ゴルゴ13一覧

【ゴルゴ13】に関するニュースを集めたページです。

【新刊】ゴルゴ13直伝、都市災害時にも役立つ『ゴルゴCAMP』など4冊
【新刊】ゴルゴ13直伝、都市災害時にも役立つ『ゴルゴCAMP』など4冊
 そろそろ寒くなってきて、温かい飲み物が恋しい季節。ホットなコーヒーやお茶でも飲みながら、読書をするのもいいのでは? この季節におすすめの新刊4冊を紹介する。『ゴルゴCAMP Gが教える超A級キャンプ・サバイバル術』原作 さいとう・たかを/作・画 深山雪男/小学館/1320円 キャンプ場のカップルの前に登場するゴルゴ13。パンツ一丁だったり木に逆さ吊りの蓑虫状態だったりする唐突さに吹き出すが、火の熾し方、防寒対策、ペットボトルの活用術など中身は超有用。後半、100均の店員になって登場するゴルゴが薦めるキャンプグッズベスト3にもご注目を。ポリ袋でご飯を炊く方法などは単身者に便利。都市災害時のサバイバル術としても活用したい。『家族不適応殺 新幹線無差別殺傷犯、小島一朗の実像』インベカヲリ★/KADOKAWA/1870円 2018年新幹線の中で2人の女性をナタで切りつけ、止めに入った男性の命を奪った小島被告。彼は無期懲役の判決に結願の万歳三唱する。罪を犯して刑務所に入るのではなく、刑務所に入るために罪を犯すという倒立。刑務所には国家の加護があるとする論理に、オーウェルが『1984年』で描いた悪夢を思い出す。自分を絶対権力に委ねるという安息は、現代の病のように見える。『ばにらさま』山本文緒/文藝春秋/1540円 デブで汗っかきの僕の恋人は白い。二の腕の内側までバニラアイスクリームのように白い。こんな甘いトーンの表題作はやがてイソップ物語のような酸味に侵食され始める。彼女の匿名日記に僕が気づくのだ。倹約妻の「わたしは大丈夫」や、2人の女性の共依存と見せて強烈なツイストのある「菓子苑」など、女性のもう一つの顔を描く計6編。山本さんは短編の名手でもあった。『夜中の電話 父・井上ひさし最後の言葉』井上麻矢/集英社文庫/594円 3.11や近年の日本の姿が視えていたかのような傑作『吉里吉里人』を遺した井上ひさし(2010年没)。偉大な演劇人でもあり、その「こまつ座」を継いだのが「マー君」こと三女の麻矢さん。今も父の泉から湧き出る言葉をかみしめる。「難しいことを易しく、易しいことを深く、深いことを愉快に〜」というあの有名な井上語録に続きがあったとは! それを知るだけでもお宝本。文/温水ゆかり※女性セブン2021年11月25日号
2021.11.17 16:00
女性セブン
さいとう氏との思い出を振り返った銀座のバー「ザボン」の水口素子ママ
銀座文壇バーママが語るさいとう・たかを氏からの「コロナ禍の贈り物」
 9月24日、『ゴルゴ13』などの著者で漫画家のさいとう・たかを氏(享年84)が膵臓がんで亡くなった。さいとう氏といえば銀座をこよなく愛し、全盛期は故・石ノ森章太郎らとともに毎晩のように飲み歩いていたことで知られる。なかでもさいとう氏が足繁く通ったのが文壇バー「ザボン」。一晩で6~7軒回った後の最後に立ち寄ることが多かったという。さいとう氏との在りし日の思い出を、「ザボン」の水口素子ママが語る。 * * * 先生とのお付き合いは私が「ザボン」を開店する前の「眉」という文壇バーにいた時からなので今年で43年目でした。最後にお会いしたのは2020年の1月頃でした。いつものようにバランタイン17年をショットグラスで飲んでいて、お元気でかっこよくて、ご病気だったなんて微塵も感じませんでした。 そしてその年の9月頃には先生から「コロナが落ち着くまで当分店に行けない。どうにも経営に困ったらその絵を売っていいよ」と言付かったスタッフさんが、ゴルゴのオリジナルの絵と全身パネルを持って来てくださったんです。最後までお店や私の心配をしてくださっていました。 その昔、私がエリート男性との結婚願望について話したら、映画監督の伊丹(十三)さんは「銀座の女には不幸の影がないといけない。あんたが幸せな女だったら誰が店に来るんだ」と私を嗜めましたが、たかを先生は「わしゃそうは思わんで。銀座の女だって幸せになったほうがええで」と励ましてくださって。とても優しい方でした。 そうかと思えば、「女は男性から愛の言葉を聞きたい時もある」なんて話をしたら、先生は「わしは愛してるなんて言わんで。たとえ付き合ったとしてもできない約束はしない」なんてつれないことをおっしゃったりもして……。 晩年はとてもお幸せそうでした。3人目の奥様とはすごくウマがあったようで、奥様はお店の前まではいらっしゃるけど、その後はお一人で別のお店で飲まれて、先生も夜中1時頃まで飲んだら奥様の待ってらっしゃる店で合流して一緒に帰っていたみたい。靴下まで奥様が履かせてくださるなんて仰っていましたよ。元から穏やかな先生でいらっしゃいましたが、晩年は本当にいつもニコニコされていた印象です。 ですが先生は最期は誰にも看取らせずに一人で逝かれました。いよいよ退院は明日と決まった時、奥様が「明日退院ですね」と話しかけると、先生は「もう少しここにいたい」とおっしゃったそうです。奥様が「帰りたくないの?」と聞くと、「帰りたいに決まってるじゃないか」って。先生も何か感じられていたのかもしれません。その晩の早朝4時頃、巡回の看護師さんがいらした時にはすでに亡くなられていたって……。一人で逝くなんて、最期までご立派でした。 私のお店の「ザボン」は11月29日にお店をリニューアルオープンするんですが、新しい店舗には文壇バーの格式を保つためにこれまで頑なに拒んでいたカラオケセットを設置しました。 それというのも、歌が大変お上手だったたかを先生の歌をお店で聞きたかったからです。実は私は一度だけ先生の歌声を聴いたことがありました。かつて有楽町にあった日劇で徳間書店が“文壇歌謡ショー”というのど自慢の作家先生をお呼びしてのイベントをやった際に、たかを先生が歌う東海林太郎の『お駒恋姿』を聴いたことがあるのです。とってもいい声でうっとりと聴いていた覚えがあります。リニューアルしてカラオケを導入したら、先生またあの美声を聴かせてくれるかしら……そんな思いも込めているのです。 改装した店舗にも先生の絵を全面に飾り、皆さんにゆっくり鑑賞していただけるようにしました。私はゴルゴは「ザボン」の守護神だと思っています。先生のファンは財界の方々も多いので、皆様とたかを先生を偲びながらお話しする日々です。◆文壇バー「ザボン」は2021年11月29日新規オープン。住所/東京都中央区銀座6−9−13第一ポールスタービル6階。新店舗では11月29日~12月29日まで青森物産展を開催したり、オープン初日に林真理子著『小説8050』、12月2日に森功著『墜落』のサイン会などを開催予定。
2021.11.08 16:00
NEWSポストセブン
53年間走り続けた
さいとう・たかを氏の最後の肉声「ゴルゴの世界でコロナは描かない」
