松雪泰子一覧

【松雪泰子】に関するニュースを集めたページです。

映画『甘いお酒でうがい』で主演を務めた松雪泰子
松雪泰子、シソンヌ原作映画・舞台挨拶で見せた優しい笑顔
 映画『甘いお酒でうがい』公開記念リモート舞台挨拶が9月26日に行われ、主演の松雪泰子、共演の清水尋也、原作・脚本のシソンヌじろう、監督の大九明子が出席した。 じろうがシソンヌのコントで長年演じてきた40代独身の女性・川嶋佳子。その佳子の日記という体裁で書かれた小説を原作とする、映画『甘いお酒でうがい』。松雪が川嶋佳子を演じ、清水は佳子のふたまわりほど年下の青年・岡本くんを演じる。「温かい気持ちになる素敵な作品」になったと話す松雪。ひっそり連載していた原作が映画化されたことについて、じろうは「松雪さんと黒木華ちゃんが出演してくれるなんて。何が起こるかわからないですね」と驚きの様子だった。撮影/平野哲郎
2020.10.13 16:00
NEWSポストセブン
映画『甘いお酒でうがい』の大ヒット祈願イベントで鏡開き
松雪泰子、「甘い恋は?」と聞かれて「あったらいいですね」
 映画『甘いお酒でうがい』の大ヒット祈願イベントが3月24日に開かれ、主演を務める松雪泰子、共演者の黒木華、清水尋也が登場した。 お笑いコンビ・シソンヌのじろうがコントで演じてきた“40代独身女性”の川嶋佳子を主人公とした本作。原作は、“川嶋佳子の日記”というスタイルでじろうが執筆した同名小説で、松雪演じる佳子が清水演じる後輩に恋をする物語だ。 記者からの「甘い恋は?」との問いかけに松雪は「あったらいいですね」とニッコリ。清水から「恋愛に年齢は関係ない」のコメントも飛び出したが、もしや…?撮影/高柳茂
2020.04.04 16:00
NEWSポストセブン
稲森いずみ、中谷美紀も 秋ドラマ彩るオーバー40女優の見所
稲森いずみ、中谷美紀も 秋ドラマ彩るオーバー40女優の見所
 令和元年を締めくくる秋の連ドラは各局がこぞって「大人の色気」を漂わせる美熟女女優をヒロインに起用した。各局の担当者が一足早く10月クールの見所を明かした。「『まだ結婚できない男』(フジテレビ系)の見所は、ズバリ稲森いずみ(47)と吉田羊(年齢非公表)の魅力に尽きます。稲森はミステリアスなカフェ店員で、吉田は真面目な弁護士役。二人とも阿部寛(55)とひょんなことから出会い、人生が交差していきます。 偏屈男の阿部との丁々発止のやり取りもさることながら、稲森が胸元の開いたワイシャツ姿で阿部寛と接近したり、吉田羊も弁護士役で露出は控えめですが、黒のジャケットを脱ぐとタイトなセーターでカラダのラインがハッキリ見えたり、日常のなかでドキッとさせるような演技は見物です」(フジテレビ関係者) 木村拓哉(46)主演で話題の『グランメゾン東京』(TBS系)は、こんなキャスティング秘話がある。「キムタクの相手役には当初、若手人気女優の起用が検討されていたのですが、今作は恋愛ドラマではなく、挫折を乗り越えて這い上がる成長物語。その主人公を見守るヒロインは、“大人の包容力”を持つ年上の女優がベストだ、と。それで鈴木京香が選ばれた」(TBS関係者) 松雪泰子(46)主演の『ミス・ジコチョー ~天才・天ノ教授の調査ファイル~』(NHK)も、彼女の存在がそのまま番組最大の魅力となっているという。 松雪は一流大学の工学部教授で、毎回様々な事故調査委員会に招かれ、その背後にある真相を明らかにしていく物語。「超型破りな天才工学者役で、草食系男子の助手をブンブン振り回すドSぶりがたまらない。脚本は『半沢直樹』(TBS系)の八津弘幸氏で、事故の裏にある組織のひずみや歪な人間関係を松雪が暴いていく。姉御肌の松雪が見事にハマっています」(NHK関係者) そんな松雪のライバルになりそうなのが、『ハル ~総合商社の女~』(テレビ東京系)の中谷美紀(43)。 劇中の中谷は大手総合商社に勤めるバツイチシングルマザー役で、社内の難題を突飛な方法で次々に解決していく破天荒なヒロインを演じる。ドラマの公式HPは、ザックリと脇が開いた黒のノースリーブ姿の中谷がトップに掲載されており、彼女がアグレッシブに躍動する姿に期待が高まる。『ドクターX』(テレビ朝日系)はいまや米倉涼子(44)の代表作で、“美脚推し”の演出はもちろん、銭湯での「V字開脚入浴シーン」も恒例となっている。「もちろん、今回も期待してください」(テレビ朝日関係者)というから、放送が楽しみだ。 若い女優にはない、成熟した大人の魅力がテレビドラマに求められる──そんな時代の到来は大歓迎!※週刊ポスト2019年9月6日号
2019.08.30 16:00
週刊ポスト
鈴木京香、米倉涼子も 秋ドラにオーバー40女優勢揃いの理由
鈴木京香、米倉涼子も 秋ドラにオーバー40女優勢揃いの理由
