松雪泰子一覧/2ページ

【松雪泰子】に関するニュースを集めたページです。

浅田美代子の動物愛護運動 さんまほか出品者のお宝ザクザク
浅田美代子の動物愛護運動 さんまほか出品者のお宝ザクザク
 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は、浅田美代子の動物愛護運動にエール。 * * *「一般的な動物愛護のチャリティーやボランティアは、なんとなく堅苦しい空気になりがち」「楽しそう、共感できる…と、とりあえず参加するだけで、知らないうちに社会貢献できちゃってる…なんていうのが理想」 実行委員会の代表として女優の浅田美代子の名前がある『Tier Love(ティア・ラブ)』。集められた収益を、動物愛護団体を通じ、動物の保護、福祉に役立てることを目的とし、捨て犬、捨て猫、動物虐待の防止、飼い主のいない犬や猫の保護など、「本当の意味での殺処分ゼロ」を目指しているという。 浅田美代子といえば「犬」、それも「保護犬」…というのは、いまや芸能マスコミの常識。4頭の保護犬と暮らしている浅田は、動物保護団体のイベントに積極的に参加したり、全国の小中学校で開かれている「いのちの教室」で、子供たちに説いたりしている。『HERS』(光文社刊)では、私物のハイブランド品、何十品をも惜しみなく出品し、収益を動物愛護団体に寄付することもしてきた。 2年半前、『女性セブン』の対談で、浅田が動物愛護に傾倒することになった“きっかけ”を聞いてみた。「母が亡くなったとき、私は犬たちに本当に助けてもらったので、何か恩返しができないかと思って」パソコンで犬を保護している多くの動物愛護団体の存在を知ったことから、浅田の“活動”始まったという。 4月2日より、NHK BSプレミアムでオンエアしているドラマ『PTAグランパ!』に主演の松平健の妻役で出演している浅田。会社を定年退職し、出戻りの娘(真飛聖)が引き受けるはずだったPTAの役員のピンチヒッターとして孫の小学校に出向いた松平の妻役ということは、真飛聖の母親役でもあり、孫が小学校に通う“おばあちゃん”役でもある。『時間ですよ』(TBS系)第3シリーズの“お手伝いさん役”や、『赤い風船』を歌っていたデビュー時を御存知の方は「え? 美代ちゃんがおばあちゃん?」と衝撃を受けることだろう。 私もそんな一人だったが、実は浅田は3年程前から松雪泰子の母親役(TBS系『家族狩り』)、多部未華子の母親役(フジテレビ系『僕のいた時間』)、玉木宏の母親役(同『残念な夫。』)を経験済み。「女優に年齢はない」といわれるが、昨年2月、還暦を迎えているのである。「記念に何かやりましょう」と声をかけた知人らに「パーティーとか、お祝いなんて照れるし、するんだったら、海外でよくある“バースデー・チャリティー”をやりたい」(浅田)ということで、今年2月13日、新丸の内ビルで、浅田が立ち上げた『Tier Love(ティア・ラブ)』のオークション品展示と、チュートリアル徳井義実とのトークイベントが行われたのである。 件の『時間ですよ』での共演以来、芸能界でもっとも仲良しの一人、樹木希林の「着物」、坂本龍一の「スーツケース」、王貞治の「サイン入りキャップ」、渡辺貞夫の「パーカッションセット」、明石家さんまが提供した「クリスティアーノ・ロナウドのサイン入りサッカーボール」…などなど、豪華すぎる有名人からの品々は、浅田本人が声をかけた末、集まった“お宝”ばかり。これらはオークション品として『Tier Love』のHP(https://www.tierlove.jp/)上にアップされている。 そのHPの扉には「愛は、人だけのことじゃない。愛は、愛し合うことだけじゃない。愛は、可愛がることだけじゃない。」というコピーが、猫2匹と犬1匹のイラストと共に記されている。 これは、コピーライター・吉永淳氏、アートディレクター・河原シンスケ氏、グラフィックデザイナー・北川一成氏によるもの。「この皆さんが集まってくださったのは奇跡と言ってもいいんです。皆さん、“美代ちゃん世代”でいらして、『美代ちゃんのためなら…』と協力してくださいました」というのは、代表・浅田の傍らでサポートをしている住吉ちほだ。「知っている!」という方は芸能通だろう。そう、子役時代、『あっぱれさんま大先生』(フジテレビ系)に最年長児童として出演していた“ちほちゃん”だ。「対談相手に徳井さんを提案したのは、愛猫2匹と暮らしていたり、『トコトン掘り下げ隊!生き物にサンキュー!!』(TBS系)というレギュラー番組もあったりして、動物が大好きということは有名。でも、堅苦しいところは一切ないし、幅広い層の方にアピールできると考え、思い切ってお願いしました」(住吉ちほ) わかる気がした。動物愛護に携わる有名人は多数いるが、そんな人々と浅田との対談では、やや閉鎖的な感がある。徳井義実の軽さや明るさは、浅田美代子が目指す“ジメッとしていないオシャレな雰囲気”と合致している。「美代子さんは、『チャリティーブランドを作ったようなものね』と言っています」(住吉) 動物のことを助けたい。動物愛護にはお金がかかることを知ってもらいたい。ゆえに寄付集めをして少しでも力になりたい。