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謎めいたバッグを持つ広末涼子
広末涼子、“破壊力強すぎ”コーデは健在「背中に蜘蛛」私服に続き目撃された「謎バッグ」
 40代で3児の母となってなお、デビュー当時と変わらない透明感を保ち続けている女優、広末涼子(41才)。6月22日に放送された『テレ東音楽祭2022夏』にMCとして出演した際には、美脚も披露した白色のミニワンピース姿に、ネット上では「綺麗すぎます!」「透明感えぐい」など絶賛の声が相次いだ。 デビュー当初からショートヘアーにショートパンツと、ボーイッシュな魅力を振りまき、そのファッションが常に注目されてきた彼女。2009年には『日本ファッションリーダーアワード』を受賞しているが、私服については“個性的”で知られているという。あるファッション業界関係者は言う。「子ども時代の広末さんは、いわゆる“田舎のスポーツ少女”で、スカートではなくショートパンツやハーフパンツばかり。色も女の子っぽいイメージの色などは大の苦手で、男の子っぽい服ばかりを選んで着るという、デビュー当時のイメージそのままの女の子だったそうです。 ただ、もともとファッションに興味がなかったからか、用意された衣装を着ているときと私服のギャップがあるんです。昨年、週刊誌にキャッチされたファッションは、背中に“蜘蛛”が大きくプリントされた、かなり個性的なデザインのカットソーに、ケミカルウォッシュ風のデニムスカート、メタリックのサンダルというコーディネートが話題になりました」 今年7月の誕生日で42才になる広末。現在も仕事と育児、家事に追われる多忙な日々を送っているが、ファッション雑誌の企画で40代ママのおしゃれに挑戦するなど、これまで疎かったというファッションに興味を持ち始めている。 そんな中、『女性セブン』は渋谷センター街を歩く広末の姿をキャッチした。濃紺のパーカに、ワイドシルエットの黒のロングパンツ。足下は重めな印象のブーツという、全身をほぼ黒でまとめたコーディネートだ。「服装は無難で落ち着いている印象ですが、どうしても気になるのが肩に掛けた謎めいたトートバッグ。これ、実は世界的に人気のドメスティックブランドのもので、多種類のスタッズ(鋲)が打ち込まれたカラフルなユニオンジャックをあしらったパンクで個性的なデザインです。バックの“破壊力”が強すぎるように見えるアイテムだけに上級者でないと組み合わせが難しいと言えますね」(ファッション誌編集者) 自分流のおしゃれを楽しみはじめた広末は、4月14日に刊行された初のエッセイ集『ヒロスエの思考地図 しあわせのかたち』(宝島社)では次のように語っている。〈たとえ40才になったからといって、よくファッション誌なんかにある、素敵なモデルさんがふんわりあか抜けロングヘアを風になびかせ、フレアスカートの裾を美しくひるがえして街を歩くような、理想の“ママoffの日”が実現できるのなんて、夢のまた夢。何年先になることやら〉 ファッションも言葉も飾らない、ピュアな魅力。そんな「ヒロスエ」は、カメラの前では美しく変身し、ファンを魅了し続けている。
2022.06.27 17:30
NEWSポストセブン
大江順一キャディ(時事通信フォト)
ブチ切れキャディー「武豊のようになりたい」「人気の薄い馬でも一気に人気高まる」発言で“炎上”の過去
 2019年に渋野日向子(23才)が全英女子オープンを制し、昨年の東京五輪では稲見萌寧(22才)が銀メダルを獲得。若手の活躍で盛り上がる女子プロゴルフ界だが、それに水を差すような騒動が世間を騒がせている。先週行われた『アース・モンダミンカップ』の初日、選手をサポートするはずのキャディーが選手に激怒する騒動が発生。キャディに怒声を上げられた大西葵(27才)は涙を浮かべ、直後のホールのティーショットをしばらく打てなかったという。“事件”が起きたのは17番ホールでのこと。大西が2打目をミスショットしてペナルティエリア内に打ち込むと、4打目への対応を巡って大西と大江順一キャディーの意見が割れ、大江キャディーがキレて声を荒らげた。その後、大江キャディーは職務を放棄し、バッグを持つことを拒否。大西はキャディー交代を申し入れ、代理のキャディーを立ててプレーを続行した。これが報じられると、ネットには、「キャディーはアドバイスこそするが、最終的に決断するのは選手 その選手の選択に対してキレる意味がわからない」「プロキャディとして、失格ですね。キャディは選手以上に冷静である必要があります」「自分の意見を押し通すようなキャディーなんて聞いたことがありません。ましてや女子プロゴルファーに男性キャディーが怒号を響かせ帰ってしまうなど言語道断です」 とキャディーの責任を厳しく問う声が登場。日本女子ゴルフ協会は、事実確認をした後、処分について審議するとしている。フリーのスポーツライターはいう。「選手とキャディーは“雇う側”と“雇われる側”の関係。今回問題を起こした大江キャディーは以前、別の選手に付いた時にもトラブルを起こして処分を受けたことがあるため、現場には“それを知っていて雇った大西にも責任はある”という意見もあります。 ただ、言わずもがなですが、選手が良い成績で終われるようにサポートするのがキャディーの仕事で、上位に入ればキャディーの取り分も増えますから、対立するのは全くのナンセンス。同じ組で回る選手にも迷惑ですから、怒鳴るなどもっとのほかで、より批判されるべきはキャディーの方でしょうし、あんなトラブルがあっても予選を通過した大西は立派でした」(スポーツライター)野球でも起きた“選手への恫喝” キャディーのブチ切れ事件を聞いて思い出されるのが、今年4月にプロ野球で起きた、審判による“恫喝事件”だ。ロッテの佐々木朗希(20才)が、24日のオリックス戦でボールの判定に不満げな表情をしたところ、白井一行球審が詰め寄り、球場は不穏な雰囲気に。佐々木が完全試合を達成した直後だったので、このニュースは大きく報じられ、「主審を務める方が、怒りのあまり、タイムもかけずにマウンドに詰め寄るというのは、あまりに冷静さを欠いた行為」「いかにもキレた顔でわざわざ詰め寄っていくのは、客観的に見て警告の範疇から外れている」「審判の役目は、試合の進行を滞りなく行うことであり、選手とファンが納得出来る判定を下して行くこと」 など、審判が感情的になることや、威圧的な態度を取ることに批判が集中した。アスリートを通じて自己実現? プロスポーツ界において一番リスペクトされるべき存在はやはり選手。観客の声援や裏方の努力で支えられていても、選手が第一であることに異論はないだろう。それなのになぜ、その原則が蔑ろにされるようなケースが相次いでいるのか? ベテランのスポーツライターはいう。「近年はメディアが裏方を積極的に取り上げるようになり、それ自体は良いことだと思いますが、中には自己顕示欲が強いタイプもおり、“何とかして目立ってやろう”という人が出てきても仕方のない状況です。 実際、佐々木に詰め寄った白井審判は、見逃し三振をコールする時に独特のポーズを決めるので有名でしたし、今回トラブルを起こした大江キャディーも、過去の取材で『もっとキャディが注目されてもいい』『(騎手の)武豊さんのようになりたい』と答えています。彼らを見ていると、アスリートをリスペクトするというよりは、アスリートを通じて自己実現を果たそうと考えているように見えてなりません」(前出・スポーツライター) 大江キャディーの当時の発言を詳しく見ると『週刊現代』(2015年5月30日号)の直撃取材に次のように発言している。《僕はもっとキャディが注目されてもいいと思っています。僕は武豊さんのようになりたい。武さんが乗ると、人気の薄い馬でも一気に人気が高まるでしょう? キャディとして、そういう信頼感や期待を持ってもらえるようになりたいんです》 キャディーが果たす役割の重要性などを訴えたかったようだが、この発言は選手を馬に見立てたとしてゴルフ関係者から問題視された。 前出のスポーツライターはこうも指摘する。「大江キャディー、白井球審がキレた相手も気になります。佐々木はまだ20才ですし、大西もキャディーより年下で女性。相手が若手や女性だったから“安心して”キレたのだとすれば、スポーツに携わる者としての資質以前の問題でしょう」(スポーツライター)
2022.06.27 17:00
NEWSポストセブン
セ・パ交流戦で調子を上げた阪神(時事通信フォト)
阪神、どん底からの反転攻勢 「もともと力があるチームですから」と江本孟紀氏
