石丸幹二一覧

【石丸幹二】に関するニュースを集めたページです。

ついに続編が始動か
『99.9』再放送の裏に『半沢直樹』続編にかけるTBSの狙い
 コロナ禍でドラマ制作が苦戦を強いられる中、再放送で過去の名作ドラマが放送されるケースが増えている。TBSの日曜劇場では『下町ロケット』『ノーサイド・ゲーム』が放送。同枠では、その次に『99.9 刑事専門弁護士』の特別編が放送される。そこにはTBSのある狙いがあるという。コラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんが解説する。 * * * 5月31日21時からTBSの名門枠・日曜劇場で『99.9 刑事専門弁護士 特別編 第1夜』が放送されます。同作は松本潤さん主演のリーガルドラマで、2016年と2018年の二度に渡って放送。一話完結で事件解決する爽快感と、小ネタをふんだんに盛り込んだ脱力感がウケて、2作とも全話平均17%超の世帯視聴率を獲得しました(ビデオリサーチ、関東地区)。 そのため特別編の放送が発表されたとき、ネット上には喜びの声が飛び交っていましたが、一方で「『半沢直樹』はまだか」「放送中止だけは避けてほしい」などと落胆するコメントも見られました。視聴者が複雑な心境になってしまうのも仕方がないでしょう。今春の日曜劇場には、7年ぶりの続編となる『半沢直樹』が予定され、4月19日の第1話スタート前となる5日と12日にも『半沢直樹 特別総集編』(前シリーズの再放送)が予定されていました。 しかし、新型コロナウイルスの感染拡大で『半沢直樹』の続編は撮影休止になってしまい、急きょ4月5日、12日、19日に『下町ロケット 特別総集編』、4月26日、5月3日、10日、17日、24日に『ノーサイド・ゲーム 特別編』が放送されました。この3作はいずれも池井戸潤さん原作小説のドラマであり、「『半沢直樹』続編にいい形でつなぎたい」という戦略によるものです。 ネット上には『下町ロケット』『ノーサイド・ゲーム』『半沢直樹』と続く流れを知った人々が親しみを込めて、「日曜劇場が“池井戸劇場”になった」なんて声をあげていましたが、撮影休止期間は当初の想定以上に長期化。8週間に渡って『下町ロケット』『ノーサイド・ゲーム』を放送しても、まだ『半沢直樹』続編スタートのメドが立たなかったのです。 池井戸潤さんの原作小説を日曜劇場で放送したドラマには、まだ『ルーズヴェルト・ゲーム』『下町ロケット2』『陸王』の3作が残っていて、これらの特別編を放送することもできたでしょうが、実際に選ばれたのは『99.9 刑事専門弁護士』。なぜ8週間に渡って放送された“池井戸劇場”の流れを断ち切って、世界観の異なる『99.9 刑事専門弁護士』に変更されたのでしょうか。◆すべては『半沢直樹』続編のために 池井戸潤さん原作小説のドラマと『99.9 刑事専門弁護士』は、2010年代の日曜劇場で最も多くの人々から支持された、言わば“2大切り札”。TBSにとっては絶対的な自信のある作品であり、前例のないコロナ禍のピンチだからこそ、この両作を編成したのでしょう。 あらためて経緯を振り返ると、コロナ禍がこれほど深刻化するとは思っていなかった3月から4月の段階では、『半沢直樹』続編にいい形でつなげるために、同じ池井戸潤さん原作の『下町ロケット 特別総集編』が編成されました。これはドラマにおける番宣のセオリー通りであり、何の不安もなかったでしょう。 しかし、その後『ノーサイド・ゲーム 特別編』を編成しても『半沢直樹』続編の撮影は再開できませんでした。