数ある動物愛護団体が一致団結してほしい…、浅田美代子の想いに賛同する有名人は増え始めているものの、一般の知名度はまだ低く、「まずはTier Loveという存在を知ってほしい」と住吉は言う。 貴重品ばかりが出品されたオークションの画像を改めてチェックしてみたが、奥田民生、久保田利伸、MISIA、高橋由伸、宮里藍…ら、ファン垂涎の愛用品ばかり。ぜひチェックしていただきたいと思う。 動物愛護に興味がなくても「知らないうちに社会貢献できちゃってる」というのが、これだ。随時オークション参加商品を更新していく予定だというし、オークション以外に、件の“奇跡”のクリエイターチームによるグッズも販売中だ。「来年の法改正に向けて署名活動をしています(http://miyokoasada.com/)。これ以上、不幸な子たちを作らないためにもぜひ」(浅田) 後輩女優・住吉ちほをパートナーに、“還暦”浅田美代子「決意の活動」は始まったばかりだ。
2017.04.15 07:00
NEWSポストセブン
松雪泰子、橋本愛、成海璃子が三者三様の和装で登場
松雪泰子、橋本愛、成海璃子が三者三様の和装で登場
 作家・川端康成の名作『古都』の現代版として、原作では描かれなかった大人になった主人公達の物語として映像化した映画『古都』の完成披露試写会が11月16日に行われ、出演者の松雪泰子(43・一人二役)、橋本愛(20)、成海璃子(24)が和装姿で登場した。 京都の老舗呉服店の当主を演じる松雪。その娘役を演じた橋本は「惚れました」と語った。また、同じく娘役の成海は映画に関わった人々と仲良くなり、飲みに行ったりしたエピソードを明かした。上映は12月3日から。撮影■小彼英一
2016.11.23 16:00
NEWSポストセブン
ドラマ『5人のジュンコ』で謎の事件を追うジャーナリストを演じる松雪泰子
12年ぶりミムラと共演の松雪泰子 「進化していて怖かった」
11月21日から放送中の『連続ドラマW 5人のジュンコ』(WOWOW)の完成披露試写会が11月16日に開催され、主演の松雪泰子(42才)のほか、ミムラ(31才)、権野元監督(42才)が出席した。 真梨幸子の小説『5人のジュンコ』を原作とするこの作品。連続不審死の容疑者・佐竹純子(小池栄子)が逮捕されたことを発端とし、5人の“ジュンコ”が運命のいたずらに巻き込まれていく…というストーリー。 松雪は事件を追うジャーナリスト・田辺絢子を演じる。ミムラは佐竹の中学時代の同級生・篠田淳子という役どころだ。 松雪とミムラの共演は、ミムラのデビュー作となったドラマ『ビギナー』(フジテレビ系、2003年)以来12年ぶり。久々の共演となったミムラいついて、松雪は「すごく進化されていて、一緒にやっていて怖かったです」と驚きの様子だった。撮影■平野哲郎
2015.12.01 16:00
NEWSポストセブン
小倉優子や梨花らが愛用する本格的な『茅乃舎』のだしパック
小倉優子や梨花らが愛用する本格的な『茅乃舎』のだしパック
 世界的にも人気の和食。その味の要となる“だし”もまた、最近のブームとなっている。注目されているのは、手軽に本格的なだしがとれると評判のだしパック。小倉優子や梨花、松雪泰子なども愛用しているという『茅乃舎』のだしパックは、店頭に長蛇の列ができるほどの人気ぶりだ。「素材をそのまま粉砕しているので、栄養分も丸ごととれますし、化学調味料や保存料を一切使っていないので、自然なおいしさのお料理に仕上がります。作り方は、だしパックを水から入れて沸騰後1~2分煮出すだけ。誰でも簡単に、本格的なだしがとれますよ。袋から中身を出して、調味料として使うのもおすすめ。炒飯などはこれだけで味が決まります」(キッチンスタッフ・大竹暁さん) 久原本家 茅乃舎 東京ミッドタウン店のベスト3を紹介しよう。【1位】焼きあごなど4種類のだし素材と海塩をバランスよく配合した『茅乃舎だし』8g×30袋 1944円【2位】野菜の旨みとコクたっぷりの『野菜だし』。和洋、どちらの料理にも合う。8g×24袋 1944円【3位】国産の煮干しを丸ごと粉末にした『煮干しだし』8g×30袋 1944円【久原本家 茅乃舎 東京ミッドタウン店】東京都港区赤坂9-7-4東京ミッドタウン ガレリアB1F11:00~21:00年中無休(1月1日を除く)※女性セブン2015年6月25日
2015.06.15 07:00
女性セブン
「家族狩り」で難役こなした松雪泰子の力量に女性作家が脱帽
「家族狩り」で難役こなした松雪泰子の力量に女性作家が脱帽
