澤村拓一一覧

【澤村拓一】に関するニュースを集めたページです。

菅野智之投手のメジャー挑戦には巨人ゆえのハードルも?
菅野は大丈夫? 巨人在籍時の過大評価が移籍後の低迷を招く
 日本シリーズではソフトバンクが圧倒的な強さを見せつけて巨人に4連勝し、日本一となった。今後はストーブリーグに突入して有力選手の移籍やFAの話題に注目が集まるが、中でも注目度が高いのが、メジャー移籍も噂される巨人のエース・菅野智之(31)の去就だ。 当然ながら、巨人で活躍できたからといって、移籍先で活躍できるとは限らない。しかし近年は、日ハム・大田泰示(30)やロッテ・澤村拓一(32)など、巨人から他球団に移籍し、活躍する選手も目立っている。 それでも、ヤクルトと巨人、阪神で4番を打った野球解説者の広澤克実氏によれば「大きく報じられているだけで、元巨人の選手が他球団で成功した例は多くない」という。「巨人は他球団の主力の移籍に慣れているので、実は“外様”もやりやすい。しかし他球団では“巨人から来た”というだけで身構えられてしまう。そんな雰囲気だから、自らプレッシャーをかけて活躍できなくなることが多いんです」(広澤氏) 1990年後半から2000年代前半を支えた仁志敏久、二岡智宏はそれぞれ横浜、日ハム入りしたが、思うような成績を残せなかった。 丸佳浩(31)の人的補償で広島に移籍した長野久義(35)も、1年目は打率2割5分、5本塁打と低迷。2年目は10本塁打を放ったが巨人時代の輝きは見る影もない。「長野は不慣れなレフト守備と、サウスポー登板のみのスタメン起用で調子を崩した。常に“丸の代役を果たしているか”と見られて巨人時代以上のプレッシャーに晒された」(スポーツ紙編集委員) 巨人時代の“過大評価”が選手の低迷を招いているという見方もある。「巨人では殊勲打を打てばすぐスポーツ紙の一面だが、他球団ならベタ記事です。番記者も少なく取材も激減。巨人を出て初めて“過大評価”に気づき、意気消沈する選手も多い」(同前) 逆に巨人を出て成功する選手は、それを乗り越える反骨心を持っている。「澤村は先発、リリーフ、クローザー、また先発と、度重なる配置転換を強いた原監督を見返したい気持ちが強かった。1980年代“満塁男”として活躍しながら横浜に移籍した駒田徳広も同じ。同時期にFA宣言した槙原寛己は、長嶋茂雄監督(当時)がバラの花束を持って慰留したのに、自分には誰も慰留に来なかった。それが悔しくて横浜で奮起し、2000本安打も達成した」(同前) 菅野は“ぬるい巨人”を捨て、メジャーで花開くことができるのか。※週刊ポスト2020年12月11日号
2020.11.29 11:00
週刊ポスト
かつてのドラフト1位選手が電撃トレード(澤村拓一。時事通信フォト)
澤村電撃トレード 「生涯巨人」のドラ1選手は意外と少ない
 巨人のユニフォームのまま、現役生活を終えるドラフト1位選手はどのくらい存在するのか──。9月7日、巨人・澤村拓一投手とロッテ・香月一也内野手の交換トレードが発表された。澤村は今季こそ不振で三軍落ちも経験したとはいえ、2016年のセーブ王であり、昨季も主に中継ぎとして43試合に登板し、防御率2.61を記録。2010年のドラフト1位選手のシーズン途中のトレードには驚きの声が上がった。 1965年のドラフト制開始以降、巨人は江川卓の『空白の1日』で大騒動を巻き起こしてボイコットした1978年を除き、54回のドラフト会議に参加してきた(1966年は1次、2次と2回あり)。1位という呼び名のなかった自由枠獲得で入団した2002年の木佐貫洋、久保裕也、2004年の野間口貴彦、三木均、高校生と大学・社会人ドラフトに分離されていた2005年から2007年までの希望枠で入団した福田聡志、金刃憲人を含めれば、巨人には60人のドラフト1位がいる。このうち、1973年の小林秀一を除き、59人が入団している。 実は、2010年の澤村拓一までの50人のうち、“巨人一筋”の選手は22人しかいない(現役の坂本勇人含む)。意外にも、過半数を超える56%の28人は他チームに移籍した後に、プロ野球生活に幕を閉じている(※2011年ドラ1の松本竜也は2015年に解雇。2012年以降のドラ1は全て現役選手。今回トレードになった澤村までを対象として計算した)。 2000年代以降に監督を務めた堀内恒夫、原辰徳、高橋由伸はいずれもドラフト1位で、現役時代を巨人で全うした。そのため、“巨人のドラ1”には特別なイメージがあるかもしれないが、実際には今回の澤村のようにトレードされることも往々にしてある。 年代順に追うと、1965~1973年のV9時代のドラフト1位で、移籍することなく現役生活を終えた選手は堀内恒夫、高田繁、湯口敏彦(3年目の春に急逝)、中井康之の4人だけ。当時はレギュラーが固定されていた上に、他球団から実績のあるベテランが毎年加入しており、若手の芽が出づらい環境でもあった。1969年の1位である小坂敏彦は3年しか巨人に在籍していない。この時期のドラフト1位が期待されていたような成長を遂げられなかったこともあってか、1974年オフに就任した長嶋茂雄監督は6年で2度のリーグ優勝に留まった。期待通りの活躍をしたドラ1選手たち しかし、1980年オフに藤田元司監督が就任すると、3年で2度のリーグ制覇を果たす。この後の王貞治監督は5年で1度しか優勝できなかったが、1988年オフに再登板した藤田監督は1989、1990年と連覇を果たし、監督生活計7年で4度の優勝に導いた。