 10月スタートの連ドラキャストが続々と発表されている。『グランメゾン東京』(TBS系)は主演・木村拓哉(46)の相手役を鈴木京香(51)が務め、『まだ結婚できない男』(フジテレビ系)では吉田羊(年齢非公表)と稲森いずみ(47)がWヒロインを務める。 2年ぶりに復活する人気シリーズ『ドクターX』(テレビ朝日系)第6弾の主演は、もちろん米倉涼子(44)。さらには『ハル~総合商社の女~』(テレビ東京系)が中谷美紀(43)、『ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~』(NHK)が松雪泰子(46)、『時効警察はじめました』(テレビ朝日系)では麻生久美子(41)と、オーバー40の女優が勢揃い。 その理由を、コラムニストの山田美保子氏はこう分析する。「若年層がテレビを見なくなり、リアルタイムで連ドラを視聴する世代がどんどん上がっている。その分、視聴率が取れる女優の年代も上がってきた。 また、1年で最後となる10月クールは、これで年間平均視聴率が決まるということもあり、各局ともに最も力を入れるシーズンです。実績、安定感のあるキャスティングになりやすい」 キー局のドラマ担当プロデューサーもこう明かす。「若いアイドルを出せば数字が取れる時代じゃない。ドラマ視聴者は目が肥えてきていますから、確かなキャリアと演技力がないとダメ。とくに男性視聴者の数字を取るためには、“大人の色気”を醸し出せるヒロインが不可欠なんです」 その点、今回のヒロイン陣は色気も文句なし。 鈴木は映画『血と骨』で、ビートたけしを相手に魅せた濃厚濡れ場が語り草。松雪、稲森、中谷も体当たり演技を辞さない度胸の持ち主だ。米倉の美脚露わなセクシー白衣は『ドクターX』シリーズの恒例である。 集結した熟女ヒロインたちは、今作でどんな姿を見せてくれるのか──。※週刊ポスト2019年9月6日号
2019.08.29 16:00
週刊ポスト
『半分、青い。』北川悦吏子氏が語る親子愛と注目の最後の台詞
『半分、青い。』北川悦吏子氏が語る親子愛と注目の最後の台詞
 NHK連続テレビ小説『半分、青い。』が9月29日に最終回を迎える。『半分、青い。』には、脚本家・北川悦吏子さん(56才)がこれまで書いてこなかったテーマが描かれている。それは、親子の物語だ。 晴(松雪泰子・45才)と鈴愛(永野芽郁・18才)。鈴愛と花野(山崎莉里那・6才)、そして、和子(原田知世・50才)と律(佐藤健・29才)。 ドラマではそれぞれの親子が丁寧に描かれている。「朝ドラなのでホームドラマの要素も入れてくださいと言われたからというのもありますが、私自身この作品は親子が大きなテーマだと思っていました」(北川さん・以下「」内同) もともと腎臓に持病があったため、16才のときに医師から、出産はできないと思うと言われたこともあり、子供がいる人生は考えていなかった。ところが1993年に結婚し、1997年に思いがけず妊娠、出産。35才の時だった。「子供がほしいとは思っていなかったのに、産んでみたらものすごくかわいかった(笑い)。以来、『いつか母娘の物語を書きたい』と思っていました」 現在大学3年生の娘は、「あさぎ空豆」という名前で写真を発表しており、2015年には母娘で『恋をしていた。』というフォトエッセーを出版。実は『半分、青い。』で、律の父・萩尾弥一(谷原章介・46才)が好きな写真の一枚として娘の写真を提供した。また、花野がフィギュアスケートを習うというのも、幼少時代の娘がやっていたことがベースになっている。「どんなに愛していても、血がつながっていても、私と娘はまったく別の人格なんですよね。彼女はやりたいことがあっても手を挙げることができない子で、小さい頃は母の教育で変えられるのではないかと思ったけど、どうにもならず。でも、それが彼女らしさなんだと思ったら、すごく楽になりました」 以前から、北川さんが書いたドラマはほとんど見ないという娘。「彼女はアニメが好きなので、リア充なものは見られないって(笑い)。それでも今回は5、6回見たかな。感想は『朝から重い!』だそうです。お友達や大学の教授が『お母さんのおもしろいね』と言ってくれた話なんかは嬉しそうにしてくれるんですけどね」 北川さんと娘のエピソードは、どこか晴と鈴愛の姿につながる。たとえば、鈴愛が漫画家になるため上京したいと晴に告げるシーン。『お母ちゃんの中には3つのあんたも、5つのあんたも、13才のあんたも全部いる』というせりふは、母親なら誰もが共感できる心情ではないだろうか。オンエアではここまでだったが、この前には『お母ちゃんは、スーパーとかで“お母ちゃ~ん”って呼ぶ小さい子の声に振り向いてまう。鈴愛がお母ちゃんを呼んどるんやないかって、振り向いてまう』というせりふがあったという。「残念ながら放送ではカットされてしまいましたが、これも私自身がやってしまうこと。ママーって言う小さな女の子の声に、条件反射でビクッとします(笑い)」 晴は、1995年に他界した実母のおもかげがあるという。「晴さんと違って母は専業主婦でしたが、重なる部分はたくさんありますね。私は母が弱音を吐くのを聞いたことがなくて、強い人だったなと思うと同時に、すごく心配性なところもありました。腎臓が悪い私のために減塩しょうゆの小さなパックを持ち歩いてくれたりしました。私が『愛していると言ってくれ』を書いているときに体調を崩し、最終回まで見てくれてから逝きました」 子供の頃から「手に職をつけなさい」と繰り返し言われたことが北川さんの「自分の力で生きていきたい」という強い思いを育てたのかもしれない。 9月29日に放送される第156話が最終回。いちばん最後のせりふに注目してほしいと言う。「まだ最終回の完パケ(編集が終わった状態のもの)を見ていないからなんとも言えないですけどね。私は作家なので、脚本だけの勝負という意味では正解を出したと思っていますが、いつだって完パケを見るまでは本当の正解はわかりません。最終週は何度も何度も書き直したけど、最終回の最後のせりふはポンと浮かびました。何も後悔はありません。 今読むと、われながらいいせりふ(笑い)。ドラマの世界観にぴったりです。最後の言葉としてふさわしい。きっとみなさんの胸に届くと信じています」※女性セブン2018年10月4日号