 日本の最長寿劇画『ゴルゴ13』作者のさいとう・たかをさんが亡くなった(享年84)。7月には単行本201巻が発売され、「最も発行巻数が多い単一漫画シリーズ」としてギネス世界記録に認定された同作は、湾岸戦争やイラク戦争など現実の時事問題を作品に反映させてきたが、さいとうさんが最後まで悩んだのが「コロナを描くかどうか」だった。 本誌・週刊ポスト(2021年3月26日号)で、コロナと表現様式についてさいとうさんはこう語っていた。〈『ゴルゴ13』ではキャラクターの喜怒哀楽を「目」で語らせていますから、デューク東郷がマスク姿になって口元の動きに変化がなくなったとしても問題はありません。彼に追い詰められたキャラクターの心の乱れや恐れも同様なので、マスクをするかどうかによって作品の魅力が落ちるとは思っていません。 ですが、ゴルゴの世界にコロナを反映させるつもりはありません。 劇画の世界観に「リアリティ」をどの程度持ち込むかは、作家それぞれの考え方だと思います。私個人としては、世の中に振り回されすぎずに読者と向き合いながら、今まで通りに淡々と創作していくつもりです〉 また、さいとうさんはこの時、劇画に求められる倫理観についても持論を述べた。〈最近はタバコを吸うシーンを描くことなどに対して「倫理的によろしくない」という風潮もあります。今後こうした動きが行きすぎて、「マスクをしていない姿を描くとはけしからん」などとなることには反対です。私は倫理観というのは誰かが押しつけるものではないと思っています。読む人に夢を与えるのが劇画の役割だと考えているので、『ゴルゴ13』を世間の目ばかり気にした作品にはしたくはないのです〉『ゴルゴ13』は、今後もさいとう・プロダクションや脚本スタッフなどが協力し、連載を継続することが発表された。 独自の美学を貫く孤高の狙撃手・ゴルゴ13の活躍がこれからも楽しみだ。※週刊ポスト2021年10月15・22日号
2021.10.05 07:00
週刊ポスト
孤高のスナイパーを描き続けたさいとう・たかを氏
さいとう・たかを氏が最後に語っていた「ゴルゴとコロナ」の劇画倫理
 日本の最長寿劇画『ゴルゴ13』作者のさいとう・たかを氏が亡くなった(享年84)。7月には単行本201巻が発売され、「最も発行巻数が多い単一漫画シリーズ」としてギネス世界記録に認定された同作は、これまで湾岸戦争やイラク戦争など現実の時事問題を作品に反映させてきたが、さいとう氏が最後まで悩んだのが、「コロナを描くかどうか」だった。「週刊ポスト」(2021年3月26日号)で、コロナと表現様式、そして漫画に求められる倫理観について語っていたさいとう氏のインタビューを再録する。 * * *『ゴルゴ13』ではキャラクターの喜怒哀楽を「目」で語らせていますから、デューク東郷がマスク姿になって口元の動きに変化がなくなったとしても問題はありません。彼に追い詰められたキャラクターの心の乱れや恐れも同様なので、マスクをするかどうかによって作品の魅力が落ちるとは思っていません。 ですが、ゴルゴの世界にコロナを反映させるつもりはありません。 劇画の世界観に「リアリティ」をどの程度持ち込むかは、作家それぞれの考え方だと思います。私個人としては、世の中に振り回されすぎずに読者と向き合いながら、今まで通りに淡々と創作していくつもりです。 ほかの先生方が描いた「コロナ禍を描いた作品」については、読むかどうかも含めて今の事態が落ち着いたら考えたいと思っています。 最近はタバコを吸うシーンを描くことなどに対して「倫理的によろしくない」という風潮もあります。今後こうした動きが行きすぎて、「マスクをしていない姿を描くとはけしからん」などとなることには反対です。 私は倫理観というのは誰かが押しつけるものではないと思っています。読む人に夢を与えるのが劇画の役割だと考えているので、『ゴルゴ13』を世間の目ばかり気にした作品にはしたくはないのです。 ちなみにラブシーンについては、政府も「恋人と密になるな」とは言っておりませんので、是非について考えたこともない。ただそれも含めて、読者の皆さまが良しとするかどうかです。 * * * ご冥福をお祈りいたします。
2021.09.29 13:40
NEWSポストセブン
DAIGOとジョン・レノンなど 有名人「驚きの親戚関係」あれこれ
DAIGOとジョン・レノンなど 有名人「驚きの親戚関係」あれこれ
 ドラマで夫婦役を演じる女優と俳優。バラエティー番組でひな壇に座るタレント同士が、実は“遠い親戚さん”かもしれない──2月末に放送されたバラエティー番組『はじめまして!一番遠い親戚さん』(日本テレビ系)で衝撃の事実が明らかになった。 この番組はゲストの親戚について調べ上げ、その中から本人も知らない著名な人を見つけ出すというもの。「伯父の妹の夫のいとこ」「祖父の姉の孫のいとこ」など、必ずしも血縁関係があるわけではないが、放送ではゲストの親戚として、著名な芸能人やスポーツ選手が見つかった。『R-1グランプリ2021』での優勝が記憶に新しいお笑い芸人のゆりやんレトリィバァ(30才)も芸能界で活躍する“遠い親戚さん”が発覚した1人。彼女の親戚だったのは、ジャーナリストの田原総一朗(86才・16親等)、芸人のオール阪神(64才・10親等)。番組内で彼女を知っているかと尋ねられた田原は「実は知らなかった」としつつも、「ぜひお目にかかりたいし、彼女のネタも見に行きたいと思ってます」と回答。 ほかにも、芸能界には意外な親戚同士が潜んでいるようだ。あの有名歌手から歴史上の人物まで、驚きの家系図をのぞいてみよう。【DAIGO】 華麗すぎる親戚関係が判明したのはDAIGO(42才)だ。御存知の通り、妻は北川景子(34才)だが、それ以外にも有名人がずらり。・故・筑紫哲也(10親等)・黒木瞳(25親等)・加山雄三(19親等)・三島由紀夫(9親等)・滝廉太郎(12親等)・ジョン・レノン(24親等)・オノ・ヨーコ(24親等) 名だたる著名人と親戚なだけでも驚きだが、黒木瞳の夫方の親戚に松任谷正隆がおり、松任谷由実とも“ファミリー”となる。また、DAIGOの親戚関係をたどると明治維新に尽力した公家の岩倉具視にたどり着く。加山雄三は岩倉の玄孫にあたるため、こちらもDAIGOと親戚。そこからさらに21親等たどると、千葉雄大にも結びつく。【峰竜太⇔上沼恵美子(遠い親戚)】 上沼の義母が峰の実家である下嶋家の出身。自身のニュース番組で上沼が唐突に告白した。【舘ひろし⇔河野太郎(遠い親戚)】 2018年に漫画『ゴルゴ13』のキャラクターを起用した、外務省制作の動画に舘が出演。河野も出演し親戚共演を果たしている。舘がアニメでゴルゴ13を演じた経験があるため、キャスティングされたというが……縁故採用?【加藤登紀子⇔ダイアン津田篤宏(遠い親戚)】 ダイアンのラジオ番組に加藤がゲスト出演した。加藤はお礼として、津田と津田の母をコンサートに招待。