第1次長嶋政権最終年の1980年からFA(フリーエージェント)選手加入前年の1993年まで、巨人は1度しかBクラスに転落していない。 その背景には、ドラフト1位選手の期待通りの活躍があった。鹿児島実業の定岡正二を指名した1974年から、PL学園の桑田真澄を獲得した1985年までの12年間では、1976年の藤城和明と1979年の林泰宏、1985年の桑田を除いたドラ1の8選手が巨人のままユニフォームを脱いでいる。 この時代のドラ1野手に目を向けると、1975年の篠塚利夫が首位打者2回、1977年の山倉和博がMVP、1980年の原辰徳がMVPと打点王とタイトルを獲得。ドラ1投手では1981年の槙原寛己は新人王、日本シリーズMVP、1982年の斎藤雅樹は最多勝利5回、最優秀防御率3回、1985年の桑田真澄はMVP1回、最優秀防御率2回を獲得している。この3人は“三本柱”と呼ばれ、一時代を築いた。 それに比べ、1986年から1997年までの12年間で、移籍せずに巨人で現役を全うしたのは1990年の元木大介、1995年の原俊介、1997年の高橋由伸の3選手のみ。木田優夫、橋本清、河原純一、入来祐作のように一時期活躍した投手も、最終的には他球団へ移籍している。ドラフト1位だからといって、トレードに出しづらいという風潮は昔から存在しないのだ。FA制度が巨人からの流出も引き起こす 1993年オフにFA制度が導入されると、巨人は他球団から落合博満や川口和久、広沢克己、清原和博などの大物選手を獲得。1989年のドラ1で、東京六大学リーグで三冠王に輝いた大森剛はその実力を発揮する機会に恵まれず、1998年のシーズン途中に近鉄に移籍し、翌年限りで引退した。 1998年の上原浩治から2010年の澤村までのドラフト1位18人のうち、現役の坂本勇人を含めて巨人のユニフォームを着続けた選手は7人だけ。2004年の野間口貴彦、三木均、2005年の辻内崇伸、2007年の藤村大介は20代で現役を退いており、主力のまま現役を終えたのは阿部慎之助しかいない。巨人への入団を熱望し、優勝に何度も貢献した内海哲也や長野久義ですらFAの人的補償で他球団に移っている。昭和の頃より移籍市場が活発になった現代で、阿部のように“巨人一筋”で終われるドラフト1位は稀なのだ。 FA制度は巨人からの流出も引き起こし、松井秀喜や上原浩治、高橋尚成はアメリカに渡った。定岡が近鉄への移籍を断って引退した昭和の頃と違い、今は『巨人がプロ野球界の中心』という価値観も薄れているし、トレードをお払い箱と考える風潮もなくなっている。 1988年ドラ1の吉田修司は巨人在籍5年強で6勝しか挙げられず、1994年シーズン途中に岸川勝也との交換トレードでダイエーに移籍。新天地で水を得た魚のように活躍し、1997年から2003年まで7年連続で45試合以上に登板し、ホークスに欠かせない中継ぎ左腕として3度の優勝に貢献。41歳になる年まで現役を続けた。2008年のドラ1である大田泰示は日本ハムに移籍して開花している。潜在能力の高い“ドラ1”澤村のロッテ移籍は、復活への大チャンスになるか。■文/岡野誠:ライター、松木安太郎研究家、笑点研究家。NEWSポストセブン掲載の〈検証 松木安太郎氏「いいボールだ!」は本当にいいボールか?〉(2019年2月)が第26回『編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞』デジタル賞を受賞。著書『田原俊彦論 芸能界アイドル戦記』(青弓社)の巻末資料では田原の1982年、1988年の全出演番組(計534本)の視聴率やテレビ欄の文言、番組内容などを掲載。
2020.09.08 16:00
NEWSポストセブン
日テレ鈴江奈々・森麻季アナほか“同期のサクラ”対決の現在
日テレ鈴江奈々・森麻季アナほか“同期のサクラ”対決の現在
「女子アナ」という職業は憧れの的であるとともに、タレントと同じく“人気商売”であるがゆえ、テレビで活躍を続けられる中では厳しい競争に晒される。特に「同期入社組」は何かと活動内容を比べられることが少なくない。フジテレビと「女子アナ戦争」で競った日本テレビの場合はどうか。 日本テレビの同期ライバルといえば、古くは1988年入社組の永井美奈子アナ(54)と関谷亜矢子アナ(55)が挙げられる。朝の情報番組『ジパングあさ6』では一緒に司会を担当したが、当初、人気面でリードしていたのは永井アナのほうだった。 永井アナは1992年、フジの「花の3人娘」に対抗して結成した日テレの女子アナアイドルユニット「DORA」に藪本雅子アナ(51)、米森麻美アナ(故人)とともにメンバー入り。日本テレビ関係者が当時を振り返る。「可愛らしいルックスで男性ファンのハートをガッチリつかんだ。当時、女子アナとしては珍しかったノースリーブの衣装を着たり、水着で温泉ルポをしたりするなど、まさにアイドル顔負けでしたね。関谷アナと仲がいいという印象はなく、2人が話しているのはほとんど見たことがなかった。今よりもずっと、ライバルとして同期を意識するのが当たり前の時代だったからかもしれません」 永井アナは1996年にフリーになり、2001年にIT企業の社長と結婚、2007年に女児を出産した。現在は、テレビでは時折ゲスト出演で見かけるくらいだが、司会業や東日本大震災の被災地での子供たち向けの朗読活動などを続けているという。 関谷アナは1999年に日テレの社員と結婚し、2000年にフリーに。