 矢野・阪神に向けられる視線が大きく変わったのは、セ・パ交流戦(5月24日~6月12日)の後半からだ。 西武との3連戦の初戦に敗れた5月31日の時点では、交流戦の成績が3勝4敗、セで最下位に沈んでいた。在阪スポーツ紙は〈21世紀最速、屈辱54戦目。矢野監督・自力V消滅〉(6月1日付・スポニチ)といった手厳しい見出しを掲げた。 それが、6月3日からの甲子園での日本ハム戦に3連勝。同7日からのソフトバンク、オリックスとの6連戦を前に交流戦8勝4敗でヤクルトに次ぐ2位になると、〈交流戦5連勝でノリノリ矢野監督〉(7日付・サンスポ)と威勢がよくなり、交流戦を12球団中2位で終え、〈輝、チーム勝たせる4番になる〉(14日付・デイリー)〈球界を代表するエース青柳、獲る沢村賞〉(15日付・スポニチ)〈逆転Vの使者、頼もし第一声。ロドリゲス勝利に貢献する〉(21日付・サンスポ)と、ちょっと前がウソのような“お祭り騒ぎ”となった。 熱心な虎ファンで、阪神優勝の経済効果の試算でも知られる関西大学名誉教授の宮本勝浩氏は、「阪神、頑張っているね」と目を細めてこう話す。「矢野監督は本当にチームを明るくしてくれた。金本(知憲)前監督時代は選手がピリピリしていたからね。選手が自軍のベンチの監督の顔色ばかり見ていたように思う。それがなくなり、選手がノビノビやっているのが矢野・阪神ですね」 春先は絶望的だった。開幕戦で7点差を引っくり返されて黒星発進となると、そこから悪夢の9連敗。「2年連続セーブ王だったスアレスが抜け、守護神に指名された新外国人のケラーが大誤算。一軍で通用するレベルではないのに、矢野監督がストッパー起用を決めたとして批判の声が広がっていた」(阪神担当記者) 矢野監督の奇妙な言動も批判に拍車を掛けた。 2月1日のキャンプイン前日の全体ミーティングでは、「今シーズン限りの退団」を表明。前代未聞のタイミングだった。さらには矢野監督がハマる「予祝」も注目された。「喜ばしい未来を想定してあらかじめ模擬的に祝うことで、喜ばしい現実を引き寄せられるという趣旨のもの。もともとは豊作を祈願して模擬実演する行事なのだそう。矢野監督が予祝を信じていることが選手にも浸透し、キャンプでは糸井嘉男と西勇輝が中心となって室内練習場で矢野監督を胴上げ。優勝の予祝をしていました」(同前) チームが絶不調では、“奇行”として注目されるばかりだったが、それも流れが変わった。 6月17日のDeNA戦で4番・佐藤輝明が4タコに終わると、矢野監督は「明日は輝が打ってくれる」と発言。特に根拠はなさそうだったが、翌18日、佐藤は逆転の2点タイムリーを放つ。〈予言通り〉〈将の予告現実に〉といった見出しが並び、矢野監督は“喜ばしい未来”を引き寄せたのだ。ピッチャーは盤石や! 開幕後の低迷で、親会社である阪急阪神HDの株主総会(6月15日)の紛糾が懸念されていたが、直前に盛り返したことで、球団や監督を批判する株主はほとんどいなかった。「谷本修オーナー代行は『チームとしては17年ぶり優勝というプロジェクト、ペナント奪回を誰ひとりとして諦めていません』と力強く宣言。株主総会対策と言われる新外国人・ロドリゲスの獲得も好感を呼んでいました」(阪急阪神HD関係者) セは交流戦を制したヤクルトが独走し、巨人がそれに続くが、首位以外はダンゴ状態。さらなる反転攻勢に期待が高まるのは当然だろう。 そもそも、投手陣は12球団屈指の陣容で、チームが低迷する間も前評判通りの活躍を見せていた。 チーム防御率はヤクルトと同水準でリーグ2位の2.77(6月22日終了時点、以下同)。青柳晃洋はリーグトップの8勝、防御率1.17と抜群の安定感で、西勇輝もリーグ2位の1.99と1点台をキープする。 守護神として1985年の阪神の日本一を経験し、引退後も一軍投手コーチなどを務めた中西清起氏は、タイガースの“復活”をこう評す。「いきなり強くなったんやなくて、最初が悪すぎただけ。ヤクルトと優勝を争った昨年の終盤ぐらいの状況に戻ってきたんちゃうかな。もともと先発陣は6枚きっちり揃っている。開幕当初は苦労したリリーフ陣もセットアッパーに4年目の湯浅(京己)、ストッパーには岩崎優がはまってきた。6、7回はアルカンタラ、岩貞(祐太)がいる。 打線も春先はノーヒットで点を取りにいくということがやれていなかった。昨年の好調時は1点が取れない時にベンチが動いて点を狙う野球ができていたが、今年の春は矢野監督が迷っていたのか動けずにいた。それがここにきて、総力戦をやるようになったね」 戦力が不足していたわけではないのだ。かつて阪神のエースとして活躍した江本孟紀氏も「もともと力があるチームですからね」としてこう話す。「日本ハムみたいに、専門家がみんな最下位だと予想していたチームとは違いますよ。多くの評論家が阪神はAクラスと予想しましたから。出だしで躓いたのは、キャンプ前の矢野退任発言が影響したと思いますよ。ショックからしばらく立ち直れず、選手に焦りが募っていったんでしょう。投手陣はもとから安定していたし、大山(悠輔)が打ち始めた。それが復活の理由でしょう。逆に言えば、監督の力は関係ないと思いますが(笑)」 現役時代は南海、西武で捕手として活躍し、阪神コーチ時代は野村(克也)監督の懐刀として「キャッチャー・矢野」を指導した元編成部長の黒田正宏氏は、「打順が固まったことが大きい」とみる。「スタートダッシュに失敗してベンチが焦っていたと思う。取り返すために打線をやりくりして軸が決まらなかった。最大の問題は開幕戦で3番を打っていたマルテのケガ。3番・マルテ、4番・佐藤、5番・大山で固定しようとした矢先にマルテが抜けた。それが、交流戦の後半(6月1日の西武戦)から近本(光司)を3番に置いて、外国人に頼らない打線にした。同時に1番に島田海吏を起用したのも大きかった。島田、中野(拓夢)、近本と俊足の選手が1番から3番まで続き、機動力を生かせるようになった。この打線にしてから6連勝。48通り目のオーダーだそうだが、一番しっくりしている。理想のオーダーじゃないですかね。矢野監督の自信につながっていると思います」※週刊ポスト2022年7月8・15日号
2022.06.27 16:00
週刊ポスト
2016年の第24回参議院議員選挙で、高校の校内に設けられた期日前投票所で投票をする生徒(時事通信フォト)
未成年者の選挙運動が禁じられていることについて改めて考えてみた
 SNSでは「#投票に行こう」というハッシュタグが2022年参院選を前にして広がっている。低迷する若年層の投票率をあげたい目的もあって各地の選挙管理委員会がネットを活用した広報活動に力を入れている影響のおかげか、SNSでは選挙権を持たない中高生ユーザーも選挙について関心を持っている様子がうかがえる。俳人で著作家の日野百草氏が、未成年者と政治参加について考える。 * * *「16歳だと、この政治家の書き込みとかリツイートしたらダメなんですよね」 筆者の元教え子の男子生徒、彼はまだ高校生である。書き込みとは政治家の選挙運動メッセージのこと。「リツイートもダメなんておかしいと思うんですけど」 ダメである。Twitterそのものは13歳以上から使えるので16歳の彼が普段リツイートするには問題ないが、今日は6月22日、第26回参議院選挙の公示日である。周知の通り、この日から投票日前日の7月9日まで選挙運動ができるようになる。しかし彼のような年齢満18歳未満は一切の選挙運動(国政選挙および地方選挙)はできない。〈未成年者(年齢満18歳未満の者)は、選挙運動をすることができません(公職選挙法第137条の2)。違反した者は、1年以下の禁錮又は30万円以下の罰金に処することとされており(公職選挙法第239条第1項第1号)、選挙権及び被選挙権が停止されます(公職選挙法第252条第1項・第2項)。〉 このように総務省も現行の選挙運動の規制として掲示している。彼の言う政治家は今回の参院選の候補者、まして選挙に関する決意表明なので未成年のリツイートはダメである。以前は満20歳未満が選挙運動の規制対象だったが、選挙権年齢が満18歳に引き下げられたため、それに併せて改正された。「じゃあ選挙演説とかスマホで撮っても(動画サイトに)上げちゃいけないってことですか」 ダメである。全部ダメである。満18歳未満の未成年者は一切の選挙運動ができない。これは2013年に解禁されたインターネットを使った選挙運動も同様で、公職選挙法第137条の2に規定されている。なんだか学習まんが系の「○○入門」みたいなやりとりになってしまったが内容は重大、軽い気持ちのはずが公職選挙法違反になってしまう。この場合、未成年なので万が一にも選挙運動に当たると摘発されれば保護者が罰せられる可能性もある。「それでも結構やってますよね、他人がやってるから、とは言いませんけど。未成年で暴れてるっぽい政治垢(政治アカウント)とかありますよ。とくにTwitterなんかカオスじゃないですか」 摘発されていないだけである。総務省もこの件に関しては「選挙運動に当たるかどうかは、個別具体の事実関係に即して判断されます」としている。先にも触れた通り「2016年(平成28年)6月19日以降に公示される国政選挙から」として、それまでの満20歳以上から満18歳以上に選挙運動の可能な年齢が引き下げられたが、その年齢に達しない未成年はインターネットで選挙に係わる運動をしてはならない。具体的には未成年の禁止事項の例として下記の3つが総務省によって挙げられている。選挙運動メッセージを掲示板やブログに書き込む選挙運動の様子を動画共有サイトに投稿する選挙運動メッセージをSNSで広める(リツイート、シェアなど) また成人(一般有権者)も共通で禁止されていることとして、選挙運動で送られてきた電子メールの転送 がある。