このまま池井戸潤さん原作のドラマを続けると、名作であるにも関わらず視聴者が慣れてしまい、『半沢直樹』続編の放送前に「お腹いっぱい」の印象を与えかねません。それよりも「池井戸潤さん原作のドラマからいったん離れて、もう1つの自信作である『99.9 刑事専門弁護士』でリフレッシュしてらおう」という考えは合点がいきます。 また、『下町ロケット 特別総集編』『ノーサイド・ゲーム 特別編』の放送時に、「面白いんだけど、やっぱり『半沢直樹』が待ち遠しい」「できれば『半沢直樹』の前シリーズをもう一度フルで見たい」というコメントを多数見かけました。前シリーズが放送された2013年から7年間も待たされた視聴者の待望論は強烈なものがあるだけに、TBSとしても難しい選択を強いられていたのでしょう。 4月5日から8週にわたって“池井戸劇場”を放送し続けたのも、5月31日から『99.9 刑事専門弁護士』を放送するのも、すべては「『半沢直樹』の続編を存分に楽しんでもらうため」なのです。◆「半沢直樹イヤー」だから『99.9』が必要 TBSは「2020年は半沢直樹イヤー」というフレーズを掲げて、正月三が日の1月3日に『エピソードゼロ ~狙われた半沢直樹のパスワード~』を放送。これは『半沢直樹』続編の前日譚となるストーリーであり、「春の続編に向けたウォーミングアップ」というムードでファンを喜ばせました。 次に2月11日から3月31日まで、ラジオドラマ『半沢直樹 敗れし者の物語by AudioMovie』 を8週間にわたって放送。前シリーズに登場した東京中央銀行大阪西支店の浅野匡支店長(石丸幹二)、「机バンバン」こと人事部長の小木曽忠生(緋田康人)、西大阪スチール社長の東田満(宇梶剛士)、金融庁検査官の黒崎駿一(片岡愛之助)ら悪役が登場して話題になりました。 さらに特筆すべきは、「続編スタートに先がけて前シリーズの特別総集編を日曜劇場で放送する」という戦略。ドラマの総集編(再放送)をゴールデンタイムで2週×約2時間にわたって放送するのは異例の編成であり、この情報が解禁された3月15日は各メディアが驚きを交えて報じました。『半沢直樹』続編にかけるTBSの熱量は過去最高レベルであり、だからこそ「誤算はあったけど、いったん“池井戸劇場”から離れて『99.9 刑事専門弁護士』を放送することを最善策として選んだ」ことが推察されるのです。 視聴者を7年間待たせた上に、放送直前になって2か月以上待たせていることが、『半沢直樹』の続編にどんな影響を及ぼすのか。いまだ第1話の放送日が発表できないだけに『99.9 刑事専門弁護士』にかかる期待は大きく、新たに撮影された松本潤さんらの特別メッセージや、DVD-BOXに収録されていたオーディオコメンタリーを副音声で放送するなどの工夫も見られます。まずは『99.9 刑事専門弁護士』がどのくらい盛り上がるのか、注目してみてはいかがでしょうか。【木村隆志】コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月20本超のコラムを提供するほか、『週刊フジテレビ批評』などの批評番組に出演。タレント専門インタビュアーや人間関係コンサルタントとしても活動している。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』『独身40男の歩き方』など。
2020.05.31 07:00
NEWSポストセブン
『小さな巨人』 「倍返し」級の流行語を生み出せるか? 
『小さな巨人』 「倍返し」級の流行語を生み出せるか? 
