古閑美保一覧
【古閑美保】に関するニュースを集めたページです。

ライバルの人気に動じない不動裕理、鈴木愛らの強さ
スポーツなら強くて勝つ選手が人気者になるのかというと、必ずしもそうではない。女子ゴルフではたびたび、アイドル的な人気を集めるゴルファーの勝利を阻む“ラスボス”的な存在が出現する。強さ故に記憶に残る、女子プロゴルファーたちだ。◆ト阿玉(とあぎょく、※トはさんずいに余) 1973年に台湾から来日すると国内ツアー通算71勝を挙げる。1982年からの5シーズンでは41勝し、その間は5年連続賞金女王に輝いた。「決勝ラウンドではピンクのウエアに身を包み、颯爽と優勝をさらっていく。当時流行った映画のキャラクターにかけて“ピンクパンサー”と恐れられた」(元ツアー記者) 外国人選手で唯一の永久シード選手で、国内ツアー71勝は69勝の樋口久子を凌ぐ歴代最多記録だが、公式記録ではLPGA会員となる以前の13勝がなぜかカウントされず、そのため「歴代2位」にランクされている。◆不動裕理 プロ4年目の2000年に6勝を挙げて賞金ランク1位になると、6年連続で賞金女王に輝く。この期間で37勝を挙げ、2003年には年間30試合のなかで10勝を挙げた。「人気プロの服部道子や古閑美保も歯が立たない。優勝者が不動ばかりで、ギャラリーも視聴率も伸びないといわれる時代が続いた。 2003年に宮里藍が高校生でツアー優勝すると、女子ゴルフ人気に火がついたが、2004年、2005年は賞金ランク2位になった宮里の女王戴冠を不動が阻止。横峯さくらも登場するなか、不動はヒール役の位置づけになった」(ゴルフ担当記者)◆鈴木愛 2019年の賞金女王は史上3人目となる年間7勝の快挙を挙げた鈴木愛だが、オフにバラエティ番組に引っ張りだこだったのは4勝で賞金ランク2位の渋野日向子だった。女王争いは最終戦までもつれた。「渋野人気は凄まじく、最終日は8580人のギャラリーの大半が渋野のパーティについて応援する異様な光景だった」(ゴルフ担当記者) 2017年にアン・ソンジュら韓国人選手を抑えて4年ぶりに日本人賞金女王となった時は鈴木に大声援が送られたが、今回は全英女子オープンを制したシンデレラガール・渋野の敵役となってしまった。※週刊ポスト2020年4月3日号
2020.03.26 07:00
週刊ポスト

宮里藍も悩まされた女子ゴルフ界の「コース外トラブル」
人気女子プロがゴルフ場で従業員に「死ね」と暴言を吐いたとされる前代未聞の騒動。その背景を追うと、テレビ中継には映らない複雑な人間関係が浮かび上がってくる。女子ゴルフの世界は選手同士や派閥・グループ同士での足の引っ張り合いが繰り返されてきた。スキャンダルの噂を流されたり、ルールに関して嫌がらせまがいの指摘をされたり、男性キャディの“略奪”をめぐって胸ぐらを掴まれて「泥棒猫」と罵られる騒動に発展……などなど。 渋野日向子(20)をはじめとする黄金世代の若手選手が台頭するなか、同じような悲劇が繰り返されないか心配になるが、近年になって、女子ゴルフ界の勢力図は塗り替えられてきているという。「かつては岡本綾子氏(68)を中心とする“岡本軍団”や清元登子氏(享年78)の清元教室など、有名プロを師匠に持つ選手がほとんどだった。古閑美保(37)も清元門下生。ただ、ジュニア世代の大会が盛んになってそうした例は減り、親子が師弟関係になる選手が増えた」(ベテラン記者) 宮里藍(34)、横峯さくら(33)が代表格だ。父親がコーチとしてツアーに同行し、家族単位で行動する。「さらに今はLPGAがアマチュアの出場枠を拡大し、ジュニア時代から参戦する選手たちの“同世代のつながり”が強くなってきた。小さい頃から親も含めて顔見知りで、プロ入り後も一緒に練習ラウンドをする。黄金世代と騒がれる1998年生まれが最も有名ですが、渋野に加え、日本女子オープンをすでに3度制した畑岡奈紗(20)、原英莉花(20)、小祝さくら(21)、新垣比菜(20)といった蒼々たるメンバー。なかでも渋野は大里桃子(21)と仲が良く、いつも一緒に練習ラウンドをしている」(同前) 全英女子オープン優勝で米ツアー参戦の権利がある渋野が来季は挑戦しないと公言したが、同期とのゴルフを日本で楽しみたいのが理由のひとつだとされる。「現役高校生でツアー優勝してプロになった宮里藍が、20歳で早々に米ツアーに転じたのは、日本の女子ゴルフ界の嫉妬渦巻くロッカールーム事情に嫌気がさしたのが一因といわれてきた。渋野も同様のことにならないか懸念されていたが、(同じ事務所に所属する)古閑という心強い味方もいるし、いまのところ心配はなさそう」(同前) 伸び盛りの若手が、コース外のトラブルに悩まされないことを願いたい。※週刊ポスト2019年11月22日号
2019.11.17 16:00
週刊ポスト