 夏のドラマもそろそろクライマックス。作家で五感生活研究所代表の山下柚実氏が総括した。 * * * 猛暑の中を走ってきた「夏ドラマ」。いよいよ秋になり、大団円を迎えつつあります。「刑事モノ」「医療モノ」ドラマはぐんと減り、「不倫モノ」が注目された今クールを振り返ってみると……ドラマに、ある「ものさし」をあててみる。すると面白いように、くっきりと傾向性が二つに分かれてしまう。そのものさしとは、「家族」です。「家族」を、作り直す方向に描くのか、それとも崩壊していく方向に描くのか。それによってドラマの違いがはっきりと色分けできるのです。前者のドラマの代表が、TBSの『おやじの背中』(日曜21:00)。「父と子」をテーマにした1話完結型のドラマ、全10回。山田太一に鎌田敏夫、倉本聰……そうそうたる脚本家たちの名前が並ぶ。俳優やストーリーは毎回変わっていっても、父の思い出や存在感を描き「家庭」の価値を父を通して最評価する、という意味では一貫している。 もう一つ、フジテレビの『若者たち2014』(水曜22:00)も、家族の可能性やその価値を描き出そうという意欲に満ちています。『おやじの背中』と『若者たち2014』。ともに、「家族」の愛や絆を再評価するドラマ。それだけではありません。局をあげての制作・番宣、数々のスポット広告。つまり、局自体が力を入れまくった企画である点も共通しています。演出家や脚本家などキーマンの年齢層が高い、という点でも似通っています。もしかしたら、「失われた時を求めて」ということでしょうか。 さて、それとは正反対に「家族」の崩壊を描く方向のドラマ--。中でも話題を集めているのが『昼顔~平日午後3時の恋人たち』(フジテレビ系木曜22:00 )。 夫とは別の男に恋する主婦・平日昼顔妻を上戸彩が演じる。相手役の教師は、今一番色っぽいと人気を集める斎藤工。さらに、専業主婦・利佳子(吉瀬美智子)と画家・加藤(北村一輝)という異色カップルが存在感を放つ。荒々しく動物的に求め合う二人。当然ながら、それぞれの「家庭」は不倫によって崩壊していきます。 もう一本の不倫ものが『同窓生~人は、三度、恋をする』(TBS系木曜21:00)。40歳を迎えた男女が中学の同窓会で再会し、恋が再燃する。ちょっとベタな設定のレトロ調トレンディー風ドラマ。恋愛に燃えて走っていく男女それぞれの家庭は、やはり崩壊中。 ということで、同じ時代に、テレビという同じ表現媒体で流れるドラマなのに、「家族」をめぐってこうも正反対のベクトルで作られること自体が面白い。家族「肯定」型のドラマは、視聴者層としてアクティブシニアを狙ったか? 子どもも巣立ち、夫婦間の葛藤も終わりを迎えている世代は、今こそ平和的な家族の思い出に浸りたい気分かも。 一方の家庭「崩壊」型ドラマのターゲット層は、やはりアラフォー世代? まだまだ子育ての最中、夫婦は葛藤と緊張のただ中にある世代。そんな30~40代女性に不倫ドラマが人気。夫のいない間を見計って録画したドラマをこっそり見ては、ハラハラドキドキ。ストレスを解消して癒される主婦も多いとか。いずれにせよ、「家族」を軸にドラマの傾向性・対比がはっきりと浮かび上がってくることが、今期のドラマの特色ではないでしょうか。 最後にもう一つ。「家族」の「崩壊と再生」を描き異彩を放ったドラマがあります。TBS『家族狩り』(金曜22:00)。ネット上でも高い評価が目立ちます。が、個人的にはグロい描写が多すぎてその世界観になかなかのめりこめなかった。 家族や親子の不信を通して時代の病巣をえぐり出そう、という意欲は買う。けれど、あそこまで血が流れたり暴力的で極端な出来事を、直接見せつける形でしか家族のドラマを描けなかったのだろうか、そんな疑問も残りました。 ただし、大きな収穫もあった。主役を演じた松雪泰子の力量には脱帽。認知症の父と介護に疲れた母を抱える児童心理司という、リアル感満載の難しい役。その女性が一家心中事件と向き合っていくストーリー。松雪さんにしかできない、重たい役柄。その演技に、説得力をビンビン感じました。この役者の力は、さらに炸裂しそう。今後の活躍を期待したい。「家族の激しい崩壊ぶり」とともに、希望も見えた。松雪泰子は今期ドラマの大いなる収穫でしょう。
2014.09.13 16:00
NEWSポストセブン
TBS「家族狩り」 「奇妙で醜怪で不気味な群像劇」への高評価
TBS「家族狩り」 「奇妙で醜怪で不気味な群像劇」への高評価
 ハマる人はこれ以上なくハマるタイプの作品なのかもしれない。心の闇を捉えた不気味な群像劇。この夏話題のドラマ「家族狩り」をコラムニストのオバタカズユキ氏が評す。 * * * 原作は累計130万部に迫る天童荒太の代表作。そのあまりに衝撃的な内容から映像化は不可能といわれてきたベストセラーが、構想7年の時を経ていよいよ「金ドラ」に――。 この夏のTBSの問題作、という触れ込みで始まった連続ドラマ『家族狩り』(金曜22時~)が異彩を放っている。私は第1話で「なんなんだ、この緊張感ぴりぴりの突き刺さってくる映像は!」と驚愕し、第2話を見て、「これは出演者とスタッフのとてつもない集中力が生み出した快作だ。演出から美術、音楽までぜんぶホンモノだ」と確信した。 全10回放送予定の走り始めだけを見て断定するのは早計かもしれないが、民放でこれほど誰かに薦めたくなるドラマはめったにない。まだご覧になっていない方は、ぜひともこの機会を逃さないでほしい。 ただし、である。個人的には絶賛モードだが、断り書きをつけておくと、『家族狩り』はみんながみんな楽しめるドラマでもないようだ。それが証拠にというか、7月4日放送の第1話の視聴率は10.5%と2ケタに乗ったものの、翌週の第2話は6.9%にガタ落ちした(ビデオリサーチ調べ・関東地区)。 