 7話までの平均視聴率は13%を超え、今クールのドラマでもっとも注目を集める作品のひとつ『小さな巨人』(TBS系)。同じ日曜劇場で放送されていた『半沢直樹』ともたびたび比較されているが、『小さな巨人』の好調の理由はどこにあるのか? コラムニストのペリー荻野さんが解説する。 * * * そんなわけで、後半戦ともいえる「豊洲署編」が始まった『小さな巨人』。早明学園の屋上で現役警部の江口(ユースケ・サンタマリア)が殺害される。江口は、政治家ともつながる学園の不正経理を内偵捜査していた。6000万円も横領していたとされる学園経理課長の横沢(井上芳雄)が容疑者とされるが、所轄の豊洲署の警部香坂(長谷川博己)は学園の専務で元捜査一課長富永(梅沢富美男)を疑う…。 とにかく出てくる人物全員が口をへの字にした怖い顔というこのドラマ。観れば「日曜劇場」のヒット作『半沢直樹』『下町ロケット』などを意識しているのが、よくわかる。中でも際立つのが、3つのポイントだ。 第一のポイントは、異業種陣VS俳優陣の対決構造。前半の「芝署編」では、誘拐の被害者で裏の顔を持つ大手企業のトップに桂文枝。その企業の顧問弁護士に堀尾正明、捜査情報を漏らすばかりか、証拠隠滅まで謀る“裏切り者”署長に春風亭昇太、「豊洲編」では、不正の親玉(?)にも見える学園理事長に和田アキ子。香坂たちの「敵」に、落語家、キャスター、歌手と異業種キャストが勢ぞろい。 これは『半沢直樹』で歌舞伎の片岡愛之助、ミュージカルの石丸幹二、『下町ロケット』で東国原英夫、春風亭昇太を敵方に配置した構図を踏襲している。  第二のポイントは、ますますヒートアップしていく捜査一課長小野田(香川照之)の歌舞伎調の演技だ。『半沢直樹』では、主人公の一番の大敵として最後の最後に追い詰められ、土下座する場面で、ぐ、ぐ、ぐぐぐとたっぷり芝居を見せた香川。『小さな巨人』では、アップになるたびに見得の如く、にらみをきかせ、腹の底から「謝ってすむ問題ではなぁい!!」などと大音声を発する。まるで歌舞伎の迫力。はいてないのに袴をはいているように見える。 第三のポイントは、ハードルがどんどん高くなる決めセリフ。『半沢直樹』では、ご存知、「やられたらやり返す。倍返しだ!!」が流行語にもなり、TBSでは、おまけステッカー入りの『倍返し饅頭』まで発売された。一方、『小さな巨人』では、当初「100%、クロだ」「99%を100%にしてみせる」など、100%の完璧を目指していたように見えたが、第七話では、小野田が香坂に「200%の覚悟」を要求。 受けた香坂も眉間にしわを寄せて「その覚悟、必ず持って参ります」と宣言。続く八話では、小野田は「横沢は300%、クロだ」などと言い出し、香坂を追い詰めるらしい。名曲『君は1000パーセント』もびっくりのこの倍々圧力。この調子で最終回までにいったい何%が出てくるのか。銀行マンの「半沢」のように具体的な金額で勝負が決するのと違い、「200%の覚悟」は視聴者には見えない。 刑事のカンのみを根拠にどう覚悟と確信を画面に示すのか。ここが踏ん張りどころ。長谷川博己の眉間のしわは、当分、もとに戻りそうにない。
2017.05.31 07:00
NEWSポストセブン
長澤まさみの舞台がお色気シーンでチケット高騰 1枚10万円も
長澤まさみの舞台がお色気シーンでチケット高騰 1枚10万円も
 片やきらめくネオンの下で大胆に白い肌を晒し、片や悲壮感漂う表情で妖しげに。主演女優が脱ぎ、あえぎ、絡む――観客が思わず生唾を飲む迫真の艶技が口コミで広がり、全日満員御礼。今まで舞台を見たことがないという人もこの“2つ”の舞台に続々と足を運んでいる。 長澤まさみ(29才)主演の『キャバレー』と宮沢りえ(43才)主演の『足跡姫~時代錯誤冬幽霊~』が話題だ。「上演期間がかぶる上に、しかも双方が限界というくらいの濡れ場まで挑戦しているとあって比較されています。両方観に行く人も多い。本人たちも意識しているようです」(舞台関係者)『キャバレー』の舞台はドイツ・ベルリンのナイトクラブ。長澤は人気歌姫を演じる。 