津田の母は楽屋に家系図を持参したが、加藤は挨拶で忙しく見てもらえなかったとか。【小沢健二⇔小澤征爾(3親等 叔父と甥)】 ミュージシャン・小沢健二の叔父は、世界的指揮者の小澤征爾で、俳優の小澤征悦はいとこ。幼少期には新年会などで顔を合わせていて、小沢がギターを披露することもあったという。また、小澤征悦は小澤征爾の息子。ということは、交際中のNHK・桑子真帆アナウンサーも世界の小澤ファミリーに?【錦織圭選手⇔渡哲也、渡瀬恒彦(遠い親戚)】 2012年に渡が錦織の試合を観戦。渡は歓声をあげながら応援し、試合後には「練習はきつい?」「いつからテニス選手を目指したの?」などと質問攻めにした。その後、ポケットからパンパンに膨らんだ茶封筒を出し、「これでうまいものでも食べなさい」と渡したという。【梅宮辰夫⇔高橋克典(5親等)】 ドラマ『特命係長 只野仁』シリーズで長年共演した2人。梅宮は高橋が芸能界入りを相談した際に「お前みたいな地味な顔だと芸能界では難しい」と反対した。しかし、いざ撮影が決まると関係各所に「甥をよろしく頼む」と連絡を入れていた。梅宮アンナと高橋はいとこ同士。【京本政樹、京本大我⇔小池徹平(6親等)】 小池の父と、京本政樹の妻・山本博美(58才)がいとこ同士。小池は小学生の頃、京本にサインを求めたことがある。京本大我も小池もミュージカルに多数出演しており、共演する日も近い?※女性セブン2021年4月1日号
2021.03.21 19:00
女性セブン
漫画家のさいとう・たかを氏
さいとう・たかを氏「ゴルゴの世界にコロナを反映させない」という信念
 人気漫画『相談役 島耕作』の主人公・島耕作の新型コロナウイルス感染が話題になっているが、フィクションにどこまで現実を反映させるかは作り手にとっては大きな問題だ。登場人物がマスクを着け、ソーシャルディスタンスを守り、飲食店は20時で閉店する──そんなリアルな世界を描くべきか、はたまた創作は自由であるべきか。コロナ禍の新たな表現様式について漫画家のさいとう・たかを氏が語った。 * * *『ゴルゴ13』ではキャラクターの喜怒哀楽を「目」で語らせていますから、デューク東郷がマスク姿になって口元の動きに変化がなくなったとしても問題はありません。彼に追い詰められたキャラクターの心の乱れや恐れも同様なので、マスクをするかどうかによって作品の魅力が落ちるとは思っていません。 ですが、ゴルゴの世界にコロナを反映させるつもりはありません。 劇画の世界観に「リアリティ」をどの程度持ち込むかは、作家それぞれの考え方だと思います。私個人としては、世の中に振り回されすぎずに読者と向き合いながら、今まで通りに淡々と創作していくつもりです。 ほかの先生方が描いた「コロナ禍を描いた作品」については、読むかどうかも含めて今の事態が落ち着いたら考えたいと思っています。 最近はタバコを吸うシーンを描くことなどに対して「倫理的によろしくない」という風潮もあります。今後こうした動きが行きすぎて、「マスクをしていない姿を描くとはけしからん」などとなることには反対です。 私は倫理観というのは誰かが押しつけるものではないと思っています。読む人に夢を与えるのが劇画の役割だと考えているので、『ゴルゴ13』を世間の目ばかり気にした作品にはしたくはないのです。 ちなみにラブシーンについては、政府も「恋人と密になるな」とは言っておりませんので、是非について考えたこともない。ただそれも含めて、読者の皆さまが良しとするかどうかです。※週刊ポスト2021年3月19・26日号
2021.03.09 07:00
週刊ポスト
知の巨人・佐藤優氏が『ゴルゴ13』を50年間も愛読する理由
知の巨人・佐藤優氏が『ゴルゴ13』を50年間も愛読する理由
 元外務省主任分析官で、その圧倒的な知識量から、現代の「知の巨人」と称される佐藤優氏。新聞、雑誌、書籍、ネット上などから、「1日4時間のインプット」を課す佐藤氏だが、50年もの間、愛読し続ける意外な作品がある。『ゴルゴ13』だ。最新刊『ゴルゴ13×佐藤優 Gのインテリジェンス』では、トランプ政治、貿易戦争、AI、仮想通貨、フェイクニュースなど、様々な旬の話題の“舞台裏”を解説しているが、ゴルゴ(通称G)から多数のヒントを得たという。なぜ今、「Gのインテリジェンス」なのか。佐藤氏が語る。 * * * 外交官時代を含め、私は各国のさまざまなインテリジェンス・オフィサーと接してきました。しかし、「これは敵わない」と瞬時に白旗をあげざるを得ない人物がいます。それが『ゴルゴ13』の主人公であるゴルゴ13、通称「G」ことデューク東郷です。 ゴルゴは究極のスナイパーであり、超一流のビジネスマンですが、そのインテリジェンスのスキルにも感嘆させられます。 たとえば、ゴルゴのところに来る依頼の情報のすべてが、正しいわけではありません。依頼人にはCIAやMI6などの諜報機関も名を連ねますが、彼らですら、あいまいな情報をもとにゴルゴに仕事を依頼していることがあります。最初から陥れようとする依頼人もいます。 こうした依頼の真偽を見分けることができなければ、ゴルゴの命は危険にさらされます。それはすぐに“死”につながるものです。つまり、ゴルゴ自身に情報を判断し、真偽を見極める力がなければ、すべてが終わってしまうのです。 1968年、ビッグコミック誌上でスタートした『ゴルゴ13』は、前人未踏の連載50年を迎えました。希有なキャラクターの存在やスリリングな物語の展開などが、人気の秘密でしょうが、作品を読み込んでいくと、別の理由も浮かび上がってきます。 それがゴルゴのインテリジェンス能力ではないかと、私は考えます。 ゴルゴはさまざまな出来事に対して、“勘”で動いているように見えますが、実は自身の行動の裏付けとなる情報を事前に入手しています。その緻密でリアルな舞台裏の描写にも、毎号のように読者を唸らせるポイントがあるのです。 私も連載初期の頃からの長い愛読者のひとりです。多くの政治家や官僚がそうしているように、『ゴルゴ13』によって最新の世界情勢を把握するという読み方もしてきましたが、同時にこの作品を通して、インテリジェンス能力を磨くヒントも得ています。◆ゴルゴの能力はAIに代替できない 私には、ゴルゴと「一神教の預言者」の姿が重ね合わさります。キリスト教やユダヤ教の「神(ヘブライ語のヤハウェ、英語のゴッド)」は、人間に怒ると、ジェノサイド(大量虐殺)を繰り出してきます。たとえば旧約聖書の「ヨシュア記」には多くの虐殺の記述があります。 神は預言者に対し、「人類を全滅させる」と言います。預言者は必死にそれを止めようとする。神と預言者の論争です。預言者は論争に勝たなければいけません。勝たなければ死滅してしまうからです。ゆえに一神教の世界では「論理」が磨かれました。 一方で多神教の日本では、神の前で二拝二拍手一拝すれば許されてしまう。神との間に緊張感はありません。