第1話の放送後、興奮覚めやらぬ私はネット上に湧いてくる『家族狩り』の感想を見まくっていたのだが、そこで一番目についた形容詞は「怖い」だった。次に多かったのは「暗い」や「重たい」。「グロい」という言葉もあちこちで使われていた。そして、そうした感想と一緒に、「次はないな」「私にはムリ」「離脱しましたー」といった声が飛び交っていた。 もちろん、「面白い!」「マジ泣けた」「松雪泰子ちょーきれい」などのポジティブな声も多数見かけた。が、トータルの印象としては「怖い」をはじめとするネガティブ反応のほうが目立っており、同じ時間に同じものを見てこうまで感じ方の異なる人が大勢いたものか、と戸惑いを覚えた。 とりわけ「グロい」という感覚は自分の中にまるでなかったから、意味がすぐには分からなかった。たしかに『家族狩り』は、第1話の冒頭から血が流れる。椅子に手足を縛りつけられ、猿ぐつわをかまされた中年夫妻が、暗闇の中で何者かに包丁で斬りつけられるシーンがオープニングだ。しかし、このドラマはそのような凄惨な場面を必要最小限に抑えている。一家心中を装った殺人事件が連続発生する話のわりには、直接的なバイオレンス表現は意外に少ない。 なのになぜ、「グロい」と感じる人が多いのか。それはおそらく、血がどうの、死体がどうの、ということではなく、登場人物たちが抱えている心の闇がそれぞれリアルに表現されているからだろう。 主役の児童心理司を演じる松雪泰子は、なぜか過剰なほど仕事にのめりこんでいる。焦燥と怒りと虚無の間をめまぐるしく行き来し、素顔がどこにあるのか分からない。アルツハイマー病の父をどれだけ思いやっているのか、その本心も見えてこない。 準主役の警視庁捜査一課警部補を演じる遠藤憲一も、辣腕のようだが、協調性のない刑事だ。息子を亡くしたショックで精神疾患にかかった妻ともまるでコミュニケーションがとれない。それは妻の病気のせいというよりも、心を他人に開けない夫の側の問題のように思われる。 怖くて暗くて重たくなりがちなドラマを、コミカルなキャラクターでやわらげる役割の美術教師を演じる伊藤淳史もどこかへんだ。流され型、巻きこまれ型のお人よしだが、まわりに振り回される以外の本人の顔がない。喜怒哀楽がはっきりしているのに、操り人形のようだ。 他の脇役たちも含めて、たいていの登場人物がなんらかの過剰や欠落を抱えている。仕事や異性やギャンブルなどに依存し、対人関係のバランスがおかしく、家族関係の歪みに向き合えない。全員が一人ぼっちで、このドラマには安心している人間の表情がほとんど映らない。「緊張感ぴりぴりの突き刺さってくる映像」は、役者たちが心を病んだ孤独な配役を見事に演じ切った結果ということだろう。 そうあらためて考えてみると、奇妙で醜怪で不気味な群像劇である。グロテスクな映像、グロいドラマと感じるほうが健全な反応のようにも思えてくる。逆に言うと、『家族狩り』を普通に楽しめていたら、その状態はちょっとヤバいかもしれない。「ところで、自分、メンタルのほうは大丈夫か?」と、一応、私は自問してみたが……。 書き添えておくと、このドラマにはキラリと光る脇役がほんとうに多い。主人公の母親役の浅田美代子。天然系の元アイドルおばちゃんのイメージが強かったのだけど、こんなにすごい女優だったとは。夫の介護に疲れた妻というだけではなく、初老にさしかかった自分を持て余す女の悲しみを、背中の丸め方ひとつで語っている。 その夫でボケと正気を行ったり来たりしている老人役の演技力にも唸らされる。食事中の米のこぼし方から商店街の徘徊の仕方まで、なんでもかんでも絵にしている。井上真樹夫という知らない俳優だったが、検索してびっくり。なんと『ルパン三世』の石川五ェ門の声の役であった。怪優なり。 元非行少年から更生した電気屋の兄ちゃんもいい。チャラくておバカだが、このドラマの中で唯一、自分をしっかり持っている人間の役だ。周りから浮かずに演じるのは簡単じゃないと思うが、Kis-My-Ft2の北山宏光がいきいきのびのびとやってのけている。ジャニーズは人材の層が厚い。
2014.07.19 16:00
NEWSポストセブン
今期ドラマ 大石静、尾崎将也、井上由美子ら売れっ子かけ持ち
今期ドラマ 大石静、尾崎将也、井上由美子ら売れっ子かけ持ち
「ドラマの良し悪しは脚本家でわかります。実力のある脚本家のドラマはやっぱり安定感がありますから。どれを見ようか迷った時には、脚本家それぞれの得意なジャンルを参考にして選ぶと間違いないかもしれません」 毎クールドラマ全作品を視聴するというドラマ評論家の木村隆志さんはそう提案する。 女性の幸せを書くのがうまい人や原作ものを脚色しながら映像化するのが得意な人、不倫ものなどドロドロ系がうまい人…。今年の夏ドラマの脚本家たちは、大石静さん、尾崎将也さん、井上由美子さんなどかけ持ちは当たり前の売れっ子が勢ぞろい。 脚本界の女王・大石静さんは、若手俳優の抜擢に定評があり、そこは要チェック。大石さんがかけもちするのはこの2作。『家族狩り』(TBS系)毎週金曜22:00~出演者:松雪泰子、伊藤淳史ほか家族とは何か、生きるとはどういうことか、という根源的な問いに真正面から挑んだ不朽の同名ミステリー小説を映像化。