女子ゴルフの陰湿さ、男性キャディ略奪で「泥棒猫」事件も
人気女子プロがゴルフ場で従業員に「死ね」と暴言を吐いたとされる前代未聞の騒動。その背景を追うと、テレビ中継には映らない複雑な人間関係が浮かび上がってきた──。 ゴルフ場の風呂場の脱衣所にバスタオルがなかったことを発端に騒動を起こした笠りつ子(りゅうりつこ・32)は、今季の残りの大会を自粛するとしたが、「他の選手のなかには、“すでにシード権が確実だから痛くもなんともないでしょう”と陰口を叩く者もいる」(ゴルフ紙記者)という。ベテラン女子プロが話す。「女子ゴルフの世界は陰険というか、執念深い人たちの集まりみたいなところがありますからね。これまでも選手同士や派閥・グループ同士での足の引っ張り合いが繰り返されてきた。 10年ほど前は、笠の姉貴分とされる古閑美保(37)も嫉妬される対象だった。賞金女王争いに絡むトッププロであり、ズケズケものを言うのでマスコミからの人気は高いが、そのぶん敵も多い。“ミニスカ(のウェア)をはけなくなったら引退する”などと先輩たちから反感を買うようなことを公言するので、ベテラン女子プログループに嫌がらせでスキャンダルの噂を流されたりもした」(同前) ウェアを提供するメーカーも、ビジュアルを優先して若手プロを厚遇するから、それがさらなる嫉妬を増幅させていく。「アマ時代からツアーに参戦し、数多くのツアー最年少記録を更新した金田久美子(30)も、登場したばかりの頃は叩き上げの先輩プロから目をつけられていた。同組のベテランからパットのリプレースの誤りを事細かに指摘され、その場に競技委員まで呼ばれて最終的にペナルティを科されたこともあった。 あとは、男絡みのトラブルになると、さらにややこしい。別の女子プロと付き合っていた男性キャディを“略奪愛”した選手がいて、ロッカールームで胸ぐらを掴まれて“この泥棒猫!”と罵られるという騒動もありました」(同前)※週刊ポスト2019年11月22日号
2019.11.15 16:00
週刊ポスト

暴言騒動の笠りつ子 存在感を見せねばという焦りあったか
人気女子プロがゴルフ場で従業員に「死ね」と暴言を吐いたとされる前代未聞の騒動。その背景を追うと、テレビ中継には映らない複雑な人間関係が浮かび上がってきた──。 ゴルフ場の風呂場の脱衣所にバスタオルがなかったことを発端に騒動を起こした笠りつ子(りゅう・りつこ。32)は、2008年に賞金女王に輝いた古閑美保(37)の“妹分”として知られる。「5歳年上の古閑とは同じ熊本出身。同郷で同学年の有村智恵(31)も含め、坂田信弘プロ主宰の“坂田塾”の出身で、プロ転向後は3人とも同じマネジメント事務所に所属している。2011年に古閑が手首痛を理由に電撃引退したので、笠は現在、上田桃子(33)とともに、ツアー選手たちの姉貴分的存在。普段は礼儀正しいし、評判は悪くない。 今回の騒動も、選手を代表してゴルフ場側と話をするなかでのこと。罵声を浴びせたのは事実のようですが、“死ね”とまでは言っていないという話もある」(ベテラン記者) 一方で、笠が若手の台頭に焦りを感じる状況に置かれていたとみる関係者もいる。ツアー通算5勝で、賞金シードを8年連続でキープしていた笠だが、昨年は賞金ランク52位とシード落ちを経験した。「今季はすでに4000万円近くを稼いでシード復活は確実な状況だが、20代の選手の躍進に危機感を抱くポジション。特に、大ブレイクした渋野日向子(20)が引退してなお絶大な発信力のある古閑を頼って同じ事務所に新たに所属するようになったことで、スタッフたちも取材が殺到する渋野の対応に追われるようになった。存在感を見せなくてはならないという焦りがあったかもしれない」(ツアー関係者) LPGAとしては渋野と同じ事務所の先輩が起こした騒動ということで、対応には神経を使わざるを得なかったといい、「もともとは内々に処分するつもりだったようだが、一部の報道が先行してしまったかたち。ただ、慎重に事実確認を進めており、現在もコンプライアンス委員会で調査中ということで、協会として笠の実名公表には至っていない」(同前)という。※週刊ポスト2019年11月22日号
2019.11.13 07:00
週刊ポスト