つまるところ、満18歳未満の未成年は一切、選挙運動に関わってはいけないということになる。落選が目的のネット書き込みは?「同じ高3でも18歳と17歳で違うってことになりますね」 その通りで、高校生でも満18歳なら先に挙げた3つのインターネットによる選挙運動ができる。特定政党や候補者の応援をブログでできるし掲示板にも書き込める。選挙演説の様子をYou TubeやTikTokなどの動画共有サービスに投稿できる。もちろんTwitterやLINE、Facebook、インスタなどで拡散しても構わない。ただしメールだけは禁止されている。筆者が思うに、使い方にもよるがLINEとメールは変わらないのでは、思うのだが、「なりすましの可能性がある」としていまだに禁止されている。「でも現実はカオスですよね、匿名掲示板なんか年齢わからないし、ハンドルネームだって年齢とかまでわかりませんよね。実際に逮捕者でてるんですかね」 難しい話である。公職選挙法で決まっていても、そうした違反者を片っ端から逮捕するほど警察も暇じゃないのは事実。昔は選挙違反者の摘発を「落ち武者狩り」と呼んで、選挙後に落選した陣営から逮捕者が出ても、同じように選挙違反をした当選者の陣営は「議員センセイ」なので(厳密には任期開始日からとなるが)逮捕者は出ないと噂される時代もあった。いわゆる金権選挙というやつで、選挙本部でおにぎりの中に1万円札が入っていたなんて時代の話である。もちろんいまはそんなことがない、と信じているが自信はない。 ちなみに2018年の衆院選では選挙応援に訪れた福島市の市議が有権者におにぎりを配って警察の事情聴取を受ける騒ぎとなってしまった。もちろん中に1万円札は入っていなかったが、現在では昔に比べて選挙違反に対してより厳しくなっている。2019年の参院選で起きた広島の選挙違反事件は記憶に新しいだろう。 インターネットの選挙違反もまた同様に厳しくなっている。2021年の衆院選では選挙運動にあたるとされたSNSの書き込みなどで11件が違反とされ、警察から警告を受けた。「やっぱり警告程度で済むんですね。実際、みんなネットで好き勝手してますから」 確かにこれまでも警告が大半、ましてや未成年の逮捕者は出ていないが、だからといって選挙違反をしていいとはならない。逆にこれまでそういった事例がないからこそ、いつ警察が本気で動くかわからない。日本初の未成年の公職選挙法違反第1号も嫌だろう。ちなみに投票日当日(午前0時から午後8時)はインターネットでも選挙活動は禁止となる。もちろんSNSによる選挙行為も禁止なので注意して欲しい。投票日前日のギリギリ午後11時59分に投稿のつもりがタイムラグで投票日当日になってしまったなんてこともある。ただし選挙に行こうとか、投票に行こうという呼びかけは投票日当日でも問題ない。「じゃあ『落選しろ』って書き込みはどうですか、受かるためでなく、落選だけが目的です」 本稿、実のところ彼のこの問いかけがなければ記事にしていない。屁理屈のつもりだったのかもしれないが面白い着眼点だと思う。なぜなら公職選挙法はあくまで当選に関する法律で、落選に関する法律ではないからだ。法解釈として選挙運動は当選運動であって、落選運動ではない。この件に関してはきちんと明文化されていて、2013年のインターネット選挙運動等に関する各党協議会による「改正公職選挙法(インターネット選挙運動解禁)ガイドライン」で以下の見解が示されている。〈公職選挙法における選挙運動とは、判例・実例によれば、特定の選挙において、特定の候補者の当選を目的として投票を得又は得させるために必要かつ有利な行為であるとされている。したがって、ある候補者の落選を目的とする行為であっても、それが他の候補者の当選を図ることを目的とするものであれば、選挙運動となる。ただし、何ら当選目的がなく、単に特定の候補者の落選のみを図る行為である場合には、選挙運動には当たらないと解されている〉 つまり、落選運動は選挙運動にあたらないのである。冒頭で「年齢満18歳未満は一切の選挙運動(国政選挙および地方選挙)はできない」と書いたが、未成年でも誰かを当選させる明確な意図が明示されていない限り「○○落ちろ」というだけの落選運動はしても構わないのである。かつて学生団体のSEALDs(2016年解散)の選挙中の活動に対して、未成年者がいるということで選挙違反疑惑がネットを中心に起きたが、あくまで落選運動であったため違反とはならなかった。 この根拠は1930年(昭和5年)の裁判でとてつもなく古い判例なのだが、現代でも落選運動は選挙運動にあたらず、ゆえに未成年でも落選運動は認められる、ということになる。ただし落選運動であっても公職選挙法の決まりには留意する必要がある。また誹謗中傷は落選運動の目的外利用にあたり、当たり前の話だが選挙違反以前の侮辱罪や名誉毀損となってしまう恐れがあるため注意されたい。これらを守れば高校生だろうと中学生だろうと、サイト側の年齢制限およびレギュレーションを満たしている限り「○○落ちろ」「○○を落とそう」はOKである。LINEなら年齢確認による機能制限やキャリアなどのフィルタリングはあるが年齢制限はない(推奨年齢はある)ので小学生でも園児でも落選運動はできる。 ただ正直、インターネットにおける公職選挙法も2013年の制定から10年近くが経ち、いろいろと現状にはそぐわなくなってきていることは事実である。当時はブログや掲示板、メールといった手段に主眼を置いて制定されたが、現在ではSNSやIM(Instant Messenger)に移り変わっている。先にも触れたがメールはダメなのにLINEは問題ないという状況は時代にそぐわなくなっている。また若者の政治に対する関心を高めるためにも未成年の選挙運動を条件つきながら一部解禁するべきでは、という意見もある。 ともあれ、未成年者はくれぐれもインターネットで選挙運動をしないように注意して欲しい。また保護者の側も我が子を公選法違反者にしないためにも気をつけたい。ただし法律とは面白いもので落選運動は選挙運動でなく未成年でもルールを遵守する限りOKなので、どうしても許せなかったり気に入らなかったりの候補者がいるなら、子どもの政治参加の取っ掛かりとしてありかもしれない。 18日間の選挙戦、大人も子どももルールを守った上で、しっかり政治参加という国民の権利を行使しよう。【プロフィール】日野百草(ひの・ひゃくそう)日本ペンクラブ会員。出版社勤務を経てフリーランス。社会問題、社会倫理のルポルタージュを手掛ける。
2022.06.27 16:00
NEWSポストセブン
結婚し、日本メディアが情報をキャッチしづらいNYで、デイリーメールが追跡取材(写真/JMPA)
小室圭さん・眞子さん夫婦が「離婚で終わったとしても…」英デイリー・メールが報じた「茨の道」
 6月25日、英紙「デイリー・メール」が再びアメリカ・ニューヨークで暮らす小室圭さん(30)と眞子さん(30)の近況を報じた。7月に3度めとなるニューヨーク州司法試験を受ける直前の小室さん夫妻の姿がキャッチされている。〈眞子さんは黒いシャツとセーター、緑のスカートとシンプルなブーツ姿で、小室さんは黒のスーツに青のシャツを着ていた。眞子さんは長い髪をポニーテールに束ね、小室さんもポニーテールだった〉〈夫婦は木曜日にミッドタウンで手をつないで歩いていた〉 そんな報告とともに、2人が笑顔で指を絡ませて歩く写真を複数枚にわたって掲載。そして、小室さんの司法試験が過去2度失敗に終わったことや次の試験が7月にあることに触れ、〈試験の突破に苦労している〉〈ニューヨーク州の司法試験は受験回数に制限はない。つまり、試験は何度でも挑戦できる〉と報じた。皇室ジャーナリストが解説する。「デイリー・メールは6月初旬にも小室さん夫婦のツーショットを掲載しており、海外メディアの中で唯一、2人の近況を追い続けています。小室さんをめぐっては、仮に3度目の試験に不合格だった場合、現在パラリーガルとして働く法律事務所を解雇される可能性が指摘されており、その去就が注目されています。 そのなかで、今回のデイリー・メールの報道は、4度、5度と受かるまで諦めず司法試験に挑戦する可能性を暗に示しているようにも読めました」 また、同日のデイリー・メールは、小室さんを支える眞子さんの境遇についてもこう言及している。〈眞子さんは、小室さんと結婚するために皇室から離れることになった。彼女は結婚後、人生で初めて姓を持ち、現在は『小室眞子』として知られている。彼女はまた、旅行のためにこれまで要らなかったパスポートを取得する必要が生まれた。眞子さんは皇居に住むことができなくなり、たとえ2人の結婚生活が離婚で終わったとしても、彼女は決して皇室に戻ることはできない〉 この先どんな苦労が待っていようとも、2人で生きていく──しっかりと握られた夫婦の手が、その覚悟を物語っているようだ。
2022.06.27 16:00
NEWSポストセブン
『トップガン マーヴェリック』大ヒットの理由は?