『ゼロの真実~監察医・松本真央~』(テレビ朝日系)7月17日(木)21:00~出演:武井咲、佐々木蔵之介ほか監察医務院を舞台に孤高の天才監察医と法医学の現実を鋭く描く医療ミステリー。「どちらも放送翌日に、ママ友とワイワイ盛り上がれると思いますよ」(木村さん) サラリーマンから脚本家へ華麗に転身した尾崎さんは、大学卒業後に広告制作会社へ就職後、1992年『屋根の上の花火』で第5回フジテレビヤングシナリオ大賞を受賞。以後、人気脚本家としての地位を確立する。代表作は2003年『特命係長・只野仁』(テレビ朝日系)、2012年『梅ちゃん先生』(NHK)など多数。今期は初の時代劇ものをはじめ3本をかけ持ちする。『吉原裏同心』(NHK)毎週木曜20:00~出演:小出恵介、貫地谷しほりほか華やかな吉原を舞台に、自警組織の一員(裏同心)として事件を解決する夫婦を描いた佐伯泰英の同名小説を映像化。脚本の尾崎将也にとっても時代劇ものは初挑戦。『匿名探偵』(テレビ朝日系)毎週金曜23:15~出演:高橋克典、片瀬那奈ほか2012年深夜ドラマでありながら最高視聴率12%を記録。氏名不詳、年齢不詳、過去不詳の『匿名探偵』が尾崎将也さんの得意とするヒューマンコメディータッチの脚本でパワーアップして復活。 ジャンルを問わないマルチな才能を見せるのが井上さん。テレビ東京勤務を経て1991年『過ぎし日の殺人』(フジテレビ系)で脚本家デビュー。以降、『ギフト』(フジテレビ系)をはじめ、木村拓哉とのタッグでヒット作を生む。社会派もの、サスペンスものなど多数。今期は10人の脚本家の競作となる『おやじの背中』のほか、2本をかけ持ち。『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』(フジテレビ系)7月17日(木)22:00スタート出演:上戸彩、吉瀬美智子ほか夫を会社に送り出した後、平日の昼間に別の男性と恋に落ちる主婦を描いた不倫ドラマ。「実績充分の井上由美子脚本なら、単なる過激な不倫ドラマではなく、心の機微をていねいに描いた良作になるはず」(木村さん)『おやじの背中』(TBS系)7月13日(日)21:00スタート出演:田村正和、松たか子ほかかつて家族みんなで楽しめたホームドラマ、それもオリジナルドラマの復活を志す意欲作。「日本が誇る10人の脚本家たちが、腕を競うように1話完結ドラマを書き下ろす。最注目は旬の坂元裕二さんと橋部敦子さん、井上由美子さん」(木村さん)※女性セブン2014年7月10日号
2014.07.14 16:00
女性セブン
タクシー暴行 示談金の相場は「治療費別で20万円」と運転手
タクシー暴行 示談金の相場は「治療費別で20万円」と運転手
 サッカー元日本代表の前園真聖氏や、女優・松雪泰子さんの弟でミュージシャンの松雪陽(本名・陽平)容疑者など、この数日、タクシー運転手への暴行事件が相次いでいる。 いずれも酩酊していたとはいえ、酔いに任せて日頃の鬱憤を晴らされては、タクシー運転手もたまったものではない。度重なる暴行事件について、現場の乗務員たちは何を思い、どんな防衛策を取っているのだろうか。当サイトでは、大手法人タクシーのベテラン運転手2名に匿名で話を聞いた。 * * *――タクシー運転手に対する客の暴行事件が後を絶たない。現場ではよくある話か。A氏(40代):さすがに暴力を振るえば警察沙汰になるので、それほど頻繁に起こるケースではありません。同僚ドライバーから聞いた話では、こういう暴行を受けた場合の示談金の相場は、治療費とは別に約20万円だそうです。B氏(50代):ウチの会社のハイヤー運転手は、過去に某議員秘書に殴られて警察沙汰になったことがある。そのときは議員本人がすっ飛んできてポンと50万円払ったみたい。結局、裁判までもっていくか、示談にするかしかありませんからね。今回みたいに著名人の場合は、一本(100万円)ぐらい持ってきたのかも、なんて憶測が飛び交っていますよ(笑い)。――そもそも、酔っ払い客を乗せる場合のマニュアルはあるか?A氏:基本的に自分で行き先が言えないお客さんは乗せなくてもいいことになっている。行き先が言えるのに降ろしてしまえば乗車拒否になりますからね。また、仮に行き先が言えても、あまりにもグデングデンで立っていられないようなお客さんには、近くに仲間がいれば「一緒に乗っていただけませんか?」とお願いするしかない。B氏:そもそも街中を流しているときに酔っ払いが手を挙げていても見て見ぬフリして通り過ぎることはよくあるけど、タクシー乗り場に並んでいる場合はお客さんを選べませんからね。――暴行まで受けなくても、車内で吐かれたりすれば仕事にならない。A氏:車内でお客さんが吐いても何の責任はありませんが、乗務員にしてみたら一度会社に戻ってシートを掃除しなければならないし、場合によってはその日の仕事ができないこともあります。特に忙しい夜間に吐かれると、水揚げ(収入)の損失は大きい。こちらも生活がかかってますからね。B氏:いざ吐かれたら「困りますよお客さん! 今日仕事できないじゃないですか? どうしてくれるんですか?」ぐらいのことは言いますよ。そこでクリーニング代と称して1万円ほど貰ったことはあります。