渋野日向子がますます人気者に、後見人はあの「元賞金女王」
全英女子オープンを制し、凱旋帰国を果たしたプロゴルファー・渋野日向子(20)だが、連日の取材攻勢に流石にお疲れのよう。「NEC軽井沢72」(8月18日最終日)で惜しくも優勝を逃したが、同大会の初日にマネジメント事務所からマスコミ各社に、休養のため地元・岡山に帰る渋野への「取材自粛のお願い」と題された文書が配布されていた。「実家近隣での取材などを禁止する内容でした。あくまで“お願い”だが、違反した社にはコースで取材を受けないといった対応も予想されるため、各社とも自粛の構え。通達を出したのは新たに渋野のマネジメントを担当する事務所『ZONE』で、元賞金女王・古閑美保(37)の従兄弟が社長をやっていた事務所の流れを汲んでいる。 現在も古閑や有村智恵(31)、笠りつ子(31)らが所属し、メディア対策を心得ている。何より、これからは古閑がフォロー役に回ってくれるので、渋野は相当心強いはず」(ツアー関係者) 歯に衣着せぬ発言で引退後も人気の高い古閑は、業界での存在感も大きい。「かつて宮里藍(34)が高校3年でツアー優勝を果たし、“藍ちゃんブーム”を巻き起こした時は、ロッカールームで傘を壊されるといった、妬みからの嫌がらせと思われる騒ぎがよく起きた。それに嫌気が差したことが、宮里の米女子ツアー参戦の一因と囁かれた。 渋野も同じような目に遭わないか心配されていたが、レポーターとして毎週のようにコースに来る古閑が“後見人”なら誰も手は出せない。古閑の人脈でオフのテレビ特番の出演機会も増えるでしょうし、ますます人気者になるはず」(担当記者) 世界ランキングも12位(8月19日現在)となり、日本人トップの畑岡奈紗(20)の9位が射程圏に。一気に頂点へ駆け上るか。※週刊ポスト2019年9月6日号
2019.08.27 07:00
週刊ポスト