「長澤さんは今回、最初で最後のミュージカルと決めて並々ならぬ覚悟で挑んでいます。1年前からボイストレーニングに通っていたそうで、腹の底からの力強い歌声は圧倒的。演出の松尾スズキさんにも“何でもやります!”と言った通り、今まで避けてきたとは思えないほどの肌の露出ぶりです」(前出・関係者)  一方、1月18日にスタートした『足跡姫』は江戸時代のひなびた芝居小屋を舞台に、宮沢りえが出雲阿国座の看板踊り子を演じる。 同作は中村勘三郎さん(享年57)へのオマージュ。1994年に勘三郎さんとの不倫愛が報じられた彼女にとっては意義深い舞台となる。宮沢は、「どこかで見てくれている勘三郎さんと、その瞬間にしか生まれない濃密な何かを全身で感じたい」とコメント。プレッシャーを力に変え、舞台で大人の切ない色気を醸している。 双方公開すぐに追加公演が決まる注目度で、日に日に濡れ場の艶も増している。  長澤はコルセットにガーターベルト姿で、股間に指を這わせたり、180度開脚したり。相手役の小池徹平(31才)と会場に生音が響くほどのディープキスをしたと思ったら、石丸幹二(51才)の乳首をいじる。「一目長澤さんを見ようと思っても、チケットが高騰していて取引サイトでは1枚10万円もの値になっています。この値段は本当にないことですよ。男性一人客も増えています。志村けんさん(66才)や城田優さん(31才)も見かけました」(前出・関係者) 宮沢も負けていない。全身透け透けの衣装でストリップシーン。なまめかしい色気を発しながら、妻夫木聡(36才)の胸に倒れていく。 「チケットは完売ですが、高騰とまではいきません。濡れ場の露出は断然長澤さんですから。でも、りえさんには匂い立つ大人の魅力を感じました。直接的なキスシーンがあるわけじゃないんですけど、今回もすごかった…。勘三郎さんの長男・中村勘九郎さん(35才)が客席にいたのも驚きました。りえさんを真剣なまなざしで見つめていましたよ」(別の舞台関係者) 2人の舞台はまだ1か月以上続く。 ※女性セブン2017年2月9日号
2017.01.30 07:00
女性セブン
『半沢直樹』で注目を集めた石丸幹二
石丸幹二 役者としての重要なターニングポイントを振り返る
『半沢直樹』で嫌味な浅野支店長役を演じ、注目を浴びることとなった俳優・石丸幹二(49才)、もともとは劇団四季の看板俳優だ。本番前は声もかけられないくらい集中していたが、終わったとたん笑顔で話してくれる。そんな実力派俳優のターニングポイントとは? 石丸に密着した。 劇団四季に17年間在籍し、歌も演技もこなせる看板俳優として活躍。端正なルックスも相まってミュージカルファンの間で絶大な人気を誇っていた、石丸幹二。広く知られるようになったのは、超高視聴率ドラマ『半沢直樹』(TBS系)の、憎たらしい“浅野支店長”役だった。「あの作品に出させていただいたことは、私の役者人生にとって大きな出来事だったと思います」 現在は『アルジャーノンに花束を』(TBS系)で天才脳医学者・蜂須賀を、大河ドラマ『花燃ゆ』(NHK)では長州藩の重臣・周布政之助を演じ、公開中の映画『王妃の館』では、なんとルイ14世に扮するなど、引っぱりだこの石丸には、何度もターニングポイントがあったという。「最初は、高校時代に学んでいたチェロをあきらめ、東京音楽大学でサックスを専攻しようと一大決心したこと。それなのに、音大時代にジェシー・ノーマンが歌う姿をテレビで見て衝撃を受け、東京藝術大学の声楽科を受け直したんです。これが、2つめのターニングポイント」 在学中に劇団四季のオーディションを受けて合格。『オペラ座の怪人』で主要キャストに抜擢されてデビューする。「3つめのターニングポイントは劇団を辞める決心をしたときですね。20代30代は舞台役者として全速力で走り続けていたのですが、40才を過ぎたころに気力と体力のズレを感じ始めたんです。レースから降りて考え直そうかな、と思ったのが41、42才のときでした」 2007年末に退団。2009年からフリーの俳優として再出発し、2013年、『半沢直樹』と出合うことになる。