それでも忙しい時間帯なら全然ペイできませんけどね。A氏:本心では、酔っ払いのお客さんは乗せたいんですよ。自宅が遠くても面倒くさいから帰りたいという人たちばかりですからね。でも、乗せた途端に吐かれたりして、見極めが難しい(笑い)。 だから、銀座あたりのお客さんは、そこまでベロンベロンではなく、ある程度は紳士的。かたや、六本木や新宿で乗せるといろんなトラブルにも巻き込まれるから行きたくないという乗務員は多いんです。今回の件も前園さんは新宿、松雪容疑者は渋谷から乗車でしょ。案の定といった感じです。――いざ暴行を受けそうになったり、実際に受けた場合はどう対処する?A氏:どんなタクシーでも運転席付近にスイッチがあって、それを押すと行灯が赤く点滅して非常事態を告げる仕組みになっています。会社がいうには、そのスイッチをオンにすると無線センターのほうにも知らせがいくことになっていますが、無意識に触って押していたときには何の連絡もなかった(苦笑)。B氏:最後は自分で対処策を考えるしかありません。車内で脅しや暴行を受けたら、自然に交番の前で車を停める、車外で暴行を受けたなら周囲の人に助けを求めるなど。――重要な証拠となる車内カメラの設置は防犯の目的も大きいが、客からしてみたらプライバシーの侵害ともいえる。B氏:車内カメラは常時録画しているみたいだけど、再生するのはトラブルが起きたときだけだし、見られる人も営業所長や会社の役員に限られている。防犯目的のためなら設置も仕方ないと思います。A氏:車内外に「防犯システム搭載車」などのステッカーを貼っているので、勝手に録画していることにはならない。カメラが作動していると、われわれ乗務員の行動も縛られていることになるので、あまり気持ちのいいものではありませんよ。――最近は運転席と助手席の間にプラスチックのボードをつけるタクシーも増えた。B氏:あの壁をつくることでどのくらい防犯効果があるのかは微妙なところ。遮断することでお客さんの声も聞こえにくいし、釣り銭の受け渡しも不自由。助手席に乗られてしまえばおしまいですしね。――いくら防犯システムを取りつけても、運転手との意思疎通がうまく図れなければトラブルにも発展しやすい。B氏:それはその通りです。お客さんとの言い争いや暴行に発展するケースは、殴ったほうが悪いに決まっています。でも、それまでの運転が荒かったりとか、運転手の口の利き方が横柄だったりといったこともよくあります。A氏:前園さんのケースも「酩酊していて覚えていない」とはいうものの、どの程度酔っていて、暴力に発展するまで運転手とどんなやり取りがあったかは、当事者でなければ分かりませんからね。 一連の事件を教訓に、私もお客さんと常に最低限のコミュニケーションを取り、気持ちよく乗ってもらえるように努力しなければならないと強く感じましたね。
2013.10.17 07:00
NEWSポストセブン
松雪泰子 芸能界で収入不安定な2人の弟考えプロポーズ断る
松雪泰子 芸能界で収入不安定な2人の弟考えプロポーズ断る
 2010年6月に女性セブンがスクープした松雪泰子(39才)と、ヒップホップグループ『Song Riders』のリーダー『KG-K9shot〈以下・KG〉』(29才)の交際。ふたりは、友人の紹介で知り合うと、すぐに意気投合し、交際をスタートさせた。「松雪さんはKGのライブにも足を運び、スタッフに菓子折の差し入れをして、“あの人をよろしくお願いいたします”と挨拶してました。“姉さん女房”って感じでしたよ」(音楽関係者) 女性セブンでは、前夫との息子(11才)も合わせた3人で外出する姿をお伝えしたが、それは、はたから見たら、仲睦まじい家族そのものだった。そして、いよいよ結婚目前かと思いきや、今春、ふたりの関係に転機が訪れていた。「KGは松雪さんにゾッコンで、“早く一緒に暮らして結婚したい”と何度もプロポーズしました。だけど、松雪さんから“結婚は考えられない”とフラれてしまったんです」(前出・音楽関係者) 息子もなつき、女優業を応援してくれる理解者だったKG。だが、松雪には、再婚よりも優先しなければならない“別の男”がいた。それは、2人の弟だ。 地元の高校を卒業後、上京し、女優への階段を上っていった松雪。2人の弟は、そんな姉の後を追うように東京で暮らし始め、芸能界の道へと進む。 現在は、松雪と同じ事務所で、それぞれ高村晃平(37才)、松雪陽(33才)としてタレント活動中。上の弟、高村は、松雪が主演を務めたドラマにキャスティングされ共演もしている。下の弟、陽は以前、『LAZY KNACK』という音楽ユニットを組んでいたが、そのライブには、松雪が足繁く通っていた。最近ではキャンドルブランドを立ち上げたが、それを松雪は、自身のブログで紹介したこともある。3きょうだいの仲の良さは昔と変わらなかった。「陽くんは結婚して子供がいるんですが、まだ収入が安定していないため、松雪さんが彼の家族を丸ごと世話をしてあげているんです。陽くんのお子さんたちも松雪さんのことが大好きで、彼女もアンパンマンのクッキーを焼いてあげたりしてかわいがっているんです」(松雪の知人) 両親は佐賀で暮らしているため、東京では、松雪が親代わりとなり、弟たちの面倒を見ているという。「2人の弟たちは、まだ一人前というには早く、松雪さんは、彼らがひとり立ちするまでは、経済的にも彼らを支えなければと思っているんです。一方のKGも、メジャーデビューはしているものの、これから芸能活動を頑張っていかなければならない人です。 再婚となれば、新たな家族が増えることになりますから、松雪さんの責任も増えますよね。彼女は面倒見がいいですから、再婚してカレのことも弟たちのことも中途半端になるのはちょっと違うかなって思ったんだと思いますよ」(前出・知人)※女性セブン2012年9月13日号