2018.09.25 07:00
女性セブン
朝ドラ『半分、青い。』異例の最終回「鉄のカーテン」の裏側
朝ドラ『半分、青い。』異例の最終回「鉄のカーテン」の裏側
 14週連続で週平均視聴率が20%の大台を超え、好調を維持しているNHK連続テレビ小説『半分、青い。』。9月29日の最終回より一足早く、8月20日に都内のホテルで打ち上げパーティが行なわれた。ヒロイン・鈴愛役の永野芽郁(18)をはじめ、松雪泰子(45)や原田知世(50)など豪華キャストら200人以上が出席し大盛況だった。 打ち上げ3日前の17日、ドラマはクランクアップ。だが、その時のNHKによる“鉄のカーテン”が話題になっている。「朝ドラのクランクアップは報道陣が集められるのが通例ですが、今回は非公開。NHK側は“お盆の週だし、夜も遅いから”と説明しましたが、過去に撮影が深夜に及ぶほど長引いて報道陣が『待ち』になったことはいくらでもあった」(スポーツ紙記者) なんとも不可解な「締め出し」の裏事情を関係者が明かす。「その日は最終回の撮影が行なわれましたが、内容は視聴者にとってサプライズな展開だったそうです。放送前にネタバレしてしまうことを恐れて、非公開にしたといわれています」 熱心な視聴者は、鈴愛と律(佐藤健、29)の恋の行方に気を揉んでいる。同じ日に生まれた幼なじみの2人は、一度は互いに別の相手と結婚したが、鈴愛は離婚して実家に戻り、律も母の介護のために妻子を残して戻ってきた。「2人の関係を、あくまで仕事上のパートナーとしたい意向を制作側は持っているといわれてきましたが、『半分、青い。』ファンの理想は最終的に“くっつく”こと。異例の“秘密撮影”は、ファンの期待に応える方向のサプライズな内容だったから……なのかもしれません」(同前) 単刀直入にNHKに尋ねると「ドラマは、最後まで目の離せない展開になっています」とのこと。 ちなみに17日の撮影は、鈴愛の実家であるつくし食堂のシーンがメインだった。両親を演じた松雪や滝藤賢一(41)に混じって、佐藤の姿ももちろんあったという。意外なラストやいかに。※週刊ポスト2018年9月7日号
2018.08.27 07:00
週刊ポスト
永野、松雪、原田ら集結 『半分、青い。』豪華打ち上げ撮
永野、松雪、原田ら集結 『半分、青い。』豪華打ち上げ撮
 残すところ1か月強。幼なじみの楡野鈴愛(永野芽郁・18才)と律(佐藤健・29才)の関係がどうなっていくのか──怒濤の展開が視聴者を引きつけ、14週連続で平均視聴率20%超えをキープしているNHK朝ドラ『半分、青い。』。 昨年10月に岐阜県でスタートした撮影が、8月17日に終了した。毎回、朝ドラのクランクアップは報道向けに公開されてきたが、今回は異例の非公開。「その日はラストシーンの撮影だったそうで、ネタバレを防ぐために公開を避けたのでは。楡野家勢ぞろいで、脚本の北川悦吏子さんも参加し、みんなで祝杯をあげました。鈴愛ちゃんも、お母さん役の松雪泰子さん(45才)も大泣きでした」(芸能関係者) 3日後の20日午後6時、東京・新宿の高級ホテルで打ち上げが行われた。スタッフも合わせて総勢約200人。会場に最初に足を踏み入れたのはヒロインの永野だった。黒の膝丈ワンピースにパンプスと、役柄とは印象がガラリと変わるシックな装いだ。松雪や佐藤が続々と中へ入っていく。井川遥(42才)、原田知世(50才)、斎藤工(37才)らに交じってなんと1回限りで声だけの出演だった原口あきまさ(42才)もいた。「撮影中のVTRをスクリーンで上映したりと、たっぷり3時間盛り上がっていました」(前出・芸能関係者) 午後9時頃、1次会は終了。するとホテル入口にマイクロバスが到着。スタッフが乗車し、出演者たちも一斉に事務所の車に乗り込むと、新宿から渋谷への大移動が始まった。「100人くらいが2次会の会場へ向かっていました。場所は大型のカラオケ店。佐藤さんと永野さんは本物の幼なじみのような気さくな雰囲気でした」(別の芸能関係者) 最終回は9月29日。終わってほしくない!※女性セブン2018年9月6日号
2018.08.24 16:00
女性セブン
“急行列車化”する『半分、青い。』 批判の声と高視聴率の矛盾
“急行列車化”する『半分、青い。』 批判の声と高視聴率の矛盾