ゴルゴは、一度でも負けたら終わり、という預言者的な極度の緊張感の中に生きています。インテリジェンスの技術は、身を守るための重要な術でもあったのです。 おそらく、世の中を見渡せば、ゴルゴと同等の狙撃力を持ったスナイパーはいるかもしれません。AIやロボット技術の進展により、その狙撃力が機械に代替される未来が来るかもしれません。 しかし、高度なインテリジェンス能力と狙撃力の両方を有しているのはゴルゴだけです。インテリジェンス能力とは、AIやロボットに代替できない、人間独自の能力と言っても過言ではありません。希有な存在であるからこそ、『ゴルゴ13』に“終わり”は来ないのです。◆ゴルゴでインテリジェンスを磨く 高度情報化社会などと呼ばれていますが、現代ほど「正しい情報」が得にくい状況はありません。簡単にインターネットに接続でき、スマホという高度なコンピュータを持ち歩く時代にもかかわらず、とても難しいのです。 なぜなら、誰もが情報発信できるようになり、ネット上に、玉石混淆の情報や偏見に満ちた書き込み──ノイズが大量にあふれてしまったからです。それだけでなく、国の首脳みずからが嘘を発信することもあり、フェイクニュースやデマが大量に流されます。この中から確かな情報を拾い出すには、特別な訓練が必要でしょう。 裏を返せば、「正しい情報」を得る力を持った人間は、間違った情報に振り回されることがなくなり、あらゆる成功を手に入れられる可能性があります。このような、正しい情報をつかみ取り分析する技術が「インテリジェンス」なのです。 インテリジェンスは、専門家だけでなく、ビジネスパーソンや学生にとっても、現代社会をサバイバルするための“武器”となり得ます。 もしインテリジェンスの世界に興味があり、その能力をさらに磨きたいと考えるならば、『ゴルゴ13』をさまざまな視点から熟読することをおすすめします。おのずと、あなたのインテリジェンス能力も磨かれることでしょう。
2018.12.09 16:00
NEWSポストセブン
ゴルゴ13にとってスナイパーを続けるモチベーションはどこに(C)さいとう・たかを/さいとう・プロダクション/小学館
ゴルゴ13、一生遊べるカネがあっても働き続ける理由
 なぜゴルゴは一生遊ぶカネを蓄えているのに、働き続けるのか。元外務省主任分析官の佐藤優氏と、『ゴルゴ13』作者さいとう・たかを氏が、「ゴルゴ(通称G)のインテリジェンス」を読み解く短期集中連載。最終回は、人間関係を築く上でいちばん大事なことを語り合う。 * * *佐藤:先生とゴルゴの共通する部分でいえば、“約束”に対する態度もそうかもしれませんね。ゴルゴはお金を稼ぐために働いているわけでもない。さいとう:とうに一生遊んで暮らせるカネは蓄えているからね(笑)。佐藤:セックスも好きなようですが、色欲で行動を変えるわけでもない。殺すことが好きなサイコパスでもない。ではなぜ、ゴルゴがスナイパーを続けるかといえば、そのモチベーション維持には「約束を守る」ということがあるように思うんです。ゴルゴは異常と言ってもいいほど、約束を守ることに固執しますよね?さいとう:これは、私自身が「はみ出し者」であることも影響していると思う。中学3年の時の担任に「東郷」という先生がいましてね。これまで私は、テストになんか意味がないと思い、ずっと白紙で提出していました。ところが東郷先生が白紙の答案用紙を持ってきて、私の机の上に置くと、こう言ったんです。「白紙で出すのは君の意思だからかまわない。しかし、答案用紙を出すのは君の義務だから、その証明として名前を書きなさい」 ショックでしたね。ああ、約束事とはこういうことなんだと。それから私は人間の約束と責任を考えるようになりました。この先生の名前を借りて、ゴルゴは「デューク東郷」という名にしたんです。佐藤:ゴルゴの名はそこから来ていたんですか! でもこの体験は本当に大きかったのですね。私が作品を通じて感じていたのは、実は「人間の信頼」だったんです。古代ローマの根本概念でもある「ローマ法」の基本概念に、「合意は拘束する」という話があるんです。現在の国際法の大原則にもなっているのですが、「約束したことは絶対に守る」ということです。ゴルゴは約束を違えません。ゆえに依頼者との間で「人間の信頼」が保たれる。ゴルゴは、命中率も100%ですが、約束遂行率も100%です。◆『ゴルゴ13』とキリスト教の終末遅延さいとう:約束を違えないというのは、私の信念でもあるんです。原稿を落とさない、というのもそう。締め切りは仕事上の約束だからです。約束を守ることが、人間関係で最も大事だと思っているんです。佐藤:そう見ていくと、ゴルゴが仕事を断る時は「約束を守れない」ことがわかっている時だけです。あらかじめ、できない仕事は引き受けない。信頼関係のない相手や、嘘をついている依頼も断ります。ゴルゴの「約束」が、人との信頼関係で成り立っているからですね。さいとう:こうして『ゴルゴ13』の連載を続けているのも、読者に対して私が勝手に「面白い作品を届ける」と約束してしまったからかもしれない。読者の声をそう受け取ってしまった。だから引退はしません! 引退というのは、人生の舞台から降りるということ。本来、人間にとっての引退は死ぬことでしかない。佐藤:もし描きたくなくなったら、それは引退じゃなくて休職というわけですね。さいとう:わしは休職もしませんよ(笑)。勝手に引退して、そのあとすることがなくなって不安を増大させるよりは、「やれる間はやる」と覚悟を決めて、進んでいけばいい。これはサラリーマンでもなんでもそうでしょう。やりたいようにやればいい。佐藤:私は『ゴルゴ13』を読み直して、「聖書」を想起しました。聖書の冒頭は、「創世記」。神の天地創造から始まります。これは皆知っていると思うのですが、聖書のラストがどうなっているのか意外と知られていません。最後の「ヨハネの黙示録」で、イエス・キリストは「わたしはすぐに来る」という言葉を残して天に昇っていきます。 でも何年待っても戻ってこない。イエス・キリストが死んだのは紀元30年頃ですが、それから2000年も経つのに、一向に戻ってこない。このことを神学の専門用語で「終末遅延」というのですが、ゴルゴにも終末遅延が起きている(笑)。といっても『ゴルゴ13』はまだ50年です。まだまだ続けていただかないと。※佐藤優、さいとう・たかを・著/『ゴルゴ13×佐藤優 Gのインテリジェンス』より
2018.11.30 16:00
NEWSポストセブン
さいとう・たかを氏
さいとう・たかを氏 ゴルゴ13連載を50年続けられるワケ