2003年に女児を出産後は執筆活動が中心だったが、2009年から『ザ・ゴールデンアワー』(TOKYO MX)にレギュラー出演するなど、アナウンサーとして復帰した。 日テレの次の世代でアイドル的人気を誇ったのは、西尾由佳理アナ(42)だ。2001年に入社し、スポーツ番組のアシスタントなどを務めた後、2005年に『ズームイン!!SUPER』のMCに抜擢された。そして『24時間テレビ』の総合司会を2005年から2011年まで担当するなど、“西尾時代”が長く続いた。芸能事務所関係者が語る。「2011年6月に満を持してフリーになりましたが、その後2人の子供を出産して家庭中心の生活に。今年の4月からCBC・TBS系の健康情報番組『ゲンキの時間』のMCを務めて久しぶりにレギュラー番組を持ちました。本人は“しばらく家庭中心で、少しずつ仕事と両立していきたい”と考えているそうです」 その西尾アナと同期なのが、阿部哲子アナ(40)と杉上佐智枝アナ(41)。阿部アナは2006年にTBSの報道局記者と結婚して寿退社(その後、2017年5月に離婚)。杉上アナは2006年に日テレ社員と結婚して2人の子供を出産。今も局アナを続けている。別の日本テレビ関係者が語る。「阿部アナは昨年、スキャンダルが報じられてから目立った活動はなく、杉上もバラエティ番組のニュースコーナーを担当する程度。私は彼女たちと同世代ですが、人気を博した女子アナでも、第一線で活躍し続けることは難しいことを実感します」 結婚や離婚など私生活の変化のタイミングで、ライバル関係にあったアナウンサーの人気がひっくり返ることもある。明暗がクッキリと分かれたのが、2003年に同期入社した鈴江奈々アナ(39)と森麻季アナ(38)だ。 鈴江アナは報道、情報番組で着実にキャリアを積み、2008年に広告代理店社員と結婚。2013年に男児を出産した後も育休を経てアナウンサーを続け、『news every.』のMCにまで出世した。「安定感は日テレで一番」と評され、「将来のアナウンス部長」の呼び声も高いという。 森アナは情報、スポーツを担当し、入社当初は局内きっての人気アナだった。ところが2011年に巨人の澤村拓一(31)と結婚して2013年にスピード離婚すると、露出が激減。「2017年に一般男性と再婚した後はフリーとして活動していて、通販番組やSNSなどの活動が中心です。テレビ露出でいえば最初は森が大きくリードしていたが、鈴江に完全にまくられた形です」(同前) もちろん、テレビに出続けることだけが幸せの尺度ではない。いま第一線で活躍している女子アナたちが目指すのは、どの先輩アナなのだろうか。
2019.11.03 07:00
NEWSポストセブン
今オフもFA補強を狙う巨人、プロテクトから外れるのは誰?
今オフもFA補強を狙う巨人、プロテクトから外れるのは誰?
 今年のプロ野球は日本シリーズでパ・リーグ2位のソフトバンクがセ・リーグ1位の巨人を倒して、日本一に輝いた。それから1週間も経たないうちにFA(フリーエージェント)戦線へと話題が移っている。毎年のように、FAで名乗りを上げる巨人は、ロッテ・鈴木大地、楽天・美馬学の獲得に乗り出す意向を示している。野球担当記者が話す。「阿部慎之助の引退などもあって層の薄くなった巨人は、内野ならどこでも守れる鈴木大地は是が非でも欲しい選手でしょう。外国人選手は計算が立ちにくいし、日本シリーズで若手の経験不足も露呈した。彼らが本当にレギュラーを張れる選手なら、鈴木大地との競争に勝てるはずです。かつては、落合博満や広澤克実、清原和博と他球団の4番が移籍してきて、居場所を失った若手選手もいましたが、その時とはワケが違うと思います」(以下同) 鈴木は2年目の2013年から今年まで7年連続140試合以上に出場し、うち5回は全試合出場を果たしている。「『うまい選手はいらない、強い選手がほしい』と公言する原辰徳監督にとって、理想の選手の一人でしょう。今年、切り込み隊長として期待した吉川尚輝は開幕早々、ケガで離脱。セカンドは吉川尚のほかに若林晃弘、山本泰寛、田中俊太、増田大輝、吉川大幾と6選手がスタメンに名を連ねましたが、決め手に欠けた。ショートの坂本勇人も腰に爆弾を抱えていますから、内野をどこでも守れる鈴木大地は巨人にとって貴重な戦力になります」 楽天の美馬学は2013年、巨人との日本シリーズでMVPを獲得している。今期の推定年俸は6500万円で、人的補償が必要なBランクとみられているが……。「今年1年間ローテーションを守り、過去4年で30勝を挙げている実績は魅力でしょう。日本シリーズでルーキーの高橋優貴や戸郷翔征が投げたように、巨人の投手陣の層は決して厚くない。補強に走る気持ちはわかります。 とはいえ、かつてFAで西武から獲得した野上亮磨が思うような活躍ができていない現状もある。美馬にしても楽天時代のように活躍できるかどうかは未知数です。プロテクトできない選手の伸びしろを考えた上で獲得するかどうか熟考すべきでしょう」 野上の人的補償で西武に移籍した高木勇人は結果を残せず、今年限りで自由契約になったが、過去に巨人から人的補償で出て行った選手が活躍するケースもある。2012年、村田修一の代わりにDeNAに渡った藤井秀悟はチーム2位の7勝を挙げた。最も活躍したのは、2014年に大竹寛の代わりに広島に移った一岡竜司だろう。その年に31試合に登板し、防御率0.58と好成績を残し、2016年からの広島の3連覇に中継ぎとして大きく貢献した。