『トップガン マーヴェリック』国内興行収入60億円突破 なぜ心に響くのか?
 前作から36年──待望の続編が公開直後から勢いが止まらない。『トップガン マーヴェリック』(監督:ジョセフ・コシンスキー 配給:東和ピクチャーズ)は5月の上映開始以来、すでに世界興行収入は9億ドル超(1224億円)だ。本来は2019年夏に公開予定だったのが、製作の遅れやコロナ禍の映画館休業で何度も延期。コロナ禍収束直後の待ちに待った公開で、久しぶりの外出を楽しみたい観客を映画館へ向かわせる原動力となった。 荒々しい海軍パイロットの孤独と友情、飛び交う戦闘機アクション、つかのまの恋愛。アメリカ映画らしさにあふれる前作『トップガン』は、1986年に日本で公開された。 前作のあらすじはこうだ。ピート・“マーヴェリック”・ミッチェル(トム・クルーズ)は大胆な操縦をこなす天才肌パイロット。相棒のグース(アンソニー・エドワーズ)とともにミラマー海軍航空基地内の養成学校「トップガン」へ入校し、実技も無事クリアすると思われたが──。主題歌『デンジャー・ゾーン』、アカデミー賞最優秀歌曲賞受賞『愛は吐息のように』など楽曲も一大旋風を巻き起こした。 時代はバブル景気、洋画の上映数が年間500本を超えるなか、『トップガン』は1987年度の洋画配給収入第1位を飾った。 ヒット映画には、すぐさま続編製作の企画が持ち上がる。だが続編上映まで30年以上経たのは、主演俳優であり続編製作権を買い取ったトム・クルーズの意向だった。脚本や俳優など彼の納得する諸条件が揃ったのが、ちょうど今だった。 続編製作に積極的だった監督のトニー・スコットは、2012年に死去。監督はジョセフ・コシンスキーに代わったが、スタッフ全員が「もしスコット監督がこの映画を観たら、きっと気に入ってくれる」と意見が一致するクオリティに仕上げてみせたという。 新作でテストパイロットとして活躍するマーヴェリック(トム・クルーズ)は、かつての戦友、今は太平洋艦隊司令官のアイスマン(ヴァル・キルマー)に乞われパイロット養成学校「トップガン」の教官職へ。型破りな指導に、若きパイロットたちは反発する──。日本で公開すると間もなく「全中高年が泣いた」と話題になり、国内興行収入60億円突破の大ヒットを続けている。 映画批評家の前田有一氏は、ヒットの理由をこう語る。「トム・クルーズがスタントマンやCGの使用を極力避けたため、映像がリアルで面白い。また、天才パイロットでありながら出世コースを選ばず歳を重ね、不安定な現場で働き続ける主人公が観客の共感を呼び、心に響く映画なのです」(C)2022 PARAMOUNT PICTURES CORPORATION. ALL RIGHTS RESERVED.『トップガン マーヴェリック』公開中 監督:ジョセフ・コシンスキー 配給:東和ピクチャーズ※週刊ポスト2022年7月8・15日号
2022.06.27 16:00
週刊ポスト
【動画】池谷幸雄、3度目の結婚を告白「女性問題は解決しています」
【動画】池谷幸雄、3度目の結婚を告白「女性問題は解決しています」
 池谷幸雄さんが3回目の結婚を告白しました。22歳で体操を引退し、その後はタレントに転身した池谷さん。芸能活動以上に話題を呼んだのが、奔放な“女性関係”でした。 1995年に最初の結婚をしたのち、1997年に池谷さんの不倫が発覚し、翌年に離婚。2000年には12才年上の女性実業家と再婚するも、2004年に離婚。2020年には、二股騒動がワイドショーのネタになりました。 池谷さんは、「これまでの女性問題はすべて解決しているし、彼女も知っています」と話しています。
2022.06.27 16:00
NEWSポストセブン
赤いユニフォームと「C」のマークがよく似合う?(シンシナティ・レッズ時代の秋山翔吾。Getty Images)
秋山翔吾、広島へ 「メジャーを経て“別リーグ”に移籍」で結果を残せるか
 新天地でチームを導く救世主となれるか──。広島は6月27日、メジャーリーグのサンディエゴ・パドレス傘下3Aエルパソを自由契約になっていた秋山翔吾外野手の獲得を発表した。2010年のドラフト3位で西武に入団した秋山は2015年に日本球界最多の1シーズン216安打を放ち、739試合連続フルイニング出場のパ・リーグ記録を持つライオンズの顔だった。 2019年オフに海外FA権を行使してシンシナティ・レッズと契約。しかし、レギュラーは奪えず、今年は開幕ロースターから外れ、5月にパドレスとマイナー契約を結んでいた。3Aでは好調を維持していたが、メジャー昇格は叶わなかった。メジャーからのオファーもないことで、日本復帰を決断。西武、ソフトバンク、広島が獲得に名乗りを挙げていた。「契約年数や年俸などの条件も関係しているでしょうけど、それ以上に心理的な面も大きかったと思います。古巣の西武への愛着はあるものの、メジャーで結果を残せなかったのに出戻りすると、自分の野球人生が停滞したように感じたのではないでしょうか。かといって、西武のライバル球団であるソフトバンクに行くのは心情的に憚られる。未知の土地、リーグである広島を選んだのでしょう」(プロ野球担当記者。以下同) メジャーで5年連続2桁勝利、通算79勝を挙げた黒田博樹は40歳で古巣の広島に帰還し、翌年にチームを25年ぶりの優勝に導いた。メジャー6年間で通算打率2割8分5厘と安定した成績を残してワールドシリーズも経験した青木宣親は36歳で古巣のヤクルトに戻り、3年後の2021年にチームの日本一に貢献している。このようにメジャーで結果を残した上で、以前の所属球団に帰って優勝する。これがファンにとっては、理想型だろう。しかし、黒田や青木のような選手は必ずしも多くない。 2019年に最多勝、最多奪三振のタイトルを獲得し、チームの優勝に貢献して渡米した巨人の山口俊はポスティングでメジャー移籍したものの、防御率8点台と打ち込まれ、2年も経たない昨年のシーズン途中に古巣へ出戻りした。しかし、先発で結果を残せず、2勝8敗に終わった。今年は一軍で1試合しか登板しておらず、現在はケガもあって戦線離脱している。「正直、山口の場合、せっかくメジャーに行ったのに、通用しないからといってすぐに帰国したと思われがちです。見切りが早いのは良いことでもありますけど、憧れの地に辿り着いたのですから、せめて秋山や筒香嘉智のように3Aでもっともがいていれば、今の状態はなかったかもしれません。もうすぐ35歳のベテランですから、今の状態が続けばオフは大幅な減俸か、自由契約やトレードもあり得ると思います」パからメジャーを経てセに移籍した岩隈、西岡 秋山は2年半アメリカでもがき、未知の広島でセ・リーグの野球に初挑戦となる。メジャー帰りの選手が古巣以外のチームを選択することは珍しくないが、経験のないリーグへの移籍は最近では稀になっている。「近年のメジャーから日本に戻ってくる選手を見ると、古巣への出戻りではなくても以前在籍していたリーグを選択するケースが目立ちます。パ・リーグとセ・リーグでは野球の傾向が違いますから、元と同じリーグの方がやりやすい面もあるのでしょう。最近では2019年に元楽天の岩隈久志がパ・リーグではなくセ・リーグの巨人に入団していますが、ケガが完治せず、一軍登板ないまま引退しています。 打者なら、元ロッテの西岡剛がパ・リーグではなくセ・リーグの阪神を選択しています。ただ、1年目の2013年は規定打席に到達して打率2割9分を打ちましたが、2年目以降はケガもあって目立った活躍はできなかった。そういう意味で、違うリーグを選択した秋山の決断は珍しい。どちらかといえば真っ向勝負の傾向のあるパ・リーグと違い、初球からフォークを投げてくるようなセ・リーグの野球に対応し、本来の力を発揮できるか、注目です」 古くは元ロッテの伊良部秀輝が阪神、元阪神の新庄剛志が日本ハムと“別のリーグ”に移籍し、それぞれ優勝の立役者となっている。秋山は、今年メジャー移籍をした鈴木誠也の穴を埋められずにいる広島の救世主となるか。