 元外務省主任分析官の佐藤優氏と、『ゴルゴ13』作者さいとう・たかを氏が、「ゴルゴ(通称G)のインテリジェンス」を語り合う短期集中連載の第5回。ゴルゴと2人の仕事に共通する、「チームマネジメント」と「ひとりの決断」のバランスの取り方とは? * * *さいとう:『ゴルゴ13』を50年以上も休まずに続けてこられたのは「チーム」でやっていた、というのも大きいでしょうね。佐藤:ビッグコミックの連載に目を通すと、作品の最後に「制作スタッフ」が紹介されています。そこには、構成、構図、脚本、作画……と10人以上の名前が並んでいます。さいとう:この世界に入る時に「絶対にひとりではできない」と思っていたんです。佐藤:なぜですか? たいていの漫画家さんは、アシスタントはつけますが、基本的にはひとりですよね?さいとう:ドラマを考える才能と絵を描く才能というのは、まったく別の才能でしょ。佐藤:たしかにそうです。さいとう:チャップリンのような天才は別ですよ。彼は映画の監督、脚本、主演……と全部ひとりでやった。でもそのあと、チャップリン2世は現れましたか? いまの漫画界のシステムは、ひとりの作家に「チャップリンになれ!」と言っているようなものです。手塚治虫ならばできたかもしれませんが、彼も天才。天才の出現を待っていたのでは、業界が先細ってしまう。佐藤:チームで作品を作る利点は、作業の問題だけでなく、新陳代謝ができることも大きいと思うんです。スタッフは入れ替わりがあると思いますので、スタッフがひとり入れ替わるたびに、新しい風が入ってくる。自然と時代の空気を取り込むことができます。それに『ゴルゴ13』では、外部の人材の脚本も採用していますから、古びるということがありません。さいとう:ただスタッフが替わるのは寂しいね。自らの意思で、次の場所に飛び込むならば応援するけれど、私の片腕だった石川フミヤスと武本サブロー、この両氏は病気で逝ってしまった。両腕がもがれたようで、いまでもその悲しみが残っています。佐藤:チームでいうならば、ゴルゴも一匹狼のようにみえて、人脈を駆使していますね。チームで解決する回もあるほどです。さいとう:どんな仕事もそうですが、たったひとりでできる仕事などありません。どんなチームを組むか、どうチームをマネジメントするか。どんな仕事でも、それが成功の秘訣ではないでしょうか。◆“孤独”だからこそ生まれるものがあるさいとう:でも、仲間とベタベタつるめばいいかといえば、それは違う。最後はひとりの決断が問われます。佐藤:ものを生み出すという仕事自体が、ひとりでいることに耐えられる資質を求めている部分もあります。仮想通貨を扱った『最終通貨の攻防』の中で、「数学者って奴はな……天才になればなるほど孤独なんだよ」という台詞が出てきましたが、これはクリエイティヴな仕事全般にいえる真理だと思います。ゴルゴが孤独であることは、言わずもがなです。さいとう:私は自分が「横井庄一さんみたいじゃないか」と思うことがあるんです。佐藤:戦後27年間、グアムのジャングルにいた、あの横井庄一軍曹ですか? 「恥ずかしながら帰って参りました」と言った、あの……。さいとう:そう、27年間ジャングルに隠れていたあの横井さん。横井さんはジャングルの中でひとり生き延びるために、いろいろな感情を押し殺していたと思うんです。私は横井さんの心境がよくわかるんです。佐藤:どういうことですか?さいとう:私の中にも、他人には言えない思いがたくさんある。子どもの頃から、人が考えないようなことをたくさん考えてきました。でもそれをそのまま作品にしたら、絶対、ウケないであろうことがわかっている。読者もそれを待ち望んでいない。だからこの世界に入って63年、ずっと自分を抑えている。そうやって生き延びてきた。ペンネームの「さいとう・たかを」は別人格。自分を抑えるためにつけた便宜上の名前。佐藤:孤独な戦いですね。どこかでゴルゴの生き様に重なります。さいとう:ゴルゴは絶対に人に媚びませんから。媚びるぐらいなら、ひとりを選ぶ。佐藤:ゴルゴはさいとう先生の分身ですね。さいとう:最初の頃はそんなこと考えたこともなかったけど、50年も続くと、自分の生み出したゴルゴというキャラクターと自分との共通性がわかってくる。やっぱりね、自分の中にないものは描けない。特にキャラクターは、まったくの想像では描けないんです。だからどうしても、ゴルゴと重なり合う部分が出てきてしまう。もちろん、全部が重なっているわけじゃないんだけど……。言ってみれば車の両輪かもしれない。ゴルゴ的な部分が自分の中にある価値観だとすると、それだけではダメで、世の中の考え方も見ていかなければなりません。自分の価値観と世間の価値観の両方の車輪があって、ようやくバランスが取れる。※佐藤優 さいとう・たかを・著/『ゴルゴ13×佐藤優 Gのインテリジェンス』より
2018.11.27 07:00
NEWSポストセブン
ゴルゴ13のプロ意識とは?(C)さいとう・たかを/さいとう・プロダクション/小学館
政治家、経営者らにも影響力を持つゴルゴ13のプロ意識とは
 元外務省主任分析官の佐藤優氏は『ゴルゴ13』を“ビジネス書”としても読んでいるという。作者さいとう・たかを氏と佐藤氏が、「ゴルゴ(通称G)のインテリジェンス」を読み解く短期集中連載。第4回は、仕事で成功するためにいちばん大切なことについて語る。 * * *佐藤:『ゴルゴ13』は官僚や政治家、経営者にも読まれています。さいとう:それは嬉しいね。麻生太郎さんだけじゃなかった(笑)。佐藤:なぜ読まれているかというと、ひとつは情報を得るためです。その時の世界情勢が見事にまとめられていますから。もうひとつは、自分の知っている世界がどう描かれるのか知りたいということでしょうね。外務官僚はよく、政治家へのブリーフィングに『ゴルゴ13』を使っていました。政治家のすべてが、理解力が高いわけではありませんので、うまく説明できないと伝わりません。そこで、「ゴルゴのこの回でもこう描かれているのですが……」と話の枕で振ると、食いついてくれる。きっと政治家にアンケートを採ったら、『ゴルゴ13』を読んでいない人は、1%未満だと思いますよ。さいとう:エラいことになってもうたなあ。佐藤:個人的に『ゴルゴ13』を愛読しているのは、この作品がある意味、「仕事論」としても面白いからです。もしビジネスパーソンが、『ゴルゴ13』をビジネス書のひとつだと思って目を通したら、非常に多くのことを得るでしょう。さいとう:そこはあまり意識してなかったけど、ゴルゴ自身が一流の仕事人であることは間違いない。私から見ても「仕事ができるやつだなあ」と。なにせ休まない(笑)。50年間、第一線で依頼に応え続けている。佐藤:言い方を変えれば、先生も50年間、まったく休んでいない。さいとう:私らの世界は、締め切りに間に合わず、原稿を落とす漫画家がたくさんいて、漫画家も編集者もそれが当然だと思っていた。でも私からするとそれは甘え。この職業に就く前に、化粧クリームの販売、ガラス屋、ペンキ屋、映画の看板描き、キャバレーのボーイ、理髪店……といろいろやってきました。しかし、どれも仕事はいい加減にやっては務まらなかった。漫画家だって、いい加減で務まるもんじゃない。この世界に入って63年になりますが、『ゴルゴ13』に限らず、一度も原稿を落としたことはありません。