他にも2017年に山口俊の代わりにDeNAに行った平良拳太郎は昨年、今年と2年連続5勝を挙げ、先発の一角に食い込もうとしている。 一岡という開花直前の若手を失った反省を踏まえて内海哲也、長野久義というベテランをプロテクトから外した昨年、西武と広島に持っていかれ、内外から疑問の声が挙がったという苦い経験もある。「たしかに2人は今年活躍できませんでしたが、生え抜きのベテランを失うことはファン離れにも繋がるし、フロントもできるだけ避けたいと思っているでしょう。昨年の例があるため、今年は知名度の高い選手を守りにいきたくなる。ただ、澤村拓一のようなベテランをプロテクトすれば、伸び盛りの若手全員を守れるわけではなくなる」 仮に巨人が鈴木大地と美馬を獲れば、人的補償で2人の選手を失う可能性がある。他球団が獲得したくなるような選手で、プロテクトを外れそうなのは誰か。「開幕投手経験がありながら伸び悩んでいる宮國椋丞は、来年28歳を迎えますし、現在の投手陣を見ると、プロテクトから外れる可能性は考えられる。また、今年のシーズン途中に日本ハムから獲得した藤岡貴裕は生え抜きではないうえに、30歳という年齢もあるので、どう評価されるか。移籍後、藤岡は1軍登板こそなかったが、ファームでは4勝を挙げ、安定感のある投球を見せていました。若手とは言えない年齢ですが、野村祐輔(広島)、菅野智之(巨人)とともに『大学ビッグ3』と呼ばれた逸材が開花する可能性もないとは言えない」 今年、活躍の場が少なかった選手たちの伸びしろとFA選手の力量を、総合的に考えた上でどう判断するかがポイントとなる。「過去の人的補償で、巨人のファームには他球団に行けば、十分戦力になる投手が沢山いると証明されている。美馬が山口俊のように先発の格になってくれれば申し分ないですが、年5~6勝しか挙げられない可能性もある。その場合、人的補償で選手を失うリスクも考える必要があるでしょう。美馬は来年34歳で、あと何年、先発ローテーションを守れるかわからない。FAに頼るのではなく、高田萌生などこれから伸びそうな若手に期待するという選択肢もあります」 毎年のようにFAで戦力補強を狙う巨人だが、そこには人的補償という厄介な問題がついてまわるようだ。
2019.10.30 07:00
NEWSポストセブン
巨人、将来の「阿部監督」に備え内海や長野の再獲得視野か
巨人、将来の「阿部監督」に備え内海や長野の再獲得視野か
「日本一になって、嬉し涙で終えられたら」。今季限りでの現役引退を表明したプロ野球・巨人の阿部慎之助(40)は、リーグ優勝の祝賀会でそう決意を述べた。 巨人番記者が語る。「阿部の引退会見に集まった坂本勇人(30)、中央大学の後輩である亀井義行(37)や澤村拓一(31)らを中心に、選手には“阿部さんの引退を有終の美で飾りたい”という思いが強い。原辰徳監督にとっても、自身が率いた2012年シーズン以降、遠ざかっている日本一奪還は悲願です」 祝賀会で渡辺恒雄・読売新聞主筆は、「年内に“本当の優勝”をしていただきたい」とハッパをかけた。 そんな中、最大の不安要素が、原監督の甥でエース・菅野智之(29)の状態だ。「今季苦しんだ腰痛の影響でCSの登板が危ぶまれています。原監督は『出場できるかできないか、智之が判断する』と一任していますが、頭の中では“2014年の悪夢”がよぎっているのではないか。2位の阪神に7ゲーム差をつけてリーグ優勝したのに、CSでは右肘靱帯損傷のケガで菅野を欠き、阪神に敗退した。今季最多勝の山口俊(32)や若手の桜井俊貴(25)、戸郷翔征(19)らでカバーできるかにかかっている」(同前) 投手陣をリードする「正捕手問題」も混沌としたままだ。「FAで加入した炭谷銀仁朗(32)は西武時代からポストシーズンの経験が豊富です。一方、小林誠司(30)が正捕手に定着したのは2016年シーズンからで、日本シリーズ出場経験はなし。短期決戦の経験は捕手にとって大きく、原監督がどちらにマスクを任せるかに注目が集まります」(同前) 正捕手の育成は、近年の巨人の大きな課題だった。巨人に近いスポーツジャーナリストが言う。「阿部のコーチ就任が有力視されるのは、原監督が後継者としてだけでなく、正捕手の育成も託したいとの思いからでしょう。阿部を支える“懐刀”として、長年自主トレをともにした内海哲也(37)、長野久義(34)を将来のコーチ含みで再獲得するという話まで出ている。過去にも高橋由伸監督時代に、FAの人的補償で流出した“由伸派”の脇谷亮太を連れ戻した前例がありましたからね。 同時に、実績があるコーチとしてヤクルトを退団した石井琢朗氏の招聘に向けて動いている。広島の打撃コーチとして3連覇の土台作りに貢献したと定評があり、阿部のサポート役を任せたい意向があるようです」※週刊ポスト2019年10月18・25日号
2019.10.07 16:00
週刊ポスト
原監督が小林誠司を起用しないのは「好き嫌いとしか思えぬ」
原監督が小林誠司を起用しないのは「好き嫌いとしか思えぬ」