2022.06.27 16:00
NEWSポストセブン
『クレイジージャーニー』復活にTBS局内の期待は大きい(公式サイトより)
『クレイジージャーニー』復活の裏事情 TBS月曜ゴールデン帯の深刻な視聴率問題
 異例の復活の背景に何があったのか──。TBSが秋の改編で『クレイジージャーニー』を月曜21時台で始めると発表した。同番組は2015年から深夜帯でスタートし、独特なこだわりを持って世界を旅する“クレイジー”な人々の各国のレポートが話題を呼び、2016年には放送文化に貢献した優秀な番組に贈られる『ギャラクシー賞』を受賞するなど評価が高かった。しかし、2019年にやらせ問題が発覚し、終了した。 そんな“いわくつき”番組の再登板は珍しい。MCを務める松本人志はツイッターで〈【クレイジージャーニー】 が復活することになりました! 10月から新たな気持ちでやらせでいきます。あ。やらせていただきます〉と報告した。TBS関係者が話す。「過去の一部の放送にやらせがあったことは間違いないのですが、全てがやらせだったわけではない。視聴者がそれをわかってくれて、待望論を起こしてくれた。そのため、再スタートに辿り着けて、本当に感謝しています。 実際、去年の5月19日に放送した2時間特番では“コア視聴率”が良かったんです。世帯は7.8%でしたけど、M2(男性35歳~49歳)、F2(女性35歳~49歳)の数字は民放同時間帯1位。M1(男性20歳~34歳)も日本テレビの『今夜くらべてみました』と並んで1位タイ。F1(女性20歳~34歳)はフジテレビの『突然ですが占ってもいいですか?』に次いで2位。ゴールデンタイムで、TBSがこれらの世代の視聴率で首位になることはあまりないですから、局としてもなんとか復活させたかった」 TBSは昨年春から訴求する視聴者の対象を4歳から49歳までと発表し、『新ファミリーターゲットコア』と呼んでいる。日本テレビやフジテレビの13歳から49歳までよりも、さらに年齢層が低くなっている。制作スタッフは「いまだに、この方針転換に戸惑っている面はあります」と告白する。「正直、ずっと世帯視聴率狙いで50歳以上に焦点を絞った番組作りをしてきましたから、急に若者向けにしようとして混乱しています。例えば、2010年代、TBSの金曜ゴールデンタイムは『爆報!THE フライデー』『ぴったんこカン・カン』『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』が高齢者狙いで高い世帯視聴率を獲得していました。 しかし、局の方針が変わって、コア視聴率の取れない『爆報』は終わったし、『金スマ』は以前のスタイルを辞めて若者の視聴者を狙っているが、うまく軌道に乗っていない。ターゲットを若者に変えたことで、今までの視聴者が離れてしまい、世帯視聴率も悪くなった。世帯はもう局内で重視されてないですけど、世帯もコアも悪いとなれば現場の士気は上がってこない」特番を連発せざるを得ない月曜の現状 安住紳一郎アナが朝の帯番組を始めたことで『ぴったんこカン・カン』は終了し、『金スマ』は不振が伝えられており、TBSは金曜の番組編成に注目が集まっている。しかし、実はそれ以上に深刻なのは月曜のゴールデンタイムだという。「今は19時から『アイ・アム・冒険少年』、20時から『クイズ!THE違和感』、21時から『CDTVライブ!ライブ!』という並びですが、タイムテーブル通りの放送はほとんどありません。数字が取れないので、特番を連発せざるを得ないんです。それでも、視聴率に結びついていません。 例えば、5月16日は19時からの2時間スペシャル『アイ・アム・冒険少年』が世帯3.2%、21時からの『CDTVライブ!ライブ!』が世帯3.5%でした。その2週間前は同じ並びで世帯2.5%、世帯3.7%です。世帯がこれだけ低ければ、当然コア視聴率も低いです。他の特番だと、もう少し高くて世帯5~7%台の時もありますけど、コアで他局と戦えるレベルにはあまりならない。だから、テコ入れとして『クレイジージャーニー』を月曜21時台に持ってくるわけです」(前出・TBS関係者。以下同) 秋の改編では、『CDTVライブ!ライブ!』が現在の月曜21時台から20時台に時間帯が繰り上げられる。「『CDTVライブ!ライブ!』はコア視聴率を取ろうと若年層に人気のある歌手を出演させていますが、それも数字につながっていない。若者は好きな歌手の歌はYouTubeやサブスクなどネットで見たり聞いたりしていて、わざわざテレビで見るという習慣がないのかもしれません。主に世帯視聴率3~4%台で普通なら打ち切りになってもおかしくないですが、大型の音楽特番のためアーティストとの関係性を保つ意味合いもあって、ゴールデンタイムに残している面もあるでしょう」『CDTVライブ!ライブ!』を他の曜日へ移動させる選択はなかったのか。「火曜はNHKに『うたコン』、金曜はテレビ朝日に『ミュージックステーション』と他局に音楽番組がありますし、水曜と木曜はTBSのゴールデンタイムからプライムタイムにかけての流れが悪くない。土曜は『世界ふしぎ発見!』『情報7daysニュースキャスター』、日曜は『日曜劇場』がある。その前に数字の低いコンテンツを持ってくると、看板番組の視聴率にも影響しかねないので、消去法的に月曜に落ち着いたのでしょう」 こうして、異例の復活となる『クレイジージャーニー』は月曜21時台に落ち着いたようだ。「今年に入ってテレビの総個人視聴率(PUT)が低下しており、『テレビ離れ』が今まで以上に加速している。だから、知名度のある『クレイジージャーニー』を復活させたいという意図もあります、また、この2年間、日本人はコロナ禍で海外旅行を自粛してきたので、世界各国の“未知の映像”は需要があるんじゃないかと期待しています」『クレイジージャーニー』がTBSの月曜ゴールデンタイム復活のカギを握っている。
2022.06.27 16:00
NEWSポストセブン
夜行列車を見送る人がホームにあふれていた。写真は昭和34年。提供:JR東日本
開業150周年、懐かしの鉄道旅 昭和30年代には“修学旅行専用列車”が誕生