ゴルフのプロアマ戦 CM契約獲得や結婚に結びつくことも
男子プロゴルフツアーの今季メジャー第2戦「日本ツアー選手権森ビル杯」(5月31日~6月3日=茨城県・宍戸ヒルズCC)の開幕前日に行なわれたプロアマ戦で、片山晋呉(45)が同伴競技者の招待客に「不適切行為」を働いた“事件”。本来プロ選手は招待客にゴルフの指導をしたり、交流するなどの役割があるが、片山の態度にシビレを切らせた招待客が激怒したのだ。 そもそも、プロゴルフのトーナメント開催には賞金総額の3~4倍の経費がかかる。プロアマ戦とはつまりスポンサー企業への接待のようなものだという。だからこそ今回招待客は怒りを覚え、そして日本ゴルフツアー機構の青木功会長と石川遼選手会長は同日中に招待客に謝罪し、後日片山も直接謝罪し、受け入れられた。 では「接待」を命じられるプロの側は、プロアマをどう見ているのか。最大40組という枠が設けられている以上、声がかかるプロは限られてくる。ある男子プロのひとりは、「正直な話、プロアマには出たい」と打ち明けた。「ランキング上位や歴代優勝者、人気プロなどにしか出場依頼はこないので、プロアマに出られるのは一人前になった証明。それに、本番直前のコースをじっくりチェックできる貴重な機会。進行に支障がない限り、グリーン周りでの練習やパッティングラインの確認をするのは暗黙のルールとして許されているので、非常に有利な条件です」 片山も内心では、そうした慣例に従い“いつもと同じ対応をしたつもりなのに……”と思っているのかもしれない。 ただ、プロアマ出場はプロに8万~10万円ほどの報酬が発生する“仕事”だ。スポンサーに対するサービスを果たした上で、本戦に向けた練習をできるのであれば、プロにとってのメリットも大きいといえる。 また、プロがこんな“役得”に恵まれることもある。「サービス精神旺盛な古閑美保は、かつて同組で回った競技者に気に入られて、スポンサー契約を手に入れた。また、結婚に発展するケースもある。東尾理子と石田純一の出会いもプロアマだった。スポンサーの御曹司と結婚した美人プロもいた。プロアマが縁で、所属契約やCMにありつくケースもある」(ゴルフ誌記者) 一方で、あるベテランプロはスケジュール面での改善点を指摘した。「プロアマは、大会が終わった月曜日に、最終日のピン位置でやるほうがいい。高額賞金がかかった試合のために、関係者が丹精込めてコース状態を仕上げているのに、前日のプロアマ戦でアマチュアがザクッと芝をえぐる。グリーンにスパイク跡やボールマークをつける。そうなると、トーナメントのスコアにも影響が出てきかねない」 別のシニアプロは、「昔の話ですが、普段から高額な賭けゴルフをやっている人なのか、プロアマ中に賭けを持ち掛けられたこともありました。ガラの悪い感じの人も少なからずいて、どんな職業の人なのか心配になったこともあった」と悩みを吐露した。 1982年には年間46試合もあった男子プロだが、現在は年間25試合にまで減少。その一方で、ゲストを丁重にもてなす女子プロの人気は高まり、年間38試合行なわれている。そうした事態を改善するために、青木会長や石川選手会長がプロアマの“サービス改善”に力を入れている最中に起きたのが、今回の“片山騒動”だった。 石川は、「予選落ちした選手がホストを務めるプロアマを、土曜日に開催する」というプランまで提言し、5月末に開かれた第1回土曜プロアマの際は、自身が予選落ちしてしまいホストを務めることになった。 こうした動きには、“そこまでするか”という思いも禁じ得ない。接待ではなく、プロの技で客を呼び、スポンサーにも貢献するプロゴルフ界であってほしい。※週刊ポスト2018年6月29日号
2018.06.19 16:00
週刊ポスト

松山英樹vs小平智 全米OPで試される「内助の功」対決
大舞台を前に、復調のきっかけを探す苦しい状況が続いている。6月14日から始まる全米オープン。日本人選手で上位進出の期待を集めるのが、昨年の同大会で2位に入り、メジャー初制覇を狙う松山英樹(26)と、4月に米ツアー初優勝を飾った小平智(28)だ。「残念ながら2人とも直近の調子は決して良いとはいえない状況です。松山は2月に再発した左手親指付け根痛の影響からか、ショットもパットもなかなか安定しない。小平も5月からの米ツアー本格参戦後の4試合で、予選通過は1度だけです」(専門誌記者) そうしたなか、小平には、全米オープン本番で心強い“援軍”がやってくるという。「小平の妻で日本ツアー元賞金女王の古閑美保(35)が、現地に駆けつける予定です。4月のマスターズでも、コースの攻略ルートや注意ポイントをロープ外から大声でアドバイスを送るなど、存在感は抜群。小平も檄を飛ばされるとやる気が出るのか、マスターズ初出場ながら予選突破を果たしたので、今回も“妻の大声援”が浮上のきっかけとなるのではないか」(同前) 一方の松山も昨年1月に東北福祉大ゴルフ部の1年後輩の女性と入籍。同7月には長女も生まれた。「マスターズでは松山の妻も、娘と一緒に応援に来ていました。ただ、彼女は基本的に日本での育児が生活の中心だそうで、今回の全米オープンで応援に来る予定はないとのこと」(同前) そうなると松山が気落ちしてしまうのではないか……と心配にもなるが、プロゴルファーの沼沢聖一氏はこういう。「松山も小平も、奥さんに支えてもらって活躍している選手なのは間違いないが、タイプとしては正反対です。小平が奥さんにどんどん助言してもらいたいタイプなのに対し、松山は自分のゴルフに自信があるから、一切、口を出してほしくないはず。実際、松山の奥さんもゴルフ部出身のトップアマですが、アドバイスすることはないそうです。松山はロープ越しに応援されるより、奥さんには留守をしっかり守ってもらい、そのほうが力を発揮できる、と考えているでしょう」 メジャーの大舞台で好成績をもたらすのは“存在感抜群の姉さん女房”か“陰ながら支える年下妻”か。※週刊ポスト2018年6月22日号
2018.06.11 16:00
週刊ポスト