 混迷を極めるセ・リーグの首位争い。最大10.5ゲーム差で首位を独走していた巨人は、2位(当時)・DeNAとのゲーム差を0.5まで詰められた8月上旬、原辰徳・監督は“人事のテコ入れ”を敢行していた。「高橋由伸派とされる村田善則・スコアラー室長を緊急招集し、一軍ブルペンコーチとの兼任にしたのです。玉突き人事で三澤興一・投手コーチは二軍に配置転換された。 5年連続V逸を脱するために呼び戻された原監督にとって首位陥落は絶対に許されない。前政権時代もたびたびコーチを入れ替えたが、コーチ経験者は派閥に関係なく投入するという判断だった」(巨人番記者) この人事転換は、原監督の「バッテリーへの不安」の裏返しともいえる。 8月2日には、昨年までの正捕手・小林誠司(30)に代わって先発マスクを被ることが多かった炭谷銀仁朗(32)が、右手人差し指の骨折で登録抹消。今季の復帰は絶望的となった。 ならば正捕手の座は小林に託されるのか──と思いきや、原監督は2年目の大城卓三(26)、岸田行倫(22)を併用。炭谷離脱後の12試合のうち、小林のスタメン起用は7試合に留まった。 巨人、阪神、ヤクルトで4番を打った野球評論家の広澤克実氏が語る。「離脱した炭谷に比べても小林のリードは劣っていませんし、球界屈指の強肩もある。大城や岸田より経験も豊富です。客観的に見て、小林をスタメンに固定しない理由が見当たらない。原監督の“好き嫌い”としか私には思えませんが、正捕手が定まらないことは優勝を狙うチームにとって大きな不安要素です」 今季は絶対的エース・菅野智之(29)が42日間勝ち星から遠ざかるなど不調に喘ぎ、チーム最多の11勝をあげる山口俊(32)も、7月の右肘痛の不安が残る。「先発ローテは菅野、山口、今村信貴(25)、桜井俊貴(25)の4人にルーキーの高橋優貴(22)を加えてなんとか形を保っているが、枚数が足りない状況が続いている。 先発が早いイニングで降板することが多いためリリーフ陣の負担も大きい。4年目の左腕・中川皓太(25)が、セットアッパー、クローザーとしてフル回転してブルペンの中核を担ったが、既に50試合を投げた“登板過多”で調子を崩し、ファームに降格。6月に補強したデラロサ(30)や澤村拓一(31)などを起用するも、“勝利の方程式”が定まらない」(前出・番記者)※週刊ポスト2019年8月30日号
2019.08.19 07:00
週刊ポスト
巨人OB前田幸長氏 内海哲也の流出は「率直に言って痛い」
巨人OB前田幸長氏 内海哲也の流出は「率直に言って痛い」
「ブルペン」とは元々、闘牛場で「牛を囲う場所」という意味がある。2019年シーズンの、巨人の“牛”たちは、きっちりゲームを締めくくれるのか。 ロッテ・中日を経て2002年に巨人入りし、左のセットアッパーとして活躍した前田幸長氏(48)が話す。「退団したカミネロに替わる抑え候補として、マリナーズから右腕のクック(31)を獲得しました。150キロ超えの速球とスライダーが武器だそうですが、日本での実績がないので、圧倒的な存在感のあるストッパーになれるかどうか」 勝利の方程式を担っているマシソン(34)が昨年8月に膝の手術をしたことも不安要素だ。そこで、大胆な“配置転換”を提言する。「上原浩治(43)、澤村拓一(30)、吉川光夫(30)、鍬原拓也(22)らがブルペンを支えることになるでしょうが、最速156キロで生きのいい3年目の畠世周(24)をストッパーにするのはどうか」 そうした投手陣で意外に影響が大きいのが、炭谷銀仁朗(31)の人的補償で内海哲也(36)が西武へ流出したことだという。「率直に言って痛い。ベテランの域に入り1年を通じて活躍はできなくなっていたが、彼がひとつでも勝てばチームが盛り上がり、2勝3勝の価値はあった」 投手陣には課題が多いが「それでも、野手の補強は文句なく、僕は巨人の優勝を予想します」とした前田氏。“打ち勝つ”が新生巨人の目指す姿だ。※週刊ポスト2019年1月18・25日号
2019.01.17 16:00
週刊ポスト
のびのび、鬼軍曹…、スポーツ紙を賑わす巨人原監督の新語録
のびのび、鬼軍曹…、スポーツ紙を賑わす巨人原監督の新語録
 巨人は来季、原辰徳監督が3度目の指揮を執る。10月23日の就任会見では、32分間に及ぶ質疑応答の中で6度も「のびのび」という言葉を使い、スポーツ紙には“のびのび野球”の文字が踊った。会見では「のびのびと楽しみ、勝っては喜び、負けては悔しがる」「スポーツはのびのびとやるのが原点。はつらつとやることが必要」「野球少年の中でスタートしたい、スタートする」などと熱弁。 これまで独特の語彙を用い、抽象的な言葉を選択することで、番記者やファンを戸惑わせてきた原監督の“のびのび”とは、どういう意味なのか。 秋季キャンプや補強に奔走する中で、第3次原政権が求める選手像が浮かび上がってきたという。野球担当記者が話す。「選手の意思を尊重する意向がうかがえます。阿部慎之助が捕手復帰を監督に直訴すると、『(自分の考えと)合致していたところはあった』とし、認めています。また、原監督は澤村拓一を先発に戻す意向でしたが、本人がリリーフ志願していると聞き、『力強い“意思力”がないと、いいものは生まれない。承諾しました』と話した。少年野球を始めた時のように、まず自分のやりたいポジションで挑戦しろということでしょう」(以下「」内同) 前回の監督時、選手に肉体的にも精神的にも“強さ”を求めていた。その方針も変わっていない。10月27日、ジャイアンツ球場で選手への訓示として、『野球ができない状況であれば、社会人的に言うならば職場放棄である』とケガをしないコンディション管理を求めた。「この3年、チームを見ていてどこか選手の覇気のなさを感じているようです。そうした思いが背景にあるのか、やたらと“鬼軍曹”という言葉を使うんですよ。