「いわゆる“嫌なヤツ”というのは、それまで演じたことがなかったんです。だから逆に、おもしろそうだと思った。『こんな顔されたら気分悪いだろうな』とか鏡の前で試してみたりと、けっこう研究してから撮影に臨みましたね」 ドラマの人気につれ、街中で気づかれることも増えていったが…。「みなさん、犯罪者を見るような目でごらんになるんですね、私を(笑い)。最初のうちはそれも楽しんでいたんですけど、だんだんつらい気持ちになってきてしまって…。撮影が終わったとたん、パーマをかけてヒゲを生やしました。新しい自分に生まれ変わりたい!と(笑い)」 現在は7月の舞台作品『ライムライト』の老道化師役のことで頭がいっぱいだという。次のターニングポイントは、彼をどんな俳優に導いていくのだろうか?※女性セブン2015年6月4日号
2015.05.22 07:00
女性セブン
石丸幹二は『みんなのうた』での振り切ったダンスが話題
石丸幹二 NHK『みんなのうた』で振り切ったお祭りダンス披露
 人気ドラマ『半沢直樹』(TBS系)での浅野支店長役を記憶している人も多いだろう。演技派俳優として人気の石丸幹二(49才)のことだ。彼が4月からNHK『みんなのうた』に出演。「かいじん百面相」に扮し、美声を披露しているのだが、衣装とダンスがとにかく振り切っていると話題だ。コラムニスト・ペリー荻野さんが、連載「ちゃんねる道中」で、“石丸幹二がすごいことになっている!”と、その変身ぶりを綴る。 * * * 石丸幹二といえば東京芸大の声楽科から劇団四季の花形スターとなった華麗な経歴の持ち主。劇団退団後は、舞台、ドラマと活躍をしているが、ブレイクしたのはTBS『半沢直樹』だった。 石丸演じる浅野支店長は、部下である半沢(堺雅人)を陥れ、一時は勝ち誇った顔をしていたが、例の倍返しを食らい、土下座の末に海外に飛ばされてしまった。それまでミュージカルで華やかな二枚目のイメージだったので、この敵役には驚いたが、その際に見せた「追い詰められて額に脂汗をにじませる」演技はすごかった。 そして、その技が認められたのか、TBSドラマ『ルーズヴェルト・ゲーム』の社内野球チーム廃部問題に悩む幹部役で登場。最近では、『キャノンPIXUS』のCMで桐谷美鈴といい味を出している。第一営業部の石丸部長は「桐谷くんは猫好きだ」とつぶやく。すると仕事先で猫を見つけた部下の桐谷くんはさっそく「ニャンニャニャニャ~」と声をかけてスマホでパチリ。「猫としゃべれるのか…」と石丸部長はすでに脂汗。社に戻っても桐谷くんにどれも同じに見える猫写真を次々見せられ、何枚あるのかと聞くと「1000枚くらいです」とニッコリ答えられてさらに脂汗がたらたらだ。 放送中のNHK大河ドラマ『花燃ゆ』で演じる長州藩幹部の周布政之助も、藩内で次々問題が起きて汗をふく暇もない。石丸幹二はいまや「額に脂汗」演技を見せたら、日本一の俳優といっていい。 そんな中、意外なところで新たな石丸幹二が「発見」されたのである。NHK『みんなのうた』。番組開始が1961年という長寿番組の2015年4月と5月のうたとなった『かいじん百面相』。ズッチャカチャーと弾みつつも、ちょっと怪しげなムードを漂わせるメロディーにのって出てきた黒い影。それは黒ハットに黒マント、黒マスクと黒ずくめの「かいじん百面相」なのである。 百面相は、あるときはダンサー、美容師、大統領などに扮して生きていると歌いだす。顔はマスクでわからないが、その歌声はもしかして?と思ったら、やっぱり石丸幹二だった。なるほど、さすが劇団四季時代に『オペラ座の怪人』で人気を博した俳優である。こりゃぴったりのムードだと思った矢先、突如、かいじん百面相はお祭り呪文で変身!  なんと今度は金髪チリチリ頭に大漁旗柄のようなお祭りルックに。赤いふぐ集団が空を埋め尽くし、緑色の龍がぐるぐるととぐろを巻く派手なお祭りCG画面の中でエイサッサ、シャンシャンシャン~とリズムをとってお陽気に踊りだしたのである。 思えば石丸は1996年に著名文化人の花舞台CMともいえるネスカフェ・ゴールドブレンドの「違いがわかる男」シリーズに登場。このシリーズは遠藤周作とか二谷英明とか渋めの人選だったのに、若々しい黄色いシャツの石丸が清流のほとりにひざまずき、美声を響かせる姿にはびっくり。うっとりさせられたものだった。「違いがわかる男」から約20年。『みんなのうた』で、オペラ風の重厚ボイスとは正反対の甲高い声を聴かせながら、軽やかにステップを踏む石丸幹二。なんだかもう、すごいことになってきた。映画『王妃の館』ではルイ14世を演じているという。これからどこに行こうとしているのか。ますます楽しみになってきた。