小平智プロ 妻・古閑美保は妻というより“母ちゃん”
厳しい勝負の世界を生きるトップアスリートの妻たち。三歩下がって「裏方」に徹する妻ばかりではない。「カカア天下」で夫を引っ張っているのが、2017年3月にプロゴルファー・小平智(28)と結婚した「姉さん女房」古閑美保(35)だ。「小平にとって古閑さんは妻というより“母ちゃん”のような存在らしい。昨年のカシオワールドオープンで大叩きした時も、小平は古閑さんから『あきらめるのが早すぎる!』と一喝されたとか。そして、“ショートゲームの達人”として知られた古閑さんは、グリーン周りのテクニックを小平にスパルタ指導。結婚してから小平はアプローチやバンカーショットの精度が上がった」(ゴルフ記者) 小平は今年4月のマスターズで初出場ながら28位タイと健闘。翌週のRBCヘリテージでは、日本人として5人目となるPGAツアー優勝を果たした。※週刊ポスト2018年6月15日号
2018.06.08 07:00
週刊ポスト

マスターズで存在感見せた古閑美保 夫の成績も右肩上がり
今年のオーガスタで抜群の“存在感”を見せたのは、初制覇が期待された松山英樹(26)でも、タイガー・ウッズ(42)でもなく、日本の「元賞金女王」だった。マスターズ初出場でイーブンパーの28位と健闘した小平智(28)の妻・古閑美保(35)である。「小平の両親とともにロープの外から声援を送っていました。TBSの中継マイクが何度も“手前から速いよ!”とか“落ち着いて!”といった声を拾っていた。日本語の声援が珍しかったからか、初日、2日目と同組だった元世界1位のビジェイ・シン(55)がギャラリーのほうに目をやる場面も見られました。壁の薄いマンションだったら、ちょっとお隣から文句がくるかもな、と思うくらいの声量で、小平本人は『(古閑の声援が)めちゃくちゃ聞こえました。力になりました』とコメントしていた」(TBS関係者) 2008年に日本ツアー賞金女王を獲得し、2011年に左手首の故障を理由にトーナメントプロを引退した古閑は、昨年3月に小平と結婚。「小平はマスターズ出場の条件となる世界ランク50位内を狙って、今年1月からアジアツアーなど海外7戦を転戦した。古閑が“新婚旅行はマスターズ!”とプレッシャーをかけたからだといいます。そこで結果を残し、出場権を獲得した。すると古閑はさらに、昨年の日本ツアー賞金王の宮里優作(37)に“絶対に負けるな”とハッパをかけたそうです」(同前) 昨シーズンの賞金王争いで小平は最終戦で宮里に逆転を許している。マスターズでは予選落ちとなった宮里を上回る成績を収め、“妻とのリベンジの約束”を果たした格好だ。 古閑が技術的なアドバイスをすることもあるといい、プロゴルファーの沼沢聖一氏は「ゴルフは一人で悩みを抱え込みがちなスポーツなので、同じ競技をするプロが傍にいるとヒントになることが多いはず」と評す。 実際、小平の成績は古閑との同棲を始めた2014年以降、右肩上がりだ。2014年の賞金ランク21位から毎年順位を上げ、昨年は2位。「今季は賞金王だと意気込んでいる」(ゴルフ誌記者)といい、“その先”に米ツアー挑戦を見据えているという。※週刊ポスト2018年4月27日号
2018.04.17 07:00
週刊ポスト