 永野芽郁(18)演じるヒロイン鈴愛が高度成長期から平成までを生き抜く、NHKの連続テレビ小説『半分、青い。』。目まぐるしい展開に一部では「ついていけない」と批判の声も出ているが、それでも連日、20%超えの高視聴率なのはなぜなのか。コラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんが解説する。 * * *「エッ、もう子ども産まれたの?」「あれ?! いつの間に5歳?」 今週の『半分、青い。』を見ていた大半の人はそう感じたのではないでしょうか。これまで何度か視聴者を驚かせてきたハイテンポな展開が、さらに加速しているのです。 4月2日(1話)のスタートは【1971年】で、ヒロインの楡野鈴愛はCGの胎児でした。翌日の4月3日(2話)で生まれたあと、4月4日(3話)には9年後の【1980年】になり、鈴愛(矢崎由紗)は小学3年生に。その後、4月14日(12話)には9年後の【1989年】になり、鈴愛は高校3年生(永野芽郁)になっていました。 高校編が3週間半放送されたあとの5月9日(33話)に【1990年】となり、鈴愛は漫画家になるべく上京。漫画修行と萩尾律(佐藤健)との別れを5週間に渡って放送したあと、6月13日(63話)には2年が経過して【1992年】になり、6月18日(67話)に鈴愛は漫画家デビューしました。さらに2日後の6月20日(69話)にはデビューから3年が過ぎた【1995年】に突入。6月23日(72話)には帰郷して律と再会したものの、突然のプロポーズを断ってしまいました。 6月26日(74話)には4年が経過して【1999年】になり、連載を打ち切られ、律の結婚を知った鈴愛は7月4日(81話)で漫画家を引退。翌7月5日(82話)に100円ショップ『大納言』でアルバイトをはじめ、森山涼次(間宮祥太朗)と出会いました。翌週の7月12日(88話)には涼次から早くもプロポーズを受け、【2000年】になった7月16日(91話)に結婚式。出会いから結婚式までの放送は、わずか10話分という朝ドラ史に残るスピード結婚でした。 7月24日(98話)には結婚生活が2年経過して【2002年】に。3日後の7月27日(101話)には鈴愛の妊娠が明らかになり、翌7月28日(102話)には娘を出産。7月30日(103話)には【2003年】に入り、娘が1歳の誕生日を迎えました。7月31日(104話)には5歳の誕生日を迎え、4年後の【2007年】に。8月2日(106話)には【2008年】になり、8月4日(108話)では離婚が決定。結婚から離婚まで、わずか18話というスピード離婚でした。◆博多華丸と高瀬耕造アナも困惑 ここまでの18週108話を西暦で振り返ると、1971年(1話)→1980年(3話)→1989年(12話)→1990年(33話)→1992年(63話)→1995年(69話)→1999年(74話)→2000年(91話)→2002年(98話)→2003年(103話)→2007年(104話)→2008年(106話)。まるで、主要駅に飛び石で停車する急行列車のように、年月が進んでいくのです。 昨年の同時期に放送された『ひよっこ』は、約4年間をじっくり描いた各駅停車のような作品だっただけに、その違いは歴然。他の朝ドラと比べても、年月の進み方はめまぐるしく、視聴者を驚かせています。 実際、7月31日の『あさイチ』で恒例の“朝ドラ受け”をした博多華丸さんは、「何かと早い!カレンダーめくるのが早い」「もうちょっと紆余曲折ちょうだい!」「ついていけない」と困惑。翌8月1日には『NHKニュース おはよう日本』の高瀬耕造アナも、7時59分の朝ドラ開始間際に「ちょっと見逃すと家族構成まで変わってしまいかねないような急な展開になっているんです」とコメントしていました。 ネット上の声を拾ってみても、明らかに批判の声が目立つようになっていますが、視聴率はほとんど変わらず20~23%の高水準をキープしているのは、なぜなのでしょうか。◆ジェットコースタードラマを彷彿 もともと朝ドラは、「ブランドの強さで、どんな作品でも視聴率17~19%は取れる」と言われています。それに加えて『半分、青い。』は、予想をはるかに上回る急展開の連続と、それによる刺激の強さで、視聴者を引きつけているのではないでしょうか。 そのイメージは、1990年代前半に流行した「展開の早さと大きさで感情を上下動させる」ジェットコースタードラマ。戸惑っても、批判をしても、「次はどうなるのか」「もっと刺激的な展開があるのでは」と気になってしまう人がいるようなのです。 事実、ネット上に目立つ批判のコメントも、見ているからこそ書けるものですし、なかには批判をするために見ている人もいるでしょう。この状況は、「声があがらない作品よりも、賛否両論ある作品のほうが視聴率は上がりやすい」という昨今の風潮を表しているとも言えます。 もう1つ、高視聴率をキープしている理由として考えられるのは、梟町(ふくろうちょう)のメンバーに対する期待感。鈴愛の両親である宇太郎(滝藤賢一)と晴(松雪泰子)、祖父の仙吉(中村雅俊)と弟の草太(上村海成)、律の両親である弥一(谷原章介)と和子(原田知世)、同級生の木田原菜生(奈緒)と「ブッチャー」こと西園寺隆之介(矢本悠馬)の人気は高く、「梟町のころはよかった」などのフレーズとセットで批判をする人は少なくありません。