞金ランキング50位までだが、賞金女王に与えられる3年間の出場資格を有するため、2019年まではQT(クオリファイングトーナメント=シード権を得るための予選会)を受けなくても試合には出られる。 ところが、「今季シード落ちした場合、もう日本ツアーには出ないのではないか」という心配が周囲から上がっている。「昨季もそんな兆しは見えたが、最近はとくに韓国に帰りたがっている印象が強い。5月末には韓国女子ツアーの試合に出て、地元メディアの取材に“韓国にいる小学生の甥っ子と電話で話すのが心の支え”と話すなど、日本での転戦がつらくなっていることが窺えた。 数年前から韓国人のトップアマと交際しているという一部の報道がどこまで定かかわかりませんが、日本ツアーの女子プロは横峯さくらや宮里藍らの結婚・婚約ラッシュが続いている。イ・ボミも“そろそろ”という気持ちが強まっているとすれば、“シード落ち”がその契機になるかもしれません」(イ・ボミと近いツアー関係者) 昨年末のトークショーでは結婚の可能性を聞かれ、笑顔で「ない、ない。(相手が)いるなら、メディアにもファンにも自分で伝える」と話していたが、“その時”が迫っているのか。「“八頭身美女”のユン・チェヨンら、人気・実力を備えた韓国人選手が続々と日本ツアーに参戦。ボミに帯同するカメラマンやギャラリーが減ってきたことも“帰国決断”を後押しするのでは」(前出・ツアー関係者) もっとも、堪能な日本語やギャラリーへの心配りでは「彼女は別格」(同前)という。2000人が登録する日本の公式ファンクラブも悲しむだけに、7月から奇跡の復活を遂げて日本ツアーに“残留”してほしい。※週刊ポスト2018年7月20・27日号
2018.07.12 16:00
週刊ポスト
横峯さくら、奇跡的復調の裏に絶縁中の母への「涙の電話」
横峯さくら、奇跡的復調の裏に絶縁中の母への「涙の電話」
 突然の“復調”には、やはり理由があったようだ。米女子プロゴルフツアー「ショップライトクラシック」(6月8~10日)で、日本からスポット参戦していた横峯さくら(32)が2位に食い込んだ。昨年17試合の賞金を上回る16万1200ドル(約1770万円)を獲得。来季のシード復帰をほぼ手中に収めた。 本誌・週刊ポストは2018年5月7日発売号で、父・良郎氏をはじめとする横峯家とさくらが、米ツアーに参戦した2015年を機に絶縁関係にあることを報じた。 8歳でゴルフを始めたさくらに手ほどきをした父・良郎氏や、栄養面のサポートを続けた母・絹子さんたちのサポートがなくなるのと軌を一にするように、成績も下降線を辿っていた。良郎氏は、本誌の直撃に「自分を支えてくれた人を粗末にするなといいたいよ」と嘆いていたが、一転して“復調の兆し”を見せた背景には何があったのだろうか。 その理由を再度、良郎氏に直撃して聞いてみると、こんな答えが返ってきた。「実は、『ショップライト』の前日(6月7日)に、さくらがジュニアの頃から、メンタル面でのケアなどでお世話になってきた地元・宮崎の精神科医の先生が亡くなったんです(享年91)。葬儀のときの写真をさくらにスマホで送ったところ、家内に泣きながら何年かぶりの電話をしてきた。ずっと忘れていた恩義や感謝の気持ちを思い出したんじゃないかな」 2位に入った「ショップライト」の最終日には難しいラインのパットをたて続けに決め、「61」の猛チャージを見せた。「僕はきっと、先生がパットを決めさせてくれたんじゃないかと思うよ。これをきっかけに何かを掴んだんじゃない。これから、さくらも変わると思うよ」 米ツアーではこれまで結果を残せず、昨オフにはメインスポンサーとの契約も終了。崖っぷち状態にあったなかで、思わぬところから一筋の光が見え始めた。※週刊ポスト2018年7月6日号
2018.06.25 07:00
週刊ポスト
横峯さくら 成績不振が続き「家族崩壊」状態、良郎氏も苦言
横峯さくら 成績不振が続き「家族崩壊」状態、良郎氏も苦言