 ここ数年、コロナ禍で旅に出たい気持ちにがまんを強いられたが、今夏は感染状況もやや沈静化。久々に旅に出かけられそうだ。特に今年は日本の鉄道が開業150周年を迎え、電車旅に注目が集まっている。そこで、日本の発展の原動力となった鉄道旅の魅力を“懐かしの写真”とともに振り返る。【夜行列車】夜の車窓から見える灯りが旅人を感傷的にさせた「終戦の日も鉄道は動いていたそうですが、これが戦後復興の原動力になりました。GHQ統治下でできた進駐軍専用列車が鉄道の速達化につながり、昭和20年代半ばには特急や急行が復活。私自身、父の郷里が熊本の天草で、東京〜長崎間を走る寝台特急の『さちかぜ』や『さくら』に何度も乗ったことが原体験になりました」と言うのは、鉄道ジャーナリストの松本典久さん。 漫画で鉄道の魅力を伝え続けているやすこーんさんも、「14年前に初乗車した寝台特急『はやぶさ・富士』での体験が新鮮でした」と言う。 また、文筆家の蜂谷あす美さんは、寝台列車の思い出について、「いつも電車の中では本を読むのに、高校時代に福井から青森まで寝台特急『日本海』に乗ったときは、まったく読まずに家々の灯りを眺めていたのを覚えています」と話す。 夜汽車の旅には、人を魅了する何かがあるのだろう。【新婚旅行】熱海や宮崎が賑わった! 鉄道ハネムーンの時代 幕末に坂本龍馬と妻・おりょうが九州の霧島に出かけたのが日本のハネムーンの始まりとされているが、鉄道事情で新婚旅行も様変わりする。 戦後まもなくは地元近辺に出かけていたが、昭和30年代後半になると鉄道でのハネムーンが人気になっていく。「昭和30年代、高度成長期に入ると、熱海や宮崎が新婚旅行先として大人気になりました。私の両親も新婚旅行で熱海に行っています。 なぜここが人気を得たかというと、熱海は戦前から人気の場所。宮崎は昭和42年から京都〜宮崎間に臨時急行『ことぶき号』が登場し、関西はもちろん、東京からも新幹線の乗り継ぎで旅行しやすくなったためです」(松本さん) 当時、新婚夫婦だけが購入できた「ことぶき周遊券」には、旅立つふたりの見送り用に「ことぶき入場券」が10枚ついていたという。 また昭和43年には、京都・大阪方面と宮崎をつなぐ寝台特急「彗星」の運行が始まり、宮崎を目指す新婚夫婦が急増。日南海岸がハネムーンの聖地となっていたのを懐かしく思う人も多いだろう。【修学旅行】新幹線登場前、子供たちは「修学旅行専用列車」で全国へ 日本の修学旅行は、明治15年、栃木の中学校の生徒たちが先生に引率され、東京・上野で勧業博覧会を見学したのが始まりとされる。 その後、戦後の高度成長期になると大量輸送できる列車やバス利用が主流となり、昭和34年には東京都中学校連合の「ひので号」、京阪神三市中学校連合の「きぼう号」という修学旅行専用列車が誕生する。以来、昭和40年代前半にかけて近畿・中国・九州などエリアごとに修学旅行専用列車が登場した。 写真は昭和34年の品川駅から出発する修学旅行専用列車「ひので号」の出発前風景だが、この時代は品川駅周辺に高い建物がまだ何もないことがわかる。「ぼくが中学生のときの修学旅行も『ひので号』で、東京から京都・奈良と関西方面に行きました。クラスメートと一緒の電車で旅するのはやっぱり特別で、高揚感がありましたね」(松本さん) 一方、30代の蜂谷さんの修学旅行は、新幹線の旅だ。「地元の福井から米原駅に出て新幹線に乗り換えたのですが、『乗り遅れたら大変だ』と体育館で整列して新幹線に乗り込む練習を何度もさせられたのを覚えています」 写真は昭和45年の修学旅行での新幹線の車内風景。この年はちょうど大阪万博の開催年だけに、おそらく関西方面を訪れた修学旅行生も多かったのではないだろうか。 修学旅行写真から時代時代の空気が伝わってくる。【鉄道と歌】唱歌から歌謡曲、フォークまで、旅心をそそる名曲多数 鉄道は明治・大正・昭和・平成・令和と5つの年号をまたぐほど歴史が長い。それだけに、鉄道唱歌からJ-POPまで、鉄道にまつわる曲の記憶は世代ごとにさまざまだ。「私は母親の影響で、中島みゆきの『ホームにて』やチューリップの『心の旅』『せめて最終電車まで』などの曲が好きで、よく聴いています。かつては上京や別れ、望郷などを鉄道絡みで歌った名曲が多かったのに、私の世代では少ないんです」(蜂谷さん) 表に挙げたCMソングやヒット曲はほんの一部で、これ以外にも隠れた鉄道絡みの名曲はたくさんある。この夏は、わが心の鉄道ソングを口ずさみながら、思い出に残る鉄道旅を楽しんでみてはどうだろう。【プロフィール】鉄道ジャーナリスト・松本典久さん/1955年東都京生まれ。鉄道をテーマに著作活動を行う。著書に『紙の上のタイムトラベル 鉄道と時刻表の150年』(東京書籍)など。漫画家・やすこーんさん/1968年青森県生まれ。駅弁や駅そばが好きな女性漫画家で、寝台特急『サンライズ』の大ファン。『やすこーんの鉄道イロハ』(天夢人)など著書多数。旅の文筆家・蜂谷あす美さん/1988年福井県生まれ。祖父が元国鉄の車掌。慶応大学では鉄道研究会所属。JR全線完乗済。『女性のための鉄道旅行入門』(天夢人)など。取材・文/北武司※女性セブン2022年7月7・14日号
2022.06.27 16:00
女性セブン
エアコンなしで厳しい暑さを乗り切るのは…
熱中症死亡者の過半数が「家庭」で発症 大半は「エアコンを使用していない」
 今夏も猛暑が日本列島を襲いそうだ。6月21日に気象庁が発表した3か月予報(7~9月)によると、梅雨明けから一気に気温が上昇し、全国的に暑さが続くという。気象予報士・森朗氏が解説する。「猛暑をもたらす太平洋高気圧とチベット高気圧の北側への張り出しが強くなり、南から湿った空気が大量に流れ込むため、高温多湿になることが予想されます。気温に加えて湿度が高い日は熱中症のリスクが高まるので、十分な警戒が必要です」 総務省消防庁のデータによると、2010年以降、熱中症による救急搬送者(6~9月)は全国で大幅に増加した。記録的猛暑だった2018年は9万人を超え、以降も6万人以上で推移。なかでも65歳以上の人の割合が高く、2018~2021年は48~58%とこちらも増加傾向にある。 さらに注目すべきは、自宅に居ながらにして熱中症にかかるケースが多いことだ。厚労省人口動態統計(2018年)では、熱中症の死亡者のうち56.5%が「家庭」で発症している。高齢者の熱中症死亡事故は、どのような状況で起きているのか。 2020年8月には、東京・足立区に住む90代の夫と80代の妻が自宅で熱中症を発症し死亡しているのが見つかった。夫は1階の居間で、妻は台所で倒れていたが、エアコンはなく、発見時は送風機1台が作動していただけだったという。 同じ日の早朝、栃木県では70代の女性が布団の中で熱中症を発症し亡くなっているのが発見された。女性は普段から就寝前にエアコンを切っており、発見時もついていなかった。前夜は熱帯夜だった。 さらに同日未明、埼玉県で88歳の男性が木造平屋の自宅で痙攣を起こし、意識を失って病院に搬送されたが、その後死亡した。室内にエアコンはあったが、故障していて窓は閉め切ったままだったという。修理をしていれば… 2018年7月には、東京・板橋区で一人暮らしの80代の父親が亡くなっているのを朝、実家を訪れた息子が発見。エアコンが故障していたが、実は息子は修理を手配済みだった。ところが、亡くなる前日に訪れた修理業者を父親が「エアコンは嫌いだ」と断わってしまったのだという。 熱中症で危険なのは自宅ばかりではない。2018年8月、岐阜県の病院でエアコンが故障した部屋に入院中の80代の患者5人が相次いで死亡した。エアコンの故障が死亡を招いたとして、病院院長が業務上過失致死容疑で書類送検された(嫌疑不十分により不起訴)。 これらの事例に共通するのは、熱中症発症時、エアコンを使用していなかったことだ。 2020年の東京都監察医務院データによると、東京23区内の屋内における熱中症死者の実に9割がエアコンを使っていなかった。その内の約5割はエアコンを「設置していたが使用していなかった」「故障していた」とされる。 熱中症といえば“屋外の炎天下”というイメージがあるため、過半数が屋内で起きていることは意外に感じられるかもしれない。この夏は政府の節電要請などでエアコンの使用を控える人が増えるとみられているが、屋内では適切なエアコンの使用を心がけたほうがよさそうだ。※週刊ポスト2022年7月8・15日号