◆残り8週間の放送でも、約10年間が描かれる 梟町のメンバーには、もちろん「同じ日に同じ病院で生まれた運命の男性」である律も含まれています。『半分、青い。』を見ているほとんどの人は、「お互い別の人と結婚した2人に、いつ恋愛模様が訪れるのか?」が気になっているのではないでしょうか。 放送開始前、制作サイドは「ヒロインが高度成長期の終わりから現代までを七転び八起きで駆け抜け、やがて一大発明をなしとげるまで、およそ半世紀の物語を紡ぎだしていきます」と発表しました。つまり、9月29日に迎える最終回までの残り8週間(48話)で、私たちが生きる現在までの10年前後を描くようなのです。 鈴愛が一大発明をなしとげるまでの日々や、運命の男性・律との結末は、どんなペース配分で進められるのか。やはり賛否の声をあげながらも、最後まで見る人が多い気がします。
2018.08.04 07:00
NEWSポストセブン
松雪泰子 スポーツカーに乗る前のかっこよすぎる赤ヒール姿
松雪泰子 スポーツカーに乗る前のかっこよすぎる赤ヒール姿
 目覚めは朝5時。部活に励む高校3年生の息子(17才)のため、朝食とスタミナたっぷりの弁当を作る。7時前に送り出すと、急いで身支度をして撮影現場へ。夕方、仕事を終えるとまっすぐ帰宅。休む間もなく夕食の支度をし、22時半には床に就く。 最近の松雪泰子(45才)は、ほぼ毎日、こんな多忙な生活を送っているという。松雪は1998年に結婚、2001年に息子を授かるも2004年に離婚。以来、女手一つで子供を育ててきた。 都心から少し離れた高級住宅街の一角にある3階建ての白いモダンな一戸建てが彼女の自宅だ。日の当たる中庭は、松雪の趣味のガーデニングで彩られている。ここで松雪は息子と“娘”と暮らしている。「メスのミニチュアダックスフンドを2匹飼っていて、娘のようにかわいがっているんです。息子さんは今年、大学受験の年。忙しく、すれ違いもあるそうですが、2人で映画を見に行ったり、食事に出かけたり仲がいいそうです」(芸能関係者) 現在、NHK朝ドラ『半分、青い。』に主人公・鈴愛の母親役として出演している松雪は、東京を離れ地方ロケに行くことも多いが、ここ最近、松雪の不在時に合鍵で自宅を頻繁に出入りするイケメンの姿が目撃されている。「離婚以降、ミュージシャンとの交際が報じられたりしましたが、ここ5~6年浮いた話はあまり聞いていません。ご自宅に出入りしているのは松雪さんの弟さんですよ。松雪さんが地方ロケの間や、多忙で休みが取れないときは、弟さんが息子さんの様子を見に行ったりしているんでしょう。近くにはお母さんも住んでいるそうで、弟さんと協力して松雪さんを支えているみたいですね」(テレビ局関係者) 6月30日の土曜日の午後、白のトップスに黒のワイドパンツ、流行色のグリーンのバッグと赤いハイヒールをあわせた松雪が渋谷を1人で颯爽と歩いていた。朝ドラの共演者が出演する舞台を見た後、はしごして別の舞台を連続観劇。午後10時半頃に劇場を出ると、松雪は愛車のスポーツカーのハンドルを自ら握り、自宅へと帰っていった。 鈴愛の母とは違い、プライベートでは「かっこよすぎるお母ちゃん」だった。※女性セブン2018年7月19・26日号
2018.07.07 07:00
女性セブン
滝藤賢一と松雪泰子 「朝ドラ初」夫婦手つなぎシーンの絶妙
滝藤賢一と松雪泰子 「朝ドラ初」夫婦手つなぎシーンの絶妙
 思わずひきこまれる印象的なシーン──たとえそれが主人公不在の、ストーリーの“本流”と異なる部分であったとしても──そこが作品のクオリティを象徴することは珍しくない。作家で五感生活研究所代表の山下柚実氏が指摘する。 * * * NHK連続テレビ小説98作目『半分、青い。』もスタートして1か月半が過ぎました。ここでいったん「岐阜編」は区切りを迎え、いよいよ永野芽郁演じる主人公・鈴愛(すずめ)は漫画家を志して上京。「東京編」に突入、というタイミング。そもそも朝ドラに求められる基本5要素を振り返ってみると──。1.「成長のドラマ」──人が成長し変化していく姿を描く2.「共感性」──ストーリーの展開以上に、共感が基調3.「登場人物の多様性」──家族一人ひとり年齢や性別、性格、仕事等にリアリティとバラエテイがあり、視聴者は誰かに感情移入できる仕掛け4.「肯定性」──問題を抱えていたり、人として不十分な部分があっても、決定的な悪人や目を背けたくなる残酷な意地悪といった要素はない5.「地域性」──土地の個性(今回は岐阜)が描かれ、日常の食や仕事風景といった生活の細部がリアルに見える といった5要素についてここまでの『半分、青い。』は十分に満たしています。「朝ドラはこうあってほしい」と視聴者が思うツボを見事に押さえた出来映え、と言えるでしょう。 とにかく主演を務める永野芽郁の演技が上手い。高校を出たばかりの18歳だそうですが、脚本に描かれている一つひとつの場面の意味をしっかりと理解し把握していて、セリフを血肉化している。だから、前作のように主役の一挙手一投足に引っかかったり違和感を抱くことなく、視聴者は安心して見ていられる。