それが基本でしょう。◆病院に机を持ち込んで描き続けた佐藤:いたく同感します。私も物書きになってから、原稿を落とさない、ということを肝に銘じています。というのも、一度落としたら落とし癖が付くと考えたからです。最近は月間90本の締め切りがありますが、1本でも落としてしまうと歯止めが利かなくなり、そのうち40とか50とか平気で落としてしまうようになるかもしれない。だから、死守しています。 しかし、先生の場合、この状況が60年以上も続いているわけですから、また凄い。短期間だけ耐えるのと、継続的に耐えるのとでは、違う難しさがある。この間、入院なさったこともありましたよね?さいとう:病院に机を持ち込んでやりましたよ。医者は怪訝な顔をしてましたけど(笑)。佐藤:まさにゴルゴに通ずる“プロ意識”ですね。プロを定義するなら、「自分の仕事に最後まで責任を持つ」ということかもしれません。たとえば、私は大学生時代に喫茶店でアルバイトをした経験があるのですが、その時はシンクをピカピカに磨き上げましたし、年末の大掃除では油でベタベタの換気扇も隅々まできれいにしました。それが仕事だからです。でも、いま自分の家を掃除しろと言われても、そこまではできない。そこにプロ意識があるかないかは大きな違いです。さいとう:それから、これだけ長くやっていると、「飽きないですか」と聞かれることがある。プロが「飽きた」と口にしてどうするんだと言ってやるけどね。農家が「米を作るの、飽きた」と言いますか?佐藤:少しでも手抜きしたら、作物が台無しになってしまいます。さいとう:その通り。私は、老婆心ながら、いまの日本人に “プロ意識”が欠ける人が多いように思えて、それが心配でたまりません。政治家も官僚も“プロ意識”のない連中ばかりに見える。佐藤:逆の見方をすれば、“プロ意識”のある人間は、生き残れる時代かもしれませんね。ユーチューバーやブロガーもそうですが、端から見ているとラクそうですが、毎日のように新しいコンテンツを生み出すのは並大抵ではありません。続けられるのはやはり“プロ意識”のある人。ない人間はすぐに淘汰されます。※佐藤優、さいとう・たかを・著/『ゴルゴ13×佐藤優 Gのインテリジェンス』より
2018.11.25 16:00
NEWSポストセブン
(C)さいとう・たかを/さいとう・プロダクション/小学館
さいとう・たかを氏 ゴルゴ13がAI兵器にも負けない理由
 ゴルゴ13は「殺人マシーン」か、「人間か」? 元外務省主任分析官の佐藤優氏と、作者さいとう・たかを氏が、「ゴルゴ(通称G)のインテリジェンス」を語り合う短期集中連載の第3回。ゴルゴが1発の銃弾で壊し続けているものとは──。 * * *佐藤:ゴルゴがこれだけ長く愛される理由は、彼が「ヒューマン」だからだと思うんです。冷血な男のように見えますが、決してそうじゃない。さいとう:冷血一辺倒だったら機械──ただの殺人マシーンになってしまいますから。佐藤:いまはスパイ衛星の感度もあがっていて、敵の居場所を突き止めることが容易になりました。AI搭載の兵器も続々出てくるでしょうから、ますますスナイパーの居場所はなくなるように見えます。でも、人工衛星やAIには、裏切り者を見分ける能力がありません。ヒューマンなゴルゴならそれができる。さいとう:ゴルゴは勘が研ぎ澄まされていますから。佐藤:いやいや、その“勘”こそ、人間と機械の重要な違いです。さいとう:しかし、ゴルゴのようなヒーローは、日本でしかウケないでしょうな。佐藤:なぜですか?さいとう:ハリウッドの映画を観ていたらわかりますが、「人間」のヒーローは、一瞬だけで終わり。その事件でヒーローになったとしても、終わった後はまた普通の日常生活に戻る。それがアメリカ人の考えるヒーローです。人間が、ずっとヒーローであり続けることが理解できない。『スーパーマン』や『バットマン』『スパイダーマン』というヒーローものもありますが、あり得ないSF的発想で描かれています。だから受け入れる。佐藤:なるほど、ゴルゴはあくまで「あり得る」世界です。さいとう:もうひとつは「待つ」ということやね。佐藤:待つ?さいとう:ゴルゴは標的をじっと待つでしょ。“間”がある。この“間”というのは、日本人的感覚で、他の文化からはなかなか理解しにくい。自分で描いていて、ある時、気づいたのですが、ゴルゴの行動は「無私」なんです。佐藤:私が無い、の無私ですか?さいとう:そう。たとえていうなら、剣の達人の無の境地に近い。撃つ時に、自分が無いんです。侍でいうところの居合い。一刀で相手を倒す。アメリカだとそうじゃない。機関銃をダダダダダダッと撃ちまくるほうがウケます。佐藤:私、先生の『太平記 マンガ日本の古典』(中公文庫)も好きなんですが、あの面白さは「ゴルゴ=侍」にも通じるところなんでしょうね。ゴルゴの強靱な精神力は、弓道をやっている人とも近いような気がします。◆「予定調和の世界」を銃弾1発で壊すさいとう:ゴルゴの動じなさというのは、命の捉え方だと思う。佐藤:どういうことですか?さいとう:人間の命も蟻の命も一緒ということ。人間の命がいちばん重いと考えたら、どうしたっていろいろなことが絡んできます。ところが、人間ひとりの命も、蟻1匹の命も、同じ重さと考えたら、人を殺すことにいちいち躊躇はしません。平気で引き金を引ける。その代わりゴルゴは、蟻1匹たりとて無駄に殺したりはしない。それは必要のないことだから。きっとゴルゴは仕事を成し遂げた後、足下に虫がいたら、決して踏み潰さずに慌ててまたぐだろうね。佐藤:ゴルゴらしいですね。ところで、当初から『ゴルゴ13』の最終回を構想しているとお聞きしました。あれは本当なんですか?さいとう:最初、10話で終わるつもりだったんです。だからそのつもりでラストシーンを考えてしまった。いまでも頭の中に、コマ割りから台詞まで全部残っています。ところが、おかげさまでと言うべきなんでしょうが、編集部からも、読者の皆さんからも「もっとやれ」と尻をたたかれて、とうとう50年になってしまった。大いなるマンネリズムとも言われますが、私はマンネリで構わないと思っています。構造は同じでも、描いている人間ドラマは、毎回違いますから。佐藤:私は、『ゴルゴ13』の構造は、先生の発明だと思っているんです。世界には調和や秩序があると私たちは信じています。この「予定調和の世界」をゴルゴは銃弾1発で壊していく。それは面白いと同時に、怖くもある。私たちは『ゴルゴ13』によって、むき出しになった人間の奥底に、はからずも触れてしまうのです。人間の欲望に終わりがないのと同じように、人間ドラマも無数にある。この作品には「構造」があるので、いつまでも続いていくでしょう。さいとう:きっと私が続けられる間は、続けるしかないでしょうね(笑)。※佐藤優、さいとう・たかを・著/『ゴルゴ13×佐藤優 Gのインテリジェンス』より
2018.11.23 07:00
NEWSポストセブン
