節約は日々の努力から。家事を見直すことでも、簡単に節約につながるというのは、節約アドバイザーの丸山晴美さんだ。
丸山さんは、家事での節約3か条として、【1】料理はパズル、【2】最後まで無駄なく、【3】冷蔵庫&電子レンジ活用の3つを挙げた。
料理するときに、まるでパズルのように、現在残っている食材を組み合わせてメニューを考案したり、残り物は他のメニューになるかなどいつも頭を鍛えている状態にすること。たとえ野菜の切れ端でもおろそかにしない癖をつけたい。また冷蔵庫や電子レンジは何となく使ってしまうとかえって電気を消費してしまうので、常に節約・時短を意識して使うようにしよう。
「よく“節約は食費から”といわれますが、冷蔵庫にあるものや残り物をアレンジするなど楽しみながら料理すると節約上手になれます」(丸山さん)
気になる冬の暖房費も、料理や食材次第でおさえることができるという。
「主婦が体を冷やさないためにはフリースの袖を切って家事用にするのがおすすめ。また、黒糖しょうが紅茶は体が温まるので、冬はいつも飲んでます」(丸山さん)
冷蔵庫をより上手に使いこなすのもポイント。たとえば冷蔵庫に入れなくていい調味料や野菜を出すだけで、庫内が整理され、冷蔵効率が上がる。
「ビールも詰めすぎると冷蔵効率が下がるので、飲む分だけ冷やすのがいちばんの節約。私がよくやるのは冷蔵庫のドアにレシートを貼って庫内の在庫管理に役立てるという方法です」(丸山さん)
レシートは情報の宝庫なので買い物力強化にも役立ちそう!
※女性セブン2011年12月8日号