スムーズに物語の世界へ入っていけます。 永野さんご本人が「自分の顔が好きではない」と公言しているように、誰もが美人と思う整った美形タイプではないのかも。いわば個性派、ファニーフェイスに分類されるかもしれませんが、むしろそれが強味になっていて、生活感や躍動感、現実感につながっています。ちょっと野暮ったくて大人になりきれない少女。「枠からはみ出す」感じを上手に演じ、それが「岐阜編」の基本テイストとなっていました。 今後鈴愛が大人になっていく過程で、その「はみ出し感」がどう変化していくのか、見物です。ありきたりな大人になり平板になってはつまらないけれど、子供のままでも進展がないわけで、そのあたり注目点でしょう。 実は「岐阜編」で、主人公以上に大きな共感を集めた要素がある。それは、「ありそうでなさそうな中年夫婦」の姿。鈴愛の父親・宇太郎を演じる滝藤賢一と母親・晴を演じる松雪泰子の夫婦です。 ウーちゃん、晴さん、と呼び合うこの夫婦は、食堂を切り盛りするいわば同士。どちらが欠けても家業は回っていかない。友達風のフラットさはあるけれど、馴れ合っているわけではなくて父、母それぞれ自分なりの役割を担っている。こだわりや生き方、考え方もある。 一見頼りなさそうに見えるけど包容力がある父、肝っ玉母ちゃんとして強そうで涙もろい母。特に娘・鈴愛との距離については、父と母とではずいぶん違う。そのあたりをこのドラマでは絶妙に描き出していました。「東京へ行きたい」と主張する娘に、「私のせいかな。私があの子に鈴愛(すずめ)なんて名前をつけたもんだから、遠くに飛んでってまう」と涙をこぼす母。「でも、そんなに遠くへは飛べないんやないの? すずめやもん。飛行機やないんやから」と不思議な励まし方をする父。二人は肩を寄せ合って「娘がいなくなる」現実を静かに受け止める。そして、夕刻の田舎の商店街を手をつないで歩く。それが実に自然でイヤらしくない。 これまで重ねてきた時間が背後にたしかにあって、行間でそれをじわりと物語らせる。無言のうちに信頼しあっている夫婦。それが手をつなぐシーンになっていく。ありそうではなかった新鮮さ。ちなみに、夫婦の手つなぎデートシーンは朝ドラ史上でも初めてのことらしい(NHK『ごごナマ』2018.05.7)。 そう、ウーちゃんと晴さんは、右手と左手のような関係なのです。 右手と左手は、形は似ていても全く同じ役割・機能ではない。少しずつ違う。そしてどちらの手も、互いを必要としている。お互いに補完しあっている。これまで朝ドラで描かれてきた日本の夫婦像といえば、どうしても父親の方に権威がつきまとっていました。それを振り回さない、本当にフラットな夫婦像は珍しい。 というように、この朝ドラには発見や誉めたくなる点があまりに多いのですが、敢えてイチャもんをつけてみるとすれば……当時、田舎のお爺さんでふさふさの髪の毛にしっかりとパーマをかけウェーブしている人なんて存在していましたっけ? 中村雅俊さんが演じる仙吉じいさんを見るたびにふと考えてしまう。ここは『われら青春!』の舞台ではないんですよ、とつっこみたくなる。 さて、今後はいよいよ東京編。大暴れしそうな珍妙なオジサン漫画家、豊川悦司さんにも注目です。
2018.05.12 16:00
NEWSポストセブン
『半分、青い。』 左耳聞こえないヒロインは脚本家の実体験
『半分、青い。』 左耳聞こえないヒロインは脚本家の実体験
 4月2日からスタートしたNHK連続テレビ小説『半分、青い。』の平均視聴率が2週続けて20%の大台にのり、絶好調だ。公式SNSのフォロワー数も放送開始時に16万5000人を超え、人気の高かった前々作の朝ドラ『ひよっこ』の3倍を記録している。 物語の舞台は、岐阜県の東美濃市という架空の町。1971年7月7日に生まれた鈴愛(すずめ・永野芽郁、18才)と、律(佐藤健、29才)を中心に、情緒あふれる人間ドラマが描かれる。 ドラマの初回では、鈴愛が生まれる前のCGで作られた胎児がナレーションを担当し、ストーリーを進めるという斬新さが話題になった。制作統括の勝田夏子さんが話す。「脚本家の北川悦吏子さんから主人公が胎児の状態で1週間分書きたいと提案されたのですが、話し合いの結果、2日になったんです。でも、北川さんの発想力だったら、1週間でも面白いものになっていたかもしれませんね」 今後も、北川さんならではの発想で、視聴者を驚かせてくれそうだ。本誌・女性セブンでもさっそく「ふぎょぎょ!」なトリビアをチェック!◆名前、誕生日、偶然の一致の連続! ヒロインの鈴愛を演じる永野は、小学3年生のときにスカウトされて芸能界入り。2017年には、『ひるなかの流星』で映画初主演を飾るが、その役名も「すずめ」だった。 また、本作では、鈴愛と律は同じ病院で同じ日に生まれるという設定だが、実は鈴愛の母親である晴を演じる松雪泰子(45才)と、律の母親・和子を演じる原田知世(50才)も、ともに11月28日生まれなのだ。◆左耳の聞こえないヒロインは北川さんの実体験から 鈴愛は、小学3年生のときに、左耳の聴力を失う。しかし、耳鳴りのことを「左耳に小人がいて歌っている」と表現したり、高校生になってからは、大きなつけ耳をして授業を受けたりと、いつもポジティブ。 実はこの設定は、北川さん自身が3年ほど前に左耳を失聴したことに端を発する。北川さんも鈴愛のように、「親しい人が聞こえる耳の側にいつも寄り添ってくれる」とポジティブに考え、「これはドラマの設定になる!」と直感したそう。※女性セブン2018年5月10・17日号