イ・ボミ 「女子ゴルフ30歳限界説」を吹き飛ばす原点回帰
女子ゴルフツアー開幕戦となるダイキンオーキッドレディス(3月1~4日)で、1打届かず予選落ちとなったイ・ボミ(29)。2016年まで2年連続賞金女王を獲得したが、昨年はCATレディースの1勝に終わっている。「8月で30歳になるイ・ボミも、『女子ゴルフ30歳限界説』に当てはまることになるのではないか。過去の例を見ても、宮里藍が32歳、古閑美保は29歳で引退。世界ランク1位だったL・オチョアも28歳で現役を退いている。 宮里はキャリアピーク並みに調子が良かった時期にメジャーで結果が残せず、“モチベーションが維持できなくなってしまった”と引退会見で語っていました」(ゴルフトレーナー) 昨年からの低迷は“原因不明”といわれてきたイ・ボミ。開幕戦のプレーは「30歳で限界」を想起させる内容だった。 このオフには試行錯誤を繰り返した。例年は米国で行なってきた自主トレを沖縄と宮崎に変更。「昨年、長く師事したコーチのチョ・ボムス氏と指導方針を巡って対立して袂を分かち、専属トレーナーも解雇した」(ゴルフ担当記者)という。“背水の陣”で臨むイ・ボミについてゴルフ中継の解説などでおなじみの沼沢聖一プロはこう見る。「まだまだ年間1~2勝はできる力がある。今は左右のグリップの一体感もないし、目標方向に対して正対もできていないから、まずはセットアップが修正できるかが復活のカギでしょう。 今のイ・ボミは迷いがあって、“振ってみないと結果がわからない”と感じているように見える。こういう時は基本に戻ることが大切。コーチ不在と聞くが、従来のコーチに戻るべき。この先新しいコーチについてもその時は新鮮でいいかもしれないが、同じ内容を別の言葉で伝えるといったことが起きるために、やり取りに時間がかかってしまう。何かを変えるというより、とにかく原点に戻ることです」「30歳の壁」と闘う重要なシーズンが始まった。※週刊ポスト2018年3月23・30日号
2018.03.16 16:00
週刊ポスト

古閑美保のお陰?小平智の成績急上昇 酒豪ぶりでも意気投合
『三井住友VISA太平洋マスターズ』(11月9~12日)で今季2勝目を挙げ、男子プロゴルフの賞金ランクトップに躍り出た小平智(28)。トーナメント会場で小平より目立っていたのは、7歳年上の姉さん女房・古閑美保(35)だった。コースでは誰より大きな声で声援を送り、表彰式では小平とともに優勝トロフィーにキスをしてみせた。 すでにゴルフ界では「古閑の“あげまん”ぶりは半端じゃないと評判になっている」(ツアー関係者)という。 今年3月に結婚、今年12月24日に披露宴を行なう予定の小平と古閑だが、同棲を始めたのは4年前の2014年から。古閑と付き合い始めてからの小平の成績の急上昇が凄い。2014年には賞金ランク21位・獲得賞金4791万円と“並”の選手だったが、翌2015年には同9位(6677万円)、2016年は6位(8367万円)と右肩上がり。今季はランク2位の宮里優作(37)に2000万円の差を付け、賞金王に最も近い位置にいる。「小平プロは“目標は賞金王になってマスターズ出場、そして米ツアー挑戦”と公言している。“アンタならできる!”と古閑さんがハッパをかけているようだ。 彼女は“世界を狙う強い男が大好き”と公言してはばからない。それは行動にも表われている。栄養学のスクールに通ったり、タイに留学してスポーツマッサージの勉強をするなど夫をサポートするために日々努力している。今回も、バンカーに苦戦していた小平プロに古閑さんが“もっとフェースを開いたら”とアドバイスしたのが大きかったようです。最終日の17番ホールでは、バンカーからピンそば30センチに付けるスーパーショットで優勝を手にした」(ゴルフ担当記者) プロゴルファーの沼沢聖一氏は、「賞金女王になった経験もある古閑さんの存在は技術面だけでなく精神面でも大きいだろう。これほど心強いメンタルコーチはそういない」と評する。 古閑はかつてダルビッシュ有(31)や西岡剛(33)とも交際が報じられた。2人の年下アスリートは交際報道からまもなくメジャーに挑戦し、野球選手として大きく羽ばたいている。“恋多き女”だった古閑が小平を選んだのはなぜなのか。「決め手は“酒の強さ”だったらしい。古閑さんの酒豪ぶりは有名で、彼女は常々“普通の男性の飲み方じゃ物足りない”と思っていたらしい。小平も大の酒好きで意気投合。豪快な飲みっぷりにすっかり惚れ込んだようです」(前出・ゴルフ担当記者) 今季ツアーは残すところ2試合。夫婦で「勝利の美酒」に酔えるだろうか。※週刊ポスト2017年12月1日号
2017.11.25 07:00
週刊ポスト