2012.08.31 07:00
女性セブン
長友佑都 関ジャニとの合コンでバーの客から「頑張って!」
長友佑都 関ジャニとの合コンでバーの客から「頑張って!」
 7月8日、1か月近くのオフを終え、日本代表の長友佑都(25才)がチームへと帰って行った。 そのわずか数時間前の午前1時過ぎ。都内の会員制バーで長友をキャッチした。日本でのオフ、最後の夜を一緒に過ごしていたのは、関ジャニ∞の安田章大(27才)、大倉忠義(27才)らだった。「長友さんはこの店の常連なんですよ。芸能人のお友達が多いみたいで、小池徹平くんと一緒に来たこともありましたよ。逆にサッカー選手とは来たことないんじゃないかなぁ」(常連客) 一行はカラオケ付きの個室へ。BIGBANGの『ガラガラGO!!』、KARAの『Umbrella』など韓流ソングを熱唱したほか、同席していた女性らとデュエットも。「合コンだったようです。女性陣が“全然飲んでな~い”といってコールして、長友さんがグラスをあけたりもしていたみたいです。トイレで長友さんにすれ違ったときに“がんばってください!”と声をかけたら、照れながらも笑顔で“ありがとう”といってくれました」(居合わせた客) 昨年6月、長友はスポーツ紙で、明治大学在学中に出会った松雪泰子似の一般人女性A子さんとの熱愛が報じられた。 久々の帰国、そしてオフ。日本最後の夜になっても、長友の横にA子さんはいなかった。「ふたりは別れてしまったそうですよ。A子さんは都内の企業に勤める女性で、イタリアのクラブに所属する長友さんとは超遠距離。すれ違いばかりだったそうです」(前出・常連客)※女性セブン2012年7月26日号
2012.07.16 16:00
女性セブン
3つ当てはまったら要注意? “干物女度”をチェックしてみよう
3つ当てはまったら要注意? “干物女度”をチェックしてみよう
2007年に日本テレビ系列で放映された人気ドラマ「ホタルノヒカリ」の映画版が、今日から全国で公開される。今回の映画の舞台は、イタリアのローマというおしゃれな設定。2010年放映の「ホタルノヒカリ2」でめでたく部長とゴールインした蛍の“その後”が、コミカルに繰り広げられる。綾瀬はるか&藤木直人のゴールデンコンビに加え、松雪泰子や手越祐也ら豪華キャストが出演して映画を盛り上げるとのことで、目が離せない。綾瀬はるか演じるヒロイン・雨宮蛍の代名詞といえば、恋愛を半ば放棄してぐうたらに過ごす“干物女”だ。“共感できる”と多くの女性の支持を集め、2007年度の流行語大賞にノミネートされるまでに。あれから5年、リアル日本社会に干物女はどれくらい存在しているのだろうか。Twitter上では、「あたし干物女の代表格です」「友達と親に干物女って言われたわ」「脱干物女したい」「彼氏がいても干物女です」と、相変わらず多くの女性が自らの“干物ぶり”をカミングアウトしている。さらに、「本日、わたくし、干物女です」とシーンによって干物になる場合や、「綾瀬はるかが干物女なら、私はただの干物」と自虐に走るケースもあり、一言で干物女といっても幅が広がっていることが分かった。「はてなキーワード」の「干物女チェック」によると、以下の項目のうち3つ以上で要注意、5つ以上で干物女確定するとのこと。・メールの返信が極端に短い&遅い・簡単な食事なら台所で立って食べる・最近ドキドキしたのは階段を駆け上がったときぐらい・「めんどくさい」「てきとー」「ま、いっか」が口癖・忘れ物は靴を履いたまま、爪先立ちで部屋に上がって取りに行く・休日はノーメイク&ノーブラ・うっかり半年ほど美容院に行っていない・脱毛は夏しかしない・一人で居酒屋、寿司屋に入れる当てはまる項目が多くてドキッとしても大丈夫。逆に考えると、これらの行動をしないように気をつければ、干物女から脱却できるわけだから。ただし、映画でキュートな綾瀬はるかを見た場合、「干物女も悪くない」と開き直ってしまう可能性があるので、そこは注意が必要だ。
2012.06.08 22:00
SUUMOジャーナル
米倉、篠原、松雪の新ドラマ共通点は“おっさん女”がヒロイン
米倉、篠原、松雪の新ドラマ共通点は“おっさん女”がヒロイン