2018.05.01 07:00
女性セブン
新朝ドラ高視聴率支える松雪泰子と原田知世、意外な共通点
新朝ドラ高視聴率支える松雪泰子と原田知世、意外な共通点
 放送開始2週目も平均視聴率20%の大台をキープした連続テレビ小説『半分、青い。』(NHK)。ヒロインの初登場シーンは「CGの胎児」で、同じ日に同じ病院で生まれた運命の相手と「命名前に出会いを果たす」といった朝ドラ史でも異例の仕掛けが話題をさらっている。 ヒロイン役の永野芽郁(18才)と、その幼なじみを演じる佐藤健(29才)の恋の行方に負けず劣らず注目を集めているのが、2人の母親を演じる松雪泰子(45才)と原田知世(50才)だ。 同じ商店街でそれぞれ夫婦で食堂を切り盛りする松雪演じる晴と写真館を営む原田演じる和子は、町の人気を二分する「美人おかみ」。「2人の好演が高視聴率を支えていると評判です。男性陣がチャンネルを合わせるのだとか。実はこの2人、意外な私生活での共通点も多いんです」(NHK関係者) 年齢こそ5才違うが松雪も原田も11月28日生まれと同じ誕生日。松雪は佐賀、原田は長崎と同じ九州出身というだけでなく、松雪はギタリストの門脇学(52才)と、原田はイラストレーターのエドツワキ氏(51才)と、ともにアーティストと結婚、離婚歴があることまで一緒なのだ。「撮影現場では、松雪さん、原田さんに風吹ジュンさん(65才)、余貴美子さん(61才)などを加えた大御所グループで話していることが多いですね。どんな場面にしよう、など演技について意見を交わすこともあるみたいです。松雪さんは、演出側にも興味があるようで、いつか監督として映像作品を撮ることを目標にしているストイックなタイプ。 一方の原田さんも、ほんわかしたイメージに反して台本や演出について積極的に自分の考えを述べていくタイプ。誕生日やプロフィールほどの『完全一致』というわけではないでしょうが、息はピッタリのようです」(芸能関係者)※女性セブン2018年5月3日号
2018.04.20 07:00
女性セブン
『半分、青い。』 1週目から異例の仕掛けラッシュで話題作り
『半分、青い。』 1週目から異例の仕掛けラッシュで話題作り
 4月に始まった永野芽郁(18)がヒロインを務める連続テレビ小説『半分、青い。』(NHK)。朝ドラでは今までの作品とは違った演出などがネット上でたびたび話題を呼ぶが、このドラマは1週目からそうした仕掛けが「異例」というほど立て続けに繰り出されている。コラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんがこの「異例」の事態について解説する。 * * * 前作『わろてんか』、前々作『ひよっこ』、前々々作『べっぴんさん』を上回る初回視聴率21.8%(ビデオリサーチ、関東地区)を記録するなど、幸先いいスタートを切った朝ドラ『半分、青い。』。 放送前から「句読点を混ぜたユニークなタイトル」や「ヒロインの胎児時代からはじまる」ことが話題を集めていましたが、その他にも「あれっ? 何か違うぞ」と思わせる仕掛けが、まだ1週目にも関わらずたくさん見られるのです。◆「生まれた直後」ドラマ史上最速の出会い 確かに、CGで描かれた胎児の朝ドラ登場は、異例の仕掛けと言っていいでしょう。しかも妊娠発覚時、ヒロインの母・晴(松雪泰子)は、「(妊娠しないように)気をつけとったし、やってまった……。そもそもウチ、食堂忙しくてあんまりそういうこと(子作り)はしてないのに……どうしよう」と言っていました。「母親がヒロインの妊娠を喜ばない」というシーンは、朝ドラでは異例です。 もちろんそれには理由があり、晴には腎臓の持病があるため、子どもを産む気はなかったのですが、次のシーンでも晴は夫の宇太郎(滝藤賢一)に「どうしたい?」と聞き、夫は「俺は晴さんが元気なのがいい。晴さんが第一や」と返事。胎児のヒロイン(永野芽郁)が「ウソ!? 私は?」とツッコミを入れるほど、子どもは二の次でした。産むかどうか迷われたあげく、お産中も痛みから「もう子どもなんかいらん!」、生まれたあとも「サルみたい」と言いたい放題です。 その「胎児がナレーションを担当している」のも異例の仕掛け。なかには「私、眠い。気持ちいい。ここは世界で一番気持ちいい場所。ふわふわのポワンポワン」「(へその緒が絡まる命の危機に)エッ、私生まれてこないうちに終わりますか? お母さんの顔見たいです! 私、生まれたい!」などの実況中継風もありました。今後、ナレーションはヒロインの祖母・廉子役の風吹ジュンさんに代わることから、胎児のナレーションは第1週目のために考えられた仕掛けであることが分かります。 ただ、2話の終盤、難産の末にヒロインは生まれ、胎児のCGはここでお役御免。