2022.06.27 11:00
週刊ポスト
「週刊ポスト」本日発売! 聞き飽きた「年金100年安心」の大嘘ほか
「週刊ポスト」本日発売! 聞き飽きた「年金100年安心」の大嘘ほか
 6月27日発売の「週刊ポスト」は、選挙列島に吹き荒れる政界醜聞と嘘の連呼を暴くプレミアム合併号。前号で好評だった相続テクニックでは、続報として「認知症の相続」を徹底解説。思わぬ落とし穴が次々と……。1等7億円のサマージャンボ宝くじプレゼント企画もあります。今週の見どころ読みどころ◆雲隠れの「パパ活」吉川代議士が被害女性のバイト先に押しかけていた18歳女性に飲酒させ、ホテルの部屋に連れ込んで卑猥な行為に及んだうえ4万円を払った疑惑を本誌が報じた吉川赳・代議士は、自民党を離党して雲隠れしたまま一向に有権者への説明も議員辞職もする気配がない。このままなら6月末には約300万円のボーナスまで支払われることになる。国民からは隠れ続ける吉川氏が、本誌の直撃を受けてから取った異常な行動を明らかにする。◆茨城別荘「監禁・死亡事件」の裏にあった「同人モデル」の危険なお仕事都内在住の23歳女性が茨城県の山林で遺体となって発見された事件。監禁容疑で逮捕された33歳の容疑者と被害者はSNSで知り合ったとみられているが、そもそも両者が会った目的は何だったのか。容疑者には女性に乱暴した過去があり、被害者には「同人モデル」としての顔があった。月収100万円以上だったという、そのお仕事の中身とは……。◆まさかまさかの「阪神タイガース日本一」の可能性が見えてきた!交流戦を境に上昇気流に乗った阪神に、一時はブーイング一色だった在阪マスコミやファンから喝采が起きている。まだブルペンの不安や正捕手不在など課題はあるが、OBや解説者たちからも「優勝もあり得る」「日本一は射程圏」といった声が上がった。エモやんこと江本孟紀氏は、「監督の力は関係ないが(笑)、巨人に勝ち越せるのだからもっと上に行ける」と言い切った。◆<スクープ>西村康稔・前コロナ相「政治資金で地元の玉ねぎ100万円お買い上げ」総裁選にも出馬した西村康稔・前コロナ相は永田町で「贈り物マニア」として知られる。資金管理団体の収支報告書によれば、コロナ前には年間800万円以上の「お土産代」を政治活動費として拠出していた。そしてこの夏、なんと100万円もの政治資金をつぎ込んで地元・淡路島の玉ねぎを購入し、自民党内はもちろん、野党議員にまで「お中元」として配っていた。政治資金を研究する専門家も法的問題を指摘した。◆健康不安説のプーチンがボディガード部隊に命じた“汚れ仕事”イギリス諜報機関などは、プーチン大統領が重大な健康不安を抱えており、この夏にも表舞台から消えると分析しているとされる。ウクライナの行く末だけでなく世界経済と国際安保体制にも与える影響が大きいだけに、各国ともプーチン氏の病状をつかもうと必死の情報戦が繰り広げられている。プーチン氏はその判断材料とされることを防ぐため、ボディガードたちに、「自分のすべての排泄物を回収せよ」と命じた。◆朝の顔になったTBS安住紳一郎アナに、泉ピン子が「久米宏になれ」フリー転身の噂が何度もあったなかで局アナにこだわり続け、いまやTBSの顔といってもいい盤石の地位と人気を得た安住アナ。若き安住と共演して「何かできる子」だと才能を見抜いた泉ピン子は、「念願の朝の顔になった。いずれは久米宏さんのような夜のニュースをやってほしい」とエールを送った。ほかにも安住アナの“秘密”を知る吉川美代子アナらが貴重な証言を寄せた。◆「年金100年安心」どころか「下げ続ける謀略」で安倍と岸田が手を組んでいた参院選では、与党候補の多くが有権者の関心が高い年金について「100年安心」と連呼している。しかし、自公政権は10年も前から年金カットを巧妙に進めてきた“実績”がある。安倍政権では6.5%も支給額が減らされたし、岸田内閣はその流れを加速させて今年から0.4%のカットを決めた。経済政策ではことごとく対立する新旧首相は、年金カットだけは手を結んで国民を裏切り続けている。その悪辣な企みを明らかにする。◆その心意気やヨシ!「値上げしない」「値下げする」地方企業のド根性物価高騰で苦しむのは庶民も企業も変わらないが、地方企業では商品価格の据え置きや値下げの動きもある。アナリストは「地元で求心力を高めることは将来への投資になる」と分析するが、言うは易く行うは難し。庶民に寄り添う企業の心意気を聞いた。◆石川地震もドンピシャ!「地下天気図」が警告する「次の危険地帯」6月19日に発生し、石川県珠洲市で震度6弱を記録した地震について、すでに本誌は5月20日号で「珠洲市の異常な地表隆起」を報じていた。さらに6月10日・17日号でも「6月22日までに中部で巨大地震」と警告した。「珠洲市の異常」をキャッチしていた「地下天気図」の最新データを緊急掲載。京都、紀伊水道に新たな異常が発生していることが判明した。◆『トップガン』36年目の感動をカラーグラビアでプレミア公開!封切りされるやいなや大ヒットを記録している『トップガン マーヴェリック』は、前作から36年の時を経て、当時のトム・クルーズのカッコよさにシビれた世代が再び感動に包まれている。還暦を迎えたトム・クルーズは、今作でもスタントマンやCGを極力避け、体当たりの演技で空に舞う。「全中高年が泣いた」と称賛される作品の珠玉のシーンを集めた。◆宮川大助「コップ2~3杯も浣腸しないと出ない」地獄の苦しみの原因国内に推定500万人もの患者がいるとされる脊柱管狭窄症だが、これをただの「腰痛」と甘く見てはならない。歩行や生活に困難が生じるのは当然として、実はよくある症状が「排泄障害」だ。この病気に苦しんだ漫才師の宮川大助は、一時は大量の浣腸がないと排泄できないほど症状が悪化したという。なぜそうなるのか、どうすれば防げるのか、専門医たちのアドバイスを聞く。◆<ぶち抜き13ページ>ボケる前にやらないと後悔する「相続」28か条と8パターン「良い相続」とはなんだろう。人によって価値観は違えど、簡単であること、財産を減らさないこと(節税)、家族が平和であることなどは共通の願いだろう。そのノウハウを詳報した前号企画は大きな反響を呼んだが、実は忘れてはいけないのが「認知症」の影響だ。どんなに準備しても、ノウハウを知っても、認知症になれば一切の法的手続きができなくなる。認知症と相続の難しい関係にこだわった総力リポート。※全国の書店、コンビニで絶賛発売中!