森下千里 ゴルフはベスト80でティーチングプロ資格も取得
雑誌やテレビ番組などで活躍する元グラビアアイドルの森下千里は、今年3月にUSGTFゴルフティーチングプロの資格を取得した。ベストスコア80という彼女がゴルフに目覚めた経緯と上達の「極意」を明かした。 * * * こんにちは、森下千里です。突然ですが私、実はいまゴルフにハマっています。 ゴルフを始めたきっかけは、片山晋呉プロのゴルフ番組へのゲスト出演でした。まったくの初心者で最初の一打は空振りでした。それが番組内での片山プロの指導で球に当たるようになり、すぐにクラブを購入しちゃいました。 それからどんどんハマってしまって、車を買ったのも、スポーツジムに通うようになったのもゴルフのためでした。平均して月3~4回のラウンドをこなし、今ではすっかりゴルフ中心の生活です。 壁に突き当たって何度もゴルフをやめようと思ったこともあったんですが、そのたびにゴルフのレギュラー番組が決まったりして、続けていきました。ついに、今年3月にはティーチングプロの免許も取ってしまいました。 ゴルフはやればやるほど難しく、課題が次々と見つかる不思議なスポーツ。それをクリアしようとして、どんどんハマっていきました。それならとことんやってやろうとティーチングプロの免許に挑戦したんです。 もちろん道のりは平坦ではありませんでした。実技テストの会場にひとりで1週間泊まり込んで練習ラウンドをしたり、夜はひたすらルールブックを読んだり。途中、なんでこんなことをしているんだろうと何度もくじけそうになったのを覚えています(苦笑)。でもそれを乗り越えたお陰で、今はとても楽しいゴルフライフを送っています。 ベストスコアは80です。レディースティからのスコアではないので仕方がありませんが、「レギュラーティからでも70台をコンスタントに出す」、これが次のステージかなと思っています。 よく一緒にラウンドする古閑美保プロからは「ちいさんは失敗しても常に前向きだからゴルフに向いているよ」って言ってもらっていますが、ゴルフを始めてから性格が変わりましたね。以前は理想ばかり追い求めていましたが、現実を受け止めるようになりました。だから練習場で打っている球筋がコースで出ると素直に嬉しいです。 まだ得意クラブだと胸を張れるものはありませんが、アプローチは大好きです。グリーン周りからパーセーブの攻略ルートを考えるのも面白いし、状況によってさまざまな打ち方や使うクラブも違う。レッスン書を見て研究の日々です。 ゴルフをしてよかったのは外に出るきっかけになったことかな。運動が得意ではなかったので、ゴルフがなければ太陽の下で遊ぶという発想にならなかったと思いますね。 悩みはだんだん男っぽくなっていくこと。キャディバッグの中にスイングバットが入っていたりしてまったく可愛さがないので、熊のぬいぐるみやピンクのタオルを無理やり掛けたりしてバランスをとっています(笑い)。 好きなプロゴルファーはジェイソン・デイですね。お母さんの病気の治療のために涙の途中棄権をするなんて、超ヤバくないですか? あんなの見たら抱きしめたくなります。●もりした・ちさと/1981年9月1日、愛知県生まれ。身長166cm。グラビアアイドルとして人気を博し、雑誌・テレビ番組などでも活躍。USGTF(United States Golf Teachers Federation)ゴルフティーチングプロ資格所有。趣味・特技は、カレー、田舎料理。※週刊ポスト2017年11月24日号
2017.11.14 07:00
週刊ポスト

新恋人発覚の古閑美保 年下・アスリート・ちょいワル好きか
元プロゴルファー・古閑美保(32)の新恋人が発覚した。『女性自身』が報じたもので、お相手はプロゴルファーの小平智(25)。古閑のマンションに仲良く入っていく姿や、一緒に犬の散歩をしている姿がキャッチされ、同誌の直撃取材に古閑も「新しい彼氏です」と認めている。 報道によれば、2人が知り合ったのは2か月前の食事会。これに驚いたのはゴルフ関係者だった。「最近の古閑はタレント活動が中心で、トーナメント会場にはほとんど顔を出さない。年1~2回、テレビ解説やラウンドレポーターの仕事があるくらい。だからゴルフ関係者は誰も交際を知りませんでした」(ゴルフメーカー担当者)“元カレ”のダルビッシュ有(28)がレスリングの山本聖子(34)と電撃交際を発表したのが今年2月のこと。古閑をよく知る人物によれば、ダルにフラれた直後は毎日荒れていたという。「彼女は開けっぴろげな性格とは裏腹に中身はかなり乙女。好きになったら一直線で、すぐに相手にのめり込む一途なタイプです。ダルの時も、彼のためにスポーツ栄養学やスポーツマッサージを勉強していたから、ショックは大きかった。相当ふさぎ込んでいたから、新しい彼氏ができてホッとしています」 それにしても、これまでの古閑の男性遍歴を見ると、恋多き乙女の好むタイプがよくわかる。最初はプロ野球選手の西岡剛(30)、次にダル、そして小平。共通するのはアスリートで、年下で、「世界を目指す男」ということだ。「西岡もダルも若くして日本球界を飛び出した。小平は日大ゴルフ部を2年で中退してQT(ツアー参加のための予選会)を受験してプロになり、プロ3年目にメジャーの『日本ゴルフツアー選手権』で初優勝する快挙を成し遂げた。昨年ツアー2勝目を挙げ、最終目標には米ツアー参戦を挙げている。昨年も米ツアーのQTに挑戦しています」(スポーツ紙記者) そしてもう一つ共通するのは、皆「ちょいワル」であることだ。 西岡は母校・大阪桐蔭の後輩・中田翔とともにクルーザー合コンを開き、そこに当時新人で同じく高校の後輩の藤浪晋太郎を誘って球団から大目玉を食らった。ダルは高校時代からとかく素行が取り沙汰され、数多くの女性有名人と浮き名を流した名うてのプレイボーイだ。そして今回の小平も同じタイプとみられている。「2013年に、千葉でタクシー運転手相手に暴言を吐いたり、車両を破損したりするトラブルを起こした。さすがに本人も反省していたし、最近は言動も落ちついてきていますが……」(同前)※週刊ポスト2015年6月26日号
2015.06.16 07:00
週刊ポスト