 今クールで話題のドラマのヒロインたちは、おしゃれには無頓着、男社会の中でなりふりかまわず働いて、いいたいことをガツンという。いままでの人気ドラマのヒロインとは一線を画す彼女たち。身なりにかまわず仕事には一直線で、好きなように振る舞う姿は“おっさん”のよう。 各局が好調なスタートを切った秋の新ドラマ。今クールの主役の女たちには、こんな顔ぶれが並んだ。 アーミーパンツにナポレオンジャケットをはおり、ドスの効いた声でいい放つのは、『ナサケの女~国税局査察官~』(テレビ朝日系、木曜21時)で米倉涼子(35)が演じる国税局査察官。 ミリタリージャケットにニット帽といういでたちでガムをくちゃくちゃ噛みながら不正会計を嗅ぎつけ、「その金、返せよ」と容赦なく追及するのは、『黄金の豚~会計検査庁 特別調査課~』(日本テレビ系、水曜22時)で篠原涼子(37)が扮する会計検査庁調査官。 男性部下たちをアゴで使い、会社に寝泊まりしてそのまま現場に向かうのは『パーフェクト・リポート』(フジテレビ系、日曜21時)で松雪泰子(37)が演じるテレビ局報道記者。 こんなヒロインが揃って登場したのは何でなの!?   芸能評論家の肥留間正明さんは、時代とともに支持されるヒロイン像は変化してきたという。「浅野温子・浅野ゆう子のW浅野が共演した『抱きしめたい!』(1988年・フジテレビ系)に代表されるように、1980年代後半は、暮らしにも、恋人にも、仕事にも、おしゃれなファッション性を求める欲張りなヒロインが主流で、バブル全盛期を象徴する“都市生活理想女”が支持されました。 その延長線上で、1990年代の初めには『東京ラブストーリー』で鈴木保奈美が演じた赤名リカや『101回目のプロポーズ』(ともに1991年・フジテレビ系)で武田鉄矢の生死をかけた求愛を受けた浅野温子のような“男振り回し女”も出てきました」 1990年代後半には、木村拓哉(37)と山口智子(46)が共演した『ロングバケーション』(1996年・フジテレビ系)が大ヒット。  「ヒロインが相手の男性より7才年上という設定で、いうなれば“年下男を手玉に取る女”。このドラマがきっかけで、恋愛に年齢は関係ないという時代が到来しました」(肥留間さん) そして2000年代にはいると、ヒロインの“恋愛力”はさらにパワーアップ。 最高視聴率34%を超えた『やまとなでしこ』(2000年・フジテレビ系)で松嶋菜々子(37)が演じたキャビンアテンダントは、いい男をゲットするには、見栄も張るし、嘘もつくという究極の“計算する女”。「合コンに精を出し、恋に貪欲。いい子ぶらずに女同士では地を出すという新しいヒロイン像が世に受け入れられました」(肥留間さん)    恋愛至上で進化を遂げてきたかのようなテレビドラマだが、2000年代後半になると、『ホタルノヒカリ』(2007年・日本テレビ系)で、綾瀬はるか(25)が演じた“干物女”のような等身大のヒロインや、『Around40~注文の多いオンナたち~』(2008年・TBS系)で、天海祐希(43)が演じた精神科医のようなアラフォーのヒロインが増え、描かれる女性像が多様化してきた。※女性セブン2010年11月18日号
2010.11.05 17:00
女性セブン

トピックス

東海オンエアのてつや・きりたんぽ・峯岸みなみ(写真/時事通信フォト)
峯岸みなみが結婚報告、お相手・東海オンエアてつやとの「キス動画」流出で活動休止のきりたんぽにさらなる同情が集まった理由
NEWSポストセブン
『鎌倉殿の13人』生田斗真に注目! 時代劇研究家「何かが起きる予感がする」の所以
『鎌倉殿の13人』生田斗真に注目! 時代劇研究家「何かが起きる予感がする」の所以
NEWSポストセブン
輝きを取り戻せるか(写真/共同通信社)
打撃不振の阪神・佐藤輝明のパワーはどこに消えたのか 囁かれる「第2の高山俊」の声
NEWSポストセブン
平手友梨奈と竹内涼真
平手友梨奈の演技に竹内涼真が気遣い 『六本木クラス』撮影現場の和気あいあい
NEWSポストセブン
「女子アナブームの時は週刊誌にすごい撮られました」と振り返る元フジテレビ・中村仁美アナ
【全6局「人気女子アナ」同窓会#3】週刊誌に撮られたときの局内反応の違い
週刊ポスト
南野陽子が20年前に撮り下ろしていた秘蔵セクシーグラビア
南野陽子、20年前の秘蔵グラビア公開 「2002年のまぶしすぎるナンノ」
週刊ポスト
紅白歌合戦に揃って出場した松田聖子と沙也加さん(2011年12月撮影)
聖子と明菜の出場あるか、打ち切り説ある紅白の目玉に? 聖子は沙也加さんと“共演”の可能性も
NEWSポストセブン
8月8日の誕生日当日にバースデーイベントを行った逢田(写真/五十嵐美弥)
声優・逢田梨香子、バースデーイベント成功で明かした「30歳の抱負」
NEWSポストセブン
高校野球中継に放映権料がない問題をどう考えるか(阪神甲子園球場)
高校野球「放映権無料」の是非 甲子園出場校は寄付金集めに四苦八苦の現実
NEWSポストセブン
初入閣したものの、Twitterでの反応が自民党内でも物議を醸している(時事通信フォト)
高市早苗氏の“入閣に不満”投稿は政調会長ポストを奪った萩生田光一氏の「統一教会問題」を痛烈意識か
NEWSポストセブン
勤務するオフィスに向かう小室圭さん
小室圭さん、すでに「年収1600万円超え」報道の背景 転職サイト給与情報の“罠”
NEWSポストセブン
中林大樹の姿を目撃
竹内結子さん三回忌 中林大樹が子供のために決断、家族3人新生活は「海辺の街」で
女性セブン