2015.04.29 07:00
NEWSポストセブン
視聴率伸びぬルーズヴェルト・ゲーム「助走期間長いドラマ」評
視聴率伸びぬルーズヴェルト・ゲーム「助走期間長いドラマ」評
 今クールのドラマの中で断トツの注目度でスタートした『ルーズヴェルト・ゲーム』(TBS系)。直木賞作家・池井戸潤さんの小説が原作で、最高視聴率42.2%を記録した『半沢直樹』のようなヒットが期待されたが、今のところ『半沢』のようなブームにはなっていない。『ルーズヴェルト』は唐沢寿明演じる中堅精密機器メーカーの社長・細川充が、倒産危機に陥った会社を建て直していくストーリーを軸に、物語が展開していく。経費削減のために野球部を廃部させようとする細川と、それに対抗する人たちとの攻防も見どころだ。「完全に“半沢シフト”で、TBSは『半沢』のような話題作を狙っています。演出の福澤克雄さん他、スタッフもほぼ同じ。ナレーションも同じ山根基世さんなら、音楽まで服部隆之さを再び起用しています。おまけに、香川照之、石丸幹二、宮川一朗太など、『半沢』で注目された俳優をこれでもかとばかりに起用しています」(テレビ関係者) 唐沢の決めゼリフは「お前はもうゲームセットだ!」。明らかに『半沢』の「倍返しだ!」を意識したものだ。 しかし、視聴率は『半沢』にはまだまだ及んでいない。『ルーズヴェルト』の初回は14.1%、10日放送の第2回は11.8%だった。『半沢』は初回19.4%に始まり、21.8%、22.9%と、回を増すたびに上昇していっただけに、『ルーズヴェルト』の伸び悩みは明らか。 コラムニストのペリー荻野さんは、『半沢』のように視聴率が伸びない理由についてこう分析する。「一サラリーマンだった半沢に対して、細川は社長ですよね。立場が違います。社長の立場で問題を解決していく姿より、権力のない半沢が大きなものに立ち向かうという話のほうが、視聴者は感情移入しやすいのかもしれません。『半沢』の後だっただけに、視聴者も時代劇的なわかりやすい勧善懲悪のストーリーを期待していたところもあるでしょうね」 主演の唐沢も、半沢を演じた堺雅人ほどの意外性がないとも指摘する。「堺さんのときは“こんな役もやるんだ”というインパクトがありました。一方、唐沢さんは経験も演技力もある実力派ですが、トレンディードラマから企業ものまでもあらゆる作品を演じているから、そういう意味では意外性がなかったのが残念ですね」(ペリーさん) ただ、『半沢』でも活躍した演技派の役者陣が『ルーズヴェルト』でも存在感を示しているほか、今後は唐沢&江口洋介による『白い巨塔』(フジテレビ系)のようなバトルも期待される。速球投手役として出演している、工藤公康の長男・工藤阿須加にも注目が集まっており、話題性は盛りだくさんだ。 ペリーさんも、今後のストーリー展開に期待を寄せているという。「初回は会社を立て直す話と、野球部の話の2つが展開され、話がわかりづらかったのですが、2回目になってようやく全体像が見えてきた。助走期間が長いドラマだと思って見たほうがいいかもしれません。“逆転のドラマ”と言っている以上、大きな逆転劇がこれから展開されるはず。助走期間が長ければ長いほど、それを突破した時の爽快感もあるでしょう。『半沢』とは別のドラマだと思って見るべきですね。注文をつけるなら『半沢』のときの上戸彩演じる妻のように、細川の家庭生活がもっと見えてくると、女性目線ではもっと乗っかりやすいドラマになると思いますね」(ペリーさん)