女子プロゴルフ協会は競技外の醜聞に不寛容 金田久美子の例
スザンヌ(28)と元福岡ソフトバンクホークス・斉藤和巳(37)の離婚で、不倫疑惑が報じられたのが女子プロゴルファーの上田桃子(28)。斉藤はすでに引退した身だから身を潜めていれば批判から逃げることもできる。むしろ影響が心配されるのは、現役選手である上田のほうだろう。なお、斉藤も上田も不倫については否定している。 独身同士の恋愛ならおとがめもないだろうが、今回は不倫疑惑だけに周囲の目が厳しくなるかもしれない。ゴルフ誌記者がいう。 「LPGA(日本女子プロゴルフ協会)は、競技外のスキャンダルに寛容ではない組織です。前会長の樋口久子氏が掲げた『スポンサーとファンあっての女子ツアー』という理念を現会長の小林浩美氏も踏襲しており、モラルの低下やマナー違反に非常に厳しい態度を取っている」 例えば、スレンダーなスタイルと高いファッションセンスで人気の美形ゴルファー・金田久美子(25)は、10代の頃から「天才少女」と呼ばれていたが、高校時代に男友達とのプリクラ写真が流出するスキャンダルが浮上。LPGAにプロ試験免除を認めてもらえず、結果的にプロ入りが大幅に遅れた。 「2013年の賞金女王・森田理香子(25)が昨秋に14歳年上のイケメントレーナーとの恋愛宣言をして話題になった時も、LPGA幹部や先輩ゴルファーから“賞金女王になったからといってチャラチャラするな”と反感を買った。恋愛問題に罰則があるわけではないが、周りからは冷ややかな目で見られていましたね。 ゴルフはメンタルのスポーツだけに、そうしたプレッシャーはプレーにも影響する。まァ、ダルビッシュ有など幾多の恋愛沙汰が報じられてもケロリとしていた古閑美保(32)は別格でしたが(笑い)」(前出・ゴルフ誌記者)※週刊ポスト2015年4月3日号
2015.03.24 07:00
週刊ポスト

聖子妊娠発表のダル 元カノたちから「ネタばらし」続々出る
交際中のレスリング元日本代表・山本聖子(34才)の妊娠を発表した、テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有投手(28才)。幸せいっぱいのダルだが、その一方で、元カノたちから“ネタばらし”をされている。 まずは元プロゴルファー・古閑美保(32才)。ダルはあんなに交際を否定し、全報道陣に「裏取りして」と苦言まで呈していたのに、古閑は、明らかにダルとわかる元カレとの交際エピソードを、バラエティー番組で赤裸々に振り返っている。 そして、2013年に女性セブンが、古閑との梯子デートをスクープしたMALIA(32才)は、最近発売した著書『TRUE LOVE』(講談社刊)の中で、あの夜の内幕を綴っている。もちろん登場人物のフルネームは誰も出てこないが、ダルの「Facebookナンパ」から始まり、女性セブン報道で古閑と別れていないことがわかって会うのをやめるまでの一部始終が、実にリアルに書かれているのだ。 そんななか、聖子はダルとの熱愛宣言以降、一切コメントを発表していない。やっぱりこういうとき、母は強しなのか。※女性セブン2015年3月12日号
2015.02.26 07:00
女性セブン
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