捕手に復帰する阿部についても、“鬼軍曹なところがあってもいいと思う”と話していました」 スポーツ紙の原語録を拾っていくと、口酸っぱく若手に注意を与える元木大介守備打撃コーチについてもこう表現していた。〈少し一つのボールで一体感が出てきたような気がするね。動きも指示も声も、最初に比べたらすごく上がったと思う。鬼軍曹がいるから〉(11月13日付 スポーツ報知) ちなみに同じ内容でも、別のスポーツ紙は次のように報じている。〈(元木コーチは)目と鼻がたくさんついている。一つのボールで(チームの)一体感が出てきた。鬼軍曹(元木)がいるから〉(11月13日付 サンケイスポーツ) たしかに、チームに緊張感を与える存在を求めているようだ。「“目と鼻がたくさんついている”は原監督独特の表現ですね。これをどこまで書いていいのか各紙とも悩んでいることでしょう。そのまま伝えると、意味が分からなくなる。でも、面白さが読者にも伝わると判断した場合は書けるのではないでしょうか」 11月13日のスポーツ紙で、元木コーチを取り上げたのは報知とサンスポの2紙だけ。そのうち、読売系列の報知は“目と鼻がたくさんついている”をスルーし、フジサンケイグループのサンスポはそのまま掲載していた。原監督の発言を各紙がどう採り上げるのか、今後も注目していきたい。
2018.11.27 16:00
NEWSポストセブン
巨人・高橋由伸監督の更迭ムード決定づけたオーナーの一言
巨人・高橋由伸監督の更迭ムード決定づけたオーナーの一言
 順位こそCS進出が可能な位置にいるが、巨人ファンからさえも「下克上で日本一」という意気軒昂な声は聞こえてこない。むしろ「抜本的な改革を進めるならCSを辞退したほうがいい」という意見まで出ている。「抜本的な改革」──それは“首脳陣の総入れ替え”と訳してもいい。 そう思わせてしまう試合が本拠地・東京ドームで続いた。8月26日は貧打に苦しむ阪神を相手に、8回に5点差を引っ繰り返される大逆転負け。高橋由伸・監督(43)は大量リードの余裕をもたせて澤村拓一(30)をマウンドに送り出したものの大炎上し、ドームは落胆の溜め息に包まれた。 休養日を挟んで首位・広島を迎え撃った28日は、元エース・内海哲也(36)が3回までに8失点。早々に球場を立ち去るファンが後を絶たない。一塁側スタンドから「長嶋さんが悲しんでるぞ」とヤジが飛んだのもこの試合だ。 泣きっ面に蜂。翌29日は粘って延長に突入するも、今季、何度も繰り返された救援陣の自滅。アダメス(23)が4四球(申告敬遠1つを含む)による押し出しで決勝点を献上するという後味の悪さが、敗戦の重苦しさを倍増させた。 怒りと批判の矛先は誰よりも指揮官に向けられている。V9戦士の一員で、現役引退後は投手コーチとして斎藤雅樹、桑田真澄、槙原寛己らを育てた中村稔氏(野球評論家)は、「高橋監督は野球を理解していない」と一刀両断した。「まだ打席が回る可能性があるのに、外国人選手が出塁すると目先の1点欲しさに後先考えず代走を送る。投手起用にしても、先発を信用しきれずに早めに交代させる。そうした大局観がなく先の読めない采配が、試合終盤での勝負弱さを招いている」 高橋監督は今季が3年契約の最終年。4位以下に終われば同一監督の下では球団史上初の連続Bクラスとなり、更迭は避けられない情勢だ。 そのムードを決定づけたのが28日の試合後、山口寿一・オーナーが発した「毎回似たような負け方」という突き放した言い方だった。それを聞いていた番記者たちは、監督交代を“決定事項”と受け止めた。次期監督の情報収集に一斉に動き出したのだ。※週刊ポスト2018年9月14日号
2018.09.03 07:00
週刊ポスト
巨人・沢村とのスピード婚でも有名な森アナ
森麻季 再婚相手は年商50億「ムーミン社長」
『ムーミン』の舞台はフィンランドなのか、それとも架空の「ムーミン谷」なのか――今年の大学入試センター試験で出題された「ムーミン問題」は、大手全国紙でも取り上げられるなど大きな話題を集めた。 ムーミンは、フィンランド出身の作家、トーベ・ヤンソンが1945年に書いた小説が原作で、その後マンガ化され、全世界で愛されるキャラクターにまで成長した。 日本でのムーミンの著作権を管理しているのは、国内の翻訳出版のマーケットシェアで60%を占める大手エージェント会社だ。昨年12月中旬、都内のパーティー会場で同社の忘年会が行われた。「冒頭、挨拶に立った社長のAさんが、“いろいろとご心配をおかけしましたが、ようやく結婚しました!”って結婚を発表したんです。そうして壇上に迎え入れたのが、アナウンサーの森麻季さんでした。森さんはその夜、司会もしていらっしゃいました」(会の参加者) 森麻季は、2011年にプロ野球・巨人の澤村拓一投手と結婚したが、2013年はじめにスピード離婚。昨年2月に再婚を発表していた。「お相手は会社経営者の一般男性とだけ発表しましたが、素性は明かしていませんでした。実はそのお相手こそ、Aさんだったんです」(出版関係者) A氏は同社創業者の御曹司で、慶応大学を卒業後、アメリカのスタンフォード大学大学院へ進んだ秀才。ニューヨークのタレントマネジメント会社で働いた経験もある国際派で、俳優・佐藤健に似たイケメンだ。「同社は爆発的なヒットを飛ばしたピーター・ドラッカーに関連する版権も一括して担っている業界のガリバー。年間売上高は50億円を超えます。森さんとAさんは、知人の紹介で知り合ったそうですよ」(前出・出版関係者) 森は4月末にも第一子を出産予定。そうなると“ムーミンママ”ってこと?