2014.05.10 07:00
NEWSポストセブン
『半沢直樹』 プロの役者にプロの仕事をさせて名作になった
『半沢直樹』 プロの役者にプロの仕事をさせて名作になった
「倍返しだ!」が流行し平成の最高視聴率記録を塗り替えた『半沢直樹』。いったいこの作品は他の作品と何が違ったのか、そしてこれからのドラマにどんな影響を与えるのだろう。コラムニストの亀和田武さんと今井舞さんが語りあった。今井:大河含め、今のドラマは若手が中心ですが、おじさんやおばさんが主人公のドラマがあってもいいと思うんです。田村正和と篠ひろ子の『カミさんの悪口』(1993年・TBS系)も雰囲気があってよかった。そして最近では『半沢直樹』に出てた倍賞美津子。あのシワのかっこよさ!亀和田:そうそう! 羽根専務は原作では男だけど、ドラマでは女性にして、迫力が増した。深いシワは、ジャンヌ・モローの近作にも通じる味わい。今井:さらに身につけているもののリアリティー。高そうなスーツや上品なアクセサリーをまとうことによって、彼女がこれまでどういう価値観を持ってどういう人生を歩んできたのかがひと目でわかる。亀和田:同族経営の会社のなかで、支えてきたのは自分だという、独善的だけど彼女なりの大義名分を感じる。今井:それでいて劇中でこれまでの苦労なんて口にしない。今、なぜこういう心理かを存在と行動で伝えている。これが最近のドラマになかった。脚本家や演出家が何を強調して、何を省略するかがすごくよくできていたと思うんです。亀和田:敵役もよかったよね。今井:上の話ばかり聞くイエスマンや、データ一辺倒の人とか、どのキャラも「私の周りにいるいる!」という要素を濃縮したタイプばかり。亀和田:ぼくの助演男優賞は大阪の支店長役の石丸幹二かな。冷酷なエリートで、部下に責任を押しつける最低な男だけど、家族思いで。両面あるからリアルな悪人になった。今井:監督は最初から役のイメージができていたって証明ですよね。普通なら、パッと見て誰だかわかる有名人を据えたがるじゃないですか。そうじゃなくて、“この人誰!? 見たことないけどすごくない!?”みたいな。みんな役者冥利につきるって顔して、イキイキと演じていましたよね。亀和田:近藤役の滝藤賢一も完璧な演技だったね。今井:もう、目がこぼれ落ちるよ! みたいな(笑い)。亀和田:そうそうそう(笑い)。それと大うけした、金融庁のオネエ検査官役の片岡愛之助。彼がいちばんの儲け役。今井:適材適所というか、プロの役者にプロの仕事をさせると、ああいう名作ができあがるんですね。※女性セブン2013年10月24・31日号
2013.10.12 07:00
女性セブン
『半沢直樹』で壇蜜 泳げないためプールシーンで頭真っ白に
『半沢直樹』で壇蜜 泳げないためプールシーンで頭真っ白に
 視聴率も絶好調でノリにノッているTBS日曜劇場『半沢直樹』。その今後をより楽しめる裏話を紹介しよう。【カバンから出てきた風俗誌は本物だった!】 大阪西支店への裁量臨店を描いた第3話では、半沢たちが用意した資料をこっそり抜き取った犯人探しのため、東京から来た検査役たちのカバンの中身を順番にチェックしていくことに。 いざ、散々半沢をコケにした灰田検査役(加藤虎ノ介)の番になると、彼は中身を見せることを拒否。融資課の面々が無理やりカバンを開けると、中からは風俗雑誌が……。 実はこの風俗誌、大阪に実在する本物を、許可を取って使用。本気でカバンを見せるのを嫌がる加藤の名演技に、浅野支店長役の石丸幹二も思わず「これは恥ずかしいですね」と苦笑いしていたそうだ。【セクシー水着の壇蜜がプールの撮影であわや水没!?】 半沢から5億円を騙し取って逃走した東田社長(宇梶剛士)の愛人役を演じるのが、今をときめく壇蜜。 セクシーな水着に身を包み、高級住宅の庭のプールで東田と戯れるシーンが印象的な役柄だが、実は彼女、全く泳げない“カナヅチ”なのである。 実際、7月19日に宇梶が出演した『はなまるマーケット』(TBS系)では、「プールに入っては溺れ、日差しに当たってはフラフラして頼りない愛人役なんですけれども、これからもよろしくお願いします」と、宇梶へのビデオメッセージで発言している。 制作関係者が語る。「プールに浮かべて寝そべっているエアマットを東田にひっくり返されるシーンの撮影では、その前から頭が真っ白になっていたらしく、セリフが出てこず“ごめんなさーい”と謝っていた。それほど怖かったんでしょうね(笑い)」※週刊ポスト2013年8月16・23日号