 155cmと小柄ながら、豪快な“オーバースイング”からのロングドライブを武器に、ツアー通算23勝をあげた横峯さくら(32)。だが、優勝からは4年も遠ざかっている。その間、彼女を支えてきた「家族」との間に、大きな亀裂が生じていた──。 2009年に6勝をあげて賞金女王を獲得するなど、日本で輝かしい成績を残した横峯が「米ツアー挑戦」を表明したのは2014年オフのこと。「もともと彼女は大の飛行機嫌いで、米ツアーなんてまず無理だと思われていた。心変わりのきっかけは、2014年4月のメンタルトレーナー・森川陽太郎氏(37)との結婚だったそうです。“二人三脚であれば頑張れる”として、米女子ツアーのQT(シード権獲得のための予選会)を受け、出場権を獲得した。だが、結果は芳しくなかった」(担当記者) 2015年は賞金ランク44位に食い込んだが、年を追うごとに成績を落としていく。昨年は賞金ランク137位でシード権を失った。「過去の優勝者資格などを行使して今年は日本ツアーに参戦しているが、3月にはいきなり男子下部ツアーに参戦し、通算10オーバーの128位で予選落ち。復活への糸口は掴めていない」(同前) かつてと違うのは、成績だけではない。横峯の周囲から、彼女を支えてきた家族の姿が消えていた。◆実家には帰っていない 横峯は8歳でゴルフを始めた。実家のある鹿児島県鹿屋市で、父・良郎氏が娘のために自ら重機で山を切り開いて練習場を造ったエピソードは広く知られている。プロデビュー後も、良郎氏がバッグを担ぎ、料理が得意な母・絹子さんは、食事・栄養面でサポートした。プロゴルファー、キャディとなった2人の姉も心強い存在だった。 米ツアー参戦についても、良郎氏が本誌・週刊ポストに「俺も家内も(渡米に)賛成しています」(2014年12月12日号)とコメントするなど、当初の関係は良好に見えた。それが、米国で結果が出ない中で変化していく。横峯家に親しい関係者がいう。「2015年オフには父親の跡を引き継いで専属キャディを務め、“さくらの頭脳”といわれたジョン・ベネット氏との契約を解除。7年間で10勝以上あげたコンビを解消してしまいました。翌年からはハウスキャディを使ったり、夫の森川氏がバッグを担いだりするようになった。メンタルトレーナーの森川氏は競技ゴルフの経験はなく、コース攻略の助言ができているのかはわからない。母親が紹介した栄養士も辞めさせ、現地ではファストフードなど外食が多くなっていたとも聞く。その間に日本にいる家族とは疎遠になっていった」 昨オフの米ツアーファイナルQTでは45位となり、辛うじて一部の試合の出場権を得たが、この試合では“元相棒”のベネット氏を日本から呼び寄せている。「今年に入っても、開幕2戦目ではベネット氏に担いでもらい、3位に入った。ところが、その後はまた森川氏がキャディを務めるなど、迷走状態にある。 家族との溝も深くなる一方。昨年の開幕前までは、良郎氏が自身のアカデミーの出身プロを引き連れ、さくら夫婦と一緒にフロリダでトレーニングをするなど、まだ関係が残っていたが、昨夏頃から完全に“絶縁状態”に陥った。さくらは帰国しても実家に立ち寄らず、あれだけ仲が良かった母や姉にさえ、連絡しないのです」(同前) かつて、試合中にキャディを務める父に対して横峯が「ウザい」と言い放ち、コース上で親子ゲンカを始めるといった類いの対立とは、違う次元での“断絶”が生まれているというのだ。◆「正月も会ってない」 良郎氏に真相を直撃すると、「あぁ、実家に寄り付きもしないよ。この正月も顔を出さなかった」と、断絶状態を認めた。良郎氏は、横峯の不振をこう嘆いた。「あれじゃあダメだよ。成績が出ないのを周囲のせいにしてばかり。キャディや栄養士、通訳……みんなケンカ別れしてしまった。家族だって平気で切る。自分を支えてくれた人を粗末にするなといいたいよ。大体、あの亭主はゴルフのことは何も知らないんだ。それで米国で新しいコーチを雇ったそうだが、“こんなオーバースイングはダメだ”といわれて、直そうとしている。23勝もしたスイングをですよ。さくらは昔からパターイップスなの。上りラインが打てない。下りが打てるからプロとして生き延びている。あの亭主はそれすらわかっていない」 義父から批判の矛先を向けられた森川氏に、トーナメント会場で話を聞いた。「さくらさんとお父さんの関係について……」と切り出した途端、表情が強ばる。「僕は何も……」──親子の間で何があったのでしょうか?「家族の問題なので、僕は……。この話は、大騒ぎしないでいただきたい。(さくらは)すごく頑張っているところなので……」 そう話し、横峯本人への取材は遠慮してほしいと付け加えた。所属事務所の担当マネージャーも、「親子関係の取材はすべて断わっている」と答えるのみ。 ゴルフ界の名物ファミリーに生じた亀裂は、もう修復できないのだろうか。※週刊ポスト2018年5月18日号
2018.05.06 16:00
週刊ポスト

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