ライフ

月1~2回のエアコンフィルター掃除で2.7%の電力カットに

 日本全国で節電への協力が呼びかけられているなか、すでに主婦たちからは“節電疲れ”のため息も聞こえてきている。では、主婦たちの大きな負担にならないような、簡単できて効果の大きい節電法とは、どんなものなのだろうか。節約アドバイザーの丸山晴美さんは、家庭で使う電気の4割以上を占めるエアコンと冷蔵庫に注目する。

「エアコンは使わないのがいちばんですが、月1~2回のフィルター掃除をするだけで運転時の消費電力を年間約2.7%カットできます」(丸山さん)

 一方、冷蔵庫の節電には“食材をつめこみすぎない”ことが重要だという。

「容量の半分程度にしてすき間を作れば、消費電力量は年間約5.8%減らせます」(丸山さん)

 計画停電が行われている関東地方で節電が必要となるのは当然のことだが、西日本ではどうなのか。西日本の家庭で節電すると、関東地方の電力不足解消につながるのだろうか…。

 東西の電力会社は、それぞれ使用する発電機の周波数が異なっている。現在3つの周波数変換施設があるが、これらをフル稼働しても送電できるのはわずか100万kW。そのために、西日本でいくら節電しても、東日本の電力不足への協力にはつながりにくい。

 ちなみに、実は節水も節電につながるという。

「浄水や各家庭への配水、下水処理など、すべての段階で電気を使用しています。節水すればそれだけ浄水量なども減り、節電効果があるんです」(丸山さん)

※女性セブン2011年4月14日号

関連キーワード

トピックス

“赤西軍団”と呼ばれる同年代グループ(2024年10月撮影)
《赤西仁と広瀬アリスの交際》2人を結びつけた“軍団”の結束「飲み友の山田孝之、松本潤が共通の知人」出会って3か月でペアリングの意気投合ぶり
NEWSポストセブン
アメリカから帰国後した白井秀征容疑(時事通信フォト)
「ガイコツが真っ黒こげで…こんな残虐なこと、人間じゃない」岡崎彩咲陽さんの遺体にあった“異常な形跡”と白井秀征容疑者が母親と交わした“不穏なメッセージ” 〈押し入れ開けた?〉【川崎ストーカー死体遺棄】
NEWSポストセブン
ジャンボな夢を叶えた西郷真央(時事通信フォト)
【米メジャー大会制覇】女子ゴルフ・西郷真央“イップス”に苦しんだ絶不調期を救った「師匠・ジャンボ尾崎の言葉」
週刊ポスト
元交際相手の白井秀征容疑者からはおびただしい数の着信が_(本人SNS/親族提供)
《川崎ストーカー死体遺棄》「おばちゃん、ヒデが家の近くにいるから怖い。すぐに来て」20歳被害女性の親族が証言する白井秀征容疑者(27)の“あまりに執念深いストーカー行為”
NEWSポストセブン
赤西と元妻・黒木メイサ
《赤西仁と広瀬アリスの左手薬指にペアリング》沈黙の黒木メイサと電撃離婚から約1年半、元妻がSNSで吐露していた「哺乳瓶洗いながら泣いた」過去
NEWSポストセブン
前回のヒジ手術の時と全く異なる事情とは(時事通信フォト)
大谷翔平、ドジャース先発陣故障者続出で急かされる「二刀流復活」への懸念 投手としてじっくり調整する機会を喪失、打撃への影響を危ぶむ声も
週刊ポスト
単独公務が増えている愛子さま(2025年5月、東京・新宿区。撮影/JMPA)
【雅子さまの背中を追いかけて単独公務が増加中】愛子さまが万博訪問“詳細な日程の公開”は異例 集客につなげたい主催者側の思惑か
女性セブン
不倫疑惑が報じられた田中圭と永野芽郁
《永野芽郁のほっぺたを両手で包み…》田中圭 仲間の前でも「めい、めい」と呼ぶ“近すぎ距離感” バーで目撃されていた「だからさぁ、あれはさ!」
NEWSポストセブン
連日お泊まりが報じられた赤西仁と広瀬アリス
《広瀬アリスと交際発覚》赤西仁の隠さないデートに“今は彼に夢中” 交際後にカップルで匂わせ投稿か
NEWSポストセブン
不倫疑惑が報じられた田中圭と永野芽郁
《離婚するかも…と田中圭は憔悴した様子》永野芽郁との不倫疑惑に元タレント妻は“もう限界”で堪忍袋の緒が切れた
NEWSポストセブン
成田市のアパートからアマンダさんの痛いが発見された(本人インスタグラムより)
《“日本愛”投稿した翌日に…》ブラジル人女性(30)が成田空港近くのアパートで遺体で発見、近隣住民が目撃していた“度重なる警察沙汰”「よくパトカーが来ていた」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! トランプ圧力で押し寄せる「危ない米国産食品」ほか
「週刊ポスト」本日発売! トランプ圧力で押し寄せる「危ない米国産食品」ほか
NEWSポストセブン