『ゴルゴ13』について語り合った佐藤優氏(左)と、さいとう・たかを氏
佐藤優×さいとう・たかを プーチン大統領を怖いと感じる訳
 元外務省主任分析官の佐藤優氏と、『ゴルゴ13』の作者さいとう・たかを氏が、「ゴルゴ(通称G)のインテリジェンス」を読み解く短期集中連載。第2回は、作品が長続きする秘密と、独裁的なリーダー2人の“本質”に迫る。 * * *佐藤:『ゴルゴ13』のスタートは(ビッグコミック)1969年新年号(1968年11月発行号)からなので、連載50年。改めてそのお仕事ぶりに感服いたします。さいとう:われながらよく続いていると思いますよ(笑)。実は東西冷戦が終わった頃、散々、「これでゴルゴの仕事場がなくなりましたね」と言われたんです。私は、「何を言ってるんだ!」と反論しましたけどね。冷戦でがんじがらめになって、各国、身動きがとれなかった側面があるのに、その縛りがなくなってしまったことで、世界中、鍋が煮えた状態になってくるぞ、と。エネルギー問題、宗教問題……こういうものがドッと吹き出してくる。特に中東が危険だぞ、と私は言っていたけど、本当にそうなってしまった。世界の混乱が深まって、むしろ、ゴルゴの活躍の場が増えてしまったんです。佐藤:慧眼ですね。たしかに世の中がいくら変わろうとも、 “人間の本質”は変わりません。さいとう:まさにそういうことです。佐藤:恨みもある。権力闘争もある。騙し合いもある。新自由主義経済の時代になって、各国の欲望がむき出しになった側面もあります。となれば争いごとは絶えない。ゴルゴの出番、というわけですね?さいとう:そうです。皆さん、私がこういう劇画を描いているので、私が世界情勢に精通しているように思っているんですが、そういうことじゃないんです。私が描いているのは、「世界情勢」ではなく、「人間のドラマ」です。実際、世界の情勢というのは、隣近所の出来事となんら変わりがないと思っている。隣家との境界線のいざこざなんて、そこら中にあるでしょ? あれと国境線をめぐる争いは、根本的に違いがない。ただ、隣近所の出来事を描いても、作品としては面白くない。だから舞台を「世界」にしたというだけです。佐藤:最近は、トランプ大統領のように、まるで漫画のようなリーダーも出てきています。彼なんか非常に人間くさいですね。さいとう:たしかに描きやすい人物ではあるね。トランプ大統領は、欲望が丸出しだから。政治をやってるんじゃない。あれは商売をやっている。佐藤:外務省は困っていると思いますよ(笑)。分析しづらいリーダーだから。必死にいま、すり寄ろうとしているところでしょうね。もともと外務省というところは、昇る太陽はひたすら拝むけれど、沈みゆく太陽は見向きもしないという組織なんです。長いものには自分から巻かれたいという(笑)。◆いちばん怖い政治家はプーチン大統領さいとう:作品的に、トランプの登場は助かるね。前任者のオバマはどうも描きづらかった。佐藤:わかります。私から見てもヌルッとしていてどこか捉えどころがありません。ところで、ロシアのプーチン大統領は描きやすいですか?さいとう:それ以前の話として、私は怖いね。いま世界を見渡してみて、あれほどかつてのような独裁者はいませんよ。昔を見ているような気持ちになる。いまの独裁者というのは自分のことばかり考えているから、最終的に国民からそっぽを向かれるでしょう。でもプーチンは違う。彼は自分の国のことを考えている。しかも自国の利益と個人の利益とが重なっている。佐藤:おっしゃる通り、プーチンとロシアは、同心円を描いています。彼は「ソ連」は好きだけど、「共産主義」は嫌い、という政治家で、非共産主義的なソ連をつくろうとしています。自信を失いかけていたロシア国民に、再び誇りを持たせることに成功し、いまの人気を得た。さいとう:それがとてつもなく怖い。あんな怖い男、ヒトラー以後、初めて登場したと思う。プーチンには“狂気”を感じる。佐藤:その見立ては間違っていません。実際、プーチンはマフィアの親分でもあるんです。彼は個人的に使える「暴力装置」を持っていますから。ロシアには、スポーツ観光国家委員会という表の組織があるのですが、実はこれがほとんどマフィアの組織。旧ソ連時代、見込みのある子には幼少の頃からスポーツの英才教育を施します。特に格闘技系の才能のある子には、筋力増強剤をガンガン打ち続けるような乱暴なことをしていました。当然、最終的に使い物にならなくなる人間がたくさん出てきます。 旧ソ連時代はそれでも、各地にスポーツ施設があったので、そういう人材を雇うことができた。ところがソ連が解体し、それもままならなくなったことで、彼らがマフィアの用心棒になってしまった。それでエリツィン時代に、彼らを野放しにしておいてはまずい、とスポーツ観光国家委員会を作ってそこに押し込んだんです。あえて予算をつけず、魚と石油の輸出権を与えて自分たちで稼がせた。いわば政府公認のマフィア。 プーチンはそのスポーツ観光国家委員会をがっちり握っていて、面倒なことが起きると警察を通さないでスポーツ観光国家委員会に処理させるんです。さいとう:そういう背景が表情ににじみ出ているから、「怖い」と感じてしまうのかもね。佐藤:でも私からすると、プーチンよりも安倍晋三首相のほうが怖いですけどね。何を考えているのかよくわからないところがありますから(笑)。※佐藤優、さいとう・たかを・著/『ゴルゴ13×佐藤優 Gのインテリジェンス』より
2018.11.22 16:00
NEWSポストセブン
手塚治虫、さいとうたかを…『ビッグコミック』50周年の足跡
手塚治虫、さいとうたかを…『ビッグコミック』50周年の足跡
「大人のためのコミック誌」という地平を切り拓いた『ビッグコミック』(小学館刊)が、創刊から半世紀のアニバーサリーを迎えた。それを記念して、川崎市市民ミュージアムでは、『ビッグコミック50周年展』が開催されている。 11月9日のオープニングイベントには現在も同誌で執筆を続けるさいとう・たかを氏(82)や、ちばてつや氏(79)、藤子不二雄A氏(84)らが登壇した。 創刊と同年から代表作『ゴルゴ13』の連載を続けるさいとう氏は、「青年が読める漫画誌を心待ちにしていた。そうしたなか声がかかったので、本当に嬉しかった」と当時を振り返った。 会場では320点以上の貴重な原画が展示されている。6つのパートで雑誌の歩みを振り返るブースでは、50年という濃密な歴史を辿ることができる。特に創刊号から現在までの雑誌を数多く陳列したブースは圧巻だ。表紙にはその時代の“時の人”が描かれており、時代の変遷も感じられる。由田和人編集長は次のように語る。「すべての先生方に、“いつかはビッグで描きたい”と思わせるような雑誌作りを目指してきました」 その思いは雑誌のスタート当時から一貫している。「大人の鑑賞にたえうる読み物雑誌を」というコンセプトのもと誕生した創刊号には、手塚治虫、白土三平、さいとう・たかを、水木しげる、石ノ森章太郎という当時の漫画界を牽引する5人の綺羅星が集結した。 