2018.02.01 16:00
NEWSポストセブン
澤村、大竹、杉内、山口…崖っぷちGベテラン勢の孤独な調整
澤村、大竹、杉内、山口…崖っぷちGベテラン勢の孤独な調整
 巨人において“最大派閥”を率いていたのも今や昔。ひとりぼっちで自主トレに臨んでいるのは阿部慎之助(38)ばかりではない。巨人投手陣でも、崖っぷちのベテラン勢は“孤独な調整”となっている。「昨季一軍登板ゼロの澤村拓一(29)は、同じハワイで自主トレしながら、チーム菅野(智之)には合流してない。また、『内海組』を離れた大竹寛(34)と西村健太朗(32)は、長嶋茂雄さんが山籠もりしたという静岡・伊豆の温泉宿を拠点にして調整する予定だ。 2015年に股関節の手術をして以来一軍登録のない杉内俊哉(37)も、ソフトバンク時代から続ける鹿児島・薩摩川内で自主トレを敢行。2016年ドラ6の高卒ルーキー左腕・大江竜聖(19)を伴っている」(前出・巨人番記者) 登板4試合で1勝1敗と振るわず、飲酒トラブルで球団から長期間出場停止処分を受けた山口俊(30)は、まだ「反省モード」(同前)だという。「シーズン中に十分休んだことで、退団したマイコラスの穴を埋める役割を秘かに期待されている。これまで海外で自主トレを続けてきたが、今年は一転、鳥取の施設でひっそりと1人で取り組んでいる」(同前)※週刊ポスト2018年1月26日号
2018.01.19 07:00
週刊ポスト
巨人・澤村の鍼トラブル 被害者なのに同情されない理由
巨人・澤村の鍼トラブル 被害者なのに同情されない理由
 CS進出からの“大逆転日本一”を目指す巨人で、チーム内の迷走ぶりを象徴するニュースが報じられた。 今季、右肩の不調で一軍登板ゼロの“元守護神”澤村拓一。球団トレーナーによる鍼治療のミスで、神経に麻痺が生じたことが原因のひとつだったとして、石井一夫・球団社長と鹿取義隆・GMが澤村に謝罪したのだ。球団関係者がいう。「鍼施術があったのは2月27日のこと。以降、澤村は球団に不満を訴えていたようです。今回の謝罪は複数の医師の診断を検討した結果であり、球団としても苦渋の選択だった」 だが、球団内では“被害者”であるはずの澤村に同情の声は少ないという。「鍼治療は確かに不調の一因かもしれない。しかし、そもそも澤村は昨年のシーズン終盤から何度も救援に失敗し、精神的にギリギリになっていた。長年の勤続疲労で肩の状態も万全ではなく、トレーナーたちは“なんとかしてやりたい”と必死にサポートしていたんです。鍼治療もその一環だった。それなのに澤村は“すべて鍼治療が悪い。トレーナーが悪い”という態度を取ってしまった。だからチーム内で澤村を庇う声は少ないのです。 過去にはCS敗退当日に六本木で合コンしていたと報じられるなどプロ意識に疑問をもつ声も少なくない。最近も、本人納得のうえで一軍復帰したのに、ブルペンで一度も投げずに不調を訴え、二軍に戻った。みんな本音では“自己管理もままならないのに、スタッフのせいにしている場合じゃない”と思っているのです」(同前) 巨人では古くから「鍼治療」を巡るトラブルが多い。江川卓氏は1987年の引退会見で、「野球生命を絶たれることを覚悟で打ってはいけない右肩のツボに鍼を打ち続けた」と発言。その後、鍼灸師の団体から「そんな危険なツボはない」と反論される騒ぎになった。 1996年には、槙原寛己氏が肺気胸で入院。球団トレーナーの施術する電気鍼が原因だったとして、球団が謝罪した。「球団が“選手の名誉のために”と公表した点で槙原さんと澤村のケースはよく似ているが、槙原さんはトレーナーを庇うため決して自分から表沙汰にはしなかった。むしろ鍼を“言い訳”にした江川さんに重ねられている」(同前) 澤村は投手生命のみならず、チーム内の信頼という面でも大きな岐路に立たされている。※週刊ポスト2017年9月29日号
2017.09.18 07:00
週刊ポスト
巨人のキャンプを訪れると、選手たちが「大先輩」を囲んだ
巨人キャンプ訪れた金田正一氏「名もなき金田です」と挨拶
 今年もカネやんが巨人のキャンプ地に見参! 金田正一氏が姿を見せると、選手たちはウォーミングアップを取りやめて集合、輪には首脳陣も加わった。高橋由伸監督に促され挨拶。「名もなき金田です」と笑いを誘ったあと、「元気! 元気! とにかく元気を出せ! 頑張れい!」と、ナインに気合を注入した。 その後はやはり投手陣が気になるのか、ブルペンへ。菅野智之、内海哲也、マイコラスらの投球を熱心に見守った。通訳から400勝投手と説明を受け恐縮するマイコラスを捕まえて一言。「ナイスピッチング。ロング、ロングアーム、ベリナイス。腕の使い方がワシとそっくりじゃ。ネクスト、イヤー、にじゅう(20)。20勝でチームもチャンピオンじゃ」 その後も投手陣に積極的に声がけ。FAで移籍してきた森福允彦には、「なんでここにおるんじゃ。生目(いきめ)の杜(前所属球団・ソフトバンクのキャンプ地)で王が待っとるぞ」とイジると、抑えの澤村拓一には、「あまり菅野を泣かしちゃいかんよ」と安定感を要求。内海には、「おぬしがやればブッちぎりで優勝だよ。わかっとるよな」と脅しのようなエール。 最後には、「このお爺ちゃんも昔はそのユニフォームを着て、野球もうまかったんだよ。きけ、わだつみの声!」とお決まりのフレーズも忘れない。 春の嵐のようなカネやんの勢いは、そのまま高橋監督をも直撃。「もう慣れたか?」との質問に、「監督がどういうものかわかりかけてきましたが、まだまだです」と恐縮しきりだった。●撮影/本誌・太田真三 ●取材・文/鵜飼克郎※週刊ポスト2017年3月3日号
2017.02.21 07:00
週刊ポスト
来季はかつての大物助っ人がコーチに?