しかし、すぐさま「ヒロインと相手役が生まれた日に出会う」という異例の仕掛けが用意されていました。同じ病院で、ほぼ同じタイミングで生まれ、隣同士のベッドで寝ていたのです。「生まれた直後で、まだ命名前の出会い」という点では、ドラマ史上最速と言えるでしょう。◆1週目からCG→新生児→小3とヒロインがリレー  続く3話では、「ヒロインの命名でまるごと1話分使う」という異例の仕掛けが見られました。2話のオープニングに「あっ、私、お腹の中の赤ちゃんです。名前はまだない」という胎児のセリフを入れたのは、3話の異例ぶりを印象づける前振りだったのです。けっきょくヒロインの名前は、鈴愛(すずめ)に決定。4話からは小学3年生の時代が描かれています。 ここまでヒロインは、「CGの胎児から、新生児の子役、小学3年生の子役と、すでに2度のリレー」が行われました。1週目にして2度のリレーが行われたことが異例の仕掛けであり、なかでも新生児の子役を起用したことで、「生まれたばかりの新生児2人が互いを意識するように見つめ合いながら寝ている」という名シーンが生まれたのです。 その他では、「ヒロインの願望がサブタイトルになっている」ことも異例の仕掛け。1週目のサブタイトルは「生まれたい!」でしたが、2週目は「聞きたい!」、3週目は「恋したい!」と、今後も最後まで続いていくそうです。 当作はスタート前から、近年ヒットの法則と言われていた「実在の人物」「戦前戦後の物語」などを排除したことが話題となっていました。「新たな朝ドラを作ろう」という攻めの姿勢だからこそ、1週目から異例の仕掛けが盛り込まれているのではないでしょうか。◆好スタートを支えるベテラン俳優たち 1週目では早い仕掛けで話題を集めて好スタートにつなげましたが、2週目でも「鈴愛は小学3年生で左耳が聴こえなくなってしまう」という異例の展開が予定されています。ただ当作は、決して暗い物語ではありません。オープニングを見れば分かるように、鈴愛の類まれな発想力やユニークな感性を生かした物語であり、春の到来に相応しい明るさと爽やかさがベースにあるため、安心して見ていられる朝ドラになりそうです。 最後にふれておきたいのは、異例の早い仕掛けを支えている実績十分のベテラン俳優たち。前述した滝藤賢一さんと松雪泰子さんに加えて、祖父・仙吉役の中村雅俊さん、祖母・廉子役の風吹ジュンさん、運命の相手・律(佐藤健)の父・弥一役に谷原章介さん、母・和子役に原田知世さん、病院長・貴美香役の余貴美子さんらが、作品に安定感と安心感をもたらしています。視聴率の好結果も、「ベテラン俳優たちがリアルタイム視聴の多い中高年層を魅了しているのが大きい」と言えるでしょう。【木村隆志】コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月20本前後のコラムを提供するほか、『新・週刊フジテレビ批評』『TBSレビュー』などの批評番組に出演。タレント専門インタビュアーや人間関係コンサルタントとしても活動している。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』『独身40男の歩き方』など。
2018.04.07 07:00
NEWSポストセブン
松雪泰子と江口洋介 藤沢周平名作短編で夫婦役
松雪泰子と江口洋介 藤沢周平名作短編で夫婦役
 9月5日、「藤沢周平 新ドラマシリーズ」の第二弾となる『小さな橋で』の完成披露試写会が行われ、松雪泰子、江口洋介、子役の藤野涼子と田中奏生、杉田成道監督が登場した。 藤沢周平の作品を映像化する「藤沢周平 新ドラマシリーズ」。今回の第二弾では、名作短編集『橋ものがたり』から、『小さな橋で』『吹く風は秋』『小ぬか雨』の3作品が映像化される。『小さな橋で』は9月18日にBSスカパー!にて放送される。『吹く風は秋』『小ぬか雨』は10月に放送予定。『小さな橋で』に出演した松雪は「藤沢作品は時代劇でありながら現代にも通じる魅力を持っていて、特にこの作品はホームドラマであり人間ドラマ」とコメント。松雪の夫を演じた江口は「時代劇は権力側を描いた作品が多いですが、この作品は『民』を描いていて現代劇にも通じる部分があります」と語った。■撮影:矢口和也
2017.09.13 16:00
NEWSポストセブン
松雪泰子 肩を出した黒ドレスでゴージャスな装い
松雪泰子 肩を出した黒ドレスでゴージャスな装い
『技を極める―ヴァン クリーフ&アーペル ハイジュエリーと日本の工芸』展の内覧会に、同展の音声ガイドを担当する松雪泰子(44)が真っ黒なドレスで登壇した。「ジュエリーは女性に豊かさをまとってくれる芸術品」と語る松雪もゴージャスな装いで魅了した。 同展覧会は京都国立近代美術館にて8月6日まで開催。開館時間は午前9時30分~午後5時。ただし、6月30日までの金曜日、土曜日は午後8時まで開館し、7月1日~8月5日の金曜日、土曜日は午後9時まで開館する。撮影■WEST
2017.05.14 16:00
NEWSポストセブン

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