時代は『少年サンデー』『少年マガジン』が創刊された9年後。漫画を取り巻く環境の大きな変化を捉えて、青年誌『ビッグコミック』は誕生した。「当時は“漫画を読む大学生”が白眼視されるような風潮もありました。しかし『ゴルゴ13』を始め、“大人が納得するヒーロー像”を提示することで次第に世間に受け入れられた」(同前) 同誌の存在を、ちば氏はこう語る。「ビッグがなければ、僕はおそらく30年くらい前に引退していた。そういう意味で僕らのような漫画家に新たな世界を提示した雑誌でもあるんです」 この思いは他の漫画家も同じだ。『空母いぶき』を連載中のかわぐちかいじ氏(70)は「ビッグに描きたいという願いは、大人の鑑賞にたえうる作品を描きたいという願いと同義」、『BLUE GIANT SUPREME』の石塚真一氏(47)は「長い歴史に細い枝葉としてでも携わることができて嬉しく思う」と語った。 由田編集長は「年齢は重ねたが、年老いたわけではない」という。「青年誌だけど少年の心を持ち続けた雑誌。だから介護がテーマでも、必ず男子がワクワクするヒーローが登場する」 あなたも、巨匠たちと歩んだ50年の歴史を体感してみては?◆『ビッグコミック50周年展』は川崎市市民ミュージアムにて来年1月14日まで開催。大人800円。月曜休館。取材・文■末並俊司 撮影■山崎力夫※週刊ポスト2018年11月30日号
2018.11.21 11:00
週刊ポスト
『ビッグコミック』50周年展で見られる「貴重な原画」の数々
『ビッグコミック』50周年展で見られる「貴重な原画」の数々
「大人のためのコミック誌」という地平を切り拓いた『ビッグコミック』(小学館刊)が創刊から半世紀を迎え、川崎市市民ミュージアムで『ビッグコミック50周年展』が開催されている。11月9日のオープニングイベントには現在も同誌で執筆を続けるさいとう・たかを氏(82)や、ちばてつや氏(79)、藤子不二雄A氏(84)らが登壇した。 会場では、320点以上の貴重な原画が展示されている。その一部を特別公開しよう。◆『ビッグコミック50周年展』は川崎市市民ミュージアムにて来年1月14日まで開催。大人800円。月曜休館。取材・文■末並俊司 撮影■山崎力夫※週刊ポスト2018年11月30日号
2018.11.21 07:00
週刊ポスト
『ゴルゴ13』に食事シーンが描かれない理由とは?(C)さいとう・たかを/さいとう・プロダクション/小学館
ゴルゴ13の食事シーンが描かれない理由とは
 諜報や謀略、紛争などの舞台裏をリアルに描く『ゴルゴ13』。様々なハードミッションにひとりで立ち向かうゴルゴ(通称G)の“強さ”の秘密について、元外務省主任分析官の佐藤優氏は「インテリジェンス能力」にあるとみる。ゴルゴのインテリジェンスとは何か。佐藤氏と、作者さいとう・たかを氏が短期集中連載で「Gのインテリジェンス」を解き明かす。 * * *佐藤:『ゴルゴ13』の『夢の国』という作品に、トランプ大統領がモデルと思しき「プラント大統領」が登場しますが、彼がファストフードのハンバーガーをおいしそうに食べているシーンが描かれていました。トランプらしいエピソードだと感心しました。「食」に注目するというのはインテリジェンスの基本です。さいとう:食事には「人間」が出るからね。そこにあらゆる情報が入っている。だから逆に、ゴルゴの食事シーンはほとんど描かないんです。ゴルゴの情報を明かしてしまうことになりますから。佐藤:ロシアの日本大使館にいた当時、エリツィン大統領の健康問題は大きな関心事でした。アルコール依存症だったことがわかっていたので、アルコールに口をつけたかどうか注視していました。ある時、首脳会談でステーキが出たのですが、肉を小さく切り刻むばかりで、口に運ばない。付け合わせの野菜ばかり食べている。これを見て、タンパク摂取制限されていることがわかりました。さいとう:それはかわいそうだ(笑)。私は今日も朝からステーキを食べてきたけどね。いまでも肉さえ食べていれば機嫌がいいんです。その代わり、3日も肉を食べないでいると、頭の中に“肉”がちらついてくる。佐藤:エリツィンに限らず、世界の主要人物の「食」と「健康」には、世界中のインテリジェンス・オフィサーが目を光らせています。一時期、北朝鮮の金正恩委員長が痛風と痔瘻(じろう)を持っているんじゃないか、と話題になりました。痛風と痔瘻は判断を狂わせる材料になる。たとえばミサイルを撃とうかどうかという時に痛風の発作が出て、カッとなってボタンを押すことはあり得ます。痔瘻だと長時間の会議に耐えられないので、情報が十分に入ってこず、判断を狂わせることがある。シンガポールで行なわれた米朝首脳会談の際、専用のトイレを持参したとニュースになっていましたが、情報機関が彼の健康情報を把握できないようにするためでしょう。彼らは、相手首脳の大便や小便を持って帰ることを日常茶飯でやっています。◆ゴルゴとネコとバラバラ殺人犯の共通点さいとう:専用のトイレを持参するほど、臆病でないとやっていけない、ということなんでしょうな。実はゴルゴも、非常に「臆病」なんです。「……10%の才能と20%の努力………そして、30%の臆病さ……残る40%は……“運”だろう……な……」というふうに、最初の頃は、「臆病」という台詞を随分入れていました。「臆病さ」というのは、用心深さの裏返しでもあるんです。大胆なスナイパーなど存在しません。佐藤:よくわかります。ネコもそうですが、臆病なネコは転落死などしないですからね。だから臆病なネコほど生存率が高い。バラバラ殺人事件なども、犯人は臆病なんだろうと思います。臆病だからこそ、殺した後に平然と現場に残り、丹念に細かく切り刻んでいる。「臆病さ」は、「慎重さ」と言い換えてもいいかもしれません。さいとう:ゴルゴは不確かな情報の仕事は一切受けません。受けた仕事も、自分で情報の裏をとっています。作戦を遂行する際も、あらゆる事態を想定していますし、何手先までも読んでいる。極めて慎重でなければ、一流のスナイパーにはなっていなかったでしょうね。佐藤:ゴルゴが当代一流のスナイパーであることは論をまたないですが、実際のヒットマンの世界は40歳くらいで引退する人が多いようです。さいとう:ゴルゴは年齢不詳になって久しいですけどね(笑)。佐藤:どうしても反射神経の問題があって、40歳を過ぎると反射神経が落ちてくるそうです。さいとう:31歳の時に連載を始めたんですが、その時、ゴルゴを自分のひとつ上の年齢、という設定にしたんです。連載は50年続いていますから、そのまま年をとらせたら大変なことになる(笑)。※佐藤優、さいとう・たかを・著/『ゴルゴ13×佐藤優 Gのインテリジェンス』より
2018.11.20 16:00
NEWSポストセブン

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