大型補強が話題の巨人、投手陣のビミョーな派閥関係
 FA市場で他球団の主力選手を相次いで獲得し、大型トレード、新外国人獲得にも乗り出した読売ジャイアンツ。その大補強の末に、キャンプイン前からチーム内の派閥争いが漏れ伝わってきた。たとえば、1年前に派閥を解消した阿部慎之助(37)が、後輩捕手・小林誠司(27)とチーム(というか派閥)再結成に動き、グアムで自主トレを行なったにもかかわらず、同じグアムで自主トレをする元同派閥の坂本勇人(28)や長野久義(32)らの「チーム・サカチョー」と合流しないのも、微妙な距離感の表れだ。「休みの日には一緒にゴルフをしていますから、関係は悪くないと思いますが……」(球団関係者) 一方、「元チーム阿部」であるはずの「内海組」は昨年の時点で拠点をグアムから沖縄に移した。中心メンバーは従来通り内海哲也(34)、山口鉄也(33)、大竹寛(33)ら投手陣だが、いかんせん昨年は成績がパッとせず、V逸の戦犯ともいえる面々。「今オフの大型補強の“原因”を作ったメンバーですから、新加入・森福允彦(30、ソフトバンクから)のいるグアムには戻りづらいでしょう(森福はグアムにて阿部に挨拶済み)。このチームからは昨年、ストッパーの澤村拓一(28)が離脱してハワイでの調整になった。そのハワイでは群れることを嫌う絶対的エース・菅野智之(27)が、東海大の後輩である中川皓太(22)と自主トレをしている。 昨年は澤村がチーム菅野に乱入しているが、菅野からすれば昨シーズンは、何度も自分の先発した勝ちゲームを澤村の救援失敗でフイにされていますから、一緒にいて面白くない感情もあるでしょう」(別の球団関係者) ただでさえ、先発ローテーションの椅子を奪い合う投手陣の距離感は微妙だ。日ハムからトレードで移籍してきた吉川光夫(28)は、これまで通り宮古島での単独自主トレを選択した。「一方、左の先発の座を吉川と争う杉内俊哉(36)は復活を期すシーズン。一昨年まで一緒にやっていた江柄子裕樹(30)、土田瑞起(27)を再び集めて一緒に地元・鹿児島で調整した上でキャンプに臨む構えです」(地元紙記者)※週刊ポスト2017年2月3日号
2017.01.24 16:00
週刊ポスト
巨人の若き主砲が悩んでいる
補強活発も巨人に投手問題、抑えに来季も頭悩まされる
 総額30億円もかけたオフシーズンの巨人の補強が話題だ。しかし、一軍登録は4人までという外国人選手が投手3人、野手3人もいるため、年俸2億4000万円もするクルーズ(32)ですら開幕二軍濃厚といわれている。片岡治大(33)をはじめとしてセカンドのレギュラー候補だけで7人も重複しているのだから、そんなおバカ補強になるのも当然だ。投手陣も怪しい。FAでDeNAの山口俊(29、3年7億円)が加入して先発要員は少なくとも8人に膨らんだが、本当に働くのは誰か。「山口はDeNAのクローザーとして25歳の最年少での100セーブを記録したものの、2014年から先発に転向。その理由が“重圧に耐えられない”というものだった。2016年は11勝を挙げたが、2桁勝利は初めて。プレッシャーのかかる巨人で力を発揮できるかは疑問だ。 巨人が過去FAで獲得した投手は10人いますが、移籍後も2桁勝ったことがあるのは工藤(公康)と杉内俊哉(36)の2人だけ。それまで広島時代に2桁勝利を7回もあげていた川口和久でさえ実力を出せなかったのだから、山口がやれるとは思えない」(球団関係者) 新守護神候補の米大リーグ・マリナーズの右腕カミネロ(29)にしても、2016年シーズンはメジャー2球団で通算57試合に投げた中継ぎ要員だ。球団側は2016年、セーブ王のタイトルを獲りながら8回も救援に失敗した澤村拓一(28)の代わりを期待しているが、「制球難といわれた澤村が23四死球(64回1/3)だったのに対して、カミネロは38四死球(60回2/3)。抑えの問題には来季も頭を悩ますよ」(巨人担当記者)といった声が早くもあがっている。※週刊ポスト2017年1月1・6日号
2016.12.30 07:00
週刊ポスト

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