2013.08.12 16:00
週刊ポスト
上司の顔色ばかり伺う『半沢直樹』の副支店長はかなりリアル
上司の顔色ばかり伺う『半沢直樹』の副支店長はかなりリアル
 リアルな銀行の内幕を描いて人気のドラマ『半沢直樹』(TBS系)。劇中では石丸幹二(47才)演じる支店長が、不正工作をやりたい放題だが、現実もかなりこれに近いのだとか。30代のメガバンク中堅行員がこう語る。「支店長になれば、専属の車がつくなど、待遇がまったく違います。それに、支店の現場では支店長の権限がすべてです。しかも、支店長の評価が、そのまま人事考査に直結するので、ヘタに機嫌を損ねたら一貫の終わり。 だから、部下は絶対服従の“イエスマン”になるんです。支店長へお中元、お歳暮などつけ届けを普通にやっている部下もいます。ドラマで宮川一朗太さん(47才)が演じる副支店長は本当にリアルですね。副支店長は実際にあんな感じで、支店長の顔色ばっかり窺う人間になりがちなんです」 逆らえないのをいいことに、上司が気に入らない部下に嫌がらせをするのも日常茶飯事だという。「若いころは“お前は使えない”と多くの同僚がいる前で平気で言われたし、何時間も立たされて説教されたこともあります。今は“ゆとり教育をうけた連中は使えねえなぁ~”というのが決まり文句です」(前出・30代中堅行員) さらに大手金融機関を渡り歩いた経歴を持つ経済評論家の山崎元さんがこう話す。「銀行はお金を扱うので、組織としてだけでなく、個人への監査や査察も非常に厳しい。メガバンクになると、支店に社員食堂がついているんです。それは、社内で昼食を食べさせることで、外部との不用意な接触や情報漏洩を防ぐ目的があるわけです。 それから銀行員は“休みはまとめて取れ”と言われますが、その休みの間に何か不正はないかと身辺を調べられる。もはや“相互監視”の世界なんですよ」 それゆえ銀行マンは、帰宅する際には、机の上は全て片付け、引き出しにはすべて鍵をかけるというから、息がつまりそうだ。※女性セブン2013年8月22・29日号
2013.08.11 07:00
女性セブン

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TBS・安住紳一郎アナウンサーの魅力の源は?(時事通信フォト)
「定年までTBSに」先輩・吉川美代子アナが期待する安住紳一郎アナのこれから
週刊ポスト
結婚を発表し、お相手を「建築会社」とした滝沢。「一般男性」とは言っていない
滝沢カレン結婚!「テラハ」出演“肉食系”ハーフモデルのどこに惹かれたのか
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眞子さまの箱根旅行のお姿。耳には目立つイヤリングも(2018年)
小室圭さんの妻・眞子さん 華やかだった4年前の「箱根・女子旅ファッション」
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逮捕された「RYO&YUU」
公然わいせつ逮捕「RYO&YUU」、性的動画アップは「親公認」だった 22歳の女は愛知・香嵐渓で全裸に
NEWSポストセブン
結婚し、日本メディアが情報をキャッチしづらいNYで、デイリーメールが追跡取材(写真/JMPA)
小室圭さん・眞子さん夫婦が「離婚で終わったとしても…」英デイリー・メールが報じた「茨の道」
NEWSポストセブン
高橋真麻
高橋真麻「おでんの卵8個食べても太らない」女性が憧れる美スタイルの理由
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