2022.06.27 07:00
NEWSポストセブン
河西健吾が語るこれからの展望は(写真/五十嵐美弥)
声優・河西健吾が語る声優業界で生き残るための戦略「原作はあえて読まないようにしている」
『鬼滅の刃』の時透無一郎、『東京リベンジャーズ』の河田ナホヤ、『Dr.STONE』のあさぎりゲンや『ヒプノシスマイク -Alternative Rap Battle-』の躑躅森盧笙(つつじもり・ろしょう)役などさまざまな話題作に出演する河西健吾(37)。 数多くのキャラクターを担当してきているが、声の特徴とキャラクターの個性がピタッとはまっている印象を受ける。彼が担当したキャラクターを思い出す際に、声も一緒に浮かんでくるという人も多いのではないだろうか。 第一線で活躍を続ける河西だが、インタビューで見えてきた素顔は、まさに戦略家。「声優」という仕事と徹底的に向き合い、周りが何を求めているのかに対してアンテナを張り続け、セルフプロデュースに余念がないのだ。「実は、お仕事を始めてすぐは、熱血系のキャラクターをやりたいなと思っていたんです。熱血系キャラを担当することが多い声優の関智一さんの演技は、子どもの頃の僕にすごく影響を与え、それは大人になっても変わらないままでした。 ただ、声優として勉強をしていく中で、僕の声質はそっちにはあまり向かないなということがだんだんわかってきました。そして、いろいろな話を聞いて“必要な情報を得ること”や“相手が求めるものを考える”ことの大切さを感じるようになりました。僕はどちらかというと少しクセのあるキャラクターとか謎があるキャラクターの役を多く演じているので、それで知ってくださっている人が多いのかなと思います。なので、今はそういう方向性を重視して、自分を磨くようにしています」  “やりたいこと”と“できること”そして、“求められること”を俯瞰して見て、どうこの世界で生き残っていくのかを戦略的に考え、自分の武器を磨き上げていく──。その姿は、彼が演じるキャラクターの中に通じるものがあるようにも感じる。「演技の教科書は先輩声優です。ただ単に学ぶだけではなく、そこに自分なりのスパイスを入れられるように意識して作っていくというのが、なんとなくの僕のスタンスです。特に自分が学生時代に見てきたアニメの声優さんの演技からは、非常に影響を受けています。多くの人の演技を取り入れていきたいと思っていますが、特に関智一さんや『銀魂』桂小太郎役で有名な石田彰さんには影響を受けていますね。 ただ、この職業についてから、アニメをリアルタイムで観ることは減りました。自分の演技を磨くために学び、吸収しようと意識しているのは過去のアニメや現在のアフレコ現場です。リアルタイムのアニメは、役者の顔が浮かんでくることがある。ストーリーがとても好みなものは観ますが、役者の顔がちらついて集中できないものに関しては観なくなりました」 “必要な情報を得ること”や相手が求めるものを考えること”を常に意識して行動をしているというが、仕事をする上であえて収集しない情報があるという。「原作は基本的に読み込みすぎないようにしています。原作は原作、アニメはアニメです。以前、原作が大好きなアニメ作品とのご縁があったんですが、その作品のとあるシーンで監督の方向性と僕の中でのズレがありました。原作で読んできたこのキャラクターはこんな表現はしないというふうに頑なになってしまった。 リテイクを重ねるなかで、僕の中でもなかなか整理ができませんでした。その後オンエアを観ましたが、自分の演技としては中途半端だったと思いました。 アニメってチームでひとつの作品を作っていて、最終的な決断を下すのが監督。監督の頭のなかに皆さんにお届けする一話一話の全体像があるんです。そんな中、『僕はこれがいい!』って言ってもうまくまとまらないし、原作を知った演技になってしまうのもよくないと思うようになりました」 学生時代から、周りを見て、自分に今何ができるのかということを考えていたという河西。今の仕事をスタートさせて、より周囲を観察することが多くなった。「仕事に限らずですが、観察して行動を起こして喜んでもらえたらそれでよしだし、もし失敗したら何がダメかを考えて次に繋げようって感じです。今の僕って、本当に石橋を叩いて渡るタイプですよ。なにかしら新しいことをやるときの一歩はものすごく慎重に踏み出していると思います。でも、もし失敗したとしても、くよくよはしないですね。オーディションも沢山落ちますけど、凹んだりせず次にどう活かそうかなとすぐに考えます」 そんな石橋を叩くタイプの河西が、最近チャレンジした方がいいと感じているのが「個人発信」だという。「声優に限らず、エンタメに携わる人にとって、個人の力が強くないと生き残っていけないだろうなと感じています。僕もそれなりにキャリアを積んできましたが、全然安泰でもなんでもない。僕らは僕らなりに頑張らないといけなくて、その中のひとつが自分の魅力やできること、興味関心分野を多くの人に知ってもらうこと。 趣味だったり興味のあることを黙々と発信し続けて、観てくれるファンの方やそれこそ僕たちを起用する側の人の目に留まればいいなと思っています」 最近はTwitterをメインにして、ファンの方と交流しているというが、ここでも“河西らしさ”が溢れている。「日課は天気のツイートです。Twitterで発信するにあたって、“おはよう”とかあたりさわりのないことでもいいかなぁと思いましたが、せっかくツイートするならば、誰かの役に立つものにしようかなと思ってはじめました」 個人のSNSでも周りが求めるものをツイートしたいと考える河西。毎朝のツイートを頼りに一日の服装を決めている人もいるのではないだろうか。「他の役者仲間からも『朝の天気ツイート見ています!』と言われることもあって、やめられなくなっちゃいましたね。正直、いつお天気情報のツイートをやめてもいいんですが、やめ時を見失っていますね。やめるときは“お前らのために天気をつぶやくのはもうやめる!!!”って言ってやめようかなと思っています(笑)。まだまだやめる予定はないですけどね。 演技力を磨くことが大前提ですが、こういうふうに発信して目に留めていただくというのが本当に大事な時代になってきていると思います。それこそYouTubeなども多くの声優さんがスタートさせています。パソコンなどが苦手なので、なかなか二の足を踏んでいますが、機会があればやってみたいですね」 最後に今後の大きな展望を聞いてみると“タワーマンションを買えるくらいに稼ぎたいですね!”と笑いながら場を和ませてくれた──。◆取材・文/赤木雅彦、田村菜津季 撮影/五十嵐美弥プレゼントキャンペーンを実施します! NEWSポストセブンで始まった声優インタビューシリーズ(#NPS声優)の第4回ゲストは河西健吾さん! NEWSポストセブンの公式Twitterアカウントと連動した本企画では、フォロー&リツイートしていただくだけで応募できる、読者の皆さまへのプレゼントキャンペーンを実施いたします。応募方法の詳細は次ページよりご確認ください。応募方法1)NEWSポストセブンのTwitter公式アカウント(@news_postseven)をフォローしてください。2)NEWSポストセブンのTwitter公式アカウントのキャンペーン情報をリツイートしたら応募完了です。賞品の当選通知はTwitterのダイレクトメッセージにてご連絡いたします。Twitterの登録を解除されますと、メッセージが受け取れなくなりますのでご注意ください。——————————————————————プレゼント河西健吾さん   直筆サイン入り生写真3枚とサイン入り色紙3枚 合計6名様*プレゼントの指定はできません。——————————————————————応募締め切り2022年7月4日(月)23時59分までの応募が抽選対象になります。——————————————————————ご注意事項・キャンペーン応募にはTwitterへの登録( https://twitter.com/ )が必要になります。・Facebookアカウントでファン登録をしてもキャンペーン応募にはなりませんのでご注意ください。・既に@news_postsevenのTwitterをフォローいただいている方もキャンペーン応募の対象になります。・当選者にダイレクトメッセージで連絡が取れない場合は、当選が無効となる場合があります。・本キャンペーンは予告なく変更される場合があります。・リツイート時に記載されたキャンペーンURLを変更、削除した場合は抽選の対象外になります。・ご住所が不明などの理由で賞品がお送りできない場合は、対象外とさせていただきます。・当選者にはNEWS ポストセブン公式Twitterアカウント(https://twitter.com/news_postseven)よりご連絡差し上げます。お名前・送付先情報をいただきます。・いただいた個人情報は送付以外他の目的には使用しません。・当選者の発表は発送をもって代えさせていただきます。当選の有無に関してのお問い合わせには対応できません。あらかじめご了承ください。・賞品の転売行為や、複製は固く禁じます。——————————————————————個人情報の取扱について小学館プライバシーポリシー/ソーシャルメディアポリシー(http://www.shogakukan.co.jp/privacy_policy)をご参照ください。
2022.06.27 07:00
NEWSポストセブン
なぜ小室圭さん・眞子さん夫婦にこだわるのか?(時事通信フォト)
小室圭さん・眞子さん夫婦を追い続ける英紙「デイリー・メール」執念の源泉
〈眞子さんは、黒の無地のTシャツに、裾を絞ったバギージーンズというカジュアルな服装だった。アディダスの淡いグリーンのスニーカーにクロスボディバッグ、そしてマスクを身に着けていた〉〈市内の法律事務所で事務員をしている小室圭さん(30)は、黒のスーツに襟を開いた白いボタンダウンのシャツという出勤姿だった〉 6月7日、英紙「デイリー・メール」が、米ニューヨークで生活する小室さん夫妻の近況を報じた。20枚以上の写真を掲載した上で、夫婦のファッションチェックから始まり、小室さんが3度目の司法試験に臨もうとしていること、眞子さんが美術館で無報酬のボランティアをしていることなどを詳報した。「夫婦の渡米後はいくつかの海外メディアが現地での生活ぶりを取り上げましたが、半年以上経ったあとも2人を追い続けているのはデイリー・メールだけです。複数のカメラマンがマンションを張り込んでいるようで、執念を感じます」(皇室ジャーナリスト) デイリー・メールは小室さんの2度目の司法試験結果が発表された4月にも近況を報じており、その際も張り込んで撮影した夫婦の近影を掲載した。なぜここまで2人にこだわるのか。 英王室に詳しいジャーナリストの多賀幹子氏が語る。「それだけ小室夫妻に対する読者の興味関心が高いということです。デイリー・メールは英国の大衆紙として最も古く、読者層は中産階級の英国人が多い。彼らはもともとロイヤルファミリーへの憧れがあります。 英国ではヘンリー王子とメーガン夫人が王室を離脱して米国に移住しており、小室夫妻は境遇が似ている。英国民は小室夫妻にヘンリー王子夫妻を重ね合わせて見ている部分があるのです。デイリー・メールはそうした読者層の関心に応えるために、小室夫妻を追い続けているのでしょう」 英国でも小室さん夫妻への関心は高いようだ。※週刊ポスト2022年7月8・15日号
2022.06.27 07:00
週刊ポスト
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2022.06.27 07:00
NEWSポストセブン

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